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北も南も一人ぼっち。なら...

  • 2006/08/14(月) 23:59:40

 北朝鮮のテポドン発射事件以来、動向が一切つかめなかった金正日総書記が、久しぶりに公の場に姿を現した。

中国国営新華社通信によると、駐北朝鮮中国大使離任のあいさつに訪れた武東和氏に対し、金総書記がじきじきに別れのあいさつを述べたという。

金総書記は、「朝中親善関係を発展させるとの朝鮮(北朝鮮)の立場に変わりはない。双方の共同の努力を通じた親善関係の持続的な発展を望む」と述べ、
中朝双方のトップによる相互訪問が実現し、特に経済分野で協力関係が大きく前進したと評価した上で、「中朝関係の改善に非常な関心を持っている」と明言したという。

引用記事 

 離任する武東和氏に入れ替わりでピョンヤンにやってくることが内定している次の駐朝中国大使・劉暁明氏は、武東和氏より中国外務省における役職が格下であるという。 しかも劉氏は北朝鮮にとっては宿敵のアメリカ専門家で、あてつけのような人事だ。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=78434&servcode=500§code=500

これが事実であるならば、1950年の朝鮮戦争以来「血の友誼で固めた」と形容される北朝鮮との強固な外交関係を、中国が格下げしたことを意味するのではないか。

最初の記事の金総書記の発言からは、中朝関係の思わぬ冷却化に対する焦りがうかがえる。

 テポドン発射以降の中朝関係を見ていると、そのギクシャクぶりが本当に目立つ。

テポドン発射直後の7月11日、楊亨燮・最高人民会議常任副委員長が北京を訪問し、中国の胡錦濤主席に対北朝鮮援助の倍増を求める金総書記の親書を手渡した。

ところが胡主席は、1.朝鮮半島非核化が中国の一貫した立場 2.言いたいことは六カ国協議に復帰して堂々と言ってほしい 3.韓国とは緊張関係をつくらずに相互信頼関係を構築してほしい 4.以上3つの条件を受け入れればエネルギーと生活必需品の支援を増やすと、脅しをかけたという。

引用記事 

 また、国連安保理で対北朝鮮非難決議が出された7月16日、北朝鮮外務省は武東和・駐朝中国大使を呼び、「中国が決議案に賛成したのは信頼と義理を忘れた裏切り行為だ。朝鮮労働党と政府は怒りを抑えられない」と食って掛かった。

同じころ北京ではチェ・ジンス駐中北朝鮮大使が李肇星中国外相に面会を求めて拒否されたことから逆上し、北朝鮮大使館員10人とともに3台の車に分乗して中国外務省に乗り付け、同省前で3時間以上にわたり見境もなく「裏切り者」などと絶叫した。 

中国外務省は無視を続けたが、さぞあきれ果てたことだろう。

そういえば六カ国協議で、日本と北朝鮮の交渉を横で眺めていたロシアの外交官が、後で日本側へやって来て、「北朝鮮の外交官というのはいつもああなのか?」とあきれて言ったという記事が以前あったが、南も北も外交官の無茶苦茶さ加減では血はあらそえないようだ。

 さらに7月25日夜に中朝国境にある白頭山付近で、中国軍が軍事演習を実施した。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=78454&servcode=200§code=200

記事を読む限り、地対空ミサイル・対戦車ミサイルが使用されたものと推測されるが、中朝関係がギクシャクしているこの時期に、わざわざ中朝国境で軍事演習をするということ自体、何かしらのメッセージがこめられていると見ざるを得ない。

