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第10回 北朝鮮の拉致問題・核問題と日本の対韓外交(その2)

  • 2005/03/03(木) 07:09:31

 韓国は日本側に「六ヶ国協議がダメになるから北朝鮮を刺激する経済制裁は良くない。」などと言っている。例によって韓国お得意の”国益のツマミ食い”だ。

つまるところ「拉致問題で韓国は日本より北朝鮮をとるが、日本は六ヶ国協議再開を望む韓国に協力せよ」と言いたいのである。

また日本の外務省や評論家の一部にもこの意見に同調して、「六ヶ国協議で日本がひとりぼっちになるから経済制裁するべきでない」という意見もあるようだが、日本人特有の「みんないっしょ。みんな仲良し。」といった幼稚な発想としか思えない。

 ならばそういう人達に問いたい。我々日本が六ヶ国協議に参加するのは、そもそも何が目的なのか?そして得られるものは何なのか?

我々は六ヶ国協議に出席した参加賞のメダルが欲しいのか? 
そうではなくて拉致問題や核問題を解決したいからではないのか?

くりかえすが「みんないっしょ」どころか六ヶ国協議で各国が求めている事はみんなバラバラ。
日本人拉致被害者救出を真剣に考えているのは日本とせいぜいアメリカぐらいで、韓国も中国もまず北朝鮮の維持ありきで拉致も核も二の次だ。

このような状況で、日本が六ヶ国協議に参加しただけで拉致被害者が帰ってくると考えているとしたら全くナイーブすぎる。
参加賞のメダル=拉致被害者救出ではないのである。

 韓国の「ひとりぼっちになるよ」といった感情的主張に流されて拉致事件追及の手をゆるめれば、取り返せるものも取り返せなくなる。

拉致事件・核開発問題の解決に貢献しないのならば、六ヶ国協議の再開などどうでもよい。

以前の投稿で述べた、日本の外交政策は韓国の感情に流されてはいけないという”日本の対韓外交のガイドラインその2”を忘れてはならない。それでは拉致や核の問題解決のためにどうするか?

二つの問題について韓国が北朝鮮よりの立場にたち、日本と決定的に利害が対立している以上、「嫌がる馬(韓国)を川に連れていっても水を飲ませる事(拉致問題の協力)は出来ない」のだから”対韓外交のガイドラインその1「不即不離政策」”を適用して、韓国とは離れて日本独自の立場で動くべきだ。

韓国には問題解決の能力さえないのであるから、大きな問題とはならないだろう。

具体的には、日本としてもう韓国も中・露も含めた六ヶ国協議には期待せず、拉致問題は日朝間で、核問題は米朝間の二国間協議(日本はサポート役)で解決を図るべきではないか。

北朝鮮が望んでいる事は唯一、アメリカの金正日独裁体制の保障とそのための直接対話である。

であるならば、まず北朝鮮に経済制裁をかけ、その上で日本が「もし拉致被害者を帰すならば経済制裁を止めて日本で外貨をかせぐの認めてやる。そして北が望むのであれば日本が米朝間の直接対話実現のためにアメリカに働きかけてやってもいい」と提案するという、

”制裁解除カード””米朝直接対話あっせんカード”の二枚のカードで、拉致被害者を取り戻すというのはどうだろうか。

これなら拉致被害者を取り戻せる日本と北朝鮮が一番望んでいる米朝直接対話の実現で、日朝双方にとってWIN-WINとなる。北が日本の取引に応じる可能性は今よりぐっと高くなるだろう。

 そして核問題についてはアメリカ側とよく政策調整をしたうえで、確実に核兵器放棄が確認されるのであれば(筆者は極めて疑わしいと考えているが)北朝鮮の現状の維持を日米が認めるという取引も日本外交の選択肢のひとつとして充分検討するに値すると考える。

もちろん北の現状維持を認めるのは拉致事件の完全な解決が済んだ後であるのは言うまでも無い。最後にまとめとして

1.韓国は日本より北朝鮮の立場に立つ
2.韓国自身には拉致・核問題解決の能力は無い。
3.韓国は”拉致”では協力しないが”六ヶ国”では日本に協力しろと言っている
4.そうである以上日本は韓国側の感情に引きずられる事無く、アメリカと協調しながら独自外交で問題の解決にあたる。
という4点が重要である。

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