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アメリカ国債を買えば売国奴?(その2)

  • 2007/10/02(火) 23:21:03

 さて、前回のエントリーで、コップに水が半分入っている話をしたが、もしアメリカに日本陰謀論者がいたらという逆の視点から話を続ける。

日本がアメリカ国債を買っているという事実を、アメリカの日本陰謀論者が、「日本はアメリカに借金をさせてまで、日本の輸出商品を買わせているんだ、これはユダヤに操られた日本がアメリカを支配している証拠だ」と主張したら、どうだろう。

これは私が、つい最近思いついた傑作のデッチ上げ話であるが、やれロスチャイルド家がどうの、三極委員会がどうの、○人委員会がどうのといった、もっともらしい話を肉付けしてふくらまし、アメリカの多くの人がこれを信じてしまったらどうだろうか。

みなさん「そんなアホなデマを信じて」と思うに違いない。何しろ私がデッチ上げた作り話だから。

これと日本におけるアメリカ陰謀論とは、同じコインの裏表ではないだろうか。

日本がアメリカ国債を買っているという事実をどう評価するかは、半分入ったコップの水のような話で、「半分しかない」とマイナス面を強調すればいくらでも出来るし、「まだ半分も残っている」とプラス面だけを強調することもできる。

それだけのことではないだろうか。

プラス面を全く無視し、そのマイナス面だけを取り上げて、陰謀の動かぬ証拠とするのが、アメリカ・ユダヤ陰謀論者ではないのか。


 日本がアメリカ国債を買うことによって得られた利益というのは、なにも経済だけに限らない。

中東からインド洋・マラッカ海峡を通る日本の生命線・オイルルートを守っているのは日本自身では無い。

バーレーンに司令部を構えるアメリカ中央軍(CENTCOM)であり、ハワイのPACOMである。

インド洋にいるアメリカ第5艦隊であり、西太平洋の第7艦隊である。

通常戦力で、量で劣る自衛隊が、中国やロシアと互角に戦えるのも、アメリカが巨額の経費をかけて開発したハイテク兵器を保有している事が大きい。

こうしたことは、アメリカの双子の赤字が深刻な状況に陥れば、持続不可能になるかもしれないわけで、それを日本がファイナンスして助けてやることは、めぐりめぐって日本自身の利益にもなっていたわけだ。

もしインド洋の制海権を、パキスタン・ミャンマーという同盟国・属国を持つ中国が握れば、日本の安全は重大な危機にさらされる。

そうなったら、どうやって日本の価値観を守っていくというのだろうか。

 これまで世界におけるアメリカの経済的・軍事的優位を、GDP世界第2位の日本がファイナンスという形で支えてきたわけだが、それはアメリカのみならず日本にも、経済・資源確保・外交・安全保障とさまざまな分野で大きな恵みをもたらしてきた。

私は、アメリカが100%の善だと思ったことは無いし、日本がアメリカを支えたことの弊害もあっただろうが、独裁国家・中国の世界支配という大悪よりかは、よっぽどマシではないだろうか。

 アメリカ陰謀論には、アメリカ国債がどうこうといった話の他にも、郵貯の350兆円がアメリカに奪われるうんぬん~といった話がある。

「国民の貯金350兆円がアメリカに略奪されるぞ!」とあおられて、頭がカーッとなっている日本の人も多いようだ。

私は、外資が100%善だとも思わないし、中にはひどいファンドもあるのかもしれない。

ただ、民営化された郵貯銀行が、どうして自動的にアメリカに売却されるのか理屈がわからないが、たとえ郵貯がアメリカ資本に買収されたとしても、国民の貯金350兆円が、それだけでアメリカのものになるというのであれば、それは間違っている。

郵貯銀行がアメリカ資本になっても、貯金はそのまま口座保有者のものであることには変わりない。

郵貯銀行の帳簿の持ち主が変わるだけで、貸方・借方の内容まで書き換えてしまうわけではないからである。

それが嫌なら、貯金をおろしてしまえば良いだけの話ではないだろうか。 愛国心があるなら、おろしたお金で個人向け日本国債でも買って欲しい。

そもそも三菱東京UFJにしろ、みずほにしろ、日本のメガバンクには、すでに外資がいくぶんか入っていると思うのだが。

寡聞にして、外資が入った分の日本人の預金が外国人に奪われたという話は知らない。


 他にも9.11はCIAの自作自演だとか言う話があるが、CIAがそれほどまでにタカ派なら、”アメリカの柔らかい脇腹”であるカリブ海で、チャベス政権がなぜあれほどまでに好き勝手やっていられるのか?とか、

(リベラルになりすぎたCIAに対し、DIAが苦々しく思っているといった話なら聞いたことがあるが)

それまでアメリカのインテリジェンス・コミュニティのトップは、自動的にCIA長官だったのに、9.11後にDNI(国家情報長官)のポストが新設されて、どうして自作自演の最大功労者?であるはずのCIA長官が降格させられてしまったのか、など疑問点がつきない。

(初代DNIのネグロポンテ氏は、職業外交官出身だが、それゆえCIAの掌握はうまくいかなかったと聞いた)

そもそもブッシュ政権とCIAは、それほど蜜月関係にあっただろうか?

