初めていらっしゃった方へ

スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

台湾新総統は馬英九氏

  • 2008/03/25(火) 23:53:10

 台湾の総統(諸外国の大統領にあたる)選挙は、22日に投開票され、野党・中国国民党の馬英九候補が与党・民主進歩党(民進党)の謝長廷候補を大差でやぶって当選した。

国共内戦に敗れた蒋介石が台湾へ逃げ込み、中国国民党独裁政権を樹立、独裁政権は息子の蒋経国へと引き継がれたが、次の李登輝政権時代に民主化を達成、その後与党の座を失っていた。

国民党にとって8年ぶりの政権奪還となった。

選挙の争点は主に経済問題で、中国との関係強化による経済振興策をかかげる馬候補に対し、民進党の謝候補は、8年におよぶ民進党政権の汚職イメージや内部対立が響いたのか、幅広い支持を得られなかった。

参考記事 
 
 台湾の総統選は、香港生まれの国民党出身候補・馬英九氏の大勝に終わった。

台湾国民は、民進党や謝候補がかかげる台湾の独立よりも経済、特に中国とのお金もうけを選択したようである。

謝候補も国民党の主張を先まわりするように中国との経済関係強化もかかげたが、陳水扁・民進党政権の汚職イメージがマイナスに働いたのかまき返しはならなかったし、中国によるチベット虐殺事件も追い風とはならなかった。

私は台湾国民ではないから、選挙結果については台湾国民の判断を尊重するよりほかない。

ともかく「台湾の自主独立よりも、中国とのお金もうけ」という国民の審判がハッキリと下されたのだから、それが吉と出るにしても凶と出るにしても、選択の結果責任はすべて台湾国民が負うことになる。

たとえ選択の結果が凶と出たとしても、そこから台湾国民が多くのことを学び、過ちが修正されて二度と同じ過ちが繰り返されなければそれで良いのではないだろうか。

ただし、過ちを修正するチャンスが再び与えられれば良いが...。

 もっとも今回の選挙結果、全人口の15%前後で国民党を支持する外省人に言わせれば、台湾にとっての凶は自分たちにとっての吉なのかもしれない。

台湾国民と一口に言っても、もとから台湾に住んでいて「自分は台湾人」という意識の強い本省人と、国共内戦に敗れた蒋介石と一緒に大陸から逃げてきて、「自分は台湾人よりも中国人」という意識の強い外省人の二種類存在するのは、このブログの常連さんなら良くご存知だろう。(その他タイヤル族のような少数民族も)

台湾が民主化される1980年代後半まで、台湾の政治・経済・マスコミはすべて、台湾全人口の15%程度の外省人と国民党が支配していた。

イラクのフセイン独裁政権も、イラク全人口のわずが20%のスンニ派アラブ人(つまりサダム・フセインとバース党)が残り80%のシーア派アラブ人とクルド人を支配していたが、その構図と良く似ている。

その後、台湾の総統に李登輝(本省人)氏が就任すると、ゆっくりと民主化がはじまり、とうとう国民党も独裁政治を放棄した。

しかし、今だに台湾マスコミ界は一握りの外省人に支配されていて、多数派である本省人の価値観が報道にあらわれにくいというのは、マスコミ界が左翼勢力に牛耳られている日本にも通じるところがあるように思える。

 台湾の新総統になることが決まった国民党・馬英九氏は香港生まれで、もちろん外省人である。

香港人は台湾の本省人に比べると中国人という意識が強く、反日度も強い傾向があるように思える。

馬氏は総統就任前に日米両国を訪問することを検討するなど、反日・反米政策をかかげることは無いとアピールしているし、チベット問題が悪化すれば、台湾選手団の北京五輪ボイコットも示唆している。

参考記事 

参考記事 

今のところ馬氏は、本省人を中心とした台湾世論に配慮しているのか実利主義を優先させているのか、現実的な外交姿勢を見せているが、実際に馬・新総統がどういった外交の舵取りをするのか未知数である。

もしかしたら、北東アジアのバランサーと称して中国に擦り寄る反面、極端な反日・反米外交をやり、特に日本を領土問題・歴史問題で挑発して自国の民族主義をあおり、自らの支持率アップにつなげるという”台湾のノムヒョン”になる可能性が無いとは言いきれない。

その場合は相当やっかいなことになる。
日本も最悪の場合に備えて、対抗策を準備しておかなければならない。


例えば、第二第三の日本のシーレーンを確保しておく必要があろう。

多少遠回りしてもやむを得ないからロンボク海峡ルートを確保する、あるいは地球温暖化の副産物として出来た、ベーリング海峡から北極海を通って欧州や中東へ向かうルートなどが候補として考えられる。

現在儀装中と思われる護衛艦”ひゅうが”やその二番艦以降を、長大なシーレーン防衛にあたらせるSTOVL機搭載型空母にする必要も出てくるかもしれない。

まあ、わが昼行灯首相は何も考えていないことが確実だし、「中国が第一」の野党第一党党首も頼れないので、政府や与野党内で正気を失っていない人がいるならば、お願いしておきたい。

(外務省は馬政権誕生を素で喜んでいるらしいが、正気の人はいないのか)

