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”防衛省”誕生へ

  • 2006/12/01(金) 22:35:26

 防衛庁の省昇格関連法案が、昨日30日の衆議院本会議において賛成多数で可決され、参議院に送られた。来年1月には”防衛省”が誕生する見通しである。

参考記事

 防衛庁から防衛省になると何が変わるかというと、国家防衛の主任大臣が首相から防衛大臣に移される。

防衛大臣には、閣議の開催や予算を要求できる権限が新たに与えられる。

軍人(制服組自衛官)の皆さんは、重くなった責任をかみしめ誇りを胸に、首相や新防衛大臣の言うことを良く聞いて、がんばってください。

 ところで、皆さんは”座布団”というものをご存知だろうか?

軍事分野における相手国との交流と、軍事情報の収集を目的として外国に派遣される駐在武官(ミリタリー・アタッシェ)というものがある。

いわば軍人と外交官のハイブリッドで、在外公館(たとえば日本の自衛官なら在米日本大使館・在中日本大使館)へと派遣される。

駐在武官を在外公館に置くのは、国益の観点から当たり前のことなのだが、外務省のアホ官僚はそれを自分の利権とみなし、防衛庁に見返りを要求するのである。

それが”座布団”で、「駐在武官を、ある国の日本大使館に一人置いてやるから、防衛庁内に外務官僚のためのポスト(座布団)をよこせ!」と言うのである。

”伝馬船”というものもあって、座布団で防衛庁へと送り込まれた外務官僚をお世話する手下で、これも外務省から見返りとして防衛庁へと要求される利権である。

結局、防衛庁が座布団や伝馬船を用意できない場合、日本大使館があってその国の軍事情報が欲しい場合でも、日本という国家が駐在武官を派遣できないという、インテリジェンスうんぬん以前のトンでもない事態が多々発生する。

クロフネはもう頭が痛くて、寝込みそうである。

 また、駐在武官が日本本国へ重要情報を打電したくとも今までは自由にできなかった。

外務官僚に頼んで暗号を組んでもらって本国へ打電してもらわねばならず、外国からの軍事情報が外務省経由で防衛庁へと流れることとなってしまうのである。

よって、駐在武官が重要だと思って本国へ入れた情報でも、外務官僚によって途中でひねりつぶされたり、報告の内容が変わってしまったりする可能性がある。

こういうことは、左翼思想に冒されがちな”お受験秀才”出身の多い外務官僚に、軍人蔑視があるのも一因だと思う。

軍事問題のド素人で何にもできないくせに、防衛庁の制服組を見下すのである。

だからペルーの日本大使館が襲われたのだろう。アハハハ。まあ自業自得でザマアミロである。左翼ゲリラ・センデロルミノソのカラシニコフで...(以下略)

アメリカのCIAとDIAも、あんまり仲がよさそうではないが、日本の官僚って自分が閉じこもっているタコツボ(自省・自局・自課)だけが大事で、どうして国家全体の利益を睨んで政策を考えるということができないのだろうか。

そういえば、「官僚は日本最高のシンクタンク」みたいな話を聞いたような気がするが、それと”座布団と伝馬船”という二つのジョークの笑うポイントを私に教えてくれ。

こうした問題は以前から言われていたが、改善されたのだろうか?

 というわけで、安倍首相に麻生外相なんとかしてください。

座布団を要求するような官僚なんて、「学歴が高い」という看板倒れで、たぶん能力低いと思いますから、”延暦寺”でも何でも焼き払って大丈夫だと思います。

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知りませんでした。

私も外務省、防衛庁の知人が結構いて、事情にはある程度通じているつもりでしたが、座布団、伝馬船は知りませんでした。自分の無知を、思い知らされました。ミケ

  • 投稿者: 屋根の上のミケ
  • 2006/12/01(金) 23:57:24
  • [編集]

いつも読ませて頂いております。同感です。防衛省となる機会に防衛省情報局を作り、人員の充実はかりるとともに在外武官の権限を格上げすることが重要と思います。また、外務省の採用基準を改め、行動力、見識、海外経験豊かな民間人から登用し要職に採用できるように改めるべきだと思います。

  • 投稿者: makotobito
  • 2006/12/02(土) 12:50:24
  • [編集]

連名で失礼します

屋根の上のミケさん

>私も外務省、防衛庁の知人が結構いて、事情にはある程度通じているつもりでしたが...

