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「富田メモは世紀の大誤報か」と新潮が報じる

  • 2006/08/04(金) 00:32:08

 今日発売になった、週刊新潮に「昭和天皇富田メモは世紀の大誤報か」という記事が掲載された。

記事の内容をおおざっぱに言うと、1.富田メモにあるように”参拝”という謙譲語を昭和帝がお使いになるのは不自然である。

◇富田メモの当該部分

私は 或る時に、A級が
合祀され その上 松岡、白取
までもが、
筑波は慎重に対処して
くれたと聞いたが
松平の子の今の宮司がどう考
えたのか 易々と
松平は平和に強い考えが
あったと思うのに 親の心子知
らずと思っている
だから 私あれ以来参拝
していない。 それが私の心だ



2.先帝陛下につかえた徳川義寛元侍従長が生前語った内容が、”侍従長の遺言・昭和天皇との50年”という本になっているが、 富田メモの内容がその本と似ていること。

たとえば、戦死者ではない松岡元外相が靖国神社に合祀されることについて、徳川・元侍従長は否定的な考えを持っていたこと。

以上の点から、富田メモの内容を、先帝陛下のお言葉とするには疑問点が多々あるという内容であった。

(詳しくは現在発売中の週刊新潮を買って読んでみてほしい)


 これらのことは、ネット界の有志のみなさんの調査によって、以前から指摘されてきたことだ。

たとえば 「私あれ以来参拝していない」という部分をとってみても、”参拝”というのは目上の存在に対してするもので、靖国神社にまつられている人々は少なくとも戦前、陛下の臣下にあたるのだから、”参拝”はやはり腑に落ちない。

こういう場合、たとえば「朕あれ以来行幸していない」といった感じのご発言になるのではないだろうか。

事実、富田メモの例の部分の反対側、つまり左のページ下に「大相撲夏場所”行幸”見合わせ決定の背景と経緯について...」と記述がある。

この場合、大相撲観戦を見合わせられたのは陛下であることが、”行幸”という言葉からはっきりとわかる。

先帝陛下が「行幸していない」とおっしゃったのを宮内庁関係者の富田氏が間違って、そこの部分だけ「参拝していない」とメモしたとも思えない。

むしろ”参拝”した”私”が陛下以外の、靖国神社にまつられている英霊より下位の存在、つまり我々のような普通の人間と考えたほうがしっくりくる。

たとえば、徳川・元侍従長や富田・元宮内庁長官のような、普通の人間だ。

日本の古典においても、主語がはっきりとしないことがあるが、「~せ給ひて」のように最高敬語が使われていれば、その主語は天皇かそれに準ずる人ということがわかるようになっている。

(受験のときに皆さんも勉強したはず)

だから「参拝していない」の主語の”私”を、現時点で先帝陛下であると結論づけるのは、早計に過ぎる。

やはり富田メモを遺族の方から許可を頂いて公開し、産経・読売・朝日・毎日などマスコミ各社と専門家・研究者等、肯定派・否定派の両方でメモの全文をじっくりと調査・研究すべきだ。

本当に富田メモの内容が先帝陛下のご発言だとするならば、国民全てにとっての共有財産であるし、日経新聞社がメモを独占して内容を秘密にするようなことは許されない。

 しかし、週刊新潮の記事によると、日経新聞側は「あれは専門家に調べてもらって昭和天皇の発言で間違いないという結論が出ている」と主張しつつ、富田メモをどうやって調査したのか、その経緯の公表を拒否しているとのことである。

日経新聞は、かねがね首相による靖国参拝やA級戦犯合祀に反対する記事を書いていたように記憶しているが、これでは日経新聞が「昭和天皇のご発言を手に入れたぞ。我々が主張してきたのと同じように、昭和天皇もA級戦犯合祀に反対していたぞ」と言っているように、国民から受け取られても仕方ないだろう。

まるで「私は勅許(朝廷からの許可)を持っているぞ。だから私に従え!」と言っているようではないか。

そして他の者が「それでは勅許を見せてくれ」というと「いや、誰にも見せてやらない」と言う。

幕末じゃあるまいし日経新聞のやっていることは、日本の憲政や民主主義にたいする挑戦ではないだろうか。

日経新聞はすみやかに富田メモの全てを公開すべきだ。

そして、産経や読売・朝日といった他の新聞社も日経に抗議すべきである。

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終戦の詔書を読む

また8月がきました。 武道館へ行く人を集めなければなりません。慰霊祭ですね。終戦の詔書(国立公文書館所蔵)から原文と下し文を掲載しましたので、たまにはゆっくり読んでみてください。「これを読みて慟哭せざるは

  • From: 浦安タウンのオモシロ経済学 |
  • 2006/08/04(金) 17:36:15

この記事に対するコメント

◆8月7日より、都営地下鉄新宿線全車両まど上に、「危ない!人絹擁護法案」の広告を掲示します◆

平成14年3月8日、第154回通常国会に提出され、
翌年衆議院の解散によって廃案となった人権擁護法案。

しかし、平成17年2月、自公両党による人権問題懇談会によって、
前回の提出時に物議をかもしたマスコミ規制条項を凍結する方向で
第162回通常国会での提出の方針が決定されると、政治家・言論人・
そして名も無き一般の人たちによる熱い戦いが開始された・・・!

この本はその人権擁護法案の国会提出をめぐる戦いの中で、
反対派の人々が何を思い、何と戦ったのか、そして守るべき人権とは
いったい何であるのか、それら人々の率直な声を政治家マスコミ一般の別なく
汲み取ろうとして書かれたものです。

その中には郵政民営化を巡る混乱の中で与党を追われた政治家もいます。
あるいはマスコミがほとんど取り上げようとしないこの法案の危険性を
たった一人自分の記事で訴え続けたジャーナリストもいます。
そして、名も無き一般の人たち。彼らがいなければ、そして彼らの応援が無ければ、
この法案に反対する人々が断固として国会への再提出を阻止することなど出来ませんでした。

現在、この法案を巡る戦いは地方での条例という形で全国に広がっています。
どうか、この法案の危険性と、人権というあいまいなものを法で一律に括って
守ろうとさせる恐ろしさを知ってください。

まずは、都営地下鉄で8月7日からまど上電車広告の掲示を行います。
期間は9月6日までの一ヶ月間。これらはすべて有志によるカンパによって賄われました。
どうかご覧になってください。そして、確かにそこに有る危機を知ってください。

  • 投稿者: KAZU
  • 2006/08/04(金) 21:27:28
  • [編集]

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