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第10回 日本の対中政策の失敗(その4)

  • 2005/03/06(日) 17:12:35

 前回では共産党独裁の維持・少数民族独立運動の封じこめ・元官僚である江沢民の軍掌握など国内問題の解決の為に、中国が若者世代を中心に反日教育を施し、日本を外交ルートやマスコミを総動員して叩いてきた事、そしてその転換点が1994年ごろであった事を述べた。

 それではその間の日本政府・外務省の対応は、どうであったかというと、ただひたすら中国側の主張に対し”沈黙”していたことも以前に述べた。

この”沈黙”には、まともに反論すれば日中関係の悪化を招くから、とりあえず黙っていて”嵐”が過ぎるのを待とうという意図と、中国の子供じみた言動に対して、日本がそれを相手にせず”大人の対応”をみせれば第三国も日本を支持し、中国もみずからの言動を反省するだろうという意図があったものと思われる。

(日本の外交官が勉強不足で本当に反論できなかった可能性もあるが)

しかし結論から言えば、これこそが日中関係をここまでこじれさせてしまった日本側の原因と言えるのではないだろうか。

 過去に中国を侵略した国は何も日本だけではない。
アヘン戦争・アロー号戦争で香港を奪ったイギリス、アロー号戦争のどさくさに沿海州を奪ったロシア、青島を奪ったドイツ、清仏戦争を戦ったフランスや、1950年の朝鮮戦争で戦ったアメリカも侵略者であると中国の子供たちには教えられている。

しかし中国はこれらの国々の”過去への認識”や”教科書”を問題にしたり、反省や賠償を求めたりしてはいない。

 1997年の香港の返還式典で、イギリス側から香港を150年近く奪ってきた過去の反省などは示されず、チャールズ皇太子は「英国統治のおかげで香港は発展できた」とまでスピーチした。

そして王室ヨット”ブリタニア”にのってユニオンジャックをひるがえし”威風堂々”と帰っていった。

この当時中国側から”侵略を正当化した”イギリスに対して抗議があったとは寡聞にして知らない。

中国政府が”朝鮮戦争で中国を侵略した”と主張するアメリカは、アーリントン国営墓地に朝鮮戦争で戦死した、中国にしてみれば”戦争犯罪人”を埋葬し、大統領みずから参拝することもあるが、中国側から「アメリカは過去を反省していない。アーリントン墓地参拝を止めろ」などと非難声明がでたとは聞いた事が無い。 

ではなぜ日本だけを狙い打ちにして中国は攻撃するのだろうか?

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