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戦後レジームへのレクイエム

  • 2008/09/03(水) 01:03:52

 福田首相が9月1日、辞意を表明した。

私は、この人が首相になって何をやろうとしていたのかサッパリわからなかった。

国家戦略やビジョンといったもののかけらも無かったし、国家指導者になるための意欲も覚悟も能力にも全く欠けていた。

父親のやり方を必勝マニュアルにすれば、内閣総理大臣としての輝かしい自分の名が歴史に刻まれるとでも思っていたのだろうか?

官僚トップの二橋官房副長官を筆頭とする事務次官会議や官僚出身の各大臣など下がまとめてきた案件を、よっぽど変なものでなければ「ウム」といって裁可し、危険なことには一切手を出さず、ことなかれで大過無く任期を終えれば「名宰相・福田康夫」の名が憲政史に刻まれるとでも思っていたのだろうか?

首相になって日本をどうするかではなく、首相になることだけが目標だったのではないか。

昭和50年代ぐらいまでなら、そういう日本特有のボトムアップ型官僚主導政治でも通用したかもしれない。

中国・韓国・北朝鮮へどれだけ土下座外交を続けたとしても、インターネットも無いので国民が真実に触れることはできず、毎日新聞のような自分の国を貶めたくて仕方が無い左翼売国マスコミがこぞって援護射撃をしてくれたから、かえって支持率が上がったかもしれない。

日教組教育のせいもあるのだろうが、戦後の日本では自分の国がいかに悪い国であるかを叫べば叫ぶほどカッコ良く知性的であるかのような、極めて病的なムードが国民に充満していた。

 だが、21世紀の今はそんな時代ではない。

東大から公立小学校にまではびこる「日本は悪い国・あー日本はダメだダメだ」という教育を疑うことすら知らず育ってしまった元・優等生の集団である官僚機構は、日本が先進国の仲間入りを果たして以降、手本としてきた欧米というマニュアルを失って迷走を続けている。

(中には自国に誇りを持って働いていた官僚さんもいるとは思うが、そういう人たちの声はどういうわけか聞こえてこない)

インターネット(特にブロードバンド)の普及で、中・韓・朝の特定アジアと毎日・朝日のような売国左翼マスコミのウソが白日の元にさらされると、これまで偏った情報によって洗脳されてきた多くの国民が劇的なスピードで真実に目覚めはじめた。

もはや特定アジアに土下座し、自分の国がいかに悪い国であるかを叫ぶことが得点となる時代は終わったのである。

こういった古い政治経済体制(安倍氏が言うところの戦後レジーム)こそ、バブル崩壊以後の失われた10年の原因となり、それは明確なビジョンを示し、政治主導のトップダウンで政治を動かそうとした小泉・安倍両政権によっていったんは葬り去られたかに見えた。

 だが若く経験も少なかった安倍氏は、これまでのように事務次官会議に重きを置かない政治主導の公務員改革を快く思わない官僚・公務員勢力と、マスコミを含む「日本は悪い国・あー日本はダメだダメだ」という左翼リベラル勢力の、いわば守旧派連合から集中砲火を浴びせられて倒れてしまった。

あの当時、安倍政権が明日にでも日本を軍国主義化してアジアを侵略するかのように言ったり、「ユダヤの手先の小泉・安倍」が郵政民営化をしてくれたおかげで、日本国民の貯金が「影の世界政府を支配するユダヤ人」にそっくり奪われるかのように言う悪質なデマが盛んに流されて、それを信じこんでしまった人も少なくなかったようだが一体あれは何だったのか。

極めつけは、参院選敗北の最大の要因となった年金問題で、年金問題のA級戦犯である自治労の組織票で持っている民主党が選挙に勝ち、自治労と民主党の抵抗に必死で戦い、社会保険庁の民営化を図ろうとした安倍政権が負けるという「有権者のオウンゴール(自殺点)」。

それもこれも、真実を報道せず、自分たちの伝えたい情報だけ報道する多くのマスコミのなせるわざであった。

 こうして安倍政権は倒れ、福田政権が誕生した。

福田政権は、小泉・安倍の両政権をさんざん叩いて引きずりおろそうとしていた左翼リベラル勢力にとっては待望の戦後レジーム復活政権であったのだ。

じゃあ福田政権が誕生したことで、左翼リベラル勢力が言うように日本は良くなったのか?