 アメリカ・ユダヤ陰謀論者から、反イスラムでガチガチのシオニストのように言われるブッシュ政権だが、そもそも中東ロードマップでアラブによるパレスチナ国家樹立を承認したのは、ほかならぬブッシュ政権で、これはアメリカ歴代政権では画期的な事だし、「全パレスチナは神から約束されたユダヤの土地。アラブには少したりとも渡さん」と主張するユダヤ人右派との立場と矛盾しているのではないか?

もともとテキサスにあったハリバートンの本社が、今やドバイにあることからもわかるように、ブッシュ氏やチェイニー氏が反イスラム・反アラブ一本槍では、彼らとそのスポンサーがビジネスで困るのではなかろうか。

ほかにも、「北朝鮮の偽ドル札は実はCIAがつくった」「現金準備以上の貸し出しを行っているのはユダヤ金融資本の陰謀」みたいな話の疑問点や「イスラエルは決して一枚岩ではない」ということについての話もしたいが、時間の都合上割愛する。

 
 以上見てきたように、現在あがっている根拠だけでは、アメリカ・ユダヤ陰謀論が事実かどうかは極めて疑わしいと言わざるを得ない。

言っていることの半分くらいは事実かもしれないが、もう半分の結論部分へ行く時に、論理の飛躍があるのではないだろうか。

 一部の自称保守・反米保守というのは、日本が対米輸出で依然880億ドルも儲けていたり、日本のシーレーンをアメリカ軍に守ってもらっていたりといった、日本のロジスティック(補給)面をまるで考えず、アメリカ・ユダヤ陰謀論をからめながら、空虚だが威勢だけは良い反米論で気勢をあげて、日本人の反米感情をあおるわけである。

60年前にも、どこかの国で見た気がするが。

さらに「安倍はアメリカ・ユダヤの日本支配の手伝いをしている」と言って、安倍政権攻撃のネタにしてきた。

これにあおられて頭に血が上った人たちは、安倍政権を背中から斬りつけるようなことをし、安倍政権が倒れた結果、「中国・北朝鮮・韓国の特ア三国が大喜び」というのが現在の状況である。


 別に「アメリカが100%正しい」だとか、「日本は永久にアメリカについていけ」などと思ったことは無いし、自分は単純な親米論者でも無いと思っている。

だが少なくとも私なら、日本が、あのろくでもないブラックホールのようなランドパワーの特ア三国に飲み込まれるという大悪を避けるために、シーパワーのアメリカとギブ・アンド・テイクでつきあっていくという小悪をとる。

今の日本に世界覇権を握るだけの実力が無い以上、中国やロシアの世界覇権という大悪を避けるためなら、アメリカの世界覇権という小悪を許容できる。

日・米・豪・印の同盟関係を発展させ、中国の領土領海拡張主義を牽制しようとしていた安倍政権が続いた方が、小悪だったと考える方が自然だろう。


 日本の真の独立を考えるならば、自らの情報力を高めて、世界情勢を正確に分析し、その分析にしたがって立てた戦略を実現するための”持続可能な補給”を考えなくてはダメだ。

にもかかわらず、反米保守というのは、情報・補給を無視して、空虚だが威勢だけは良い反米論で、日本の反米感情をあおり、安倍政権を背中から斬りつけてしまった。

 安倍政権崩壊について、起こってしまったものはもう仕方が無い。
だが、再び同じ失敗をしてはいけない。

やはり外交においても、理性を持って「大悪を避けるために小悪を許容する」ということの大切さを読者の皆さんに繰り返し訴えるとともに、感情に流されて、きわめて狭い視野でしかモノが見えない”自称保守”の言うことに、耳を貸すのはもうやめて下さることを切に願っている。


<了>

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米国下院で「キッコーマン●●決議案」提出か?の謎

 オマイラしっとるけ??千葉県の野田市だよ。しょうゆ発祥の地であり、今も、もろみの香る町である。 ここには、世界に誇る日本の醤油会社があることは有名だ。その名は・・ラッキーマン・・じゃなかった・・&#

