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福田訪中の収支決算は大赤字

  • 2008/01/10(木) 00:28:46

 今日は大した外交ニュースも無いようなので、年末の27日から30日までの福田首相の訪中について取り上げる。

私自身、まったく期待していなかったし、悪い意味で実際に期待を裏切らないものであった。

保守にとっては、あまり直視したくないニュースであるが、マスゴミならともかく全くスルーするわけにもいかないので論評しておく。

 さて福田訪中の収支決算をすると、結論から言えば日本の大赤字。

日本が得たものは、福田首相と温家宝のキャッチボールのような、”ナンチャッテ日中友好ごっこ”。

チャーチルは、「外交とはお愛想を言うためでなく、便宜を獲得するためにある」と言ったが、福田首相は、まさに中国にお愛想を言いに行っただけ。

日本が獲得すべき便宜、つまり東シナ海で中国が日本の海底資源(天然ガスや石油)を盗掘するのをやめさせることや、ガス田問題にからんで、日本が中国の言うことを聞かないなら戦争で解決すると脅迫してきたことに対し、抗議して再発防止を約束させるといった成果を一切獲得できなかった。

「福田訪中に合わせて、北京―天津間に建設される高速鉄道用に日本の新幹線技術の輸出が決まったじゃないか」という人もいるのかもしれないが、そんなものは便宜でもなんでもない。

日本で製造された新幹線車両を中国へ輸出するならまだしも、川崎重工などが中国の鉄道車両メーカーに技術を教えてやって新幹線を現地生産させるわけだから、日本の子や孫の世代の商売敵を今の日本人がわざわざ育てているようなものだろう。

はした金もらっても、まったく割に合わない取引である。

 逆に中国は福田首相にお愛想を言っただけで、何らカードを切ることなく便宜を獲得してしまった。

中国への円借款という形での政府開発援助は打ちきりが決定したが、無償援助は今後も続けられることになったし、中国がのどから手が出るほど欲しい環境・省エネルギー対策技術の獲得のため、日本に協力させることも約束させた。

参考記事 

それに加え、温家宝は打ち切りが決まった対中円借款の後釜として、環境・省エネ事業を共同支援(共同支援と言っているが、省エネで日本が中国に助けを求める必要は無いので、実態は日本が一方的に中国を助けるものだろう)する”日中環境基金”に金を出すよう、日本側に強く要求しているという。

 また、日本が中国から温室効果ガス排出権を買うことも今春の胡錦涛来日時に合意を目標として日中間で話し合いが進んでいる。

参考記事 

京都議定書で、二酸化炭素など地球温暖化に影響のあるガス排出は、先進国では厳しい制限が課されるが、発展途上国には制限が無い。

温室効果ガスの排出制限目標が達成できない先進国は、発展途上国で地球温暖化対策をやれば、減らしたガスの分だけ先進国内でガスを排出できるようになる。

つまり途上国のガス排出権を金を出して買うわけである。

だが、日本の財界からは「途上国にタダで金を貢いでいるようなものだ」と大変不評で、私はその批判はもっともだと思う。

何も無いところから手品のようにひねり出した、この”温室効果ガス排出権”を中国が日本に売りつけて巨額の金を巻き上げるのが、対中ODAに代わる新たな集金マシーンとなりそうな雲行きとなってきた。

 中国にとってもっとも重要な台湾問題にしても、「台湾独立は支持しない」と福田首相に表明させることに成功した。

 日本は環境・省エネ、台湾問題という外交の二大カードを安々と切ってしまったのに、中国は、ガス田問題でも南京・慰安婦のような対日ネガティブキャンペーンにおいても、一切譲歩カードを切らなかった。

福田訪中の収支決算は、日本の一方的赤字垂れ流しに終わった。

(これで皇室を中国朝貢外交に利用するような密約があったら、万死に値するどころではない)

 往々にして日本のジジイ・ババア世代は、四書五経や漢詩の読み過ぎかしらんが、「日本と中国は同文同種、中国は日本の文化的大先輩だ」という勘違いをしがちである。

戦後最悪の売国政治家の一人、宮沢喜一なんかがその典型だが、何度も言っているように、日本人と中国人は顔かたちは似ていてもその文化は正反対なのであり、そういう勘違いほど、日本の対中外交を誤らせるものはない。

孔子廟を嬉々として訪問した福田首相は、北京大学での講演で「日中両国は長い交流の歴史を持つ隣国であり、互いの文化や伝統を共有し」と発言し、相手を理解することの大切さを何度も説いたが、中国への理解が一番足りていないのは福田首相自身であろう。

