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第4回 日本が取るべき対中戦略(その2)

  • 2005/03/05(土) 17:05:58

 前回では中国の軍事的冒険主義に歯止めをかけるため、東アジアに均衡状態を創り出す目的で、日本と東南アジア各国との安保面での連携の必要性を述べた。

 今回からは南アジア情勢を概観し、日本がこの地域に対してどういった外交をとるべきかについて考える。

 それでは、まずインド亜大陸を中心とした南アジアの安保面の歴史的経緯と現状からみていく。

この地域の安保面の最大の問題は、イギリスの植民地統治終了から始まるインドとパキスタンの対立であり、カシミールの帰属をめぐって現在も続いている。

一方カシミールとともにアッサム地方の国境線をめぐりインドと中国は1959年に中印紛争を起こして以後、にらみあいを続けている。

 当初はアメリカと同盟関係にあったパキスタンは、いったんアメリカと決別して以後、同じインドを仮想敵とする国として利害が一致した中国と強い同盟関係にありインドをはさみうちにして封じこめるため協力している。

中国はその同盟関係を強化するため、パキスタンに核兵器開発時の技術援助をはじめ、戦闘機・戦車・軍艦を売却してパキスタンの軍備増強に協力するとともに、パキスタンを中国自身の軍需産業のもっとも気前の良い顧客として確保してきた。

 またスーチー女史軟禁で国際的に孤立しているミャンマー軍事政権に対しても、いち早く経済援助や戦闘機・戦車などの軍事援助で同盟国としてとりこむことに中国は成功している。

中国海軍がインド洋に面したミャンマーの海軍施設を借り受けているという情報があるとおり中国の狙いは、ミャンマーをインド封じ込めに協力させるとともに、将来ミャンマーの港から中国本土へ石油パイプラインを敷設して、中東からの安定したライフラインの確保にもあると言われている。

同様の理由からバングラデッシュやスリランカにも、中国は戦闘機をはじめとした武器を供与しているが、こちらはインド封じこめにはあまり効果をあげてはいないようだ。

 一方のインドは独立以後国政を担っていたインド国民会議派が社会主義的政策を志向していたこともあって、旧ソビエトと同盟関係にあり、

中ソ対立がはじまった1950年代後半以降、ソビエト-インド同盟対中国-パキスタン同盟の対立が、この南アジア世界の焦点であり、ソビエトがその後継のロシアと代わりながら現在でも続いている。

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