  • From: 湖北庵通信(旧 浦安タウンの経済学) |
  • 2007/10/03(水) 21:45:00

この記事に対するコメント

背中から

毎回興味深く読ませて貰ってます。

そういえば70年程前にも同じ状況がありましたね。あの頃は日本がシナとソ連相手にギリギリの鍔迫り合いしている時に真後ろから後頭部に釘バットで殴りつけられる様にしてハルノートが突きつけられました。


その後の太平洋戦争で負けてからの朝鮮戦争。やっとあの時に日本が大陸でなにやっていたのかが分かったのでしょう。

私もアメリカの掲げる秩序・・・翻っては今のサウジアラビアとの関係やイラン・イラク戦争中のイラク支援にアフガン戦争(20世紀)でのイスラムゲリラ支援で見ての通り自国の権益を優先しているのが分かります。

しかしそれで良いと思います。今のアメリカの一国覇権が維持されるのは日本にとっても都合が良いですしね。イデオロギーで動いていた時代が終って早十数年が経ちますます先が読めない時代です。少なくともシナはアメリカに取って変ろうとしていますしロシアは控えめに見ても石油でその地位を拡大させようとしてもいます。ロシアは日本に対する態度が不鮮明で読みにくい部分があり何とも不気味です。シナは明らかに日本を勢力下に置こうとしているでしょう。文化的には似通っている為親近感を持ち易いのですが発想が異質過ぎているし第一に国益で重なる部分が少なすぎるから距離を置きたいのが正直な所ですが・・・政府の首脳に深く喰い込まれてますから頭痛の種が尽きないんですよね。

取り留めの無いコメントになりましたが・・・

  • 投稿者: 住民ピエール
  • 2007/10/03(水) 00:42:48
  • [編集]

国債の記述について

国債というシステム

「日本人として、国のためを思うなら、国債を買ってはいけない」
そもそも、「国債は国の借金である」という認識が間違っている。国の借金なら国が返さなければならない。しかし、1500兆円にも上る借金を最終的に返すのは、言うまでもなく貸した側の国民自身である。もう少し詳しく解説しよう。
 まず、国民が国債を買う。政府はそのお金で公共事業を始めるが、収益は上がらず赤字となる。それでも、国債の利子は払わなければならないし、償還期限もやってくる。その度に、国は国債を発行してさらに国民から借金するか、国民から税金の徴収を行う。最後には、国が赤字事業から撤退することもある。またもや国民の税金で赤字を補填。公社を株式会社にし、国民に株を買わせることもある。こうして、一回、国債を買ってしまうと、国民はその後も何度となくお金を支払うはめになる。
 国と銀行が結託して国債を発行している、という見方も可能である。銀行は、国債を販売すれば手数料が入る。国民の預金を国債で運用すれば、国債の利率と預金利率との差でさやが抜ける。国は、国債を売ったお金で公共事業を行い、償還になれば、国民から税金をとって返せば良い。これを回していけば、国民から富を吸い上げるシステムが出来上がる。「国債のお陰で橋や道路が出来る。払った分の利益は得ているはずだ」――こう反論する人もいるだろう。しかし、本当にそうだろうか。年金の使い道などの例でも明らかなように、国のすることが正しいとは限らない。私の専門分野であるリサイクルの例で考えてみよう。
 官が「循環型社会をつくる」とぶち上げる。それを審議会にかけ、年間5兆円の研究費を投入したとする。それを専門分野のボスに一人1億~2億円渡す。ボスはそれを子分の学者に配る。俗に「アオムシシステム」と呼ばれるもの。このシステムから生まれたのが家電リサイクル法である。資源をリサイクルするならコストは安くなるはずなのに、リサイクル費用はなぜか倍増。しかし、異を唱える研究者はいない。システムにぶら下がって、与えられた餌(研究費)を食べたアオムシに反対は出来ない。結果、業界と専門家が国民のお金で潤う。
 このからくりについては、他著書でも詳しく展開しているが、国債でも環境問題でも主張の根幹は同じ。国や金融機関の論理に乗っかるのではなく、自分(国民)の側に立って考えて欲しいものだ。
 年金不安、環境破壊…将来への不安ばかりを募らせ、節約生活を続けても、最後に相続税で持っていかれたのでは、国債の償還に充てられるだけ。事実、「年金と環境で国民を脅せば、財源は相続税で充てられる」という主張を聞いたことがある。国民はそんな偽り商品に資金を投じるのではなく、もっと生きた投資法を考えるべきである。

中部大学総合工業学研究所副所長 武田邦彦

  • 投稿者: nachi
  • 2007/10/03(水) 03:04:02
  • [編集]

日米同盟はベストではありませんがベターです!

