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これは人災である

  • 2009/11/19(木) 01:10:48

 日本の2009年第3四半期(7~9月)国内総生産(実質GDP)が発表され、市場予測を大きく上回る1.2%(年率換算4.8%)のプラス成長を記録した。

GDPの詳しい内訳 

リンク先の表を詳しく見てみると、第2四半期(4~6月)は公共投資(公的資本形成 7.7%増)を増やして景気を下支えしていたのに対し、第3四半期では個人消費(民間最終消費支出 0.7%増)が回復してきているのが目立つ。民間企業の設備投資(1.6%増)も最悪期から脱しつつあるようだ。

特に個人消費の経済成長寄与度が、純輸出と並ぶ0.4となっている。

どうして個人消費が伸びたのかを推測すると、やはり家電のエコポイントやエコカー減税といった政策により個人消費がうながされ、それが企業の設備投資や在庫品の増加につながったのではないかと思う。

つまり年率換算4.8%の経済成長というポジティブ・サプライズは、麻生政権の経済政策が適切であったという証拠なのではないか。

 麻生政権が国民の生活を守る政策をちゃんとやっていたにもかかわらず、「政権交代。」というワンフレーズにすっかり取り憑かれた多くの国民は8月末に民主党を選択した。
 
麻生政権の景気の下支え策の効果が今出ており、世界経済も底を打ち上昇の兆しを見せている。

以前にも言ったが、いま誰が政権をとってもよほどの下手を打たない限り”日本経済の救世主”という地位は約束されたようなものなのだが、経済政策が素人同然で「成長戦略が無い」とずっと言われ続けている鳩山政権はそれを生かせない。

「株価は経済の先行指標」と言われるが、サブプライムバブルで日本より深い傷を負ったはずの欧米の方が順調に株価が回復しているのに、日本は大きく出遅れている。

米ダウ 

英FTSE 

日経平均 

今のところマーケットは「鳩山政権の経済政策は買い」とは見ていないようで、実感を伴わない日本の景気回復は「鳩山政権による人災」ではないのか。

 さて、鳩山政権による「無駄を省くための事業仕分け」が連日マスコミに取り上げられているが、本来必要な政策までバッサリと切られてしまっている。

まさに人気とりのためのショー、無駄省きゴッコと化している。

日本は資源のない国であり、高い技術力が経済成長の生命線だ。

だが鳩山政権はスーパーコンピューターの開発費を「無駄」と決め付け、バッサリと切り捨てたというニュースは皆さんも良くご存知だろう。

さらに”深海地球ドリリング計画”の予算が切られたことは日本の国益にとって大変な損害だ。

わが国は広大な経済水域(EEZ)を持つ海洋国家であり、領土とEEZをあわせると世界6位の大国となる。

広大な海底にはレアメタルなどの鉱物資源や石油・天然ガスといったエネルギーの埋蔵が期待され、もし開発に成功すれば日本人の所得向上や雇用創出に大きく貢献するだろう。

それを掘り出すには深海の底を掘削する高い技術力がいるが、欧米の石油メジャーなどと比べると残念ながらかなり差をつけられてしまっている。

”深海地球ドリリング計画”は日本の深海開発技術力を高めるという戦略的な目的もあったのに、その重要性をまったく理解できない民主党政権によってバッサリと仕分けされてしまったのだ。

成長戦略がないとさんざん批判された鳩山首相は麻生政権の成長戦略をパクって、「海洋資源開発に焦点を当てることが大事だ」と表明したが、その場しのぎの単なる思いつき発言だったことがわかる。

「海洋資源開発に焦点を当てることが大事」ならどうして深海ドリル技術開発の予算をバッサリ切り捨てたのか。

 鳩山政権はエコポイント等の自民党の政策を継続するようだが、成長戦略はないわ、必要な将来の投資は切っちまうわ、まともな政策があっても自民党政権のパクリだわで、民主党のデタラメな経済政策で、われわれ国民の生活を支える仕事や収入はどうなってしまうのだろうか。

そして、この閉塞感は一体いつまで続くのだろうか。




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同感、同感!

