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日の丸・君が代について考える(その4)

  • 2005/04/07(木) 19:11:50

 それでも「天皇制は嫌い、共和制をしく国が好き」という人のために、いくつか国歌を紹介したい。

共和制革命発祥の地・フランスの国歌”ラ・マルセイエーズ”は有名だが、こんな歌詞だ。

”♪(たおした)敵のけがれた血でフランスの畑をうるおせ”

アメリカの国歌「星条旗」は、アメリカ独立戦争のときに、イギリス軍の猛攻撃にびくともしなかったアメリカ独立軍のマックヘンリー要塞にひるがえっていた星条旗をみて感動したアメリカ人、フランシス・キイによって作詞された。

”♪ロケットが赤い閃光をひき、爆弾が炸裂する夜を徹して、おお!我々の星条旗は揺らぐ事無く、いまだそこにはためいていた”

2次大戦で日本の同盟国だったイタリアの国歌”マルメの賛歌”は
”♪隊列を組め、我らは死を恐れない。この身をイタリアのためにささげよう”といった具合に、これから戦場に向かう情景がテーマとなっている。 

アイルランドの国歌はその名も”ソルジャーズ・ソング”(兵士の歌)である。
”♪命知らずの俺達は、大砲がうなり銃声がとどろくなか、アイルランドにとって吉と出ようと凶と出ようと、「兵士の歌」を歌う”といった歌詞で終わる。

中国の国歌は歌う、”♪立て奴隷になりたくない者達よ! (中略) 敵の砲火をついて前進せよ! 前進! 前進!”

この場合「中国人を奴隷にしようとしている者」とは日本であり、どこへ前進するのかといえば日本軍へである。おそらく中国国民はこの国歌を歌うたびに敵としての日本が意識に刻み込まれていくのだろう。

 こうして見てくると世界の国々の国歌は戦争をテーマにしたり、もともと軍歌だったりするものも少なくない。

 結論としては、「日の丸・君が代が戦争を起こして人を殺した」などと言う人は、自ら「歴史から何も学んできませんでした」と告白しているようなものではないかと思う。

人類の歴史上、戦争を起こすのは常に人間であって、それを旗だの歌だのに責任を転嫁するのは、歴史への冒涜としか言いようがない。

 また、日の丸・君が代反対論者からうかがえるのは、この国際化の時代に時代錯誤的な、外の世界が全く見えておらず、極めてドメスティックで自分たちのせまい殻の内側でしか通用しないような価値観である。

愛国心の問題とも密接にからんでくるが、それは、自分の生まれた国をバカにしたり、国の象徴である国旗や国歌につばを吐くような行為を喜んでやることが、さも”おりこうさん”であるかのような病的な価値観であり、このような歪んだ価値観が戦後の日本に与えた影響は非常に大きかった。

(特に、勉強ができ先生の言う事をよく聞いて、東大を卒業するような受験秀才の”おりこうさん”への悪影響が深刻である)

 別に自分の国が嫌いな人がいても、それは自由だし一向に構わないと思うが、人間が自分が生まれ、自分を育ててくれた国に愛着をもち、自分の大好きな家族や友達の住んでいる国を好きになるのは、ごくごく自然なことではないだろうか。

そして、日本人がそういう気持ちを持ってこそ、外国の人が同じように自分の国を愛する気持ちに共感できるのではないだろうか。


クロフネは日本が好きだからこそ、世界のすべての国の人が愛国心を持つことを理解できるし、世界のすべての国を大切に思い、彼らにとって誠実な友人でありたいと願っている。

もちろん、ちょっとだけ日本びいきだが。
(ココ重要)

 最後に、”君が代反対派”の人々ために、彼等が尊敬してやまない世界の共和国の国歌をお手本にして新しい日本の国歌を考えてみた。

”♪立て!奴隷になりたくない者達よ!日本に存亡の危機迫る!
隊列を組め!我々は死を恐れない!この身を日本にささげよう!
祖国か死か! 敵の血で日本の田畑をうるおせ!
大砲がうなり、銃声がとどろくなか、日本にとって吉と出ようと凶と出ようと、我らは”兵士の歌”を歌う!”

