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安倍新総裁誕生

  • 2006/09/21(木) 00:32:55

 昨日おこなわれた自民党総裁選挙は、安倍官房長官が有効となった702票のうち66%にあたる464票を獲得して、自民党第21代総裁に選出された。

麻生外相は136票を取り2位、谷垣財務相は102票で3位だった。

25日に幹事長・総務会長・政調会長の党3役、26日に組閣人事が決定し、安倍内閣が発足する予定である。

 日本の新しい首相となる安倍氏には、「日本の舵取りをよろしく頼みます」という事とともに、ひとつだけ私からのお願いを言っておきたい。

安倍氏も重々承知のことと思うし、今さら言うまでもないことなのだが、それは、小泉政権からはじまった、「日本が独立国家として当たり前のことを当たり前にできる」ようになるための改革を、ブレなく継続していってほしいということである。

これまでの日本は、政策よりも派閥の論理で内閣の人事が決められがちで、そうした政治家の政策の弱さを官僚に頼ることで補おうとし、そこに官僚がつけこんで民主主義のルール違反すれすれで、超然主義的に日本の政策が決められ実行され、そのシステムを利権目当ての財界がバックアップするという、いわゆる政・官・財の癒着システムが支配してきた。

そのために、内政・外交政策ともに「ことなかれ原理主義」に陥り、特にこのブログで取り扱っている外交で言えば、中国・韓国・アメリカなど外国に対して「外交で何か問題が起こったら日本が相手に譲ることで解決しよう、とにもかくにも、”ことなかれ”で行こう」という、”ことなかれ外交”につながり、独立国家として当たり前のことを当たり前にできない状態が続いていた。

その最大の犠牲者が、北朝鮮による日本人拉致被害者とその家族の方々である。

 ”ことなかれ外交”に代表される、誰が意志決定をし誰が責任をとるのか極めて不明確なオールドジャパン体制を”ぶっこわした”のは小泉首相であった。

もちろん日本の内外の”抵抗勢力”の苛烈な逆襲に時にはフラついたこともあったし、まだまだ改革が足らないところもあるが、新しい日本の建設に向かって歩み出したその功績は非常に大きいと思う。

安倍新首相にも、この改革を是が非でも継続していってほしいし、「独立国家として当たり前のことを当たり前にできる日本」を着実につくりあげていってほしい。

そして、国力を充実させ競争力を高め、日本が弱肉強食の国際社会で生き残れるよう、全力を尽くしていただきたい。


 それに対して強力な抵抗勢力が存在する。

日本がつまずくことを常に願い、「独立国家として当たり前のことを当たり前にできない日本」を強く望む、中国・韓国・北朝鮮の周辺国と、それを日本国内から応援するサポーター。

あるいは、たとえ日本の国力を衰退させ国民全体の利益が失われても、自分が所属する派閥・省・局・課あるいは自分個人の利益を最優先させる勢力などである。

安倍首相は、このような抵抗勢力の逆襲を常にはねのけ、並はずれた強い意志をもって日本の舵取りをしていかなければならない。

 そのためには、優秀な”参謀”を脇において、その政策を取り入れるにしても、最後は安倍首相自らが決断してトップダウンで政策を断固実行していくことが欠かせない。

新しい内閣も、安倍首相と政策が一致していてその政策を実行する能力のある人たちによって「まず政策ありき」で固める必要がある。

ベクトル(政策)が大きく違う人が同じ内閣にいれば、それだけ内閣の政策実行力に不安が出てくるし、首相と違う意見の人の話は、別に内閣の外でも聞くことができるのではないか。

官邸の政策に官僚を確実に従わせるための策もしっかりと打たなければならない。

 日本が弱肉強食の国際社会で生き残るためには、国力を常に充実させなければならず、そのためには日本経済が強く安定していることが第一だ。

現在、日本の財政の累積赤字が頭の痛い問題になっている。

確かにその問題は真剣に取り組まなくてはならないのだが、企業や家計など国民経済が健全で、しっかりと税収が上がり、日本国民だけで国債を引き受ける能力がある内は、まだ何とかなるのではないだろうか。

それよりも、財政再建のために重税をかけて日本経済を冷え込ませ、財政均衡化したころには、日本経済がボロボロになって経済規模がすっかり縮小していたということの方が怖いような気がする。

財政再建のためどうしても増税しなければならないというのであればやむをえないが、以前言ったとおり、消費税率アップで財政を再建するのは反対である。

逆累進性の問題がある消費税率アップは、庶民の家計に与える影響が大きく、富裕層と貧困層の極端な二極分化につながれば、日本経済に良くない影響を与えるからだ。

やはり財政再建のための増税が必要なら直接税によってやるべきだと思うし、毎日100円200円の商品を買いつづける大量の中間庶民層が購買力を失えば、経済がうまく回らなくなるのではないか。

だから富裕層・資産家のノブレス・オブリージュ(高貴な地位にいる者・めぐまれた者が負うべき義務)と愛国心に期待することにして、庶民層より富裕層への増税となっても腹を立てないでほしい。

ともかく今は、「最近税収が好調だから歳出を増やそう」というバカタレを排除して徹底した無駄な歳出削減を実施し、好調な税収はすみやかに国債償還にまわすことで、財政再建を進めなければならない。

 以上が、私から安倍新首相へのお願いだが、最後に余談を。

小泉首相の任期途中から退任にむけて、世界経済が順調に成長し、日本を含めた世界の株価もおおむね右肩あがりだった。 その意味では非常にラッキーだったのかもしれない。(日本の経済回復と株価上昇は自分の実力だよと怒られるかもしれないが<笑>)

だが、好調だったアメリカ経済に変化の兆しがうかがえるし、原油相場の風向きも変わりそうな気配がある。

アメリカ経済の好不調はEU圏や中国・インドなど世界全体の経済に影響を与えるし、原油や各種金属などコモディティ相場の動向は、中東産油国はもちろん、ロシア・ブラジル・オーストラリアなどの資源国の経済に関係してくる。

日本経済は世界経済とはまったく別に動いているわけではないので、そうした世界経済のリスクを十分考慮に入れて、安倍新首相は財政再建を含めた日本の経済政策をたてる必要があると思う。


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安部総裁誕生

これからは謙虚な文章でエントリーすることにします(笑)★ 我が思いとは別に・・ 第21代総裁は安倍晋三さまです。 個人的には麻生太郎さまにと思いましたが、なんでまぁ・・こんなに一方的に勝たなくてもと

  • From: 浦安タウンのオモシロ経済学 |
  • 2006/09/21(木) 09:52:57

この記事に対するコメント

安部新総裁は、私と同じ歳だ。
彼は確か今日が誕生日だと思う。
団塊の世代を飛び越えた。
戦後最年少の総理が確定した。
私は12月生まれだから少し若い(笑)
日産のゴーン氏、歌手のユーミン
も同じ1954生まれ。
頑張ってほしいね(笑)

  • 投稿者: gaera
  • 2006/09/21(木) 19:35:44
  • [編集]

gaera さん

 そういえば安倍さんが初の戦後生まれの首相ということになるのでしょうか?

だったら戦前戦中のしがらみに束縛されない指導者になってほしいです。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/09/23(土) 00:11:35
  • [編集]

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