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第8回 日本は外国と、どうつきあったらよいのか?(その2)

  • 2005/03/10(木) 00:05:00

 こんなバカバカしい状態から抜け出すにはどうしたら良いかと言えば、単純に友達を選べばいいだけのことです。

(以前、警察と法律のもとでの人と人の関係と、それが無い国と国の関係を、ぜんぶごっちゃにするのは間違いと言いました。しかし友達の選びかたは、法律や警察のある無しとは、あまり関係無いはずです。)

世界のすべての国と友達になれなければ0点だと考えるのではなく、
世界のすべての国とは友達になれないかもしれないけど、日本が友達として信頼できる国、日本が生きて行くために必要なパートナーとしての国と友好関係がきずければ、80点なんだと考えるべきなのではないでしょうか。

 世界のすべての国と友達にならなければ0点だと考える人は、ある国と友好関係じゃなくなれば、すぐ戦争になると考えがちですがそうではありません。

あなたは学校や会社にいる、あまりつきあいの無い人やちょっと気の合わない人と友達じゃないからといって、いきなり殴りあいを始めますか?

殴りあいになる前に、仲は悪くないけどただ口をきかない関係、陰口を言い合う関係、口ゲンカの状態といろいろとあると思いますが、国と国の関係でもそれはいっしょです。

(なぐりあいである本当の戦争を「熱い戦争」と言うのにたいして、口ゲンカは冷たい戦争、「冷戦」と言ったりします。)

 以前、世界の国々は「自分さえよければ」と思って外交をやっていると言いましたが、それならば、国どうしがもめるのは、ごくふつうのことです。外国ともめたことがまったく無いという国なんて世界にほとんどないでしょう。

ですから、国どうしが冷たい関係になる事もよくあることなのですからビックリする必要はありません。
むしろ国どうしでもめごとが起こって、ふたつの国の意見が食い違ってからが、話し合いのスタートです。

当然相手は、”自分たちと生まれも育ちも考え方も違う外国人”なのですから、話し合いで問題が解決することもあるし、相手とわかりあえない、話し合いで解決できないといった結果も当然あります。

 問題が話し合いで解決できない結果、それで自分たちの命や財産がピンチとなるなら、なんらかの力(それは経済力であったり資源力であったり、ときには軍事力であったりします)を使って問題を解決し、自分たちの命・財産を守るというケースもあるでしょう。
(なにしろ国のための警察や法律は無いのですから)

そして、いかに本物の戦争になるのを防ぎながら、なるべく話し合いで問題を解決するか、いかに「仲良くけんかするか」が本当の外交官のウデの見せ所なのです。

ところが多くの日本の外交官・政治家は違います。

彼らは、日本が外国ともめたり外国から嫌われたりすれば、すぐ戦争になるとでも考えているのか、日本と外国の間にどんな意見の食い違いがあってもガマンしてガマンして、意見の違いが無いように見せかけることもしばしばです。

「お互い意見の違いを出し合ってからが、本当の話し合いのスタート」なのに、意見の違いを徹底的にかくして、真剣な話し合いのスタートを先延ばしにする事にどんな意味があるというのでしょう?

(彼らは外交交渉のあと「~で意見が一致した」という声明を発表するのが大好きで、逆に交渉の結果、意見の食い違いが解消されないのがコワくて仕方ないようです。)

そして日本がガマンの限界になって、真剣な話し合いを始める時は、たいてい問題が手遅れになっているのです。拉致問題のように。

まるで日本の外交官は、人に嫌われるのを極度に恐れる「対人恐怖症」ならぬ、「対外国恐怖症」です。外国と「仲良くけんかする」スキルが決定的に欠けているのです。

(彼らの、もうひとつの問題は「話し合いをトコトンすれば、必ずお互いの意見が一つになって問題が解決される」という幻想を抱いていることです。

そのような幻想を抱いている結果、話し合いで解決できないときの対策を何も考えていない、あるいは対策がわかっていても実行しないために、たとえば北朝鮮との拉致問題交渉や中国での反日暴動の賠償要求交渉のように、話し合いが決裂すると日本は何もできなくなってしまうのです。

これも、意見の違いの存在がコワくて仕方ない彼らが、「どんなに交渉しても意見の食い違いはあるのだ」ということに目を向ける勇気がないからなのではないでしょうか。)

外国とのつきあいのプロであるはずの外交官がこれでは、給料を払っている日本国民は目も当てられません。

 理由はどうあれ、世界のほとんどを敵に回すかと思えば、こんどは世界のすべてと友達になろうとするなど、日本のやる外交は、両極端すぎるようです。

その極端さが日本人を不幸にしてきた
のです。このことは外国とのつきあいのプロであるはずの日本人外交官でさえ、あまりわかっていません。

 相手が外国だからといって肩に力をいれて、何が何でも友達になろうとするのではなく、信頼できる外国だけを友達として選んでつきあう事が、日本人の命・財産・幸せを守ること(つまり安全保障)になるのではないでしょうか。

さいわい、北朝鮮のようなチンピラは世界にそうはいません。(世界中ワガママなヤツばっかりですが)

悪いヤツに月十万円みつがなくても、こちらからけんかを売らなければ、世界でひとりぼっちになるようなことは無いでしょうし、たまに口ゲンカぐらいはするでしょうが、世界のおおかたの国とは仲良くやっていけるはずです。