おはようございます。donnatです。

まったく同感です。
経済の悪化によって、尻の重い与謝野(財務省)氏の肩を切って成立した補正予算。麻生総理に手足となって動く人材があれば、もっと良いものになったのでしょが、残念ながら現官僚のスタッフでは限界でした。その重箱の隅をつつくような報道で終わってしまった政権ですが、私の予想した通り民主党は経済政策に無能な集団でした。

切った予算をすべて、教育と技術開発に回すくらいの将来ビジョンがなければ、この国が終わってしまします。
教育支援は賛成ですが、その横で教師の能力向上を打ち切るのでは意味をなしません。
エコ25%を叫ぶだけで、開発支援に予算をつけないのでは鞭のみでは、企業は海外に逃げ出します。
こういう分野に国家投資することを世界に向けて表明しなければ、世界の投資家も日本の株やその他の投資を渋るのは当然です。

仮に質素倹約を重んじる政策に転換するのなら外国への援助も減額し、大それた国際公約など宣言せず、自らが一汁一采の生活を断行し、自らの給与から公務員の給与と減額へと、櫂よりはじめて頂きたいものです。

  • 投稿者: donnat
  • 2009/11/19(木) 08:35:13
  • [編集]

クロフネさん


いつも有意義なブログの執筆、お疲れさまです。

さて、鳩山政権の経済運営についてのご指摘ですが、おっしゃるとおりだと思います。クロフネさんは控えめに『今のところマーケットは「鳩山政権の経済政策は買い」とは見ていないようで』と述べておられますが、本音は『マーケットは早々に鳩山政権の経済運営にダメ出ししている』と言いたかったのではないでしょうか(笑)
実際、マーケットの動きを見てみますと麻生政権が解散を宣言した8月初旬から株価は横ばい、鳩山政権発足直後からは”下げ”をうかがう展開、そして数週間後には下落に転じています。この一連の相場模様は、明らかに市場が麻生政権の経済政策を支持していたのと同時に、鳩山政権の打ち出す政策の結果を読んでの展開といえるでしょう。
すなわち、選挙前から民主党政権では日本の継続的な景気浮揚は期待できないと市場関係者は読んでいたのです。そして、実際に閣僚の名前が取りざた(そして組閣)されると、各人は経済に与える影響も考えずに言いたい放題。これでは市場関係者が「やっぱり・・・」となるのも当然です。

とにかく、閣僚の顔ぶれを見てみますと民主党の”層の薄さ”は歴然としています。民主党の一番の経済通が藤井氏ということですが、彼は細川政権時代に経済運営に事実上失敗した人物です。また、彼らの取り巻きも榊原英資氏、寺島実郎氏、山口二郎氏など、どうも一筋縄ではいかない連中ばかりです。

わたしとしては、何も出来ないのなら、せめて何もしないでいてくれたらいいのですが、体面を取り繕おうとして変なことをしでかさないかが気がかりです。もうその兆候が見えますが・・・

  • 投稿者: 月光
  • 2009/11/19(木) 10:25:43
  • [編集]

鳩山政権に限らず

日本が衰退、乃至、滅ぶ方向へ手を打っていっている勢力は、
最終的に何が目標なのでしょうね?
我が国が滅んだ後、彼らは今以上に美味い汁が吸える公算があるのならばわかるのですが、
日本の政治家が、日本が滅んだ後においしい思いができるとは到底考えられません。

仮に、外国勢力によって何らかの便宜が図られる約束を取り付けていたとしても、
それが守られるという保証は確実ではないでしょうし・・・。

そのあたりが不明に過ぎ、それ故に暗澹たる思いが強くなっていきます。
外国勢力の影響下になく、志あって政治家となった人物はほとんどいないということは間違いなさそうなので、
志ある多くの人物が議員になり、多数派となるまでは当分この状況は続きそうですね。