座布団と伝馬船の悪習が、今現在も続いているかどうか、もしさしつかえなければ、是非お友達に探りを入れてみてください(笑)

makotobito さん

>防衛省情報局を作り、人員の充実はかりるとともに在外武官の権限を格上げすることが重要と思います。また、外務省の採用基準を改め、行動力、見識、海外経験豊かな民間人から登用し要職に採用できるように改めるべきだと思います。

私も新防衛省の情報収集力アップと、外交官の厳しい選抜と育成が欠かせないと思います。

でも今度は財務省が外務省に予算面で圧力をかけているんですよね。

たぶんODAを外務省に”全てとられた”のを根に持っているんでしょうけれど。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/12/02(土) 23:31:54
  • [編集]

“座布団”は防衛庁で何をするの?

駐在武官を在外公館に置いてあげる代りに防衛庁に見返りとして送り込む“座布団”は、防衛庁で何をするのでしょうか。もしかして文民統制(日本では文官統制)を行うための情報集めでしょうか。

  • 投稿者: ローカル線
  • 2006/12/03(日) 05:52:42
  • [編集]

安倍ドクトリンが欲しいですね


防衛省昇格というのは自衛隊発足以来の大きな節目ですから、この機会に日本の防衛指針のようなものを内外に示しておきたいですね。「自衛隊は日本国民の生命財産を守るために存在します」「海外勢力によりこれが侵された場合は全力をもって排除します」…このあたりまえのことをハッキリと明言できた政治家はここ十数年見たことがありません。言葉に出したからといって現実が変わるわけではありませんが、意思を明確に発信することはとても重要なことです。

そして新防衛相には、ぜひとも「発言カード」のストックをお願いしたいですね。日本の防衛体制を縛る鎖は幾重にも絡められていて、一気に断ち切ることは困難です。そこで、一歩ずつ踏み込んだ発言カードをあらかじめ用意しておき、中朝韓三国が日本の安全/国益を侵そうとする度に1枚ずつ切っていくのです(たとえば北の核実験や、竹島海洋調査に対する威嚇、尖閣への上陸活動など)。発言「しない」ことに重きを置く時代は終わらせて、機会を捉えて「踏み込んでいく」時代の到来を期待したいです。

追伸:
このまま歴史が推移すれば、どのみち中朝韓三国とはいつかは深刻な衝突に到るのでしょう。そのとき、できるだけ日本の有利に事が運ぶよう環境を整えておく。念仏平和論ではなく積極的に将来の状況をつくっていく防衛政策(+外交政策)ができればよいですね。長文失礼致しました。

  • 投稿者: 在韓日本人企業戦士A
  • 2006/12/03(日) 22:13:58
  • [編集]

連名で失礼します

ローカル線さん

>駐在武官を在外公館に置いてあげる代りに防衛庁に見返りとして送り込む“座布団”は、防衛庁で何をするのでしょうか。

さあ?何をやっているのやら。

”座布団”の外務官僚が軍事・安保の専門家とも思えませんから、防衛庁に行ったとしてもお荷物じゃないでしょうか?

だから遊び相手として”伝馬船”が必要なのではないかと。

座布団は最終的に、出世ポストとカネが目的ではないでしょうか。 


在韓日本人企業戦士Aさん

>発言「しない」ことに重きを置く時代は終わらせて、機会を捉えて「踏み込んでいく」時代の到来を期待したいです。

同感です。

日本は依然”言霊の国”で、発言することそのものが悪という風潮が強いですから。

そのために、防衛庁で仮想敵別のシミュレーションすらままならないわけでして。

つまり「シミュレーションなんかしたら言霊の力で本当に戦争になっちゃうからケシカラン」という馬鹿げた潜在意識が日本人に残っています。

いつまでもこれではいけませんね。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/12/04(月) 21:23:16
  • [編集]

防衛省になって政策官庁への脱皮をしてくれることを望みます。

  • 投稿者: TS
  • 2008/06/08(日) 09:18:27
  • [編集]

TSさん

>防衛省になって政策官庁への脱皮をしてくれることを望みます。

文官に防衛を戦略的に考えられる人材がいるのかというのが、最大の問題かもしれません。

大臣や首相も同様の問題をかかえていますが...。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2008/06/09(月) 22:38:53
  • [編集]

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