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憲法を守れ

  • 2008/01/11(金) 23:58:39

 新テロ特措法案が、きょう午前の参議院本会議で民主・共産など各党の反対多数で否決されたものの、返付された衆議院本会議において憲法59条に基づいて再議決され、自民・公明など2/3以上の賛成多数で成立した。

民主党からも給油活動再開を望む議員による造反が出た。

小沢党首も衆議院本会議を途中退場して”敵前逃亡”、今後「有権者からの批判は必至の情勢」となった。

これで国際社会によるインド洋でのテロ防止活動への日本の協力が再開されることとなる。

参考記事 

 三ヶ月以上のブランクができた以上、再開すればすぐに元通りとはいかないのかもしれないが、ともかく自衛隊の国際協力が再開され、日本のライフラインが通っているインド洋の安全確保に日本みずからが責任を果たせることになったことを支持したい。

まあ、日本がプチ・オイルショックになって、国民が「安全はタダではない。カネを出せば石油がいつでも手に入るわけではない」ということを体で覚える契機になっても良いと思っていたが。

参院で否決された法案が衆院で再可決されて成立するのは56年ぶりとのことだが、国政のマヒを防ぐための衆院の優越という日本国憲法で定められたシステムがようやく機能したのもニュースである。

 ところが、普段「護憲!護憲!」とうるさい野党がこぞって憲法違反を奨励するとは何事だろうか。

民主党の鳩山議員は、合憲だからといって何をやっても許されるものではないし今回の再議決は暴挙だ、と相変わらずワケのわからないことを言っているが、じゃあ「国会で採決をとった結果が自分たちの思いどおりにならないから憲法を踏みにじります」とでも言うのだろうか?

衆院の参院に対する優越は憲法で定められているし、衆院の任期は最大で4年と決められているから「民意の賞味期限も最大で4年」ということが憲法で認められていることになる。

つまり直近の民意とは今から3年前の衆院選の結果ということになる。

「3年前の古い民意なんて無効だ」と民主党は主張しているが、それを言うなら民主お得意の自爆だろう。

参院の任期は6年、しかも3年ごとに全議席の半分ずつ選挙によって改選されるわけだから、
現在の参院議席の半分は、昨年夏のそのまた前の参院選挙の古い民意なのである。

昨年夏に参院の全議席をかけて選挙が行われていなければ最低限、純粋な直近の民意とは言えまい。それでも憲法によって優越権は衆院にあることが認められているわけだが。

文句があるなら、民主党が憲法改正を公約にかかげて衆院選挙に勝てばよろしい。

選挙に勝って憲法を改正し、一院制にするなりなんなりすれば良かろう。

「数の横暴反対」を言うなら、民主党が多数派与党となっても少数野党の法案を通せ。それが出来ないなら日本国憲法を守れ!

自分の思いどおりにいかなかったからと言って憲法をないがしろにする民主党など野党議員は、民主国家の政治家として失格である。

そんなに法治国家が嫌なら民主・共産・社民各党をそっくり中国か北朝鮮へ輸出してやる。

 さて衆院での新テロ特措法の再可決に、さっそくアフガニスタン政府から歓迎の談話がでた。

アミン駐日大使は「テロとの戦いに再び参加するという日本の決断は国際社会や反テロ同盟、アフガニスタン国民への強い希望のメッセージになる」との談話を出した。

参考記事 

民主・共産・社民など、新テロ特措法に反対する左翼陣営は、「アメリカがアフガニスタンを侵略し、それに武器を持って立ち上がったアフガン国民。だからアフガン国民は自衛隊のアフガン派兵に反対するだろうし、我々も反対!」みたいに考えているのだろうが、当の、アフガン国民から選挙で選ばれたカルザイ政権から「ようこそ自衛隊」メッセージが出て「はしごを外されてしまった。」

実のところ、はしごを外されてしまったというより、少なくない日本人の脳内に形成されている「悪の侵略者アメリカVS銃を持って立ち上がった正義のアフガン国民」みたいな単純おバカな善悪二元論的国際理解そのものが間違いであり、アフガン問題に対する無知の証明であるわけで。

そもそもアフガニスタンの民衆でさえ国民意識を持った単一民族でもなければ一枚岩でもないのであって、「銃を持って立ち上がった正義のアフガン国民」なんてものが存在しない。

