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温家宝首相訪日

  • 2007/04/14(土) 00:51:39

 中国の温家宝首相が来日した。

今回の訪日について中国側の狙いは何と言っても、「小日本はいけ好かないが、胡錦涛政権の掲げる”和諧社会”の実現のためには、省エネや単純加工貿易以外の分野での日本からの投資協力・技術援助を引き出さなければならない」という、実利面での目標を達成するためである。

ただ、軍部の最強硬派や憤青(偏狭な民族主義に陥った、江沢民チルドレンとでもいうべき中国国民)のような反日派、あるいは日本との関係強化はもちろん、和諧社会にも反対している上海閥あたりは、たとえ実利外交という名目があったとしても温首相訪日を快く思っていないことだろう。

そうしたこともあって、温首相訪日直前から中国国内世論向けの「日中友好ムード盛り上げ宣伝」は、気味が悪いほどであった。

4月3日から中央電子台で日本への渡来僧・鑑真和尚を主人公にしたドラマを放映し、視聴者に「一衣帯水の日中関係」を強調した。

参考記事 

この他にも唐沢寿明主演の日本ドラマ”白い巨塔”も放映されているという。

新聞各紙も経済・文化などの諸分野で日中協力関係が活発化することを期待しそれを評価する記事を掲載しているという。

参考記事 

中国当局の管理下にあるネット界でも、中国三大ポータルサイトのひとつ
”新浪網”に設置された専用掲示板で、

「温首相はよく言った。理性的に日中関係をとらえることは北東アジアに平和をもたらす」
「感動して涙が出そうになった。日本人も同じであることを期待する」
「日中友好は時代の潮流だ。長い歴史の中では数十年の逆流の時期もあったが、基調はやはり友好だ。日本人は第2次世界大戦後、奇跡を成し遂げ、トヨタ、キヤノン、ソニーなどの世界的なブランドを立ち上げた。我々は日本人の勤労精神を学ぶべきだ」

などと温首相訪日を歓迎するコメントが書き込まれ、中国抗日戦争史学会の王錦思氏は、新聞やネットで「歴史問題だけがすべてではない。文化、礼儀、素質など多角的に日本を見ることが重要」として、対日悪感情をあおる虚偽情報の危険性を説いているという。

このような胡政権の宣伝煽動担当部門が主導する日中友好ムード盛り上げ宣伝からも、前述の反日勢力を押さえ込むために、胡錦涛-温家宝ラインの指導部が非常に気を使っているさまがうかがえる。

また日本の世論に対しても気を使っているのは、訪日した温首相と安倍首相の共同記者会見を避けたことからもわかる。

記者会見をすれば、空気の読めない日本の左翼マスコミ記者が、靖国や歴史認識問題を持ち出すのは目に見えている。

そうなれば親分の面子にかけて「日本は過去を反省し、首相は靖国参拝を中止すべきだ」と”厳命”せざるをえない。

結局、歴史でエラそうに説教をたれてヒンシュクをかった上海閥の親玉・江沢民訪日失敗の轍を踏むことになって、これまでの努力が水の泡になる。

だからヤブ蛇をつつかれないよう共同記者会見を避けたのであろう。

このあたり、先月31日の日韓首脳会談でソン外相からマスコミまでがスクラムを組んで麻生外相と日本をつるし上げるように、「慰安婦!慰安婦!反省しろ!反省しろ!」の連呼に終始した、韓国のノムヒョン政権とは正反対である。

感情の暴走に任せるまま、陰に日向に反日活動しかできない韓国と、実利を得るためにはトップがひきつった作り笑いをして国内世論対策の工作をしてでも日中友好を演出する中国。

だから中国は煮ても焼いても食えないわけで。

しかし、それでも掲示板の一部には「日本の国連安全保障理事会常任理事国入り断固反対!」「お笑いだ」「譲歩しすぎだ」と、日中共同プレス発表に対して反日感情をむきだしにした書き込みも見られるという。

参考記事 

温首相の国会演説については、稲作・漢字・儒学・仏教を日本に教えたという中華思想臭が鼻についたし、”過去の侵略戦争”をしっかり指摘するのを忘れず、中国は残留日本人孤児を助けましたという恩着せがましいところも見られた。

周恩来・魯迅・郭沫若が日本で学び、孫文も日本に助けられた、中国近代化のための日本の支援を中国人民は永遠に忘れないとしたところが、中国側のせいいっぱいの努力か。

「日本は戦後平和発展の道を選び、世界の主要な経済大国と重要な影響力を持つ国際社会の一員となりました。中国人民は日本人民が引き続きこの平和発展の道を歩んでいくことを支持します」という部分を読み飛ばしたことが話題になっているが、

