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日本と特定アジアとの歴史認識摩擦の本質

  • 2006/09/19(火) 23:45:04

 最近、中国政府が情報統制をいっそう強め始めた。

まず、外国の通信社が中国国内で記事などを配信する場合、国営通信社である新華社から許可を受けなければならないとした法規を今月10日から施行した。
中国にとって”健全なニュース”を促進するためという。

引用記事 

さらに13日には、中国共産党政府が報道機関の管理強化などを盛り込んだ”国家文化発展計画綱領”を公布、「メディアは世論を正確に導き、党と国民のマウスピースの役割を確保しなければならない」と強調した。

引用記事 

言論・思想統制はネット空間にまで及び、中国公安当局がネット上の320以上の”違法サイト”とネットコラムを閉鎖し15000の有害情報を削除したと発表した。

本丸のネットコラムだけを閉鎖すると露骨な言論統制となるから、それをカモフラージュするために”違法サイト”とセットで閉鎖したのだろう。

引用記事 

 中国共産党政府が、国民に対して強い影響力を持つ教育や報道機関をコントロールすることによって、中国国民の言論の自由を奪い、思想を操ってきたことは、何度もふれた。

それは、中国と同じ独裁国家である北朝鮮でも状況は変わらない。

1980年代後半まで軍国主義政権が支配し、民主化されてまだ十数年しか経っていない韓国も、歴史教育分野においては政府が直接介入を続けた影響が強く残っており、現職の大統領が自分を批判する新聞の影響力を減じるために、あからさまに動くようなところも依然なおっていない。

 日本と中国や韓国との歴史認識問題を考えるとき、この問題が民主主義国家である日本と、儒教的権威主義あるいは儒教的独裁主義国家とでも言うべき中国・韓国・北朝鮮との摩擦なのだという理解が、まだまだ足りないと思う。

それは日本においても世界においてもである。

 日本は言論・思想の自由が認められた民主主義国家であり、当然、さまざまな価値観が共存する社会である。

日本人の歴史認識の中には、「靖国神社へ首相は行くべきではない」とか「竹島は韓国のもので良いではないか」といった、祖国日本より中国や韓国の主張を支持するものが、政治家や企業家・マスコミ人から一般市民にまで存在する。

さまざまな歴史認識や価値観が存在していることは、日本社会が最低限の健全さを失っていないことの証拠といえるが、現在、儒教的独裁主義国家であるか、つい最近までそうであった中国・韓国・北朝鮮では、そのような社会の健全さは存在していない。

(以後、便宜的に、この三カ国を”儒教的独裁主義国家群”と呼ぶことにする)

中国では、共産党政府が教育・マスコミを支配して、中国政府が正しいと考える歴史観以外の思想を持つ中国国民が出現しないよう、ありとあらゆる努力が払われている。

それでも、中国政府が正しいと考える歴史認識とは反対のことを言ったらどうなるか?

たとえば「日本の首相は靖国神社へ行くべきだ」といったことを中国の政治家が言ったら、たちまち公職を追われるだろう。

北朝鮮で、金日成がムギワラ帽子から兵隊を出して日本軍を打ち破ったとする、抗日パルチザンの歴史を否定する者がいたら、強制収容所行きなのは間違いない。

民主主義が未発達な韓国でも、ある有名な芸能人が「殴り殺される覚悟」で歴史問題において日本を支持し、仕事場から「追放された」ために、自らの主張を撤回するといった事態が起こっている。

 このように、言論・思想の自由が保証されない中国・韓国・北朝鮮の儒教的独裁主義国家群では、歴史とは事実に立脚したものかということより、第一に政府や独裁政党の方針に沿った”理想的な歴史”であるかどうかのほうが重要なのである。

儒教的独裁主義国家群における理想的歴史とは、「わが国は歴史上一度も他国を侵略していない徳の高い国だ」とか、「わが民族は周辺の民族より優れていて周辺民族に高い文化を教えてやった」とか、「わが政府・わが党・わが首領は外国の侵略者を追い払った英雄なのだ」といった、ある種の目的を持って国民に植え付けられるプロパガンダである。

