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中国の空気が読めない左翼

  • 2006/09/13(水) 23:49:58

 ヘルシンキで行われたアジア欧州会議(ASEM)において、小泉首相と中国の温家宝首相が会場内で談笑し握手したことがニュース等で報じられていたが、その様子を中国政府の公式カメラマンが撮影していて、中国政府から「日本の首相との握手の写真を撮ったので、ASEMホームページに掲載してほしい」とフィンランド政府に写真提供があり、その写真が掲載されたという。

引用記事 

ASEMホームページ 

 中国政府にとって靖国参拝を繰り返す、にっくき敵のはずの小泉首相と温首相が握手している写真なぞ、本来ならこの世に存在してはならないものだろう。

それをわざわざ中国政府の御用カメラマンが撮影して、フィンランド政府にHPにのせてくれるよう提出するということは、やはり「靖国問題という宗教戦争の泥沼から脱出したい」という中国の胡錦涛・中央政府のメッセージとみたほうが良いだろう。

別の側面では、小泉首相は敬意を払うべき中国の強敵という意味で、北京から一人前の独立国家の指導者と認められたとも言える。

 そもそも宗教というのは心の問題だけにこれという正解がない。

だから、ある宗教を信じる人たちが別の宗教を信じる人たちに、相手の思想を否定するような攻撃をしかければ、最後の一人になるまで殺し合うような原理主義どうしの、終わりの無い宗教戦争にエスカレートするのは容易なことである。

そうしたことをふまえれば、絶対にこちらから相手に宗教戦争をしかけてはいけないのは自明の理であって、もしそのような愚かなことをすれば、終わりのない底無し沼の戦いにはまりこんでいくだけである。

 だが中国は、特に筋金入りの反日原理主義者であった江沢民政権以後、その愚かな宗教戦争を靖国問題という形で日本にしかけてしまった。

そして次の胡錦涛政権になっても、それを引き継いでしまった。

中国がなぜそのような愚かなことをしてしまったのかといえば、「中国こそ世界の中心かつ唯一の文明国で、日本は中国文明をコピーしてきた愚かな蛮族なのだから、文明人である中国人は愚かな日本人に何が正しいか教えてやらなければならない」という人種差別的な中華思想の存在

また、「第二次大戦の戦勝国民である中国人は、敗戦国民である日本人を完全に叩きのめして絶対服従させて、完全勝利しなければならない」というトータルビクトリーという考え方にとりつかれたことが大きな原因だった。

 靖国問題が発生した原因はこのように大半は中国に問題があったからなのだが、日本側に問題が全くなかったとは言いきれない。

靖国問題の発生は、外交における”抑止の破綻”だったとも言えるからだ。

”抑止の破綻”といった場合、A国が「今となりのB国に侵略戦争をしかければ、問題が解決できるのではないか。 幸い、となりのB国はわがA国より軍事力が弱いし」と考えて、実際にA国がB国に侵略戦争をしかけたときに「B国の抑止が破綻した」というふうに使う。

靖国問題の場合、これまで中国との間で外交摩擦が発生すると日本の政治家や外交官は、ことの是非を棚上げにして、ともかく日本が譲歩して中国の要求を受け入れることで、外交摩擦を解消しようとする傾向が強かった。

そうした日本の行動パターンが、中国側に「今、日本に靖国問題という宗教戦争をしかければ、内政も外交もうまくいくのではないか。幸い、日本はわが中国より外交力が弱くて、中国が強く出れば日本は必ず譲歩するから」と考えさせる原因のひとつとなって、実際に中国は日本に靖国問題という宗教戦争をしかけてしまったのだった。

ところが中国の思惑は大きく外れ、日本側が激しく中国に抵抗し、終わりの無い泥沼の戦いになってしまった。

(歴史上、侵略戦争が起こりそれが失敗する過程は、大抵このパターンである)

これまで日本の対中外交を主導してきた旧宏地会系の宮沢喜一氏や加藤紘一氏に代表される政治家や、チャイナスクールに代表される一部の外交官たちの軽率な行動が、日本外交の抑止を破綻させ、中国の”外交侵略”を誘ったのだった。