論語を何度読んでも現代中国を理解することはできない。

首相になってから外交勉強会を立ち上げているのだから、”泥なわ”というか何をか言わんやだが。官房長官をやめた後の浪人時代に時間なぞいくらでもあったろうに。
 
 中国四千年の歴史に心酔する日本人に向け、わかりやすいように言うなら、現在の日本は”秦檜夫婦”ばかりである。

そう、あんたらだよ。


秦檜夫妻

秦檜夫婦像 戦後日本の売国奴全員の座像を東京や大阪のど真ん中につくってやりたい


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愛想なら成功ですよ。

福田総理に期待していない私としては無用な合意で日本に不利なことにならないなら十分成功だと考えています。

もっとも後で合意がでてくる可能性も高いので今は戦線恐恐で様子見の状態です。

  • 投稿者: donnat
  • 2008/01/10(木) 08:58:06
  • [編集]

元毎日新聞記者上村

上村というオジサンが福田訪中は日中双方にとって収穫の無いしらけたモノだったと言っていました
ジジイどうしでキャッチボールしても寒いだけ
ただのパフォーマンスだそうです

  • 投稿者: ムーブで言ってました
  • 2008/01/10(木) 14:54:51
  • [編集]

 なぜ、福田首相はこのような媚中行動をとるのでしょうか。もしかして日本人うけを狙っているのでしょうか

  • 投稿者: ソラフネ
  • 2008/01/10(木) 19:52:21
  • [編集]

donnatさん

>福田総理に期待していない私としては無用な合意で日本に不利なことにならないなら十分成功だと考えています。

省エネ・地球温暖化対策がらみで、日本が中国にカネを貢ぐだけで済んだと考えるべきなのでしょうか。

まったく情けないかぎりです。


ムーブで言ってました さん

>上村というオジサンが福田訪中は日中双方にとって収穫の無いしらけたモノだったと言っていました

本文にも書きましたが、中国はそれなりに収穫があったと思いますよ。


ソラフネ さん

>もしかして日本人うけを狙っているのでしょうか

もちろんご本人は真剣にウケを狙っているのでしょう。

しかし、時代が変わってしまったということに気づいていない様です。

「日本文化の先輩である、あこがれの中国様と笑顔で握手できれば外交的成果であり、国民からの好感度アップ」という時代は終わったと思いますが。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/01/10(木) 22:06:18
  • [編集]

仕返し

 従軍慰安婦のアメリカへの関与は重要だが、其れはひとまず於いて
元々従軍慰安婦なるものは無いが、(当時朝鮮ピー屋、日本ピー屋と呼んでいたと何かで読んだが忘れた)韓国政府が俺の顔を立ててくれと、アジア的に頼み、とにかく発言してくれ、その代わり、後は絶対御前には迷惑を掛けないからと裏約束をしたのが実情だろう。其れがこのような展開になっているから、宮沢氏と河野氏は虚仮にされたわけである。 
 之への解決は、いろいろあるが、もう其れは、俺の顔を潰しやがってという段階である。当然その行動を取る段階だが、二人はどうする積りだろうか。アジア的対応をするときだが、一向にする気配が無い。
この不思議さはなんだろうか。
 我々の日常生活では之はしょっちゅうあるが、彼等は其れをどのように処理しているだろうか。仕返しはしているだろう。特に河野氏はそうだと思う。実に私は不思議に思う。何故か。外国に対するのと、国内にたいする、基準が異なるダブルスタンダードだろうか。私には判らない。
 それとも仕返しはいけないという、聖人君子だろうか。
私の考えはおかしいだろうか。

  • 投稿者: 俊典
  • 2008/01/10(木) 22:30:55
  • [編集]

日本企業で技術職についている一人ですが、中国企業に対して職場の人間は良い印象はないです。例えば、
・事細かに質問してくる。
・しかし、買う気持ちはまったくない。
・買う気がないので適当に扱うと、催促が激しくなる。
こんなやりとりがたくさんです。おそらくコピー商品を作りたいのでしょう。そんな中でNHKニュースなどを見ると「友好が大切」とかそんなことを言ってます。民放は見ないのですが、おおよそ論調は同じでしょう。一民間人のミクロな経験は例外で、他の人達は中国に良い印象を持っているとはとても思えません。商売が関係なければ、付き合わなくても良いくらいというのが、世間一般の認識なのではないでしょうか?

