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民主党は地方公務員改革はしないのか?

  • 2008/03/20(木) 00:34:05

 社会保険庁の労働組合である、自治労傘下の”全国社会保険職員労働組合”(元・自治労国費協議会)の組合員によるヤミ専従が現在問題になっている。

ヤミ専従を説明するまえに、専従活動について説明する必要があろう。

労働組合の組合員は労働者の権利として一定時間、通常の勤務時間中に本来の仕事をせず組合活動に専念することを自治体や企業から認められている。

この場合、組合活動をしている人の給料は労働組合が支払い、その人を雇用している企業・自治体が支払うことは労働組合法で禁止されている。

これを専従活動と言うが、ヤミ専従とは、自治体なり会社なりに「本来の仕事をしています」と報告して、ちゃっかりそこから給料をもらいながら、実は労働組合の活動をやるというれっきとした違法行為である。

今問題になっている社会保険庁職員で言えば、たとえば、社保庁から通常の給料をしっかりともらいながら、年金事務などの本来の仕事をおっ放り出して国会前に終結、

「年金問題を俺たちのせいにするな!」
「地方公務員の労働時間をもっと減らし、給料は上げろ!」 
「地方分権をすすめ、予算と権限を中央から地方へ!」
「人権擁護法案をはやく成立させろ!」
「在日外国人に参政権を!」
「韓国・朝鮮人慰安婦や中国人強制連行被害者に国は謝罪と賠償を!」
「日本政府は北朝鮮との国交を早く正常化して植民地支配の罪を清算せよ!」
「首相の靖国神社参拝反対!」

などと、自治労がずっと主張している政策の横断幕をかかげて座り込みデモをやったりすると、ヤミ専従となる。

http://www.jichiro.gr.jp/shoukai/houshin/2.htm

社会保険庁の職員が本来の年金業務をおっ放り出して組合活動に精を出していたにもかかわらず、不正に国から受け取っていた給料は、わかっているだけで27人分、7億5000万円の巨額にのぼる。

参考記事 

これはあくまでも現時点でわかっているだけ、つまり氷山の一角であり、日本全国の自治体で地方公務員の労働組合員によるヤミ専従がどれくらい行われているのか想像するだけでゾッとする。

仕事をおっ放り出して遊んでいるような社保庁の労働組合員に7億5000万円も払った、そのカネの出所はもちろん我々国民が納めた税金からである。

会社をリストラされ離婚、ローンが残っているマイホームも手放し、家族も家も失ってホームレスになってしまう人とか、あまりの空腹さに耐えかねて、ある市役所なり役場なりに助けを求めたが、役人に放置されて餓死した人とか、バブル崩壊以後悲しい話を時々耳にするが、

本当に困っている人に我々の税金が使われず、ちゃんと仕事をしているかのような報告をして、実は組合活動と称して仕事をさぼっている公務員に7億5000万円も支払われているとは、「正義は死んだか、神は滅んだか」と言いたくなる。

ヤミ専従を行った社保庁労組はカネは返すと言っているが、返せば良いというものではないだろう。
これは犯罪ではないのか?

明らかな違法行為にもかかわらず、6年9ヵ月ヤミ専従を行った高端照和委員長をはじめ、彼らはどうして訴えられないのか?

高端委員長は、組合の組織的犯行ではないと言っているが、国民としてはとうてい信じられない。

 以前にも言ったが、民間企業に勤める普通の労働者と違って、犯罪でも犯さなければまずクビになることはない公務員に労働運動は必要無いと思う。

民間の労働者は企業の経営方針に口出しすることはできないから、待遇を改善するために労働運動を認める必要があるが、国や自治体の労働者は、選挙時の投票によって、国や自治体の”経営方針”に口出しする権利が与えられている。

もし公務員の待遇改善が必要だと有権者が判断すれば、投票によって政府や自治体もそうした方向へ政策を転換するだろう。

だから、民間の労働者より生活保障においてかなり恵まれた立場にもある公務員に、労働運動の必要性があるとは思えない。

むしろ民間労働者より公務員を優遇する一種の逆差別であろう。

年金問題に見られるように、専従活動と称して本来の仕事をおざなりにして、組合から給料をもらうなどもってのほかだし、「ちゃんと仕事してます」と報告して仕事をサボリながら、みんなが納めた税金からカネをくすねるなど言語道断である。

霞ヶ関の中央官庁を対象とした行政改革だけでなく、地方自治体・地方公務員に対する行政改革も待ったなしだということを痛感する。 

 ガソリン税や道路特定財源、日銀総裁人事など、いつも中央官庁へはつらく当たる民主党だが、社会保険庁労組メンバーのヤミ専従など、地方公務員のデタラメな仕事ぶりには目をつぶったままだ。

年金問題にしても、自治労など社保庁職員の労組は「年金問題を社保庁職員のせいにするのは本末転倒だ」などとワケのわからない言い逃れに終始していて、まったく反省のできない人たちだなと思うのだが、行政改革に熱心なはずの民主党も歩調をあわせるように「(自治労批判は)社保庁全体の問題をすり替えている」と言っている。

