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中国がアフリカを支援だって?

  • 2007/02/10(土) 01:12:07

 中国の胡錦涛・国家主席によるアフリカ歴訪が終わった。

スーダン・リベリア・カメルーン・ザンビア・南アフリカなどをめぐり、経済援助や地下資源の共同開発などの取り決めをまとめてきたようだ。

参考記事 

参考記事 

胡錦涛主席は南アフリカで講演し、「中国はアフリカの利益を損なうようなことはしない」と強調した。

しかしこれまでの中国とアフリカの関わりを見れば、「よく言うよ中国!」というのが正直なところだ。

 例えば、中国国営石油企業の進出がめざましいスーダン。

この国の真中をホワイトアフリカとブラックアフリカの境界線が通っている。

具体的に言えば、北部にイスラム教徒のアラブ人が住み、南部にはキリスト教徒や精霊信仰を持つ黒人が住んでいて、スーダンの政権を独占してきたのは北部のアラブ人だった。

これに南部の黒人が反発して起こったのがスーダン内戦である。

もともとスーダン政府が社会主義政策をとっていたためソ連や中国が軍事援助を行い、南部の黒人反政府勢力を、ウガンダ・ルワンダ等の黒人国家とアメリカが支援していた。

72年まで続いた第一次内戦では、スーダン政府軍のパイロットが不足していて、中国が供与したスーダン空軍の殲撃5型戦闘機のコックピットには中国人傭兵パイロットが乗っていたこともあった。

たいした空軍をもたない黒人反政府勢力に対し、政府軍機の空爆は猛威をふるった。

 70年代から80年代にかけてスーダンにたくさんの原油が眠っていることがわかってから、状況は複雑化する。

83年からの第二次内戦でも、引き続き中国がスーダン政府を支援、殲撃6型(ソ連製ミグ19の中国製コピー)・殲撃7型(ミグ21のコピー)戦闘機を供与し、戦車から各種小火器までを売却した。

スーダン政府軍が南部スーダンの占領地を拡大すればするほど、それだけスーダン政府が支配する油田が増える。

そうすれば中国企業がスーダン政府から買える油田権益も増えるわけで、石油を売った代金でスーダン政府は中国からもっと武器を買う、という悪夢のような構造である。

現在スーダンの原油の約3分の2が中国へ直送されるという事実がすべてを雄弁に物語っている。

近年問題になっているダルフール紛争でも、ダルフール地区に埋蔵されている油田がスーダン政府の狙いという話も聞いた。

 これに対して、SPLAを中心とする南部の黒人反政府勢力を周辺の黒人国家やアメリカが支援してきたが、装備はカラシニコフ小銃やRPG7対戦車ロケットで、スーダン政府軍からぶんどったであろう戦車やトラックがせいぜい。
 
スーダン内戦の報道番組をいくつか見たことがあるが、肩打ち式の対空ミサイルで応戦することもあるらしいが、政府軍の戦闘機やミル24”ハインド”対戦車ヘリが空爆にやってくると、ちりぢりになって森に逃げるといった状況だった。

スーダン政府軍はソ連製のミグ23戦闘機や、北朝鮮製の地対地ロケット”カチューシャ”まで投入して、南部の黒人勢力を攻撃していた。

以前、NHKで放映された”アフリカゼロ年”では、南部の黒人反政府勢力をアメリカのキリスト教右派系NGO団体が人道支援しているのを強調して、さもスーダン内戦が、「戦争好きなアメリカのネオコンのせい」で起こったかのような印象を視聴者に与える報道をしていて、スーダン政府に対する中国の軍事援助は全くのスルー、中国の石油企業がスーダン油田開発をしていることにさらっと触れただけだった。

アメリカが全面的に正しいというつもりは無いが、ひどい偏向報道だと思う。

ともかく、これがスーダン内戦の実態である。

つづく


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暗黒大陸

アフリカを支配して良い目に有った覇権国は有りません。
勿論支那とてです。
どんどんお金をつぎ込んだらいいのです。
あの国々の人間は支那人より人間の価値が低い。
そういう国々を支配するということがどれだけの資材、資金が必要になるか、
やってみたらいいとおもいますよ。

どうして暗黒大陸というのか、
思い知るといいのです。

  • 投稿者: 佐衛門
  • 2007/02/10(土) 14:43:32
  • [編集]

佐衛門 さん

>どんどんお金をつぎ込んだらいいのです。

次回でとりあげるつもりですが、アフリカへ安価な中国人労働者や中国製工業製品が洪水のように流入し始めているようで、現地で反発が広がっています。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/02/10(土) 15:14:25
  • [編集]

そのお金…

殆ど日本のODAからでは…?

そのお金をバラまいて、日本の常任理事国入りを阻止する票を集めたり…。
日本はもう、中国にODAをやるな!

  • 投稿者: 危機!日本包囲網
  • 2007/02/10(土) 22:36:24
  • [編集]

危機!日本包囲網さん

>殆ど日本のODAからでは…?

おそらくそうだと思います。

外国を援助したり人工衛星を打ち落とすミサイルをつくる金があるなら、日本が援助する必要はゼロです。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/02/11(日) 01:03:28
  • [編集]

ヨーロッパからシナに対しもっと批判が出ると期待してたのですが、少なくて残念です。

アフリカ諸国も馬鹿ではありません。シナから援助金を搾り取って、シナ人をアフリカから追放するべきです。資源が枯渇する前にシナ人を追放しないと、自力での国家建設は危ないです。アフリカ諸国よ立ち上がれ!

  • 投稿者: Rei
  • 2007/02/11(日) 02:27:58
  • [編集]

中国の怖い所はその無尽蔵な人口じゃないでしょうか。
開発援助に自国民を万単位で連れて行ってそこに居つかせ、経済活動をさせ、事実上の植民政策を行う・・・
かつてインドネシア、マラヤ等で華僑に対する暴動がよくあった事を記憶していますが、その地で得た利益をごっそり国外に持ち出し還元しない事が反感をかうのでしょうか
早晩、アフリカ地域でもそうなる予感がします。

  • 投稿者: unknown
  • 2007/02/12(月) 11:54:31
  • [編集]

Rei さん

>アフリカ諸国も馬鹿ではありません。シナから援助金を搾り取って、シナ人をアフリカから追放するべきです。資源が枯渇する前にシナ人を追放しないと、自力での国家建設は危ないです。

そう信じたいのですが、目先の利益につられそうな国も多そうですし、ちょっと心配です。

unknown さん

>かつてインドネシア、マラヤ等で華僑に対する暴動がよくあった事を記憶していますが、その地で得た利益をごっそり国外に持ち出し還元しない事が反感をかうのでしょうか

華人が富を独占していることへの反感もありますし、中共が東南アジア各国の反政府共産ゲリラを支援していたこともあるのではないでしょうか。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/02/13(火) 20:21:25
  • [編集]

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