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慰安婦決議案採決を前に

  • 2007/06/25(月) 23:35:14

 明日26日、アメリカ下院外交委員会で、いわゆる従軍慰安婦問題に関して日本へ謝罪を求める決議案を採決する予定である。

参考記事 

この問題については、既にさんざん述べてきたから繰り返さないが、第二次大戦について、日本は講和条約を結び補償問題も関係各国の同意を得て解決しているのであって、今になって謝罪要求決議を出しても何の利益にもならないと思う。

むしろ喜ぶのは、アメリカの衰退を願っている連中であろう。これは第二次世界大戦と全く同じ構図である。

 極めて腐敗した独裁政権であった中国・国民党政権は、道徳的に見て日本とたいした違いは無かった。

中国でいまだに腐敗しきった独裁政権が続いていて、中国四千年の歴史の中で、民主的な憲法・民主的な議会をまだ一度もつくった事が無いということからもそれはわかる。

しかし中国には、蒋介石夫人の宋美齢をアメリカ議会に送って、流暢な英語でスピーチさせる策略があった。

宋美齢は「アメリカの敵はナチスドイツではなく日本です」と繰り返し叫び、民主党のフランクリン・ルーズベルトと親密な関係となった。

残念ながら当時の日本に、こういったクレバーな策を使いこなせるリーダーがいなかった。

(イラクがクウェートを侵略したとき、アメリカ議会でクウェートから戦火を逃れてきたという少女が涙ながらに助けを求めたが、戦後、その少女はクウェート外交官の娘であったことがわかったという。

また、ユーゴスラビア内戦でも、セルビア・クロアチア双方で虐殺事件が起こっていたが、民間会社の宣伝の力によって、国際社会でセルビア側だけが悪者とされていった)

チャーチルはそんな中国を冷めた目で見、ルーズベルトをたしなめたが、ルーズベルトはすっかり中国にのめり込み、過大評価するようになっていた。 

ホワイトハウスは道徳的観点だけから、中国を善、日本を絶対悪とみなすようになった。

アメリカの外交官ジョージ・ケナンが指摘するように外交問題を道徳的アプローチだけで考えようとすると、間違いを犯すことになる。 そして民主党の政治家がこうした過ちを犯しやすいのは歴史が教えるところだ。

民主党ルーズベルト政権の感情的な親中反日政策によって、日米関係は悪化していった。

中国がソ連がイギリスが、日本とアメリカの衝突を望むなか、挑発に乗せられた日本はアメリカを攻撃してしまう。

アメリカはドイツを降伏させた後、日本を完全に叩きのめし、東アジアの勢力均衡は大きく狂った。

その結果、ソビエト赤軍が東アジアに流れ込んできて、まず朝鮮半島の北半分が彼らの手に落ちた。次に腐敗しきっていた国民党政権が民衆の支持を失い、毛沢東率いる共産ゲリラに敗北。蒋介石は台湾へ逃れ、中国も赤く染まった。

第二次大戦後のアメリカは共産主義者と、朝鮮戦争・ベトナム戦争と二度の大きな戦争を戦い、多大なる犠牲を払うが、その原因をたどると、デモクラッツ(民主党)の感情外交・道徳的アプローチ外交にいきつくのである。

 ここである民主党議員が先頭になって通そうとしている従軍慰安婦決議に話を戻す。

これも、民主党に特徴的な感情外交・道徳的アプローチ外交の結果だと言えるだろう。

慰安婦決議が通り、日米が傷つけ合って喜ぶのは誰かと言えば、韓国であり中国である。

韓国のノムヒョン政権はピョンヤンと通じており、北朝鮮も日米離反を強く望んでいる。

中国・ロシア・北朝鮮のランドパワー国家群は超大国アメリカの没落を願っている。ランドパワー国家群とつながっているイラン・シリア・スーダンやハマス・ヒズボラといったイスラム原理主義過激派組織も同様だ。

ベネズエラ・キューバを先頭に、中南米諸国でも反米感情が渦巻いている。
EU圏内でも対米感情が良好とは言えない。

イラク戦争に踏み切って以来、アメリカを取り巻く国際情勢は厳しくなる一方である。

そんなアメリカを今まで熱心に支援してきた日本。

アメリカがその日本を失えばどうなるか?

日本でも「”アジア”外交の重視を」と訴える民主党政権が誕生し、親中反米政策に転換すればどうなるか?