どうですかね? クロフネは君が代のままで良いと思うけど。


余談:

世界の国歌をいろいろと聞いてみると、荘厳な中欧・北部東欧諸国の国歌、

哀調あふれるブルガリア・ルーマニアなど南部東欧諸国の国歌、底抜けに明るいブラック・アフリカ諸国の国歌、

フルコーラスで演奏すると5分ぐらいかかるような長いラテン・アメリカの国歌があるかと思えば、30秒ぐらいで終わるクウェートやサウジといったアラブ湾岸諸国の短い国歌とそれぞれの民族性が出ていてとても面白い。

クロフネが一番好きなのはやはり”君が代”だが、それ以外ではカザフスタンの国歌に惹かれる。

東洋と西洋が混じったような不思議かつ、カザフの広大な大地を連想させる雄大なメロディ。
曲は騎馬民族の末裔らしく三拍子(馬の走るリズムは”パカパッ・パカパッ・パカパッ”で三拍子だから)なのだが、曲の終わりで突然四拍子に変化するあたりもたまらなく良い。

kokka.jpg

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クロフネが大好きなカザフスタンの国歌が収録されているCDはこちら。

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逆転裁判、視点も逆転。

ホームズ、今日の「とっておき話」のホームセンターからは・・・どうなってるの、と叫びたくなる事件の数々。[電車停止]JR東海社員 酔って京浜東北線止める   酒に酔って電車を緊急停止させたとして神奈川県 警鶴見署は21日、横浜市磯子区丸山、JR東海 社員....

  • From: ホームズ☆「とっておき話」のホームセンター |
  • 2006/09/23(土) 02:45:10

この記事に対するコメント

ちなみに私は高校の時、「君が代」を歌いませんでした。だって、涙が出てしまうんですもの(笑)

  • 投稿者: エトワ
  • 2006/06/20(火) 04:01:16
  • [編集]

エトワさん

>だって、涙が出てしまうんですもの(笑)

相当の愛国少女?だったとお見受けしました(笑)

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/06/21(水) 20:16:55
  • [編集]

こんばんわ。
小沢氏は安倍氏との党首討論を待ち望んでいるとか・・
今回の国旗国歌の「強制」は不当との判決をめぐっても、ぜひ討論してほしいものです。そして反対し式を妨害している教職員組合(おそらく民主支持も多いで
しょう)の実態なども明らかに、そうしたことを調べもしていないような裁判官の怠慢もあばいて欲しいものです。
TBお願いします。

  • 投稿者: ホームズ
  • 2006/09/23(土) 02:40:28
  • [編集]

ホームズさん

>そうしたことを調べもしていないような裁判官の怠慢もあばいて欲しいものです。

東京地裁でしたっけ、あの裁判官は、特定のイデオロギーに偏向しすぎじゃないでしょうか。深刻な問題だと思います。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/09/23(土) 23:25:22
  • [編集]

初めまして。現在浪人生のMagnuMというものです。

>人間が自分が生まれ、自分を育ててくれた国に愛着をもち、自分の大好きな家族や友達の住んでいる国を好きになるのは、ごくごく自然なことではないだろうか。

>そして、日本人がそういう気持ちを持ってこそ、外国の人が同じように自分の国を愛する気持ちに共感できるのではないだろうか。

この記事を読んでいたら、ちょっと前に読んだスウェーデンのエリアソンという外交官の「根っこと翼」という話を思い出しました。(http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/c/b31f7ff65b77dfd590f5fd363ea33b2c ←詳細はこちら。)

少し内容がずれているかもしれませんが、本質はほぼ同じだと思います。もし良かったらご覧になってください。

  • 投稿者: MagnuM
  • 2007/04/19(木) 16:29:16
  • [編集]

MagnuMさん

>この記事を読んでいたら、ちょっと前に読んだスウェーデンのエリアソンという外交官の「根っこと翼」という話を思い出しました。

良い記事をご紹介くださってありがとうございます。

おっしゃる通り、私の言わんとしているところとほぼ同じです。

私はともかくとして、真の国際人はその経験から、こういった結論に達するのではないでしょうか。

自分の根っこを大切にしているからこそ他者の根っこを尊重することができる。

自分を育ててくれた家族や国を100%の悪と決めつけてツバを吐くような人を私は信用しません。

そう、日本の自虐左翼人のような...