この部分は、「日本は今でも軍国主義だ」あるいは「日本は軍国主義の復活を狙っている」という妄想にとり憑かれている前述の反日中国人勢力の主張とは食い違うので、そちら方面への配慮で読み飛ばしたのではないだろうか。

国会演説は中国へも生中継されていたと聞くし、やはり映像の力というのは文書よりはるかに威力があるものだから。

それにしても、「中国共産党は一党独裁を放棄せよ」と温首相にヤジを飛ばして、民主主義の洗礼を浴びせるような漢(おとこ)気のある議員は日本にはいないのだろうか。

参考記事 

”庶民派として定評のある”温首相のランニングとかキャッチボールなんてどうでもよろしい。

 タテマエと演出の話はそれくらいにして本題である実利の話をしたいが、今回の温首相訪日では東シナ海のガス田問題で中国側の政治決断があるかどうかが注目されていた。

しかし、ガス田問題ではまったく進展なし。

むしろ温首相演説と同じ日に、日本のEEZにまたがる東シナ海ガス田
”樫”で、原油と天然ガスの生産が始まったことが中国海洋石油によって発表され、中国外務省がしらばっくれるというふうに事態が悪化している。

参考記事 

日中両国は、日中共同声明・日中平和友好条約・日中共同宣言の三つの文書の原則を遵守すると日中共同プレス発表で確認したのだから、ガス田問題(もちろん靖国や教科書など歴史認識問題も)における中国のやり方は、日本に対する主権侵害・内政干渉であり、

「両締約国は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に、両国間の恒久的な平和友好関係を発展させるものとする」 「両締約国は、前記の諸原則及び国際連合憲章の原則に基づき、相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し及び武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する」とした、日中平和条約第一条に違反すると、日本は中国を堂々と批判するべきではないのか。

現在、三つの文書の原則というのは、日本だけが守らなければならない義務になってしまっていて、まったく戦略的でも互恵的でもない。

今後、ガス田問題や靖国・歴史認識問題で中国の態度が改まらないようなら、日本だけが三つの文書の原則をクソまじめに守る必要はない。

中国の共産党独裁による専制政治・それに反対する国民を対象とした臓器狩り目的の生体解剖など種々の人権弾圧、軍拡による領土・領海拡張主義を、日本がどんどん批判していくべきだろう。

ガス田問題や中国の軍国主義的領土拡張主義については、同じ悩みをかかえるベトナムとの安保協力強化も図るべきだ。

参考記事 

人権問題の話に関連して、突如、温首相が天皇陛下の北京五輪ご行幸を要請するという隠し球を出してきたが、フランスなど欧米諸国の一部で持ちあがっている、人権弾圧を理由とした北京五輪ボイコットの動きを封じるのがその目的だろう。

天安門事件の制裁解除のゴーサインとするために、天皇陛下のご訪中を利用するという、あの悪夢がよみがえる。

参考記事 

 日本政府・外務省にも「今は、友好ムードを醸成して交渉の下地をつくりたい」という意図があるのかもしれない。

それについて理解できなくはないが、それでも中国主導の友好ムードに流されることなく、日本はしっかりと実利をとらなければならない。

実利といっても、中国への輸出・投資拡大といった経済的実利はもう十分だと思う。むしろ主権や国土・領海・経済水域の防衛といったカネでは買えない実利の方が、これからは大事になってくる。

友好ムードに流されハシタ金に目がくらんで、日本が持つ省エネ技術をそっくり譲り渡してしまい、それによって国力・軍事力を強化した中国に、尖閣を含む東シナ海全域が制圧されてしまえば、日本の国益に取り返しのつかない損害を与えることになるだろう。

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関連記事・ガス田問題で日本が焦る必要は無い

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  • From: 湖北庵通信(旧 浦安タウンの経済学) |
  • 2007/04/14(土) 23:02:35

この記事に対するコメント

はじめまして^^

私の芸能サイトで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://newsoftoday.blog89.fc2.com/blog-entry-842.html
です。

これからもよろしくお願いいたします^^

  • 投稿者: 旬な話題
  • 2007/04/14(土) 01:12:52
  • [編集]

ひろみ と言います

私の韓流サイトで
こちらの記事を紹介させて頂きました

http://blog.livedoor.jp/kabukom1175/archives/50997297.html

  • 投稿者: ひろみ
  • 2007/04/14(土) 02:10:30
  • [編集]

旬な話題さん

ひろみさん

当ブログは基本的にリンクフリーです。

こちらこそよろしくお願いします。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/04/14(土) 23:41:57
  • [編集]

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