私はアメリカにとっても日本にとっても最悪の結果となると思う。

リムランドである日本が中国の手に落ちれば、シーパワーのアメリカは東アジアの権益をほとんど失うだろう。

いやそれだけではない。 

世界一アメリカ国債を保有する国・日本を中国が手に入れれば、中国が保有するアメリカ国債と合わせて、中国がアメリカの柔らかい脇腹にナイフを突きつけることになる。

アメリカをアジアから排除し、日本を飲み込んだ中国主導で”東アジア共同体”と”東アジア共通通貨”が出来たら、ドル安を嫌う中国はドル資産を売って、東アジア共通通貨建ての資産を買うようになるだろう。

そうなれば最悪の場合、ドルは基軸通貨の地位からすべり落ち、アメリカの世界覇権は終わる。

アメリカ民主党のスポンサー達にも深刻な影響が出るだろう。

アメリカが一大国に没落し、中国・ロシア・イスラム過激派と、互角の勝負を繰り広げる世界なぞ、正に悪夢である。

イギリスを超大国の地位から転落させ、基軸通貨ポンドを単なるハードカレンシーに没落させたのは、大陸での勢力均衡維持をしくじったネヴィル・チェンバレンである。

あのチャーチルとて、それを挽回するのは不可能だった。

ヨーロッパ大陸における独裁国家・ナチスドイツの台頭とその教訓を、アジア大陸における独裁国家・中国の台頭に対して生かすことが出来るか、アメリカや日本・EUといった自由主義陣営は試練のときを迎えている。

 慰安婦決議を推進するアメリカ民主党は、超大国アメリカを没落させた党として歴史に刻まれるかもしれない。

そうならないためにも、アメリカ民主党は冷静さを取り戻し、日米を衝突させようとする外国の策略に乗せられてはいけない。

共和党はアメリカの国益のためにも、民主党を説得し、日本を守らねばならない。

日本の保守派も、軽はずみな猪突猛進行為を戒めるべきである。



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  • From: 【ネット右翼】或る団塊Jr.の徒然日記 |
  • 2007/06/26(火) 18:54:26

この記事に対するコメント

日本における反米思想

エントリー内容に全く賛成です。
私もこの件に関してはアメリカに非常に大きな怒りと屈辱を感じており、これは永久に癒される事は無いでしょう。
ですがアメリカと対立する事は極力避けるべきです。プライドだけに拘って暴発するのを二度繰り返す必要はあるのでしょうか?
私のこの様な主張は一部保守派の中からでもポチと蔑まされる事でしょう。ですが「保守」とは普遍的な価値を尊重する立場のはずです。反米を掲げ結果として一党独裁の中国に利する主張をする人たちが「保守」と自称できる日本の社会は思想上の分類で大きな混乱を抱えてると思います。
個人的には反米保守とは既に破綻が証明されたアジア主義や共産主義の残滓である国際主義の偽装された物と認識しています。

  • 投稿者: サンダー
  • 2007/06/26(火) 03:36:42
  • [編集]

サンダー さん

>プライドだけに拘って暴発するのを二度繰り返す必要はあるのでしょうか?

同感です。

日本人というのは良い意味でも悪い意味でもまじめ過ぎるように思います。

頭を下げても見えないところで舌を出すとか、そういうズルさというか余裕が無いんですよね。

>反米を掲げ結果として一党独裁の中国に利する主張をする人たちが「保守」と自称できる日本の社会は思想上の分類で大きな混乱を抱えてると思います。
>個人的には反米保守とは既に破綻が証明されたアジア主義や共産主義の残滓である国際主義の偽装された物と認識しています。

「反米保守」には二つのタイプがあるように見えます。

本人はいたってまじめなのですが、外世界が見えておらず、自分たちの実力も理解していないタイプ。

もう一つは、何らかの目的のために意図的に日本の反米感情を煽っているタイプです。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/06/26(火) 23:43:07
  • [編集]

本の保守派も、軽はずみな猪突猛進行為を戒めるべきである。

賛成。

慰安婦決議に反論するのはいい。しかし、抗議文が、すぐに反論されるようなものでは、火に油を注ぐだけだ。

  • 投稿者: え?
  • 2007/06/27(水) 02:11:30
  • [編集]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 投稿者: -
  • 2007/06/27(水) 16:21:19
  • [編集]

え?さん

>慰安婦決議に反論するのはいい。しかし、抗議文が、すぐに反論されるようなものでは、火に油を注ぐだけだ。

私も反論するなとは言いませんが、タイミングと方法を慎重に考えなければ、かえって逆効果になると思います。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/06/27(水) 22:06:43
  • [編集]

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