初めていらっしゃった方へ

スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第2回 初心者のための外交講座(その2)

  • 2005/02/15(火) 17:09:27

 前回は、自分で自分の安全を守らなければならなかった時代の話をしました。
しかし人類が農業を始めるようになると、状況が変わってきます。(以下に述べる事には、当然例外があります)

 しばらくたつと人々の中に、他人よりたくさんの作物、自分や自分の家族たちだけでは食べきれない量の食べ物をゲットする人たちがあらわれます。
このような豊かな人たちの中で、さらに頭のきれる人は、自分のところであまった食べ物を、同じ村にいるケンカの強い人に給料として与えて、やとうようになりました。

ケンカの強い人は、農業よりケンカの方が得意なので、農業をやめて武器を持って自分のやとい主を守るようになります。
これが警察や軍隊のご先祖の誕生です。(戦士階級の誕生)

頭のきれる人は、けんかの強い人を使って他の村人達を働かせ、村の畑に水をひくための用水路を作らせたり、税として村人が収穫した作物の何割かを取るようになります。 
頭のきれる人が王様のご先祖になった瞬間です。(支配階級の誕生)

 そして取りたてた税が王様のところにいくら入ってきたか、用水路を作る人や王様を守る戦士の給料としていくら支払ったか計算する必要が出てきます。そのために読み・書き・計算が得意な人が王様にやとわれます。これがお役人のご先祖です。(官僚の誕生)

これで、国が誕生しました。

 国が誕生すると王様は、それまで市民が武器を持って自分たちの身を自分たちで守っていたのをやめさせます。

一般市民が武器をたくさん持っているのは、王様にとっても心配ですし、市民どうしが武器を持って戦うのは、国や社会としてロス、損失が大きいからです。


 王様は、市民から武器で自分を守る権利を奪うかわりに、王様がやとっている戦士たちに市民たちを守るようにさせます。
また法律を決めて、殺人やどろぼうなど市民同士でトラブルがあった場合に、裁判で悪い方にばつを与えるようにしました。

たとえば殺人がおこったら、今までは殺された人の一族が犯人に仕返しをしようとしていましたが、この時からそれにかわって市民を守る戦士が、殺人をやった犯人を死刑にするようにしたのです。

 最初の国ができてから五千年以上たちました。
国のしくみが発展して、王様は市民が選挙で選んだ大統領・首相にかわり、戦士が警察にかわっても、このことは基本的には変わっていません。

武器を取って自分を守る権利を市民が政府に預けるかわりに、政府は法律に基づいて公平に警察を使って、市民の命・財産を守ってくれる。そういうシステムができあがりました。

しかしそのシステムが有効なのは、あくまでも法律とそれに基づいて動く警察の力が及ぶ、その国の中だけの話です。
法律と警察の力が及ぶところまでが、その国と言いかえる事も出来ます。それでは国から一歩外へ出たらどうなるのでしょうか?

もしその人が、外国へ行ったとしたら、基本的にはその国の法律に基づいて、その国の警察がその人を守る事になります。
しかし、法律も警察もうまく働いていない国も世界にはまだまだたくさんあります。

例えば現在のイラクなんかがそうです。もしイラクであなたが武装集団に襲われたとしても、イラクの警察があなたを守ってくれる確実な保障はありません。

イラクの警察より武装集団の方が強い可能性が高いからです。ましてや日本の法律や警察がイラクにいるあなたを守ることもありません。
これも自分で自分を守らなければならないという意味で、原始時代と似たところがあります。

 また、市民を守ってくれる国あるいは政府が無くなってしまった場合には、どうなるでしょうか?
国が無くなるというのは、ちょっと想像がつかないかもしれません。ちょっとやそっとでは、見ることができませんから。

国が無くなるということは、その国が戦争に負けた瞬間にみることが出来ます。
イラク戦争でイラクという国がアメリカに負けた時のニュースを思い出してください。何が起ったでしょうか?

イラクの人々が銃を持って、政府の建物から金目のものを略奪し始めましたね。 人々が自分や家族を守るためにみんな銃を持っていました。まさに原始時代に逆戻りです。

 以上の事からわかるのは、政府・法律・警察など国のしくみがしっかりしている国の中にいるかぎりは、その国が人々を守ってくれるということです。
(例えば日本人が日本の国の中にいる限りは、日本の法律と警察が守ってくれるということ)

では、法律と警察に守られている人々の集まり、つまり一つの国を守ってくれるものは、何なのでしょうか?

banner_04.gif

↑あなたのワン・クリックがこの国を変えます。

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する


・いつもコメント&TBありがとうございます。

アダルト系ブログからの、サイトポリシーに違反したコメント・TBが後を断たないため、受信したコメント・TBを管理人が審査することにしました。

サイトポリシーに違反したものについては予告無く破棄します。

また問題の無いコメント・TBを頂いても表示されるまで少し時間がかかります。 悪しからず御諒承ください。

「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れると、管理人だけが読める非公開コメントになります。 非公開コメントを下さる方のプライバシーを尊重し、あえてお返事をしておりませんが、「公開コメントでも良いのでレスが欲しい」という方は、非公開コメントにその旨をお書き添えください。
                

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。