 ところで、中国国営新華社が「台湾の国民党が、自陣の馬英九氏が台湾島の指導者選びで勝利したと宣言した」と報じたわけだが、

参考記事

地球上に台湾という独立国家が存在していて、共産党とは別の政権党と、胡錦涛とは別の国家指導者もいることを認めちゃったわけだ。

しかも台湾では指導者を選出するのに、複数の政党・候補から選ぶことができるという、中国のどこでもやっていない文明的な方法を使って。

「台湾なんて独立国家は存在しない」と常々言っているハダカの王様・中国の致命的ミス。

李登輝さんが日本に来るとブーブー言う北京も、かつて馬英九氏が訪日したときは何も言わなかったんだから、馬・新総統に訪日してもらって日台首脳会談もOKだろう。


banner_04.jpg

↑台湾が独立国家だと思う方はポチッとしてください↓
人気blogランキング

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

望みといえば

国民党といえば、外省人の支持母体というのが一般的なイメージですが、台湾の2大政党の片割れともなれば、少なからず本省人の人からも支持を受けていますよねぇ。そして、かつて総統だった李登輝さんも国民党の出身だった。しいて言えば、そういうところに望みをつなぐしかありませんね。国民党といえども、外省人ばかりでなければ、すべてがすべて大陸に対して万事シンパシーを持っているとはいえませんから。

  • 投稿者: DUCE
  • 2008/03/26(水) 16:56:58
  • [編集]

copy

失礼します。コピペです。
サヨクへの反論にどうぞ。


武力で平和は守れます。

ベトナムはカンボジアに侵攻して、武力でポルポトの虐殺を止めました。
ベトナムは中越戦争の時、武力で中国を追い返しました。

ベトナムは、今、平和です。


チベットは武力が無かったので、中国に占領されました。

チベットは、今、地獄です。

コピペです。
サイトポリシーに違反してしまったら、すいません。

  • 投稿者: won
  • 2008/03/26(水) 19:37:39
  • [編集]

DUCEさん

今回、国民党の馬氏が当選したということは、当然多くの本省人の支持があったということですね。

馬氏がどういう外交政策をとるかは未知数だと思いますが、本省人世論をまったく無視してやるわけにもいかないでしょうから、そのあたりが救いかもしれません。


wonさん

チベットはまさにチベット人を守る軍隊が無かったために、漢人による虐殺を許してしまいました。

香港に人民解放軍が入ってきたら、イギリスのパッテン総督がすすめた民主化の火がたちまち消えてしまいました。

台湾で民主政治が維持されているのも、台湾に国軍があるおかげですね。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/03/26(水) 22:36:23
  • [編集]

在香港15年ですが、香港は特に反日ではないですよ

逆に「反中央政府」の比率の方が多いくらいです

  • 投稿者: 南国鳥
  • 2008/03/26(水) 23:35:49
  • [編集]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 投稿者: -
  • 2008/03/27(木) 07:01:27
  • [編集]

台湾が反日に、、、

今回の台湾総統選挙の結果は私が最も恐れていた事態です。
国民党はそもそも反日であり、前大戦で我が国が敗北した原因で有り、南京大虐殺等のデマの発信源で有り、松井大将を始めとする多くの素晴しい日本人の敵でも有ります。
しかし、戦後我が国政府は親日的な政体には冷たく、反日的な政体には阿る政策を続けて着ました。
河野衆院議長様の航空機台湾緊急避難時の対応などは特に有名ですね。
本当は今回の選挙こそ我が国は影に日の影響力を行使して親日政権の維持に努めるべきだったのに。
まだ悔しくて陰鬱な日々は続く。

  • 投稿者: 火天大有
  • 2008/03/27(木) 11:48:57
  • [編集]

南国鳥さん

>在香港15年ですが、香港は特に反日ではないですよ

本当にそうであることを望みますが、尖閣諸島に上陸しようとする反日団体が船を出すのは香港からですよね。

普通に日常生活を営んでいる時は目立たないかもしれませんが、何かのきっかけで漢民族ナショナリズムが煽られたときはどうでしょうか。

こういうお話もありますし。

http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/9947614e51c43ce5d698d3ea1d2b15e0

重慶にお住まいのある日本人も街によほど愛着があるようで、「重慶市民に反日は無い」とおっしゃるのですが、残念ながらサッカー中継を通じて多くの日本人が反日重慶市民を目の当たりにしてしまいました。


火天大有さん

>しかし、戦後我が国政府は親日的な政体には冷たく、反日的な政体には阿る政策を続けて着ました。

ここが戦後日本の外交のおかしいところなんですよね。

さて、馬・新総統と国民党は日本に対してどう出てくるでしょうか。

楽観も悲観もできないと思います。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/03/27(木) 23:17:15
  • [編集]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 投稿者: -
  • 2008/03/28(金) 01:56:02
  • [編集]

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する


・いつもコメント&TBありがとうございます。

アダルト系ブログからの、サイトポリシーに違反したコメント・TBが後を断たないため、受信したコメント・TBを管理人が審査することにしました。

サイトポリシーに違反したものについては予告無く破棄します。

また問題の無いコメント・TBを頂いても表示されるまで少し時間がかかります。 悪しからず御諒承ください。

「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れると、管理人だけが読める非公開コメントになります。 非公開コメントを下さる方のプライバシーを尊重し、あえてお返事をしておりませんが、「公開コメントでも良いのでレスが欲しい」という方は、非公開コメントにその旨をお書き添えください。
                

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。