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プリンシプルの無い日本人

  • 2009/10/22(木) 00:10:11

 八ツ場ダム建設中止・融資返済モラトリアム・補正予算停止による地方経済対策ストップ・高速道路無料化...

民主党政権がかかげた政策が現実のものになるにつれ、多くの国民から困惑の声があがりはじめた。

「まさかこんなことになろうとは思ってもみなかった」

「こんな政策をやってくれと言った覚えはないし、はじめから支持もしていない」


衆議院選挙後の記事で、

------------------------------------

最後に絶対に忘れて欲しくないことは、他の誰のせいでもない、「これから日本に起こるすべてのことは民主党に投票した有権者の責任」ということだ。

「私のせいではない。こんな未来を選択した覚えはない」

そんな言い訳だけは聞きたくない。


-------------------------------------

と言ったはずだが。


産経新聞の読者投書欄にも、亀井金融大臣はまったく支持できないし国民新党との連立政権樹立なんて民主党に頼んでもいない、といった内容の投稿もあったように思う。

これに続く有権者の声が「民主党はマニフェスト(政権公約)に縛られ過ぎで、もっと柔軟性をもって政策を変更して欲しい」といったものだ。

まさにプリンシプル(信条・原則)の無い日本人である。

 私は、民主党の政権公約つまりプリンシプルの中身をじっくりと検討した結果、「バラ色の未来をうたっているが、はじめから実現不可能な空手形。むしろ日本の将来に害悪を与えるもの」と判断して、選挙では民主党に投票しなかった。

だが、あのとき民主党に投票した大部分の国民は、いったい民主党のどこを評価して入れたのか?

鳩山首相や小沢幹事長のルックスか?

それともマスコミが「自民は悪党」と言っていたから、その逆の民主党なら「なんとなく良さそう」に見えたからか?

日本社会全体の”空気”を読んで、自分も乗っただけか?

これらに共通するのは、民主党のかかげるマニフェストに書かれた政策・政治信条のどこも読まずに、民主党に投票しているという点だ。

脳内で自分が民主党政権にやって欲しい政策を勝手にイメージしてワクワク期待していれば、そりゃ現実の民主党政権に裏切られるのは当然だろう。

で、実際にやり始めた民主党政権の政策で自分がひどい目に会うと(私もその巻き添えは避けられないが)、「こんなはずじゃなかった。こんな政策は支持していないし、やってくれと頼んだ覚えも無い」、あげくのはてに「民主党は政権公約に縛られ過ぎず、柔軟に政策を変更してくれ」などと言い出す。

高速道路の無料化はマニフェストにハッキリと書かれてあったし、八ツ場ダム廃止も国民新党と民主党の連立についても、鳩山首相自身が選挙期間中に何度も演説で表明し、有権者に対する公約としている。

これはマスコミによってそのつど報道されていた。

今さら、「民主党に投票したけど、そんなこと聞いてない」では済まされない。

 政権公約について言えば、内外情勢の変化で多少修正をしなくてはいけない部分もあるだろうから、マニフェストに書いてあることを一字一句違わずにやれとは言わない。

(逆にマニフェストに書かなかったにもかかわらず、国政の根幹にかかわる重大な政策変更をやるのは絶対にやってはいけないルール違反。外国人参政権付与などがその例)

だがマニフェストの”魂”の部分、新政権の屋台骨となるべき最重要政策や政治信条つまりプリンシプルだけは変えてはいけない。

鳩山政権のプリンシプルとは何か?

民主党マニフェストによれば、「コンクリートから人を大事にする政治」であり、「これまで自民党政権がやってきた無駄使いをなくして財源を捻出し、増税にも借金にも頼らずに景気を回復させる」ということである。

私は決してそうは思わなかったが、大多数の国民は自民党より民主党のかかげた政策の方を「正しい」と判断して、民主党政権を誕生させたわけだ。

政党は政策を実行するためにあるものであって、政党と政策は切っても切れないもの。

その政党を選ぶということは、その政党のプリンシプル(政策)を選ぶということである。

それを「そんな政策をやってくれとは頼んでいない。有権者に配慮して民主党は政策を変更してくれ」というのなら、民主党に反対するマニフェストをかかげていた自民党に初めから投票すれば良かったではないか!

何のための政権交代だったのか!

