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天安門事件はやはり虐殺だった

  • 2009/06/09(火) 00:23:40

 さる6月4日は、中国における民主化運動と共産党独裁政権による弾圧・民衆虐殺事件である、いわゆる6.4天安門事件が発生してから20周年の記念日であった。

中国政府は、20周年の節目にあたる今年、天安門事件にからむ民主化運動家や外国マスコミの動きを特に警戒し、きびしく取り締まってきた。

そんな中、アメリカで当時の北京市内の様子を報告した国務省の外交文書がシークレット指定を解かれ公開されたという。

 北京のアメリカ大使館から本国にあてた秘密公電文書によると、事件当時アメリカ大使館員が天安門広場周辺を動き回って情報を収集し、人民解放軍による一般市民への銃撃の一部始終を実際に目撃していた。

人民解放軍の兵士は腹ばいになって丸腰の民主化活動家に向かって小銃を撃ち、デモをするため集まった一般市民を機関銃の一斉射撃でなぎはらったそうだ。

北京のアメリカ大使館員は、人民解放軍兵士による非武装市民への虐殺事件であると本国へ報告したという。

参考記事 
 
 今年は、中国独裁政権によって千人以上の市民が虐殺されたといわれる天安門事件からちょうど20年である。

1985年に疲弊した共産主義の総本山・ソ連にゴルバチョフが現れて、共産圏に次々と民主化の動きが波及した。

89年には東欧諸国が共産党一党独裁を放棄して次々と民主化しベルリンの壁が崩壊したが、ちょうど同じ頃、中国で起こったのが天安門事件だった。

チェコスロバキアは第一次世界大戦後にオーストリア帝国から独立すると、議会をつくり工業化をすすめるなど社会も発展し、東欧地域のリーダー的存在だった。

その後第二次世界大戦によって東欧地域はソ連によって共産化されることになるが、今もなお中国は民主的な議会を持ち話合いで国民の利害を調整できる社会を持ったことはない。

89年の民主化革命が東欧で成功し中国で失敗したのは、二つの地域の社会・文化の発展の違いが原因だろう。

そして中国では天安門事件のような野蛮な虐殺事件が発生したのである。

これは現代の話である。

 中国の共産党独裁政権は、世界のあらゆる人々はもちろん、当の中国国民にとっても重大な脅威であることを示している。

日本の、中国や左翼的価値観を崇拝する人たちは、中国脅威論が起こっても「中国は平和勢力であり、世界の脅威になることはあり得ない」と主張した。

中国の軍拡が否定しようのない事実となると、「中国の軍備は遅れている」「あれはアメリカ向けで日米同盟を破棄すれば大丈夫」などと言い、しまいには「武器を捨て無防備宣言すれば、問題ない」と言い出す始末。

天安門に終結した中国の市民は丸腰の状態だったが、アメリカ大使館員の目撃証言にもあるように、
無防備だろうが何だろうが人民解放軍はデモをしただけの市民を虐殺している。

もし「無防備宣言すれば大丈夫」などといって中国軍を日本領土へ迎え入れれば、無防備宣言大好き日本人も同じ末路をたどることだろう。

 それでもなお、中国が与える経済的な利権に群がり、中国独裁政権の実態から目をそらし、それを美化する罪深い日本人が少なくないのも事実だ。

世界的な不況のおかげで、「溺れる人がワラをもつかむように」中国に幻想を抱き、頼ろうとしている人が世界にも増えているように思える。

「武士は食わねど高楊枝」という言葉があるが、日本でも真のサムライは少なくなる一方なのか。

たとえいくばくかの経済的なリターンがあったとしても、中国独裁政権の肥大化に手を貸し、その結果、日本人が自由で豊かな先進的な暮らしを失ってしまえば、何の意味もなくなる。

香港は中国本土と比べると、ある程度自由があって先進的な社会であったが、これから併呑しようとする台湾への微笑外交とは正反対に、中国は既に併呑してしまった香港への締付けを強化し、自由を失った香港では人々の不満が高まっている。

参考記事 

日本人は経験がないので実感がわかないだろうが、発展の遅れた社会を持つ国に、先進社会を持つ国が支配されることほど悲劇的なことはない。

赤い農奴制帝国・ソビエトロシアに事実上併合されてしまった第二次大戦後の東欧諸国が、ソ連の崩壊でなだれをうったように自由で先進的な社会を持つドイツ・イギリスなどがいるNATOに加盟したことが、それをあらわしている。

 中国がこのまますんなり21世紀の超大国になると考える人もいるが、私はそうは思わない。

民主化をはじめ真の超大国になるまでに様々なハードルがあり、それを中国が乗り越えられるかどうかにかかっているだろう。

もし中国が独裁国家のまま超大国になって世界を動かすようになれば、人類の進歩と発展の歴史からの後退であり、悲劇以外のなにものでもない。

香港のように、不景気になってから「シマッタ」と思っても、もう遅い。

独裁国家のまま巨大にになっていく中国は、中国人はもちろん世界にとっての脅威であり、その存在の大義すらない。

カネに目がくらんでそれに手を貸す人間は、必ずやその報いを受けるだろう。




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この記事に対するコメント

だから国際社会で中国が嫌われるのではないでしょうか?

