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ライオンの外交が教えること

  • 2006/10/06(金) 23:52:27

 過去のエントリー・犬の調教でも述べたとおり、外交の諸原則を考えるのに動物の習性を例を出すと非常にわかりやすいので、今回もそれをやろうと思う。

(それぞれの外交問題は一見複雑そうだが、非常に原始的でシンプルな法則に支配されている世界といえるのかもしれない)

 以前、ライオンの子育ての様子を取り上げたTV番組を見たことがある。

ライオンの子供たちがじゃれあって遊んでいたのだが、そのうちの一匹が兄弟を思いっきりガブッと噛んでしまった。

すると噛まれた方は「ギャッ」と悲鳴を上げ、噛みついた方の子ライオンの顔をひっかいて強烈な反撃をお見舞いした。

それからしばらく思いっきり噛みついた子ライオンは、噛みつかれた方の子ライオンから遊んでもらえなくなり、しょんぼりしていた。

これ以後、仲間はずれにされた子ライオンは、兄弟を思いっきり噛むことはなくなった。

こういう、じゃれあい遊びを通じて、獲物を仕留めるときの噛み方、仲間と
じゃれあって遊ぶときの噛み方、子供をくわえて運ぶ時の噛み方をライオンは覚えるのだという。

噛み方といっしょに、仲間・自分の子供・獲物とのつきあい方を覚えるといってもいいのではないだろうか。

 これを過去の日本と中国・韓国の外交関係に応用して言うならば、中国・韓国が反日政策によって、思いっきり日本に噛みついても、日本は「嫌だ」という意味の悲鳴を上げることもしなければ、相手をひっかいたり噛みつき返したりして反撃することもしなかった。

それどころか、思いっきり噛まれれば噛まれるほど日本は中国・韓国と一生懸命遊んであげていたのだった。


日本が一生懸命遊ぶという間違ったメッセージを送るものだから、中国・韓国はますます日本に思いっきり噛みつくという悪循環に陥っていた。

それが江沢民政権による日本敵視政策であり、ノムヒョンの”対日外交戦争”でピークに達した歴代韓国政権の反日政策だ。

中国・韓国の限度を知らない噛みつきに対し、「このままでは日本は本当に中・韓に噛み殺されてしまう」と心配する人たちが当然のことながら日本国内に出てくる。

それが左翼勢力から”ネット右翼”と揶揄される、ネット界を舞台に急速に拡大した保守派日本人である。

 中国・韓国が思いっきり日本に噛みついても、日本は悲鳴さえ上げず、じっと我慢するという愚かなことをようやく止めたのは、”ライオンヘアー”の小泉前首相だった。

思いっきり日本に噛みつく中国・韓国に対し、小泉前首相は「嫌だ」という意思表示を明確に示し、中国・韓国と遊んであげるのも止めた。

これによって少なくとも中国・胡錦涛指導部は、「日本は中国に噛みつかれてもう我慢の限界に来ていたんだな」「今まで思いっきり日本に噛みついたのは失敗だったな」ということを初めて理解したと思う。

靖国という日本人の宗教問題・精神領域に不用意にタッチしたのは大失敗で、日本として絶対に譲れない一線だということを、小泉政権との厳しい対立でようやく理解できただろうし、

それによって日本国民の対中感情が極度に悪化し、日本や世界で中国脅威論を唱える人が激増したことも後悔しただろう。

現在中国政府では、江沢民の反日原理主義政策・日本敵視政策は明らかな失敗だったという声が、大きくなり始めているようだ。 
胡指導部による江沢民の権力基盤である上海閥つぶしが行われている
真っ最中だが、これと無関係ではあるまい。

以前は「絶対に靖国参拝を認めん」と言っていた中国が、「首相・外相・官房長官以外なら許す」と言い、最近では「外相・官房長官が参拝しても目をつぶる」というところまで言ってきているという話がもれてきている。

靖国問題の解決まであともう少しというところまできているようだ。

これもすべて、中・韓に噛みつかれた日本において、小泉前首相や最近急増している保守系日本人が、「嫌なものは嫌」とはっきりと主張したり、相手をひっかいたり噛みつき返したりした結果である。

 「人間みんな同じ」が前提の社会を持ち、「和をもって尊しとなす」がDNAに刻み込まれている多くの日本人は、小泉政権下で続いた日中・日韓の外交摩擦について、ものすごく心配したり、居心地の悪さを感じたり、早くこの状態から脱したいと考えているのではないだろうか。