拝啓、管理人さん 日米同盟はベストではありませんがベターの選択です。 シナの属国になるより100倍ましであります、 後は日本の地力を高めるのみです。m(__)m            乱文にて  草々

  • 投稿者: (^O^)風顛老人爺
  • 2007/10/03(水) 06:23:24
  • [編集]

結局、いわゆる反米保守とやらは現実を軽視してひたすら理想論と精神論を唱えるという点において九条教徒と大差ありませんわな。
私は戦前の日本を、そして日本の戦争を全否定する気はないですけど、「アメリカとの戦争反対、だって勝てないもん」とぎりぎりまでがんばった山本五十六閣下に「敗北主義者、非国民」と痛罵をあびせたような連中はやはり軽蔑せざるを得ません。
そういう無責任な精神主義者の末裔が九条教徒であり、反米保守なんでしょうね。
脱却すべき戦後レジウムとは現実無視の精神主義とそれを煽るマスゴミのことですね。

  • 投稿者: hj
  • 2007/10/03(水) 11:39:57
  • [編集]

力のない金貸し

色付きの文字初めまして。
日本がアメリカ国債を購入することには何の異議もありません。それにより世界の経済が順調に推移すれば、日本にとって計り知れない利益を生むと思います。
しかし、アメリカ国債を買うことは、アメリカが日本に借金をすることです。貸し手が借り手より弱小であった場合、あるいは借り手がそう思った場合、面倒なことが起こると思うのです。このままアメリカ国債を購入していけば、アメリカにとって日本と戦争することが莫大な利益を生むことになりはしないかということです。中国とアメリカの関係についても同じことが言えると思います。
これを回避するには債権放棄しかないと思うのですが、日本はこれができるでしょうか。

  • 投稿者: 嫌韓厨房
  • 2007/10/03(水) 13:34:06
  • [編集]

「大悪より小悪の方がまし」ごもっとも話で外交その他駆け引きにおいてはすべてに当てはまる話ですね。このような話が一般の論壇に出てきたら良いのですが、保守系雑誌を読むと一般国民は左傾化が酷いのでドン引きするだろうなと思っています。

ご質問ですが、世界を動かす政治力がない以上国民は選挙においてもしたたかではいけないと思うのですが、他の先進諸国ではどのような状況なのでしょうか?

  • 投稿者: fuyuneko
  • 2007/10/03(水) 18:23:12
  • [編集]

戦争と平和

バランス主義の私としては、原理主義ほど唾棄すべき存在はないのですが、何も考えていない分だけ楽でよいのかなぁ・・・と考えてしまう事があります。

戦争と平和は決して対立する概念ではないと思うのですが、戦争の反対語を平和とする平和絶対膳の「平和原理主義」の崩壊は間近に迫っていると感じます。

猪瀬直樹氏の「戦争と空気」はなるほど、と頷ける反面、抽象的すぎるかと思うのですが、メディアで仕事をする氏の限界を勘案すると、ここまで良く踏み込んでくれたと思います。

一定のルールを守った上での「空気」は治安上有効なシステムかもしれませんが、あらゆるタブーが相対化されてきた近世・現代においては暴走を止められない厄介なモンスターとなっており、未だこの日本に置いては強力な抵抗勢力のおかげで解決策が見出せておりません。

わが国に工作をかけるのは、労少なくして実り多い、美味しいことだと思うことがあります。そうならないためには真の意味での「文盲率」を上げる必要がありそうです。

現在の我が国の「文盲率」は非常にお寒い状況と言わざるを得ませんが・・・。

  • 投稿者: クマのプータロー
  • 2007/10/03(水) 18:30:16
  • [編集]

住民ピエールさん

>その後の太平洋戦争で負けてからの朝鮮戦争。やっとあの時に日本が大陸でなにやっていたのかが分かったのでしょう。

アメリカでも民主党政権は、どうもアマチュアくさいですから。

日本を叩きつぶして東アジアのバランスを崩したツケを、朝鮮とベトナムで払わされましたね。

もっとも、今なおわかっていない可能性があります。


nachiさん

私は小さい政府を支持していますし、官僚がやっていることでムダが多いことも承知しています。

しかし、政府というのは、国防や治安維持、貧困者の救済といった利潤をあげることを初めから想定していないこともやらなければならないわけです。

それをやるにはタダではできないわけで、税金を徴収したり、それでも財政が苦しいなら赤字国債を発行しなくてはいけません。

国債発行というのは将来受け取る税金の前借という性格があるわけで、この武田という方がおっしゃっていることは、国が税金をとるのは搾取だからやめろということに等しいです。

人口の少ない金満産油国でもないかぎり、公共サービスを完全無料にすることは不可能です。

しかも国債を買った国民は、元本を返却された上に、利子が払われるのですから、富を吸い上げられる説はおかしいです。

それに、もし国債の引き受けが不可能になって国がデフォルトになれば、最悪、円で持っている国民の財産は紙くずになります。

それでも良いのでしょうか?

