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しつけと自虐思想

  • 2009/01/20(火) 23:49:47

 「日本の国はダメだ、日本人はダメダメだ」と言いながら日本の過去の歴史を真っ黒に塗りつぶしていく、いわゆる自虐思想。

確かに100%長所ばかりの国や、絶対に間違いをおかさない国民なんてこの世に存在しないから、たとえ心情的に辛くとも、自分たちの短所や過去の過ちに目を向け、将来がより良いものになっていくよう考え行動していく必要がある。

 だが、マスコミや教育界を大きな震源地として現在の日本社会にあふれかえっている自虐思想や、自分や日本社会の将来に対する悲観的な見方・自信の無さは異常とも言え、精神衛生上良くないレベルまで行きすぎてしまったように思える。

日本は今やアジアで最も先進的な民主主義国家となり、自由や基本的人権の保障については、アジアで最も恵まれた国の一つとなった。

戦後の日本は外国を侵略して植民地にしたようなことは一度も無かったし、歴史の教訓はじゅうぶん過ぎるほど生かされていることは間違い無い。

 にもかかわらず、自虐思想にとらわれ続ける左翼リベラル派の代表・加藤紘一議員のように、まるで日本人は誰もがクレージーで、武器を持たせると何をしでかすかわからないかのように言い、日本に武器を持たせるな、つくらせるなといったような事を主張する政治家まで出てくる始末である。

人は何もないゼロから他者を想像することはできないから、往々にして自分がこうだから相手もそうだろうと考えがちだ。

加藤氏は、自分は武器を持つと何をしでかすかわからないとか、武器を持った自分をコントロールする自信が無いからそう考えるのかもしれないが、だからと言って他の日本人までそうだと考えるのは大きな間違いである。

というより、非常に病んだ考え方ではないだろうか。

 こうした現代日本人のメンタリティが生まれた理由は一つではなく、さまざまな理由が合わさったからであろうが、その大きな理由の一つに日本人のしつけがあるのではないだろうか。

子供のときに言われたことや、いまの大人が子供に接する場面を思い出してみて欲しい。

「早くしなさい、何をグズグズしているの!」

「何やっているの!」

「あなたは本当にダメねえ」

昔から、日本の親が子供に対し、こういうセリフを言うシーンが多くないだろうか。

 逆に日本人は、子供も含めた他者を褒めることが大変苦手であるように思える。

「いちいち言わなくても相手はわかっている(と思う)」

「あらたまって相手を褒めるのが照れくさい」

「褒めると子供がつけあがり、油断して努力を怠るようになるかもしれない」

こうしたことを考えているせいか、日本人が子供や後輩を褒めるシーンというのは比較的少ないのではないだろうか。

 しかし、小さい子供の時から「何やっているの!あなたは本当にダメねえ」と言われ続け、それを強くすり込まれてきたら、もともと優秀な人であっても、ダメな自分こそ本来の姿であり自分らしいと、間違って思いこんでしまいかねない。

いったんそうなってしまうと、がんばって優秀な成果をあげることで、自分や自分が所属する日本社会が誰かから褒められても、「そんなはずは無い。そんなの自分(日本)らしくない」と考え、かえって居心地が悪く不安になってしまうだろう。

すると居心地の悪さや不安感を解消するために、重箱の隅をつついて自分や日本がダメな理由を必死になって探し出し、日本を褒めようとする人を見ると本能的に受け付けず、ついイラついてしまう。

それが事実かどうかは別として、日本の悪い点ばかりを指摘する外国人を見ると心がとても安らぎ、友達になりたくなる。

「日本はダメだダメだ」と大声で言ってみるとなんだか安心するし、自分が賢くなった気さえする。


こうなると一種の病気ではないだろうか。

 お正月一発目は、みなさんの元気が出る明るい話題のエントリーをと思い、日本が持つソフトパワーについて取り上げたが、記事を書くための勉強やソース集めの段階で、日本のポップカルチャーが世界で高く評価されている現象”クールジャパン”を必死になって否定している日本人の存在を知った。

あるいは、ここ5年ぐらいのネット言論の発達によって、古代から戦前までの日本の優れた点を再認識する動きが出ているが、居心地の悪さや不安を感じるのかそれを必死になって否定したり、「自分の国のことを自慢するウヨはみっともない」などと言い出す者を見かける。

もちろん、現在の日本社会や過去の歴史を真っ黒に塗りつぶし、「日本の国はダメだ、日本人はダメダメだ」と主張する自虐思想が根強く残っているのも、同じことが原因だろう。