すり替えているのは民主党の方で、「年金問題は、自治労に加入している社保庁職員のせいではなく、庁全体の問題でしょ」というそのトンデモ理論からは、「連帯責任は無責任」という言葉を真っ先に思い出す。

参考記事 

 以前にも触れたが、社会保険庁の労働組合は地方公務員の労働組合である自治労傘下であり、その自治労は民主党を応援、民主党は自治労メンバーをすくいあげて国政選挙に立候補させ、あいはらくみこ議員のように元自治労メンバーが国会議員にもなっている。

ヤミ専従をしようがどんなに腐っていようが、民主党にたくさんの票を入れてくれる地方公務員の労働組合には何も言えないということなのだろう。

(社会保険庁労組の一部は社民党も応援しているし、全労連系の”全厚生職員労働組合”は共産党とつながりがある)

 民主党は中央官庁だけは叩いて、「庶民の味方・行政改革をめざすクリーンな政党」を装いながら、実のところは地方公務員のための楽園をつくり、組合活動と称してブラブラ遊んでいる地方公務員に国民がカネを貢ぐシステムをつくろうとしているとしか思えない。

これを批判しているのはネットぐらいのものだが、民主党が主張するように人権擁護委員会という暴力装置が出来れば、地方公務員の楽園を守るため、それに反対する人は片っ端から”人権侵害”で訴えて”治安維持”を行うのであろう。

民主党のかかげる政策は、人権擁護法案成立・地方分権による中央から地方への予算権限の移譲・地方公務員の待遇改善・在日外国人の地方参政権付与などなど、自治労が要求していることそのまんま。

民主党が政権を取れば、日本と日本国民は地方からガン細胞に侵されていくことになろう。 

ヤミ専従事件を見ればわかるように、国民は日本の特権階級である公務員貴族のために税金を貢ぎ、地方自治体予算は公務員貴族を太らせるためにまわされ、本当に困っている弱者に救いの手が差し伸べられることはない。

公務員貴族はそのことを反省すらしない。

あまつさえ、格差是正・弱者救済と称して、公務員貴族の権力・利権の拡大をはかる。

まさに生き地獄だ。

----------------------------------

時事コラムもこの記事でちょうど500回。

これも皆様の熱いご支持があったればこそで、今日は精神的肉体的に記事のアップがつらいなと思う時でも、皆様の応援と日本の将来を思うと自分にムチが入ります。

あとは有志ブロガーのがんばりに良い刺激を受けて、競争原理が働くというのもあります。

というわけで、これからもどうぞよろしくお願いします。

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まったくその通り

ワイドショーや報道番組では税金の無駄使いが良く採り上げられますが、その背景である公務員の労働組合の問題は報道されません。
どうしてなんでしょうか。

ところで、クロフネさんも貼っていらっしゃる日本ユニセフについてせと弘幸氏が書いておられます。なんだか結構あやしい様子。

  • 投稿者: みとみ
  • 2008/03/20(木) 01:27:57
  • [編集]

二重取り?

自分の理解するところとしては、職員たる組合活動家が勤務を休んで組合活動を行った場合は、その分給与が出ない代わりに、組合から補填されるのだと思っています。
彼らは、一般の職員を代表して組合活動をしているわけですから、一般の職員が払う組合費から捻出して、ねぎらうのは当然かもしれません。
しかし、勤務を休みながら、給与が差し引かれていないというのはいかがなものでしょうか。もちろん、組合からも「補填」分はもらっているでしょう。

  • 投稿者: DUCE
  • 2008/03/20(木) 20:52:54
  • [編集]

みとみ さん

>ワイドショーや報道番組では税金の無駄使いが良く採り上げられますが、その背景である公務員の労働組合の問題は報道されません。 どうしてなんでしょうか。

それも日本のタブーの一つなんでしょうか。

>ところで、クロフネさんも貼っていらっしゃる日本ユニセフについてせと弘幸氏が書いておられます。

記事の下に出る広告に何が表示されるかはグーグルが決めるので、私自身どうしようもないんです。

それに、読者さんがユニセフのような公共広告をクリックしても私には一銭も入りませんから余計悩ましいのですが...。


DUCEさん

>しかし、勤務を休みながら、給与が差し引かれていないというのはいかがなものでしょうか。もちろん、組合からも「補填」分はもらっているでしょう。

DUCEさんのおっしゃる通り、実際に二重取りが行われているケースも多々あるのではないでしょうか。

あきらかな税金泥棒でまったくひどい話です。

どうして警察につかまらないのか不思議でたまりません。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/03/20(木) 22:13:45
  • [編集]

独立行政法人もひどい

 ある独立行政法人でバイトしてますけど、はじめから窓際族状態でした。公務員も含めて予算も人員も3割減らしても大勢に影響ありません。公務員の仕事は仕事をしないことです。

  • 投稿者: kazuo
  • 2008/03/21(金) 20:33:18
  • [編集]

kazuo さん

>公務員の仕事は仕事をしないことです。

日本の人事評価システムが、100点満点からミスするごとに点を引いていくような減点主義になっているせいかもしれません。

だから官僚あるいは官僚化した会社員はことなかれ主義に陥っていくのだと思います。

独法改革も待ったなしですね

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/03/22(土) 00:48:06
  • [編集]

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