それまで日本がもてばいいのですが。

  • 投稿者: 防人
  • 2009/11/19(木) 14:56:56
  • [編集]

今後を予想します

民主党には政権担当能力は無いので、見せ掛けの政治主導を演じながら、予算は財務省に丸投げする事になるでしょう。

官僚はそれなりの能力はありますから、日本が無茶苦茶になる事は無いとは思いますが、戦略的な転換は全く出来なくて、更に劣化した自民党が政治をやっているのと同じに成るのではと予想します。

それより小沢&鳩山が、金にまつわる不正を暴かれ、逮捕されるかどうかが気に成ります。
それに日本を毀損する闇法案と。

  • 投稿者: 八目山人
  • 2009/11/19(木) 18:00:20
  • [編集]

こんばんわ、donnatさん

> こういう分野に国家投資することを世界に向けて表明しなければ、世界の投資家も日本の株やその他の投資を渋るのは当然です。

私でも、民主党政権では日本株に投資する気が失せてしまいます。

彼らはビジネスや大企業を敵視しています。

国家が率先して産業界の足をひっぱるようでは、経済成長は望めません。


月光さん

>いつも有意義なブログの執筆、お疲れさまです。

お気遣い、どうもありがとうございます。(多くの方から、いつも温かいお言葉をかけていただき感謝しております)

>本音は『マーケットは早々に鳩山政権の経済運営にダメ出ししている』と言いたかったのではないでしょうか(笑)

まあ、鳩山政権が心を入れ替えて今後正しい政策に転換するという可能性もゼロではありませんから。でも限りなくゼロに近いのかも(苦笑)

>民主党の一番の経済通が藤井氏ということですが、彼は細川政権時代に経済運営に事実上失敗した人物です。また、彼らの取り巻きも榊原英資氏、寺島実郎氏、山口二郎氏など、どうも一筋縄ではいかない連中ばかりです。

藤井財務相はお飾りで、たぶんアドバイザーの榊原氏の言ったとおりにやっただけなんじゃないかと思います。

それがこのザマというわけではないかと。

以前のエントリーで「これは榊原不況」と申し上げた通りです。


防人さん

>日本の政治家が、日本が滅んだ後においしい思いができるとは到底考えられません。

目先の小得に惑わされて、将来の大災厄を招いていることが計算できないのでしょう。

”朝三暮四”に出てくる猿と同じです。


八目山人さん

>民主党には政権担当能力は無いので、見せ掛けの政治主導を演じながら、予算は財務省に丸投げする事になるでしょう。

実際、その兆しはありありと出ていますね。

日本郵政に財務官僚OBが天下ったのが象徴的ですが、政治主導といいながらその実、藤井財務相のような財務官僚OBが現役組と一緒になって動かしているのが民主党政権じゃないですか。

御簾に隠れている”ラスボス”は小沢幹事長ですけど。

私も、金銭スキャンダルが広く国民の目にさらされるのは何時なのか気になります。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2009/11/19(木) 23:42:01
  • [編集]

もう既に

事業仕分けなる物のマニュアル文書が財務省制作である事がばれています。
それ以外では民主党の言動と政策は感情移入と勉強不足と亡国指向のオンパレードです。
レンホー議員等は正に日本人の希望と将来を破壊する尖兵にしか見えません。
マスコミの狂いかたも大概ですが、本当にこいつらが選挙で票を得たのか?開票の公正さまで疑いを持ちつつある今日この頃です。

  • 投稿者: 火天大有
  • 2009/11/22(日) 14:25:54
  • [編集]

火天大有さん

政治経済のことが良くわからない普通の人々には、何か新しいことをやり始めたように見えてウケが良いようですね。

その中身にだいぶ問題がありますけど。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2009/11/26(木) 00:59:36
  • [編集]

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