また、儒教的独裁主義国家群においては、民主主義が存在しないか発達が非常に遅れているために、国民は、政府や独裁政党がコントロールする教育やマスコミの情報を何の疑いもなく、いとも簡単に信じ込んでしまう。

いわゆるメディア・リテラシーが決定的に低いのである。

だから、儒教的独裁主義国家群が得意とする、国民の情緒・感情に訴えかけるような自民族優越主義プロパガンダ(教育・報道)に、きわめて煽動されやすい。

こうしたことが原因で、中国・韓国・北朝鮮の儒教的独裁主義国家からは、「自分の国はいつも正しい。ウソつきで間違っているのは常に日本だ」という国民ばかりが生み出され、

「自分の国の政府や党のかかげる歴史認識は絶対に正しいことになっているけれども、二つの国の議論を比べると相手国のほうが正しいように思える」という人がほとんど出現しないのである。

強い権力を持つ政府や党によって情報・思想をコントロールされ、物事を論理的に考え、価値観の違う相手を尊重して議論するような経験を積むことが許されない、中国・韓国・北朝鮮の国民。

これでは日本と中国・韓国などの歴史認識摩擦が、いつになっても解決するわけがない。

さまざまな価値観・歴史観の共存を許すということができないし、それを許せば独裁主義・権威主義の根底が揺らいでしまう中国・韓国・北朝鮮の儒教的独裁主義国家群は、複数の価値観・歴史観が共存している民主主義国家・日本に対して、常に圧力をかけ戦いを挑まなければならないのである。 

 以上の点をふまえれば、日本と中国・韓国・北朝鮮の歴史認識摩擦の本質は、民主主義と独裁主義あるいは権威主義という二つの体制の摩擦であるということがおわかりいただけると思う。

 もし日本と中国・韓国・北朝鮮の歴史認識摩擦を解消させたいのであれば、中国や北朝鮮の民主化を達成し、国民に言論・思想の自由を認めることが、最低限必要になるだろう。

もちろん韓国の例を見ればわかるように、それは最初の一歩であって、メディア・リテラシーの問題も含めて、感情的な自民族優越主義にのせられずに物事を論理的に考えるような国民の成熟がなければ意味がない。

だが、素質のある者を選抜して少数のエリートを養成するのならともかく、国民のレベルを全体的に底上げするというのは、より困難で時間のかかるものだ。

 日本だけでなく、中国・韓国・北朝鮮といった儒教的独裁主義国家群にも、異なった価値観・歴史観の共存を許す本当の民主主義が広がれば、歴史認識摩擦が深刻なものにはならないはずだ。

それが実現されることを願っているが、いったい何時のことになるだろうか。



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全体主義体制を擁護する朝日新聞とTBS

クロフネさまのお考えよくわかります。ならばなぜ、言論の自由を120%活用しているマスコミ、なかんずくもアサヒ、TBS、そしてNHKが独裁国家の使い走りのように卑屈としか思えない態度でまずいことは隠しこれら前近代的儒教国家との友誼をとき、かつ無意識に日本国民を誘導するのでしょうか?このような行為は報道機関の名にあたいしないと息子はおもうのですが。こんな組織を民主主義体制国家はどうしたらいいんでしょうか?寄生虫いがいのなにものでもないのに効果的な虫下しがありません。。

  • 投稿者: 人生の厄介息子
  • 2006/09/20(水) 00:42:48
  • [編集]

人生の厄介息子さん

お返事が遅れてごめんなさい。

昨夜は記事をアップするのでイッパイイッパイだったものですから。

>こんな組織を民主主義体制国家はどうしたらいいんでしょうか?

