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中国が首脳会談をドタキャン?

  • 2009/03/19(木) 23:04:10

 今日は、麻生首相が「日本の尖閣諸島防衛は日米安保条約の対象」と国会で答弁し、アメリカもそれを公式に確認したというニュースの続報である。

昨年12月に温家宝首相の要請により、今年3月末に予定されていた麻生首相訪中が突然延期になったという。

中国側の申し入れによるもので「日程調整がつかなかった」と説明している。

参考記事 

だが、中国側が外交ルートを通じて麻生政権の尖閣諸島への姿勢に不快感を表明しているとされ、中国による日中首脳会談キャンセルは事実上の日本に対する報復と見られる。

 中国の”厳命”を振り切って靖国神社への参拝を続けた小泉元首相が、しばしば日中首脳会談を拒否されていたことからもわかるように、中国が自らの命に従わない周辺国の指導者に制裁として”中国皇帝への謁見”を拒否するのは常套手段である。

前回エントリーでも述べた通り、中国は最近とくに挑発的になっているが、”中国皇帝への謁見”よりも日本固有の領土防衛の方が重要なのは言うまでも無い。

こちらが焦る必要は無いだろう。

 「世界的な金融不安脱出のリーダーシップを日本がとるために、中国の協力が必要だ。日中首脳会談も早い方が良い」と考える人もいるのかもしれないが、そのことで日本は気負って功を焦るあまり必要以上に無理をするのは良くない。

世界経済とくにアメリカの需要が回復しなければ、困るのは中国自身なのだから、日本が何か譲歩カードを切ってお願いしなくても、中国が必要不可欠だと思えば、世界経済回復のために協力せざるをえなくなるだろう。

もちろん中国は自分の利益のためとはおくびにも出さず、恩着せがましく「世界のため中国は責任を果たす」と言うのだろうが。

そう、”4兆元の内需拡大策”(実は政府支出は1兆元あまりで、残りは地方政府と企業だのみ)のように。

 中国が周辺の海に”レーベンスラウム”(生存空間)を拡大させようと挑発的・冒険的になっていることで、軍事的脅威を受けているのが日本だけではないのは、前回エントリーで触れたとおり。

スプラトリー(南沙)諸島をめぐる領土紛争で中国の直接的脅威を受けている東南アジア各国だが、軍事力の圧倒的格差もあって、表立っては中国非難を避けているようだ。

だが、対立の火種がくすぶっている。

海洋基本線法を制定することでスプラトリー諸島を自国領と規定したフィリピンだが、フィリピン内の対中感情が極端に悪化したさい、現地の華人を中国政府が救出することを検討しているという報道がなされ、中国政府が即座に否定するという事件がおこった。

参考記事 

中国政府の言い分と報道のどちらが正しいのかわからないが、スプラトリー諸島をめぐって「事態をこじらすな」と中国政府がフィリピン政府を恫喝するなか、フィリピンの対中感情悪化が深刻なものとなる可能性が高まっているのは本当だろう。

 また、スプラトリー諸島の北にあるパラセル(西沙)諸島に向かう中国人の観光ツアーが、ベトナム政府の抗議によって中止させられるということもあった。

参考記事 

パラセル諸島は、中国軍が南ベトナムの守備隊を殲滅して占領を既成事実化させているが、それでもベトナム政府の抗議で中国人観光ツアーを中止させたのは、両国要人の往来を控えているからだという。

しかし理由がそれだけとは思えない。それならばパラセル諸島を中国のものと認めないベトナム指導者に、”中国皇帝への謁見”を拒否するなど厳しい制裁を課せば良いだけの話だ。

 なぜ中国がベトナムに譲歩してみせたのかと言えば、やはり尖閣や東シナ海ガス田でがんばっている日本の存在が大きいと思う。

ベトナムと決定的に対立すれば、中国の東シナ海における”レーベンスラウム”拡大にじゃまな日本の懐へとベトナムを追いやることになってしまう。

だからこそ中国はベトナムに譲歩したのだと思うが、ここで麻生政権が尖閣を断固守るという毅然とした態度を示したことが生きてくる。

中国は日本を意識せざるを得ないから、ベトナムに強く出られなかったが、結果的にそれが中国のフリーハンドを奪い、中国の軍事的脅威からベトナムや他の東南アジア諸国の安全を守ることになる。

こうしたことを積み重ねていけば、東南アジア諸国にとって日本は大変頼りになるありがたい存在になるだろうし、そのことが日本のこの地域における影響力・外交的地位の向上にも役立つ。

中国から軍事的脅威を受けている日本と東南アジア諸国の双方にとって、WINWINの関係を築くことができる。

「中国様、中国様」と日本がひたすら土下座外交をしていたら、日本は独自のポジションを失い東アジアで埋没してしまうだろう。

前回エントリーでも述べたが、このチャンスに東南アジア諸国との外交・安全保障協力を一層強化したいところだ。 

 ところで、台湾で中国人観光客を狙ったモデルガン狙撃、ロシア極東でも中国人襲撃が多発するなど、大国意識を振りかざした露骨な膨張政策のせいか、中国の周辺国で対中感情がますます悪化しているように思えてならない。

参考記事 

参考記事 


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放置しておいても

放置しておいても日本が失うものは何も有りません。成長率8%は日本抜きでは達成出来る訳がない。知らぬ顔の半兵衛を決め込んで尖閣に巡視船を増強しておけば良いだけの事。
それにしても9条の二項はホントに邪魔です。加えて「非核」「武器」馬鹿な「原則」を大事にするものです。

  • 投稿者: 猪
  • 2009/03/20(金) 10:35:02
  • [編集]

猪さん

中国経済も、政府はあいかわらず強気のポーズを示していますが、貿易赤字の月も出るのではないかという人さえいるようです。

このままでは保八(8%成長)は相当困難でしょう。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2009/03/22(日) 21:25:47
  • [編集]

総てが欺瞞

捏造された歴史、粉飾された数字、肥大した軍事力、それらに立脚した鼻持ち成らない大国意識、我が国周辺地域での宗主国意識。
これらは情報化時代の過度期に付いて行けない旧世代の意識のままの政治家が、現実逃避をする事で自己の責任を回避しようとする事で起きている現象だ。
世界の政治家も庶民も現実を直視する恐怖と痛みに堪える覚悟が必要だ。
今そうしないと支那を巡る禍根は将来地球を滅亡させかねない禍根を残すであろう。
チェンバレンが第二次大戦を呼び寄せた様に。
今が最後の機会です。

  • 投稿者: 火天大有
  • 2009/03/29(日) 15:29:31
  • [編集]

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