  • 投稿者: fuyuneko
  • 2008/01/11(金) 09:50:09
  • [編集]

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  • 投稿者: -
  • 2008/01/11(金) 15:58:43
  • [編集]

 再度の入力失礼します。福田総理は独裁者とキャッチボールをすることに恥という意識はないのでしょうか
 中国と握手すれば国民の好感度アップという時代はいつ頃まであったのでしょうか

  • 投稿者: ソラフネ
  • 2008/01/11(金) 23:27:03
  • [編集]

俊典さん

>何故か。外国に対するのと、国内にたいする、基準が異なるダブルスタンダードだろうか。

コケにされているのに、仕返しもしなければ国民へ謝罪もしていません。

宮沢元首相は「死に逃げ」です。

やはりダブルスタンダードでしょう。


fuyunekoさん

>商売が関係なければ、付き合わなくても良いくらいというのが、世間一般の認識なのではないでしょうか?

そうだと良いんですが、日本人の中国への観光客は増えていると言います。

もっともっと中国の真の姿を国民に伝える必要があります。


ソラフネさん

>中国と握手すれば国民の好感度アップという時代はいつ頃まであったのでしょうか

90年代ぐらいまではあったんじゃないでしょうか。

あとソラフネさんは、ちょっと調べればわかりそうな単発の質問をくり返しなさいますが、すぐ誰かに聞くのではなくて、なるべく自分で調べるクセをつけましょう。

今はネットという便利な道具があります。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/01/12(土) 00:49:26
  • [編集]

 すいません これからは調べるようにします

  • 投稿者: ソラフネ
  • 2008/01/12(土) 01:26:39
  • [編集]

ソラフネ さん

ぜひそうしてください。

きっとソラフネさんにとって、実り多きものになるでしょう。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/01/12(土) 23:02:34
  • [編集]

クロフネ様、遅れ馳せながら新年おめでとうございます。
最近、毛沢東や中共に関する本ばかり読み耽っておりますが、本当に思わず“プッ”と吹き出してしまうような面白さがあります。面白さに共通しているのは、彼らの余りにも身勝手な論理や行動が滑稽を極めるからです。そして、日本人と共通しているのは髪の毛の色と、肌の色、あとは漢字を用いる位だけである事をつくづく感じます。

ソラマメ氏は「日中は互いの文化や伝統を共有している」等と抜かしたようですが、明治の開国迄、国レベルで交流があったのは、ほんの僅かな筈。ましてや、国民レベルでの交流など、無きに等しかったのではないでしょうか?少なくとも共通する価値観などは絶対に持ち得ない筈です。

中共は“大躍進”で、国内で2千万から5千万とも言われる餓死者を出したり、チベットや、東トルキスタン、内モンゴルでの少数民族に対する数百万単位からの虐殺、文化大革命では正確に把握出来ない程の多くの自国民を殺戮している訳です。これらの遺骨を、抗日記念館とやらに「日本軍に虐殺された」等と堂々と展示するような、歪曲性のある連中である事を踏まえた上で、「日中友好」を叫べよな!と、福田にも小沢にも言ってやりたいです。

「他国への追従は多くの国からの軽蔑を招く」と言いますが、経済以外、国家意思や戦略を持たない日本を築いてきた戦後政治家共に、烈しい怒りを覚えます。

  • 投稿者: 一郎太
  • 2008/01/13(日) 01:24:26
  • [編集]

一郎太さん

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

>少なくとも共通する価値観などは絶対に持ち得ない筈です。

福田さんはどうやら孔子マニアのようですが、中国が孔子の故郷だからといって、現代中国は儒教の教えが行き届いた礼儀の国というわけではありませんよね。

政府専用機と黒塗りのセンチュリーで中国を訪問してもそれは理解できないと思います。

私のように、行列の自分の前に割り込んできた中国人と口論して、相手が開き直って自分を無視するぐらいの経験はしないと。

これがリアル中国人です。

こうした中国人から毛沢東や小平、江沢民や胡錦涛といった権力者が生まれてくるのです。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/01/14(月) 18:25:26
  • [編集]

>こうした中国人から毛沢東や小平、江沢民や胡錦涛といった権力者が生まれてくるのです。

全く同感です。随分前に、愛新覚羅の傍系の末裔に当たる方がテレビに出ておられました。私は中国語は全く解さないのですが、口調や立ち居振舞いに、現代中国の指導者と比較にならない品格を感じたのを覚えています。

日本は神代の時代から連綿と続く、皇室を戴く国で本当に良かったと、つくづく感じます。

  • 投稿者: 一郎太
  • 2008/01/14(月) 22:22:43
  • [編集]

一郎太さん

>日本は神代の時代から連綿と続く、皇室を戴く国で本当に良かったと、つくづく感じます。

皇室の存在は、日本社会を安定したものにする上で非常に大きかったと思います。

その点を理解していない人が多いのが残念です。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/01/15(火) 23:57:26
  • [編集]

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