ビン・ラディンをかくまいアフガニスタンを独裁的に支配して民衆の支持を失っていたタリバン政権を、アフガンの少数民族ハザラ人などで構成する北部同盟軍とアメリカが共同で倒したのが、例のアフガン戦争。

タリバン敗北後、北部同盟の指導者がそのまま政権をとったわけでなく、全土で行われた民主的選挙によって誕生したのが現在のカルザイ政権。(ハミド・カルザイ大統領はパシュトン人)

選挙結果に納得しないタリバンの残党が、アメリカやEUなどアフガン治安維持部隊にテロを行っているのが現在までのアフガン情勢。

そのタリバンを民主党など日本の左翼勢力が「銃を持って侵略者アメリカに立ち上がった正義のアフガン国民」と勘違い、テロ特措法延長に反対して自衛隊を撤退させ、今回衆院での再議決で新テロ特措法が成立、アフガニスタンのカルザイ政権から歓迎メッセージが出た。(←今ココ)

こんなんじゃ、民主党に日本の外交・安全保障政策の舵取りは任せられない。 

 日本の舵取りを任せられないといえば、小沢党首の新テロ特措法再議決時の棄権問題。

私は民主党の新テロ法反対を支持できないが、それに強硬に反対していた民主党の党首が、かんじんの衆院での再議決時に先頭に立って反対票を投じるのではなく、「新テロ特措法に賛成でも反対でも良いです」とばかりに投票を棄権し、白紙委任状を出してしまったも同然の敵前逃亡行為をとったのは野党党首として失格であろう。

じゃあ、これまでの強硬な新テロ法反対はなんだったのか、単なるウケ狙いのパフォーマンスで本当は賛成でも反対でもどちらでも良かったのだろうか。

だったら自らの未熟を自省し、いたずらに日本の安全保障政策を混乱させた責任をとって、とうぶん政権担当は自粛すべきだろう。

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  • 2008/01/12(土) 01:10:05

この記事に対するコメント

こんにちは!
ただいま個人的にブログ応援活動してます。
応援ポチッ!

  • 投稿者: スミサーズ
  • 2008/01/12(土) 12:23:03
  • [編集]

野党の「改憲」はこの問題だけではありませんよ
例えば「外国人参政権」問題
憲法には「日本人のみ」とありますが「外国人参政権」は明らかに憲法に反します
憲法を守れ、だなんて言っておきながら「外国人参政権」という憲法違反を持ち出すんだから話になりません
あいつ等の言う通りになってしまえば民主国家の証である主権国民、言論の自由はなくなります

この給油法も以前のテロ特に賛成した民主が何故、憲法違反などと言い出したのか?
憲法違反に賛成したのか?
民主は小沢個人の思惑で党の言動が左右される単なる私党である事を証明されたと考えています

  • 投稿者: take
  • 2008/01/12(土) 18:03:56
  • [編集]

伝家の宝刀

抜くことに意味があるのか、抜かないことに意味があるのか、よく問題にする人がいます。

大事なことは、抜けるのが前提になっていることを、誰も議論しないことです。

抜けない伝家の宝刀は、ただのゴミです。持ち主に明確な意志がないと、抜けないまま終わってしまうことになります。福田総理は伝家の宝刀の持ち主たる資格があったと言うことです。

  • 投稿者: クマのプータロー
  • 2008/01/12(土) 22:30:26
  • [編集]

takeさん

>憲法には「日本人のみ」とありますが「外国人参政権」は明らかに憲法に反します
>憲法を守れ、だなんて言っておきながら「外国人参政権」という憲法違反を持ち出すんだから話になりません

まったくもって、おっしゃる通り。

彼らにとって、自分の意見が国会で通れば合憲、通らなければ違憲なのだと思います。

そんなものは全ての国民にとって公平であるべき憲法だなんて言えません。

自分が勝てないからといって、ゲームのルールを変えようと主張するずるいヤツと一緒です。


クマのプータロー さん

>抜けない伝家の宝刀は、ただのゴミです。持ち主に明確な意志がないと、抜けないまま終わってしまうことになります。

これは軍隊の持つ抑止力と一緒ですね。

いざという時に火を吹くことができる軍隊であればこそ、抑止力が生まれ、それが侵略戦争を防ぐというのが真理です。

この逆説的な真理を見ぬくためには、ある程度の知識と知恵がなければいけません。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/01/12(土) 23:00:38
  • [編集]

