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第1回 韓国の将来

  • 2005/02/27(日) 14:35:41

 このシリーズでは、しばらく南北統一は無いというシナリオを前提として、韓国の将来がどうなるのか日本の取るべき対韓外交政策について考えてゆく。

 韓国の将来を占う上で、経済面はさほど重要では無いかもしれない。
今後の韓国の経済政策がうまくいけば、先進国レベルへ到達するシナリオもあるだろうし、債務不履行を繰り返す南米の中進国のようなレベルで停滞してしまう失敗のシナリオも考えられるだろう。

しかし、経済が破綻状態の北朝鮮を今すぐ吸収・統一した場合を除き、よほどのことが無い限り韓国が破滅的状況、たとえば世界の最貧国まで転落するようなことは考えにくい。
(かろうじてあるとすれば、第二次朝鮮戦争の勃発でソウルが焼野原になるぐらいか)

であるならば、今後韓国の将来にとって大きな変数となっていくのは韓国の政治面である。

 冷戦期の韓国は一応はアメリカと同盟関係で結ばれ、北朝鮮・ソビエト・中国と対峙してきた。
しかし、キム・デジュン政権の登場で北朝鮮に対して宥和的な太陽政策がスタートし、きわめて民族主義的で反米・親北朝鮮的な若い世代が中心となって誕生させたノ・ムヒョン政権になるとその外交政策は、ほとんど血迷ったといっていい迷走ぶりをみせている。

 在韓米軍装甲車が韓国市民をひいたことがひきがねとなって爆発した韓国国民の反米感情のたかまりもあって、韓国政府は自分自身の力で身を守るべきだと主張して”自主的国防政策”をかかげるかと思えば、在韓米軍の撤退に官民あげての反対キャンペーンを展開し、今まで”主敵”としていた北朝鮮の核開発に対して、ノ・ムヒョン大統領は「北の核は自衛目的であり一理ある」と述べ、韓国の核開発が露見すると、「研究目的」「少量だから問題無い」「政府は知らなかった」と苦し紛れの言い訳。

500人以上の韓国国民を北朝鮮に拉致されているにもかかわらず、返還要求どころか、このことを交渉のテーマにさえしようとしない。ノ・ムヒョン大統領はさらに日米の対北強硬策をたしなめて「対話だけが問題を解決する」とくり返している。

 韓国世論においても、将来の同盟国として民主国家のアメリカや日本ではなく独裁国家の中国がふさわしいと考える人の割合が増えるなどまったくわけがわからない。その場の感情やムードだけが韓国の舵取りを決定している感さえある。このような韓国の将来を予測するのは不可能に近いだろう。

 将来の韓国が、親北朝鮮的で若年層から支持を受けるノ大統領率いるウリ党のような左翼勢力によって主導されていくのか、ハンナラ党のような右派がもりかえすのかは予測がつかない。
(あえていうなら若年層の支持があついことからみて今後も左翼政権がつづく可能性が高いか?)

しかし左右どちらにふれても”民族主義”がまったく衰えないのは驚くべき現象だ。
「民族のために過去を清算する」と称して、ウリ党が”親日狩り”をはじめ、ウリ党幹部自身が”親日派”であることが発覚して、辞職するという茶番劇もあった。

 韓国の”民族主義”は往々にして他のすべての価値よりも優先されがちで、言論・思想・表現の自由といった人類普遍の価値観も”民族”のためには平気で踏みにじられてきた。

この意味で韓国の民主主義はきわめて脆弱で、危険な芽が常に土から顔をのぞかせている。
この点からみて他の民族主義・愛国主義をかかげる独裁国家である中国やロシアと親和性があるのではないだろうか。

 以上見てきたように将来の韓国はきわめて不透明といわざるを得ない。
そして韓国との間には日本の言論・思想・表現の自由・民主主義といった価値観とは、あいいれない部分・埋められないミゾが相当あることは事実である。

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