 天安門事件から20年が経ちますが、中国政府は未だに「反体制派が起こした動乱」と見なしてひた隠していることにはホント「遺憾」すら覚えます。

 事件の真相を闇に葬り去り、無抵抗の人間に戦車をけしかけた事実にも関わらずそれを正当化する態度にはかえって国際社会から中国は嫌われるだけで何もないです。またアメリカ政府は天安門事件を「暴力的な抑圧」と批判し、真相究明や投獄された人の釈放を求めるなど中国への風当たりは厳しい一方です。現に温家宝首相がイギリスを訪問した際、人権団体から「フリーチベット!」「リメンバー天安門!」という抗議があったことも記憶に新しいだけに天安門事件をひた隠す中国の対応が欧米で嫌われている証拠だと思います。

>独裁国家のまま巨大にになっていく中国は、中国人はもちろん世界にとっての脅威であり、その存在の大義すらない。

 確かにそれは言えますね。もし中国が大国になれば?アメリカはかつてのソ連同様「脅威」と見なして、また「東西冷戦」が勃発するかもしれませんね。欧米や日本などから見て中国は今やかつてのソ連に匹敵、いやそれ以上の「脅威」と見られてるかも知れないですね。

 天安門事件をひた隠す中国、結局それは自分たちの国際社会におけるイメージを悪化させるだけで何もならないという認識は中国政府にあるのだろうか!?と思うのです。だから中国は国際社会、特に欧米から嫌われるんじゃないですか?

 この話題ですが、私のブログでも取り扱ってますのでぜひご覧下さいませ。

  • 投稿者: アジシオ次郎
  • 2009/06/09(火) 18:30:31
  • [編集]

意思が国家をつくる

>中国がこのまますんなり21世紀の超大国になると考える人もいるが、私はそうは思わない。

ただ中国は例えそれが気狂いの誇大妄想染みたものであっても超大国たらんという強烈な意思を持っていますからね。
そしてその意思というのは国家の在り方を決定・方向付ける重要なものである訳で…。
まぁ日本が中国に対して仕掛けなくてはならない外交とはその意思というものをどう逆手にとるべきかでしょうね。

  • 投稿者: ニートネスニート
  • 2009/06/09(火) 23:28:55
  • [編集]

アジシオ次郎 さん

>もし中国が大国になれば?アメリカはかつてのソ連同様「脅威」と見なして、また「東西冷戦」が勃発するかもしれませんね。

アメリカに再び冷戦をやる覚悟があれば良いのですが。
ないとすれば人類の危機ですが、オバマ政権を見るとなんとも頼りなさげで...。


ニートネスニートさん

中国の大国への意思。

その中身がかなり時代遅れであるのが、先進社会にとっての不幸ですね。

日本がいまだに何の準備もしようとしていないのが懸念されます。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2009/06/10(水) 01:12:10
  • [編集]

これが政治のリアリズム

この事実を知りながら、駆け引きの道具として各国の暴力を是認しながら、自国の平和の為にギリギリまで外交的に付き合うのが、国際政治のリアリズムと言うものでしょう。
それにそもそもアメリカや支那は暴力肯定主義国家ですからね。
その観点から見ると、我が国の政治屋や役人の平和ボケと夢想平和主義ぶりは誠に慄然せざるを得ません。
いや国民の殆どがおかしく成っている気がします。
正に危機、民族と国家の危機ですね。

  • 投稿者: 火天大有
  • 2009/06/10(水) 17:56:52
  • [編集]

火天大有さん

> この事実を知りながら、駆け引きの道具として各国の暴力を是認しながら、自国の平和の為にギリギリまで外交的に付き合うのが、国際政治のリアリズムと言うものでしょう。

まあ、独裁国家だからといって片っ端から空爆していっても何の利益にもならないですが、いきすぎたマキャベリズムもいけないと思います。

天安門事件という弱みを、自国の外交カードの一つにするようなしたたかさが、日本に欲しいです。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2009/06/10(水) 23:09:40
  • [編集]

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