まず国民ひとりひとりがメディア・リテラシーを高め、真実を見抜く目をもつことです。

現在はインターネットさえできれば、いくらでも自分で真実をつかむことができます。

次に、嘘や妄想を垂れ流すようなマスコミを見分けられるようになったら、そういうバカな連中は、まともに相手にしなければ良いでしょう。

一応マスコミの垂れ流す嘘や妄想に抗議し、それでも修正されないようなら、そういう新聞を購読して金を払わない、TVについては、スポンサー企業に電話して「○×TVに広告を出してスポンサー料を払うかぎり、あなたの会社の商品は買わない」と言うなどです。

経済的に苦しくなればそういうマスコミも衰退するでしょう。

逆に、真実を言っていると思うマスコミ、あるいはブログやHPを応援するのも良いでしょう。

もし資産家や企業家の人がおられるのであれば、天下国家のことも考えていただいて、嘘や妄想を垂れ流すようなマスコミに対抗できるよう、そうしたマスコミを監視し批判しているメディアやブロガーなどを経済的に支援して育ててほしいと思います。

このようなことを地道にやっていけば、質の悪いマスコミは淘汰されていくと思いますがどうでしょうか。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/09/21(木) 19:32:45
  • [編集]

ありがとうございました

クロフネさま:いま、まさにおこっていることはクロフネさまのおっしゃっていることですね。NHKの日本のこれからで携帯アンケートはNHKの予想し呈示したい結果と全く逆であり特定アジアと仲良くする必要はない(前回)、総理の靖国参拝を支持する(圧倒的、今回)でした。それをNHKは画像にのこすことができませんでした。でもなにか、おそらく一人一票のもどかしさというのでしょうか。。かれらは一人千票のつもりでデムパだしまくりです。どこまでも懲りないかれらに強烈な虫下しが、とおもうのですが。いや、強さと忍耐がみずからに必要ですね。それをおおしえいただいたのかな、とおもいます。ありがとうございました。

  • 投稿者: 人生の厄介息子
  • 2006/09/21(木) 23:58:25
  • [編集]

人生の厄介息子さん

>NHKの日本のこれからで携帯アンケートはNHKの予想し呈示したい結果と全く逆であり特定アジアと仲良くする必要はない(前回)、総理の靖国参拝を支持する(圧倒的、今回)でした。それをNHKは画像にのこすことができませんでした。

もうNHKを見るのを止めて受信料拒否しても許されると私は思います。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/09/23(土) 00:14:48
  • [編集]

はじめまして

はじめまして、クロフネ様。JUNと申します。あちこち歩いていたら、ここにたどり着きました。他の記事はまだ読んでいないので、おいおい読ませてもらおうと思っています。
さて、今歴史問題でわが国と中韓は、もめていますが、その中「歴史の共有」をという声が聞かれますが、はっきり言ってそれは日本が特アの都合のいい歴史にあわせることであり、日本人が特アの奴隷になるに等しい行為だと思います。
ほんの少し調べれば伊藤博文が併合反対派であることはわかりそうなものなのに未だに韓国では、伊藤は極悪人であり、殺した安思根は英雄扱いです。これは、いかに韓国に歴史研究が硬直しており、自浄作用がないかということでしょう。中国にいたっては、共産党の定めた歴史こそが絶対であり、だからこそチベット侵略は解放であり、史上最大の虐殺者毛沢東も建国の英雄です。こうした独善的歴史観にわが国はあわせてなりません。
率直に言って、僕は特アには幻想を持っていません。かつて日支提携論者であり、朝鮮近代化支援の先頭に立っていた福沢諭吉は絶望して脱亜論を説き、「大陸と半島から、関係を切れ」と主張しました。僕も現在では、彼と同じ心境です。

  • 投稿者: JUN
  • 2007/03/25(日) 19:59:17
  • [編集]

JUNさん

>さて、今歴史問題でわが国と中韓は、もめていますが、その中「歴史の共有」をという声が聞かれますが、はっきり言ってそれは日本が特アの都合のいい歴史にあわせることであり、日本人が特アの奴隷になるに等しい行為だと思います。

私も歴史の共有は今のところ不可能だと思います。

特亜がもっと成熟した国にならないとダメです。 でも成熟するにはあと何十年かかるか分かったものじゃありません。

>かつて日支提携論者であり、朝鮮近代化支援の先頭に立っていた福沢諭吉は絶望して脱亜論を説き、「大陸と半島から、関係を切れ」と主張しました。僕も現在では、彼と同じ心境です。

どういうわけか、こと特亜のことになると理性がぶっとんでしまう日本人って多いんですよね。

利益第一に、クールかつドライに特亜へ対応すべきですね。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2007/03/26(月) 23:34:20
  • [編集]

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