 そうやって大多数の国民がプリンシプル(政策や政治信条)ではなく、「イメージが良さそうだから」「マスコミがそういってるから」といった理由にもならない理由で政権を選んでいるから、いつまでたっても日本国民の政治的な成熟度が上がっていかないのである。

これだけの経済力・科学技術力があれば、国際社会における日本の地位や影響力は本来もっともっと高くてもおかしくはないはずだが実際そうなっていないのは、日本国民が政治的センスにまったく欠けるというところに最大の原因があると思う。

政治家・官僚のレベルは、それを生み出す母体である国民のレベルに左右されるからであり、突然変異で有能な人間が現れても、政治オンチの国民がそれを理解し、支持することができないからだ。

日本外交にプリンシプルがなくフラフラしているから、たとえ邪悪であったとしても確固としたプリンシプルを持つ外国にいつもしてやられる。

 もしこれで民主党が自らのプリンシプルを曲げて、自民党政権と同じような政策をやりだせば、日本国民の民度をあげる貴重なチャンスは失われる。

ウチのような1日のアクセスが4ケタのブログがいくら吠えたところで、1億3千万国民の政治センスをあげるなんてことは、いつになったらできるかわかったものではない。

しかし、大多数の国民がある政党のプリンシプルを「正しい」と思って選択したとする。

それで痛い目にあえば、「ああ、こんな政策をとなえる政党に投票しちゃいけないんだな」「増税も借金もせず政府からお金だけがもらえるなんて虫の良い話はないんだな」ということが身をもって理解できるだろう。

そうやって日本の民度が上がっていけば、これほどの良薬はない。

政治を良く研究している”賢者”は失敗する前にそれを避けることができるが、大多数の有権者は実際に失敗してみないとそれが失敗だったと理解できないのだから仕方がない。

逆説的だが、今回の民主党政権誕生は国民が政治的に成熟して民主主義国家・日本の本当の主人になるための貴重なレッスンになるかもしれない。

ただ、民主党政権の失政が日本国民にとって取り返しのつかない災いをもたらさないか、それだけが懸念される。

 じゃあ、「私は目が覚めた。民主党の政策をもう支持できない、今すぐやめてもらいたい」と考える有権者はどうすべきか?

「民主党に政策を変更してくれ」と言うのではなくて、民主党とは違うプリンシプルをかかげる政党を支持するのである。

そして一刻も早くその政党を政権につけ、自分が望む政策を実行してもらうために、ありとあらゆるところで行動を起こすことだ。

インターネットや新聞の投書欄を利用して自分の考えを発表して仲間を増やす。

民主党のプリンシプルに反対している人達を探して、彼らと一緒にデモをする。

地元の政治家の事務所に電話をかけて、自分の考えを伝えながら応援する。

来年には参議院選挙があるから、民主党以外の政党に投票する。(これが一番効きそうだ)

何も、理不尽でイヤなことを次の衆議院選挙までの4年間、じっと我慢している必要はない。今すぐ行動だ!





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参考記事・政権交代

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年末の「派遣村」改め「失業村」、年度末に、「無駄な予算という名目で切り捨て」に反対するデモが、永田町にたくさん出てきそうな感じがします。

  • 投稿者: とおる
  • 2009/10/22(木) 09:51:33
  • [編集]

とおる さん

>年末の「派遣村」改め「失業村」、年度末に、「無駄な予算という名目で切り捨て」に反対するデモが、永田町にたくさん出てきそうな感じがします。

民主党政権を引きずり降ろすための全国民的デモ運動、大歓迎です。

国会でも何でも取り囲めば良い。

それこそ真の”民主革命”でしょう。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2009/10/22(木) 22:34:34
  • [編集]

色々考えましたが

私なりに考えて、選挙権を免許制にしたらどうかとも思いましたが、試験内容の基準が余りに難しい気がして放棄しました。
個人の心情に関る問題は本当に難しいですね。
かと言って手を拱いているわけにもいきませんが。
こまりものです。
しかし年末に失業者デモは妙案ですね。
民主党は看板だった湯浅を政権内に取り込んだせいで、当座の看板が居ません。
マスコミの態勢が整わないうちに準備を進めて一気に押し出すのが手ですね。
私も準備に着手してみます。

  • 投稿者: 火天大有
  • 2009/10/24(土) 15:09:42
  • [編集]

>私なりに考えて、選挙権を免許制にしたらどうかとも思いましたが、試験内容の基準が余りに難しい気がして放棄しました。
> 個人の心情に関る問題は本当に難しいですね。

民主主義とは、いきあたりばったりで間違いをおかしながら、徐々に国民が賢くなっていくというシステムなのかもしれません。

人には、間違いをおかすという自由もあると思いますし。

たとえば、憲法で「計算間違いをしてはいけない」と定めたところで、学校の数学テストで全員100点満点なんてありえませんしね。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2009/10/25(日) 00:55:24
  • [編集]

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