護憲政党は憲法を護れ。(笑)さすがです。まったく同感です。

イラクにアフガン、世界のためにこの二地域の平和を願います。そうすれば北朝鮮情勢も変わるはずです。

…しかし、中国保有の米国国債、凄まじい勢いで伸びているようですね。(渋面)

  • 投稿者: 三浦介
  • 2008/01/13(日) 10:51:35
  • [編集]

何をしたいか分からない日本

まず、給油活動が再開されたことはいいことです。
反対することではないでしょう。個人的には無料ガソリンスタンドより直接的に各国の海軍(海上保安)と協力またはバックアップをする方が有益だと思うのですが、そこまで踏み込み勇気は日本にはないでしょう。

福田総理が何をしたいか?
民主党の本意はどこにあるのか?
小沢氏は日本を普通の国にしたいと意思は分かっていますが、民主党議員がそれを理解して党首に据えてるとはおもえません。選挙対策が本音でしょう。
安部・麻生サイドの議員が賛成であり、その目的は明確ですが、福田サイドの議員も賛成派ではあります。しかし、福田サイドの議員方はアメリカ・中国に追従する行為であり、独自にシーレーンに介入していこうという意思は感じられません。
いや、究極の追従行為は究極の戦争回避行為なのか?
私は食べつくされて見捨てられるだけだと思います。

ところで2/3で暴挙などなどと騒ぐ野党はスジ違いだで話になりません。

“民意が、民意が”と騒ぐなら、独自に調査してその結論を持って反対するべきとわたしなどは考えます。
衆議院も参議院もその民意の反映は同格であり、早い遅いは関係ないでしょう。
しかし、同情はしているのです。何せ、2/3は郵政解散で郵政以外白紙委任状態。“郵政改革偽装”、“郵政サギ”の称号をあげたいぐらいです。

今回の事案を見る限り、
重要法案はすべて国民投票で行いますなどという党が現れれば、一票を投じたいのですが、未だにそんな党は存在しない。残念なことです。

  • 投稿者: donnat
  • 2008/01/13(日) 12:15:54
  • [編集]

お笑い種

>日本国憲法から
第八十九条【公の財産の支出利用の制限】
 公金その他の公の財産は、宗教上の組織もしくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。

現行憲法に、コノ条文があるが、之を見るとユネスコ、国連、私立の学校に財政支出をすることは憲法違反である。
 私は法律に詳しくないが日本語は出来る。
どのように読んでも私立学校に財政支出はできない。
国会議員、学者、その他はよっぽど日本語が出来ないことになるか、昨年度の標語 偽りそのものだろう。
このことは、皆憲法を読んで、その意味を解していない。
そもそも読んでいない。コノ恐ろしさに私は体が震える。

皆自らの慾得を実現するために憲法というお経を上げているだけに過ぎない。
 何故か?
元々憲法体制は自ら編み出したものではなく、外国のものを勝手に理解して(?)、まねただけであるからである。

外国人で日本語を勉強したした人は、間違いなく私立の学校に財政援助をするのは憲法違反だと判定する。    この点我国の最高裁は物笑いである。田中角栄裁判で世界の物笑いになったが、法曹関係者は誰一人、それを恥じていない。依然として、それで犬が飯にありつくように、食っている。一体何に尻尾を振っているんだろう。犬は尻尾を振る相手を自覚しているが、彼等はそうでない。そこに、我国の崩壊を見る。既に壊れている。
 ではどのようなブルドーザーがそれを情け容赦なく整理するだろうか。
 そのときが私は近いと見ている。

  • 投稿者: 俊典
  • 2008/01/13(日) 17:03:21
  • [編集]

三浦介さん

護憲派というのは、ほんとうは憲法のことなんかどうでも良いのではないかと思います。


donnatさん

確かに、福田さんは何がしたいのかわかりません。首相になってからあわてて政策勉強会をはじめるような方ですから。

小沢さんは、どうなんでしょう。

言っていることとやっていることが正反対で、小沢さんの言うとおりにすると日本は普通の国どころか、中国の属国になるとしか思えません。


俊典さん

>どのように読んでも私立学校に財政支出はできない。

門外漢の私には良くわかりません。

文部科学省という公の支配というか監督を受けているから私立学校への助成金は許されるということなんでしょうか?

ちょっと謎です。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/01/14(月) 18:36:09
  • [編集]

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