 その間、内政では胡主席率いる中央執行部がコントロールできないような反日大暴動が発生し、外では、中国が一番恐れている”中国脅威論”が巻き起こって、中国自身が深く傷ついた。

それに加えて、江沢民の強い影響を受けている上海閥や人民解放軍内の反日原理主義者とのからみもあって、振り上げたこぶしを下げるに下げられず、靖国問題は中国外交の自由を奪う、手かせ足かせとなっている。
 
 胡錦涛政権もいい加減、中国が靖国問題という宗教戦争を仕掛けたことのバカバカしさ不毛さを悟っただろうし、強気な顔の裏側では、もうカンベンしてほしいというのが、偽らざるホンネなのではないか。

私は、東アジアのライバル大国同士として、日本と中国はこれからも火花を散らしながらやっていくことになると思うが、少なくとも靖国問題という宗教戦争は、日中外交の正面からフェードアウトするよう中国が誘導する可能性はあると思う。

胡政権が倒れたり影響力を失って、またぞろ反日原理主義が強くなれば別の話だが、少なくとも今は、そうした兆候が北京からうかがえる。

 ところが、この中国の空気がまったく読めていないのが、日本国内の左翼思想の強い影響を受けた一部の政治家・マスコミ・学者たちである。

毎日や朝日新聞などに代表されるこの勢力は、相変わらず「小泉首相が靖国神社へ参拝したからアジア外交がうまくいかない、中国が怒っているので日中関係が停滞したままだ」と叫んでいる。

しつこく訂正を求めるが、少なくとも外交関係がギクシャクしているのは、中・韓の二カ国とだけであってアジア全体とではない。 その原因も宗教戦争をしかけてきた相手がわにある。(北朝鮮とは正式な外交関係がない)

引用記事 


この勢力は、「靖国反対!靖国反対!」と大騒ぎすれば、中国のためになると真剣に思ってやっているのだろうが、

子分が「日本で軍国主義が復活しようとしていますぜ、軍靴の音が聞こえますぜ!」と親分に報告したら、例えウンザリしていても親分の面子というものがあるから、北京政府は「日本は軍国主義の過去を反省して靖国参拝を止めよ!」と言わざるを得なくなる。

だから日本の左翼勢力も親分である中国の空気を読み、靖国問題で大騒ぎするのをやめて、中国をそっとしておいてやることで、面子を守るための逃げ道をつくってやればいいのに、頭が悪いのかシグナルのわずかな違いによって中国の空気を読むということができない。

まあ、そんな連中を利用して、日本の世論を操作しようとしてきた中国の自業自得とも言えるが。


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朝日新聞、なりふりかまわず

ホームズ、今日の「とっておき話」のホームセンターからは・・・自民党総裁選挙が近づいていますが、安倍氏の優勢は動かないようです。それがどう考えても面白くないのか、朝日新聞は小姑よろしくけちをつけまくっています。朝日にとって、安倍氏は例の「NHK圧力問題....

  • From: ホームズ☆「とっておき話」のホームセンター |
  • 2006/09/16(土) 01:20:57

この記事に対するコメント

日本の頭脳?

(やや論点がずれますが、)
東大教授連中の赤く染まってる現状が、
わが国の左傾化を象徴してます。
藤尾・奥野氏ら、失言で大臣の首が飛んだ頃からの世論の変貌ぶりを彼らはどう思う。
バカどもが血迷ってる、程度か?

今すぐにでも徴兵制が復活し、
特高が言論を封殺、軍国主義になるやの彼らの主張、
バカも休み休みになされよ。
そんな気配が毛ほどもあれば、
時の政府は即選挙に負ける。
日本国民はバカではない。
右にも左にも行かぬ、真っ直ぐ行くのみ。

  • 投稿者: 太郎
  • 2006/09/14(木) 08:53:22
  • [編集]