まず、使用された兵器からして、警告の相手は北朝鮮以外に考えられない。

この地域に、対空ミサイル・対戦車ミサイルを使用して排除せねばならないような相手は、国境を接する北朝鮮以外ないからだ。

しかも白頭山(中国名・長白山)という地がまた微妙なところで、南北朝鮮人にとっては”聖地”の一つにあたる。

特に金正日は、聖地である白頭山山麓の”白頭山密営”で誕生したことになっており(本当はロシア国内らしい)、白頭山の一番高い峰は”正日峰”と名づけられている。

そして金正日の誕生日には、もはや恒例と言ってよいほど、聖地・白頭山で”超常現象”が発生している。

その日の北朝鮮国営放送は「本日、白頭山上空に突如真っ赤な雲が現れ、まるで巨大な赤旗が勇ましくはためく様に揺れる、神秘的な超常現象が観測されました」と一斉に特報ニュースを流す。

白頭山を真上から見ると、ほぼ円形をしているのだが、丸いケーキをナイフで分けるのを想像してもらいたいが、聖地・白頭山のほぼ1/4が北朝鮮領、3/4が中国領といった具合に、中国に有利なように国境が引かれている。

そのことについては南北朝鮮人とも内心快く思っていないはずで、中国としては南北朝鮮のナショナリズムを刺激したくはない。 その白頭山を選んで、わざわざ軍事演習をするところに、中国の北朝鮮に対する強い意思を感じる。

最近、生活苦にあえぐ北朝鮮の軍人が武器を携帯して越境し、中国の住民に略奪行為をはたらいているというニュースをよく聞くが、経済難から北朝鮮軍が暴走、中国に越境攻撃をかけるにしろ、軍の反乱で北朝鮮国内が内乱状態になるにしろ、「非常事態のときには、中朝国境に配備された中国人民解放軍がだまっちゃいないぞ!」という強い警告なのではないだろうか。

同時に、かつて高句麗や渤海の領土であった中国東北地方もそこに住む朝鮮族も、「歴史的に見て中国のものであるのは、疑いの余地はない」というアピールが含まれていると見る。

これに関連して白頭山付近の中朝国境線に、中国政府が新たに鉄条網を構築しているという報道があったが、これも北朝鮮人の越境を防止するとともに「中朝国境はもはや動かない」という既成事実を作り出すための新・万里の長城と見たほうがよいのかもしれない。

 つい最近、外交的に孤立する韓国の実情を取り上げた記事をアップしたが、北朝鮮も唯一のパトロンとも言うべき中国との関係にスキマ風が吹き、急速に孤立化が進んだように見える。

それでも中国は自国の戦略から、北朝鮮を「生かさず殺さず」の状態にしておくと思われるが、無茶を繰り返す北朝鮮にいつまで忍耐力が持つだろうか。

夜郎自大・暴虎馮河といった形容がふさわしい外交をする南北朝鮮。 いっそのこと、南北で傷をなめあって統一したらどうだろうか(笑)

韓国で今、南北統一に反対する日本がそれを阻止するために韓国と戦争するといった、TVでもないのに電波が出ている荒唐無稽なお笑い映画が上映されているらしいが、日本は一切、南北統一に反対しません。 統一のための費用請求書が日本に来ない限り(笑)


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中朝・・

お久しぶりです
演習あったようですね。北のミサイルは中国国境に張り付いているとの噂もあり、どうなるのでしょうかね??
昨今の上下朝鮮・・なんか上のほうがいくらかマトモに見えてきました。もう下は・・石油がなんで安全に輸入できるかすら・・わかってないと思いますよ・・

  • 投稿者: ゼーゼマン榊
  • 2006/08/15(火) 12:05:18
  • [編集]

ゼーゼマン榊さん

こちらこそご無沙汰しております。

>演習あったようですね。北のミサイルは中国国境に張り付いているとの噂もあり、どうなるのでしょうかね??

まさか北朝鮮が中国を攻撃するということは無いと思いますが、中朝関係がどうなるか、そのボールを持っているのは北朝鮮だと思います。

>昨今の上下朝鮮・・なんか上のほうがいくらかマトモに見えてきました。

私もそう思います。

国連決議以降、北朝鮮も火病ってますが、もともと韓国より冷徹な実利計算に基づく外交をする国でしたから。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/08/16(水) 02:38:30
  • [編集]

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