 100%長所ばかりの国や、絶対に間違いをおかさない国民なんてこの世に存在しないから、時には反省も必要だ。

しかし、100%短所や間違いばかりの国というのも存在しない。

もし日本がそうであるならば、アジアで唯一産業革命を達成し、アジアで最も早く先進国となるようなことが起こるはずがない。

 現在の日本社会にあふれかえっている自虐思想や、自分や日本社会の将来に対する悲観的な見方・自信の無さは異常だと思う。

サブプライムローンに端を発する金融不安の傷は浅かったはずなのに、日本の財界・経営者の過度の悲観論は行きすぎたパニックのように思える。

自信と自惚れ(うぬぼれ)は紙一重であり、自分にまったく”自惚れられない”人間が成功することも無いのではないか。

「照れくさい」とか思ったり、「褒めると油断して努力を怠る」なんて変な取り越し苦労をせず、子供や学校・職場の後輩が成果をあげたら、ちゃんと褒めてやって欲しい。

自分を信じてやれなくて、誰が信じてやるのだろうか。

自分も他者も、褒めるべきときは少しオーバーなくらいでもいいからちゃんと褒めて、明るく前向きで自信と可能性に満ち溢れた日本社会にしたいものである。


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全く同感です
私自身も日本人であるがゆえに、自身の自慢などは決して良い、という印象を持ちます。
それが恐らく多くの日本人の特徴さとも思います。
日本は本当に素晴らしく、良い国だと思います
仕事場で日本の良さを伝えても、同僚はどこか「居心地が悪い」といった顔をします
日本人なので、同僚の気持ちも分かるのですが、幅広く「自虐史観」が蔓延しているのかな、と感じます

  • 投稿者: マグカップ
  • 2009/01/21(水) 03:14:06
  • [編集]

大きな錯覚

こんにちわ!donnatです。

おひさしぶりというべきでしょうか?

さて、しつけと自虐ですが、おっしゃる通りです。
試験の点数で良い点を取った子供が親に見せます。
親は子供を褒めます。
しかし、良い点を続けて取るの至難の業です。
親は褒めると悪い点を取ってくるとインプットされます。
悪い点を取ると親は叱ります。
悪い点を取り続けるというもの稀です。
すると子供は次に良い点を取ってくる可能性が高くなります。
親は叱ると良い点を取るとインプットされます。
結果として、良い点を取っても、悪い点を取っても親は叱るようになる。
誰かからの受け売りですが、私もまったく同感です。

叱るといい点を取ってくるという親の思いこみが、何をしても叱り、褒めることを省略させる。
結果として、子供は何もしても叱られる。という自虐思想を持つようになるらしいです。

いいことをすれば、褒める。
悪いことをすれば、叱る。
その当たり前の事ができない親が多すぎます。
モンスターペアレント (Monster parent) などという産物が存在するのも、道徳という大きな力が弱まった為にです。
良いこと、悪いことを判断するのは、道徳です。
本当に道徳を再認識してほしいと危惧しております。

ところで、加藤さんは何をしでかすか判らない方らしいですが、
私も乱世では、何をするか判らない人間だと思います。何せ安っぽい英雄感を持っておりますので、つまらないことに命を張ってしまいそうです。(悪の小なるを持って見過ごすなかれ!)
しかし、平時は凡庸な凡人です。凡人は凡人らしくするのがしあわせと考え、感じ、幸せに暮らしております。
悪政には怒りを感じておりますが・・・(笑)
加藤氏は、乱世と平時の区別もつかない人物なのだろうと思ってしまいました。(どうでもいい話なのですが)

  • 投稿者: donnat
  • 2009/01/21(水) 10:04:24
  • [編集]

自分が褒められた時

1965年生まれの私は他人から褒められた際に素直にありがとうと
答えられるようになった。5年程前からでしょうか。
私を褒めた相手も私のありがとうの言葉を聞き、言って良かったと
感じるのか満足な表情となります。
謙遜は日本人であれば持つ心でありますから謙遜の心を持って尚
相手にありがとうと言えばいいんだなと40歳近くになってやっと
気付く事が出来ました。

褒められても片手を顔の前に出し左右に振りながら、いえいえと
否定するだけの振る舞いに違和感を感じます。


  • 投稿者: blue
  • 2009/01/21(水) 12:52:40
  • [編集]

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  • 投稿者: -
  • 2009/01/21(水) 16:44:42
  • [編集]

オユンナ

昔モンゴルから名古屋へやってきた女の子が居ました。やって来た当初は「日本は天国みたいだ」と言っていました。
優しい日本人に交わる裡に、「日本には心が無い」と言い出しました。
サヨクの日本人と話しあううちに、どう言えば日本人が喜ぶかを学習したのだと思っています。

  • 投稿者: 八目山人
  • 2009/01/21(水) 17:52:41
  • [編集]

