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日の丸・君が代について考える(その3)

  • 2005/04/06(水) 23:01:03

 それでは次に”君が代”はどうであろうか。

”君が代”の歌詞は、今からおよそ千年前に成立した古今和歌集の詠み人知らずの歌から取られた。

曲は明治時代に雅楽として作曲されたものを、ドイツ人音楽家のエッケルトが西洋楽器でも演奏できるように、編曲したものらしい。

(アジアでさえ西洋風の国歌を持つ国が少なくないが、”君が代”のあくまでも東洋的でエキゾチックな旋律は、各国の国歌と聞き比べても、かなり独創的でクロフネは好きである)

”君が代”の歌詞を素直に読むならば、小石がかたまって大きな岩となり、そこにコケがびっしり生えるぐらい長く、天皇陛下が長寿でありますようにといった意味だろうと思う。

有名なイギリス国歌”神よ女王(国王)を守りたまえ”をあげるまでもなく、立憲君主国では君主をたたえ、長寿を願うような国歌は珍しくなく、”君が代”の歌詞自体に特別な問題があるとも思えない。

 君主が歌詞に登場する国歌は他にも、オランダ・ベルギー・モナコ・カンボジア・ネパール・ブルネイ・マレーシア・サウジアラビアなどがある。

 変わったところでは北欧の王国デンマークで、国歌がニ種類存在する。

国歌”うるわしき国土”とは別に、デンマーク王家の英雄クリスチャン4世をテーマにした王室歌”クリスチャン王は高き帆柱に立ちて”があって、どちらも国民によって歌われる。ここでその歌詞を紹介しよう。

”クリスチャン王は高き帆柱に立ちて”

作詞 Johannes Ewald
作曲 Friedrich Kuhlau

クリスチャン王は霧煙る高き帆柱に立ちて

きらめく彼の剣を打ち振るう時

あらゆる敵は船尾に沈み 帆柱は霧煙る中へ沈む

「逃げろ!」と敵は叫ぶ
 
「できるかぎり逃げろ! 戦場でデンマークのクリスチャン王に誰が立ち向かえようか?」

 これまで見てきたように「君主をたたえる国歌を持つ国が軍国主義」というなら世界で最高水準の民主政治を持つ、イギリス・デンマーク・オランダといった国々も軍国主義だという論理になってしまい、そんな馬鹿げた話は無い。

本当に問題なのは、「主権が国民にあるか君主にあるか」であって、日本やイギリス、デンマークのような国の君主は「君臨すれども統治せず」であり、国歌に関係無く主権が国民にある民主主義国家であるのは言うまでも無い。

つづく

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