しかし「人間みんな違う」ということが前提となっている国際社会では、例え対立や摩擦が起こったとしても、「嫌なものは嫌」とはっきり意見の違いを主張するのが大原則である。

思いっきり日本に噛みつく中国に対し、小泉前首相は「嫌だ」という意思表示を明確にし、中国と遊んであげるのも止めたことで、はじめて中国は日本を理解しようと考え始め、「日本に思いっきり噛みついてはいけないんだな」ということを学習した。

その意味で、ここ数年の小泉政権と中国・韓国との激しい対立・摩擦は大変意味のあることだったのであり、必要不可欠なプロセスだったのである。

「和をもって尊しとなす」というDNAを持つ日本人が、日本でしか通用しない価値観を振り回して「中国・韓国とケンカするのは空しいよ、意味がないよ」と考えて、意見の対立や摩擦を恐れるあまり、中国・韓国が思いっきり日本に噛みついても、ひたすらじっと我慢するような愚かなことをするのは、国際関係においては間違ったやり方だ。

そのようなやり方では、何の問題も解決できないし、かえって状況を悪化させるだけである。

 こんどの連休中に安倍首相が中国・韓国を訪問する。

安倍首相には、噛みつかれたらはっきりと「嫌なものは嫌」と主張し、相手をひっかいたり噛みつき返したりする、日本のあるべき外交姿勢を継続してほしい。

靖国問題をはじめとする諸懸案で、へんな誤解を与えるような言質を与えないでほしい。

首相が長期的な日中・日韓関係の安定を求めているのであれば、なおさらそれを継続する必要がある。

今まで、中国・韓国がいくら反日政策で日本叩きをしても、日本から反撃と罰を受けるどころか、日本からも中・韓国内からも沢山のごほうびがもらえたから、中国・韓国の指導者たちは反日政策という麻薬をやめられず、日中・日韓関係は不毛な争いが絶えなかったのだ。

もし安倍首相が、政権の支持率を落とさないという目先の利益のために、中・韓との蜜月を演出し、日本外交を小泉以前に戻すのであれば、

日本に噛みついたのに、日本から”ごほうび”がもらえたと思って、再び中国・韓国は反日政策を強め、あっというまに元の不毛なゴタゴタが定期的に繰り返される日中・日韓関係に逆戻りするだろう。

私はよもやそんなことはないと安倍首相を信じているが、日中・日韓関係の長期的安定という、長い目で見た利益のためには、非常に逆説的だが、対立や摩擦・意見の違いを恐れない外交をこれからも堅持していくことが必要不可欠だと思う。

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ライオンの外交

拝啓、ライオンの外交はわかりやすくかつ明解であります。

私事とな
りますが、無礼千万な対応をする輩には同レベルの罵倒で返すべき と漸く気付きました。

馬鹿を調子に乗らせると際限ありません、

せめて、相手が店なら買い物に絶対に行かないと

国なら訪問しない とこれが最低限の対応ではありませんか。

ビシッと反撃すべき也 空想的平和主義を妄想するとひとも国も生きてはいけません。

前述を補足すると無礼千万な輩に限り反撃すると簡単に態度を変えます、
明らかに口うるさい人やこわもての人には見苦しいぐらいに媚びます。

意地悪、侮辱を受認すると相手に間違った印象を与えてしまいます。
管理人さんの言う通りです。 人も国も言うべきは言うべき也。
感情的になりました、乱文御容赦あれ。草々

  • 投稿者: (^-^)風顛老人爺
  • 2006/10/07(土) 00:43:08
  • [編集]

>ライオンの外交

バカはまず相手にしない、それでもこちらに突っかかってくるというときは、ビシッと言い返すというのは、必要でしょうね。

ひどいことをされて泣き寝入りが一番いけないと思います。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/10/07(土) 22:09:07
  • [編集]

外国人との人間関係と外交

日本人が国際社会では通用しない。これは外国人の友達がいる人は誰しも思い当たると思う。人間関係と外交がタブって見えます。私は外交の結果、国交断絶に達しました。外交に思えてしまう人間関係なんてもういらない。鎖国だー!!

  • 投稿者: かず
  • 2007/04/04(水) 00:49:07
  • [編集]

かず さん

>私は外交の結果、国交断絶に達しました。外交に思えてしまう人間関係なんてもういらない。鎖国だー!!

何があったか存じませんが、外交と人間関係はまったく同じではありません。
安易に混同してしまうのは危険です。

人間関係は誰にとっても簡単では無いと思いますが、鎖国はオススメしません。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/04/05(木) 00:34:18
  • [編集]

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