次回へつづく


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この記事に対するコメント

3氏の比較

福田康夫総理、安部晋三元総理、麻生太郎(総理候補)の3氏は2・3世議員です。

福田康夫総理は福田越夫元総理の秘書として退陣を勧めた人物として有名です。彼は自分が優秀で全体を把握できる人物と考えていると推察します。私もそう思っております。しかし、自分が優秀だと思う人物ほど他者を格下に見る傾向が強く、ほとんど他人の意見を聞かないと思われます。
これで信念があれば、聡明な総理になれたのでしょうが、彼には信念というものがありません。クロフネ氏が言われているように、 良くも悪くもその時代の教育に染まり、実に幸せな人生設計の上を歩いてきたのでしょう。
ブレインとして優秀な人が、総理として優秀でないと何故、永田町は気づかないか?これが不思議です。

安部晋三元総理は安保時代を高校生として過ごし、父のことを教師に指摘されたことから国防意識に目覚めた総理でした。優秀な総理でしたが、改革をするには周囲の取り巻きが“へたれ”ばかりで可哀想でした。もっとも小泉総理が骨のある政治家をすべて蚊帳の外に放り出した後でしたので力のある支えがいなかったことが悲劇です。
私としては、福田総理あたりに露払いさせた後の方がよかったのではと、ついつい考えてしまいます。終ったことなのですが・・・(とほほほ)

麻生太郎氏は、「金持ちが国の金で学校へ行くな!」と言われて私学に進学させられた麻生財閥の父を持つ方です。成金ではなく、本物の金持ちです。麻生太郎氏がその気骨さを持っているかどうかは不明ですが、経済というものが分かっている人物として期待しております。
しかし、与謝野氏のような似非経済通が側にいることが気掛かりです。

ともかく、人材がいない訳ではないと考えているのです。正しい配置と足の引っ張りあいで、機能していないのがかなしくのです。自民党の危機感から正しい選択をされることを願っているのですが・・・。

  • 投稿者: donnat
  • 2008/09/03(水) 09:50:11
  • [編集]

劇的?

 クロフネさんの分析に100%同意ですが、一点だけ?が有ります。インターネットの普及により、国民が劇的なスピードで真実に目覚め始めている、と言うところです。
 テレビが未だ大きな力を持っており、そこから戦後レジームにまみれた放送を垂れ流されたら、劇的には変われないのではないでしょうか。
 地デジに切り替わる時に多チャンネル化して、チャンネル桜のようなテレビ局が出来れば大きな変化が起こるかと思っています。

  • 投稿者: 八目山人
  • 2008/09/03(水) 11:49:35
  • [編集]

TB失礼します

クロフネ様

こんにちは。TB失礼致します。

民主党の中には、新首相誕生ムードで総選挙をむかえることに一定の危機感を持つ
主張もあるようですね。

与党には保守政治の空白を作らぬように、努力を傾注していただきたいところです。

  • 投稿者: ねたねこ
  • 2008/09/03(水) 17:17:55
  • [編集]

donnatさん

福田・安部・麻生の三氏についての解説ありがとうございました。大変参考になりました。

>ブレインとして優秀な人が、総理として優秀でないと何故、永田町は気づかないか?これが不思議です。

総理=司令官、ブレイン=参謀だとすれば、幕僚統帥という戦前の日本陸軍と同じ過ちを繰り返してしまったようにも思えます。

麻生さんについては、実は経済政策面で不安を抱えていると考えています。


八目山人さん

>テレビが未だ大きな力を持っており、そこから戦後レジームにまみれた放送を垂れ流されたら、劇的には変われないのではないでしょうか。

確かにテレビの影響力はまだまだありますが、50代以上のなんとなく反日・自虐的なネットオンチ世代が社会の各層で指導的地位にいる現在が「ろうそくが消える前の最後の輝き」ではないでしょうか。

これからも油断はならないと思いますが、内外の反日勢力のウソを暴きダメージを与えたこれまでのネットの成果は劇的なものであったと評価しています。


ねたねこ さん

TBありがとうございました。さっそく、こちらからも逆TBいたしました。

>民主党の中には、新首相誕生ムードで総選挙をむかえることに一定の危機感を持つ主張もあるようですね。

自民党が総裁選をうまく利用できれば、民主党の存在感は消し飛ぶかもしれません。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/09/03(水) 21:45:45
  • [編集]

うずうず

相変わらずの素晴しい考察で、殆ど賛成ですが、ちょっとだけ言いたい事も有りますが、その辺りも後編でカバーしてくれるかもしれないので、後編を待ちます。
いや今回は、ひどいコメントでした(汗

  • 投稿者: 火天大有
  • 2008/09/03(水) 23:10:32
  • [編集]

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