この方のおっしゃることは、ちょっとばかりトンデモ説です。


hjさん

>いわゆる反米保守とやらは現実を軽視してひたすら理想論と精神論を唱えるという点において九条教徒と大差ありませんわな。

なるほど。 安倍政権という共通の敵ができたから、「左右の連携」をとなえる者が出たわけですね。


嫌韓厨房さん

こちらこそ初めまして。

アメリカの衰退と中国の台頭という、国際情勢の激しい変化で、日本の外貨準備を今後どうするか、というのは常に考えていかなくてはいけないと思います。

ただ、いきなりアメリカが日本に戦争を仕掛けるというのは、可能性としてどうでしょう。

アメリカ以外の国がいっせいにアメリカ国債売りに走りませんでしょうか?


fuyunekoさん

>世界を動かす政治力がない以上国民は選挙においてもしたたかではいけないと思うのですが、他の先進諸国ではどのような状況なのでしょうか?

日本よりは若干民度が高いかもしれませんが、それほど変わらないのかもしれません。

ただ他の国では、リベラルにしろ日本のような極端な空想平和主義者は、少ないのではないでしょうか。

それに政府の「国益を守る」という意識については、しっかりしていますし。

そういえば、フランスのミッテラン元大統領には隠し子がいたんですが、それがバレても、大方の国民は不問としたそうです。

隠し子がいても、フランスのために働く有能な大統領なら目をつぶるということなのかもしれません。


クマのプータローさん

>現在の我が国の「文盲率」は非常にお寒い状況と言わざるを得ませんが・・・。

ネットで主体的に情報を集められる世代とそうでない世代で、”文盲率”がそうとう違いそうですね。

団塊の世代を含む戦後第一世代が、5・60才台になって日本社会を指導するようになっていますが、この世代は”文盲率”が高そうです。そして左傾度も...

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/10/03(水) 21:26:35
  • [編集]

いつもためになる話ありがとうございます。そうなんですよね。三○氏などいいことも言うが、?なトンでもな話が多い。現実が見えていないですね。
 あとアメリカ国債を日本は100兆円分あるんでしたっけ?そうすると毎年5兆円あまり国庫にはいってくるんですよね。そういうことは嘘保守の人たちはいいませんね。
20年もすればもとがとれます。

  • 投稿者: ななしの経営者
  • 2007/10/04(木) 00:47:32
  • [編集]

僕の売国奴です(笑)

 長期低落傾向の米国債を買っています。
 アメリカは、米国債をこれ以上垂れ流しし続けることはマズイと考えていますね。一方でドル安になっても良いとも考えています。
 というのは、このところアメリカからの資本財や自動車の輸出が増えており、これらは為替変動に比較的強いといえます。
 ドルと一緒に下がる円安は日米両国にとってメリットがあるのです。米国債を猛烈に買う日本の個人投資家を売国奴と蔑んだところで、日米両国にとって悪いことだけではありませんよね。(笑)おかげで韓国の製造業が大変な状況です。物事の一面だけみて決め付けるのは、知的作業が少ないので楽なのですが、実にアブナイことですよね。















































  • 投稿者: SAKAKI
  • 2007/10/04(木) 21:17:33
  • [編集]

ななしの経営者さん

>あとアメリカ国債を日本は100兆円分あるんでしたっけ?そうすると毎年5兆円あまり国庫にはいってくるんですよね。

10年もの財務証券で、年利4.5%ぐらいだったでしょうか。

円ドル相場の平均と長・中・短期の比率がわからないので何とも言えませんが、3兆円ぐらいは固いのではないかと。

ただ、受け取り利子を円に換えるとき、日本の財務省が短期証券を発行しないといけないんですよ。困ったものです。


SAKAKI さん

TBありがとうございました。産経で私もキッコーマンの話、読みました。

なかなか良い話ですね。

>物事の一面だけみて決め付けるのは、知的作業が少ないので楽なのですが、実にアブナイことですよね。

強く同意します。

外交戦略を考える時は、広い視野でトータルの利益をみて考えるべきではないでしょうか。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/10/05(金) 00:06:03
  • [編集]

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