それでも我が国は最高です

日本人が兵器を持つ、よりも加藤の様な俗物小人愚者が権力を持つ事が最大のの問題です。
それと躾の問題ですが、ここ最近30年ぐらいに関してはウーマンリブやジェンダーフリー運動に関ってくると思います。
これらの運動の本質は無教養で劣等感の強い女性に、自らが上位と言う男女差別の意識を植え付け、男女を対立させ家庭を破壊し最終的に国家を破壊する思想です。
では何故自らの子供を自虐的に育てるかと言うと、自分の様な優秀な女性(実は洗脳と煽動によって、過度に肥大した自意識による勘違い)の産んだ子供が、こんなアホな筈が無い、これは嘘八百で自分を騙して結婚に追い込んだ男(つまり自分の夫、仮に騙されたとしても、騙された自分の不明不徳は不問なのがこの手の論調の特徴です。)しかし男が居ないと自分の(経済的生活)が崩壊する、なので夫に対する理不尽な不平を我が子にぶつけると言う誠に情けない現象だと思います。
これから先の世代に対する解決策は思いつきますが、一つ間違えると自らの両親を否定する事に成りかねません、それでは本末転倒です。
この問題は本当に頭の痛い問題の一つですね。

  • 投稿者: 火天大有
  • 2009/01/21(水) 22:26:37
  • [編集]

マグカップさん

>日本人なので、同僚の気持ちも分かるのですが、幅広く「自虐史観」が蔓延しているのかな、と感じます

私も日本人ですから謙譲が大切なのはわかりますけど、やりすぎは良くないということでしょう。


donnatさん

お久しぶりです。

>叱るといい点を取ってくるという親の思いこみが、何をしても叱り、褒めることを省略させる。 結果として、子供は何もしても叱られる。

これは非常に鋭い指摘かもしれません。

褒める時としかる時のメリハリが一番重要ということなのでしょう。


blueさん

>他人から褒められた際に素直にありがとうと答えられるようになった。

とても良い話ありがとうございます。

私の心もジーンと温かくなりました。ぜひ見習いたいと思います。


八目山人さん

オユンナさんの身にいったい何が起こったのか、じっくり聞いてみたいです。


火天大有さん

男女平等も大切ですが、体のつくりが違う男女が「完全に平等になる」ということはありえないと思います。

むしろ違うからこそ一つの家族の中で協力し、補完しあって生活していけるわけです。

それを家族崩壊の不幸へと導くならば、ジェンダーフリーは本末転倒でしょう。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2009/01/21(水) 23:31:49
  • [編集]

悲観的な見方や自信の無さはたぶん比較的最近の傾向です。あと、本当に自虐思想に染まってるのは極が付く程度の一部でしょう。クールジャパンを否定したがる人は少数です。

少し前までは、小さな子供は周囲の大人からチヤホヤされながら育ってました。少し大きくなると、流石に親は褒めなくなるけど、また口煩くもなるけど、親戚やら近所の大人はお世辞込みや愛想込みでチヤホヤし続けてました。祖父母などは孫は褒めまくりにしてました。また、友達同士でも結構褒めたりしてました。明らかな褒め方ではないけど、良いと良いところを認めるという感じで。むしろ悪口の方を言われることがない。誰も思っても言わなかったし。遠慮なく悪口というか欠点の指摘をするのは親くらいのものです。(逆に言うと、親以外は褒める一方なのです、実は) その親も、しつけで怒ったりしつつも割と頻繁に褒めてたように思います。私の子供のころを思い返すとこんな感じです。私自身のことだけでなく同年代の子供も思い浮かべての話です。TVドラマでもそんな感じだったように思います。なので「日本人のしつけ」に原因を求めるのは違うのではないかと思います。それにしつけというのは怒るだけでなく、出来たら褒めるというのも基本です。褒めなきゃしつけにはなりません。

  • 投稿者: sadatajp
  • 2009/01/22(木) 01:32:03
  • [編集]

sadatajpさん

sadatajpさんのお家は良い家庭だったようですね。

>遠慮なく悪口というか欠点の指摘をするのは親くらいのものです。

その通りです。

だからこそ、しつけに問題があるのだと思います。

 子供にとって、友人や親戚よりも一番重要なのは生みの親からの愛情であり評価です。

しかし「早くしなさい」に代表されるマイナス評価の言葉を連発する日本の”しつけ”が、日本人の自己に対する低評価と自信の無さにつながっていると思います。

>それにしつけというのは怒るだけでなく、出来たら褒めるというのも基本です。

これができていないからしつけに問題があるのでしょう。

本文にも書いた通り、日本人は親子にしろ夫婦間にしろ、照れや取り越し苦労からあまり褒め言葉を使いません。

原因はいろいろあるにせよ、しつけが日本人の人格形成にまったく影響しないというのはあり得ないと思います。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2009/01/24(土) 00:09:21
  • [編集]

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