自主独立を明確に自覚する

右は「外国が日本に理不尽なことをしている」→「だからキライ」という「感情論」がベース。 故に(右は全ての国を敵に回す。)=尊王攘夷。
左は「日本は悪いことをしたのだから」という「罪悪感」がベース。
「反戦・平和・護憲」 故に(左は現状維持。)=憲法9条保守教徒。
でもって「どっちも行き止まりの道。」始まる北野メルマガと毒吐きてっくさんのブログ(プーチンの口説く石油外交@ワシントン・ポスト)の記事を貼り付けてを読むと、日本は米・中の二つ方向以外の外交を出来るしたたかな独立を目指すのが正解でしょう。又阿修羅の投稿の(たかす)さんの欧州に押しかけるアフリカからの密入国が激増と「日本の未来はカナリア諸島?」を読むと戦争ごっこの時代では無いと分かります。世界人口が65億人、上位10国、中国、インド、インドネシア、パキスタン、バングラディシュ、ロシア、日本で30億人居ますよ!日本の国土は38万ヘクタール、66%が森林、田圃や農地、荒地を引く人の住む地域の14%の土地は今でも人口過密な土地なのです。●ヨーロッパのEU諸国全体では、3億8千万人います。に押しかけるアフリカの人口問題と日本1億3千万人に押し寄せるアジア地域の人口問題とでは遥かにその内容の重要さが分かる!つまり「右だ左だ路線では無く、日本人としての背骨に目覚めるのが急務」世界を離散・流浪したユダヤ民族の長く喪失しない団結心、民族としての尊厳を見習う方が大事です。僅かな人口のユダヤ民族には脱帽します。まずは日本がしっかりと独立国らしくなって、つまりアメリカに限らず中国や韓国の内政干渉などもきっちり排除して、自分の国のことは自分たちで決める、大切なものは命がけでも守る、そういう覚悟を持って、しっかりと自分たちの足で立つ事しか無い!

  • 投稿者: ようちゃん
  • 2006/09/14(木) 12:15:44
  • [編集]

連名で失礼します

太郎さん

>今すぐにでも徴兵制が復活し、特高が言論を封殺、軍国主義になるやの彼らの主張、バカも休み休みになされよ。

ご多分にもれず日本の学者・ジャーナリスト等の”知識人”には、左翼思想の影響が強く残っていますが、彼らはパブロフの犬のように、何の考えもなしに、ある条件が与えられると「軍国主義の復活!」と叫ぶ傾向が強いようです。

私には脳死状態にあるとしか思えません。


ようちゃんさん

>右は「外国が日本に理不尽なことをしている」→「だからキライ」という「感情論」がベース。故に(右は全ての国を敵に回す。)=尊王攘夷。

>でもって「どっちも行き止まりの道。」

これについては異論があります。

右=保守主義者という意味でおっしゃっているのでしたら、そのすべてが「外国が嫌い」という排外主義者であるというのは間違いだと思います。

私は自由民主主義者という意味での保守主義者で、そうした立場から外交を論じていますが、「あの国は嫌いだからつきあうな」と言ったことは一度もありませんし、「外交は感情ではなく利でするものだ」として、自由民主主義の価値観を共有する国々、たとえばタイやマレーシアといった東南アジアの国々やインド、アメリカやEU諸国と日本との協力関係強化を訴えています。

その他のいわゆる右系の人たちでも、「外国はみんな嫌い」という排外主義者というのはごく一部で、アメリカとの同盟関係をベースに台湾や東南アジア・インドとの連携を説く人がかなり存在するのではないでしょうか。

確かに、一部の超人気ブログが、「×国に怒りを感じる方はクリックしてください」といった風に、読者に感情で物事を考えさせるような手法を使っているのは、良くないことだと思っていますが。

逆に、日本の自主独立を訴える”右”にも、自主独立と孤立主義がごっちゃになっている排外主義者が一部に存在するように思えます。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/09/14(木) 21:00:36
  • [編集]

こんばんわ。
空気の読めぬお粗末な進歩的マスコミは、自民総裁選で、なりふりかまわぬ
偏向報道をしてますね。
露骨なまでに。自社の綱領を無視するあたり、さすがに面の皮が厚いようです。

  • 投稿者: ホームズ
  • 2006/09/16(土) 01:17:33
  • [編集]

ホームズさん

>空気の読めぬお粗末な進歩的マスコミは、自民総裁選で、なりふりかまわぬ
偏向報道をしてますね。露骨なまでに。

もうどうしようもないですね。 デッチアゲ報道にダブルスタンダード。

本当に腐っています。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/09/16(土) 18:51:50
  • [編集]

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