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第7回 日本の対中政策の失敗(その1)

  • 2005/03/06(日) 01:43:12

 日中国交回復以後の日本の対中政策の基本は、どんなにまとはずれで理不尽なものであっても中国から日本への攻撃的なアクション、たとえば中国政府や彼らの代弁者である人民日報などの官製マスコミの対日批判には、

”問題を穏便に解決する””国際社会に日本が大人であるということを示して、中国にも自省をうながす”といった大義名分のもとに、これを一切無視してきた。

あるいは近年活発になっている中国海軍艦艇の日本領海侵犯行為に対しては、ポーズだけの抗議ですませて、何ら実効性のある行動は起こさずに、見過ごしてきた。

 逆に日本から中国へのアクションの基本は、どんなに中国が日本を攻撃しても中国へ経済援助を与え、中国の立場に配慮してきた。

それが日本の中国への影響力拡大と良好な日中関係の維持につながると言うのが、日本外務省の国民への説明であった。

 しかし現実はどうであろう?

2004年サッカーアジアカップ中国大会で、多くの日本国民は”良好な日中関係”どころか日中関係の”荒涼とした焼野原”をみせられることとなった。

重慶では中国人観衆が君が代を侮辱し、暴徒は日本選手団バスへ物を投げつけた。それは済南へ移動しても続き、北京での決勝戦でハーフタイムには、工人体育場(スタジアム)六万人の反日軍歌”日本鬼子にオノを振り下ろせ”の大合唱、試合後にはスタジアムから出ようとした日本の外交官の公用車が、暴徒に襲われて破壊されるというエスカレートぶりであった。

(時代が時代ならこれだけでも戦争開始の理由となったであろう。仲間の外交官が襲われたのに中国側の警備はよくやったと発言した、川口前外相は記憶力に問題があるのではないか)

これに対して中国政府は、「問題のある少数のファンの行動を日本マスコミが針小棒大にとりあげているだけ」といった内容のコメントを出していたが、詭弁・ごまかしもいいところだろう。

 全ての中国人がそうではないにしても、スタジアムに集まった六試合のべ30万人以上の攻撃的な反日主義者は決して少数ではないし、スタジアムの背後には巨大な予備軍がひかえている事も忘れてはならない。

第一こんなコメントで中国人の暴力が正当化されるわけではない。
日本のある政治家が小泉首相の靖国参拝のせいだと言っていたが、サッカーをろくに見もせず、知ったかぶりをしているのだろう。

1992年のサッカー東アジア4ヶ国対抗ダイナスティ・カップにおいて、同じ北京・工人体育場で日本が中国を2-0で破り、韓国にも勝って優勝したときは、中国人暴動など起こらなかった。

当時の方が、存命している中国人の日中戦争の経験者は多かっただろうし、92年以前にもずっと日本の首相は靖国参拝をしていた。にもかかわらず大した事件などおこらなかったのである。

 これは、1992年と2004年の間に、中国で対日政策の決定的変化があったとしか思えない。

そしてその間、日本政府・外務省が嵐はいずれすぎるよとばかり、こうらに首をすくめるカメのように問題をほうっておき、あるいは先送りにしたために日中関係がこじれ悪化するばかりになってしまったのである。

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