コメントありがとうございました。MagnuMさん、お勉強がんばってください。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/04/20(金) 00:03:43
  • [編集]

返信ありがとうございます。

少し話題はそれますが、ここ最近スウェーデンの政策に関していろいろ調べていることもあって、クロフネさんの記事を読むときも少しスウェーデンの考え方も意識しながら読んでいました。一通り読んでいて思ったのは、結構似ている部分が多いということです。
確かに国が異なれば政策も変わるので、一概にそう簡単には言えない部分があるのは事実です。しかし政策に対する大まかな「軸」みたいなものは、日本に正面から向き合うと、似たような部分が見えてくると思うのです。
もし時間があれば、この考え方について「斬って」いただければ幸いです。

  • 投稿者: MagnuM
  • 2007/04/20(金) 09:25:12
  • [編集]

MagnuMさん

>少し話題はそれますが、ここ最近スウェーデンの政策に関していろいろ調べていることもあって、クロフネさんの記事を読むときも少しスウェーデンの考え方も意識しながら読んでいました。一通り読んでいて思ったのは、結構似ている部分が多いということです。

スウェーデンも、スイスと同じように中立政策を掲げていましたね。

しかし、非武装中立を主張する日本の空想的平和主義者と決定的に違うのは、スウェーデンの場合、重武装中立だということです。

日本では高級車メーカーとして有名なボルボやサーブ、あるいは電化製品のエリクソンが、戦車や戦闘機、火器管制レーダーなどをつくる軍産複合体企業だというのは日本ではあまり知られていません。

自国の軍需産業を守るため、サーブがつくったスウェーデン製戦闘機は外国へ輸出もされています。

現在は外国資本となってしまいましたが、ダイナマイトを発明したスウェーデン人アルフレッド・ノーベルがつくった大砲メーカー・ボフォース社もその筋では有名でした。

つまり、中立でどこにも頼れないからこそ、自分の国を守るための武器は自給するという強い決意とリアリズムがあったのです。

また、国連のPKO活動に積極的に参加するなどスウェーデンの予防外交も有名で、PKO派遣は軍国主義の第一歩とわめく、日本の空想的平和主義者とは一線を画すものです。

2代目の国連事務総長ダグ・ハマーショルドはスウェーデン人でしたね。

自分が生まれた国を愛し、武器をとってそれを守るという根の部分は、中立政策をとっていない他の国と同じだと思います。

そうした根があるからこそ、スウェーデンは国際貢献に力を発揮でき、高い評価を受けているのではないでしょうか。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/04/21(土) 01:37:32
  • [編集]

ありがとうございます。
>自分が生まれた国を愛し、武器をとってそれを守るという根の部分は、中立政策をとっていない他の国と同じだと思います。
そうですね。ただ一方で、自分たちの武器を出来る限り使わない「最大限の」努力をしているのも、スウェーデンの高い評価につながっていると思います(実際、行き過ぎた武力行使には非難を表明している[ベトナム戦争をホロコーストと称して、当時のパルメ首相が西側で唯一非難したetc])
その辺りが、国連での積極的な姿勢にもつながるのではないかと。・・・まぁこの辺のバランスがとんでもなく難しいのも事実ですが。
ただこの「とんでもなく難しい」問題を解決をする第一歩は、やはり黒船さんの言うような現実主義なのだと思います。自分の国を正面から見ること。日本が今しなきゃならないのは、おそらくこのようなことだと思います。

  • 投稿者: MagnuM
  • 2007/04/21(土) 08:06:20
  • [編集]

MagnuMさん

>ただこの「とんでもなく難しい」問題を解決をする第一歩は、やはり黒船さんの言うような現実主義なのだと思います。

スウェーデンの平和主義というのは、地に足のついた実践的なものということが言えるでしょう。

そこらへんが、憲法九条さえ守っていれば世界が平和になるという人達とは決定的に違いますね。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/04/21(土) 23:49:28
  • [編集]

お忙しい中ありがとうございました。
これからも勉強の合間を縫って、ちょくちょく来ます。では。

  • 投稿者: MagnuM
  • 2007/04/22(日) 21:58:27
  • [編集]

拝読しました2

この講座も大変力作だと思います。口で言えば早いものも、文章にすると大変な労力ですよねクロフネさんに脱帽します。ただ冷静な自分は賛成ですが感情的な自分は我が国の首相と天皇陛下が靖国神社に堂々と参拝頂けるまで暫定兼あてつけ的に暫定国歌として海行かばを推薦したい。少々行き過ぎかとは思いますが、公務員である教師が自国の国歌や国旗を否定して侮蔑するよりはましでしょう。

  • 投稿者: 火天大有
  • 2007/08/20(月) 21:49:22
  • [編集]

火天大有 さん

>口で言えば早いものも、文章にすると大変な労力ですよねクロフネさんに脱帽します

どうもありがとうございます。

文字というコミュニケーション手段を使うには、やはり体力は必要です。

命を削って文章作成みたいなところはあります。

すみません、ちょっとグチってしまいました。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/08/21(火) 00:34:07
  • [編集]

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