日本が生きて行くために必要な、世界のおおかたの国と普通につきあっていければ、日本外交としてはそれで合格点なのではないでしょうか。

むしろこのやりかたの方こそ、世界から日本が尊敬され、それがたくさんのよい友人を日本にひきつける結果につながるのではないでしょうか。

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(きょうの赤旗)市田さんと語ろう4

日本共産党の外交の考え方は、すばらしくユニークでおまw

  • From: 悪魔の辞典+ 日本共産党・民主青年同盟(民青同盟)編……メインサイト17日オープン、↓をクリック |
  • 2005/07/12(火) 10:09:18

この記事に対するコメント

はじめまして。

日本の歴史のテストを控え、戦後の韓国との関係が知りたくてネットサーフィンをしていたらここにたどりつきました。友達関係のたとえ、わかりやすかったです。あなたの思う日本が付き合うだろう国とはどこですか?アメリカ?イギリス?それともアジアの国ですか??
 もしどこの国もそういう付き合いをしていたら、国のグループ同士もどこのグループが強いかでもめることは起こらないのでしょうか?
 今の日本だとアメリカとは必ず仲良くなろうとしますね。でも今はアメリカはいろいろな面でとても大きな影響力を持ってますが、その力がなくなった時は違う友達に寝返るのですか?

 あまり知識がないので、的がはずれた質問だったらごめんなさい。

  • 投稿者: suke。
  • 2005/03/17(木) 19:33:20
  • [編集]

いらっしゃいませ、sukeさん。(その1)

 はじめましてsukeさん。議論に御参加くださいましてありがとうございます。

 まず、日本がつきあうべき国はどこか?というご質問と理解してお答えします。

日本のゆずれない価値としては、民主主義であり、基本的人権の尊重であり、自由貿易です。

これをベースとして友人をえらばなければならないのですが、基本的には今、日本の友人となっている国とこれからもつきあってゆけば良いでしょう。

 今日本と正式につきあいのない国は世界では北朝鮮と台湾だけのはずで、その他の国々とは、一応友人としておつあいしています。(実は台湾とも実質的な友人関係にあります)

 問題が有るとすれば、中国・韓国・北朝鮮の三カ国です。そして日本が冷静さを失って、いつも判断を誤るのもこの三カ国です。

中国は今、「日本から中国への経済援助をやめると友人関係がこわれるぞ」と言っています。

韓国は「日本から奪った竹島を韓国のものと認めないと友達をやめるぞ」といっています。

対人関係恐怖症の日本は、いつものようにオロオロしていますが、私は「じゃあ友達を1回やめてみれば」と言ったらどうかと考えています。

なぜなら中国も韓国も日本という友達なしでは生きられないからです。

中国は日本企業が投資をして中国に工場をつくり、職のない人をやとって、中国で生産された商品を日本の消費者が買ってくれなければ生きて行けません。

韓国は日本からハイテク部品を買って、韓国で組み立て、それを人件費の安い中国に輸出して最終組みたてをして日本やアメリカに輸出して生きています。日本から部品がこなくなれば韓国企業は大打撃を受けるでしょう。

 日本なしでは生きられないのにどうして「日本の友達をやめる」と言うのか?というと、このハッタリのおどかしが、これまで日本相手には大変ききめがあったからです。

日本なしでは生きられないのに中国や韓国が「日本が十万円みつがなければ友達をやめる」というと、日本がオロオロして十万円をくれるというのがこれまででした。

ですから、私は日本がいっぺん中国と韓国に「十万円はやらん。じゃあ友達やめてみる?」と言ったらどうかと思うのです。

結果的に、中国も韓国も日本との友達関係をたち切る事はできないでしょう。

そのとき、日中・日韓関係の新時代が幕開けするのではないでしょうか。

もし中国や韓国があくまでも日本を必要としないというのであれば、それまでのことだったということでしょう。

関連する話題が「日本外交と世界戦略」のシリーズや中国編・韓国編・北朝鮮編にもありますのでよろしかったらどうぞ。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/03/18(金) 00:11:40
  • [編集]

いらっしゃいませsukeさん(その2)

 つぎに国同士のグループでもめごとは無いのか?という御質問ですが、これはよくあることです。

 たとえば、つい15~20年前には、アメリカを中心に日本・西ドイツ・フランス・イギリスなどの自由主義グループとソビエト・ポーランド・東ドイツ、中国などの社会主義グループが、おたがいに、核ミサイルを持って張り合っていたのです。
(結果的に社会主義グループが負けましたが)

最後にアメリカが力を失ったらどうするか?という御質問ですが、その時日本の友人としてふさわしいのであれば、何もつきあいを止める必要は無いのでは?

たとえば、私の信頼できる友達が、お金持ちから貧乏人に転落したからといって、おつきあいを止めるようなことはしません。

逆に、今よりすごいお金持ちになったとしても、その人が私を激しく裏切るような事があれば、友人関係をやめるかもしれません。

それと同じ事ではないでしょうか。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/03/18(金) 00:23:43
  • [編集]

お返事ありがとうございます。

参考になりました、ありがとうございます。理想論としてはどの国とも仲良くやっていけたらいいんですけどね。

  • 投稿者: suke。
  • 2005/03/18(金) 07:20:06
  • [編集]

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