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2発目のテポドンを北朝鮮が準備か

  • 2006/07/07(金) 01:09:13

 

北朝鮮が、2発目の長距離弾道ミサイル「テポドン2号」(射程3500~6000キロ)の発射準備とも受け取れる動き見せていることが6日、明らかになった。

 複数の政府筋が明らかにした。

 関係者によると、北朝鮮北東部の舞水端里(ムスダンリ)にある発射基地周辺に、「テポドン2号」と見られる弾道ミサイルがあることが日米の偵察衛星で数回確認された。すでに、1段目の新型ブースターと2段目の中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程1300キロ)が組み上げられた状態だという。

 ただ、現段階では発射台に搭載されたとの情報はなく、「直ちに発射するという状況ではない」(政府関係者)と分析している。

(読売新聞) - 7月6日23時4分更新



引用記事 

 北朝鮮が再びテポドン2号を発射する構えをみせている。

前回発射されたテポドン2号は、ロシア沿海州近海に着弾したが、北朝鮮が再びテポドン2号を発射すれば、最初の一発が打ち上げ失敗だったのか、それとも意図的にロシア近海に落としたのかを考える重要なヒントになる。

もし最初の一発が打ち上げ失敗だったとしたら、それでは外交カードとして充分ではないと北朝鮮が考え、北太平洋へ向かって二発目を撃とうとしているのかもしれない。

だが二発目が発射されても、ミサイルが日本やアメリカを直撃でもしないかぎり、インパクトは一発目とさほど変わらないと思う。

何しろ燃料注入や組み立てなど発射準備に時間がかかりすぎて、いったん据え付けると移動も困難、兵器としての実用性に欠ける。 それでも北朝鮮にとっては数少ない手持ちカードではあるが。

現在までにテポドン2号が何発製造されているのかわからないが、その貴重な手持ちカードをあっさり何枚も切る経済的余裕が北朝鮮にはあるのだろうか?

 今回の北朝鮮によるテポドン発射騒ぎからもわかるように、日本が位置する北東アジアは世界一軍拡競争が激しい地域であるということが言える。  

それも、日本では”攻撃的兵器”と呼ばれていて保有が禁じられているような兵器がどんどん開発され、あるいは外国から購入されて極東アジア各国が軍備拡張を競っている。

そうした軍拡競争は、過激な自民族優越主義や領土領海拡張主義にあおられて、いっそう激しくなっている。

 今話題になっている北朝鮮はテポドン1号・2号やノドンなど各種弾道ミサイルと核兵器を保有し、中国もすでに数百発の核弾道ミサイルや巡航ミサイルを開発・保有、日本の2倍以上の軍事予算をかけて新型の核ミサイル搭載原子力潜水艦や空母の建造をすすめている。

韓国も、日本を敵と名指ししてこれまでの北朝鮮を仮想敵とした陸軍重視から空海軍重視にシフトした。 長距離の空対地ミサイルをアメリカから購入したし、自主開発とみられる射程500kmの巡航ミサイルをもうじき完成するイージス艦に搭載する予定だ。

スペック通りの性能を発揮すれば日本海にいる韓国のイージス艦の巡航ミサイルで福岡や広島、大阪など西日本の各都市を狙えることになる。

台湾も中国に対抗するために巡航ミサイルを開発中との情報がある。

 このように北東アジア各国が大軍拡といった状況の中、ひとり日本だけは軍備を縮小しようとしている。

自民族優越主義にあおられたナチス・ドイツが急速に軍事大国化しているのに、軍事バランスの維持を怠り、第二次大戦緒戦のドイツの侵略になすすべがなかったフランスやイギリスの悪夢が思い起こされる。

 日本は戦後一貫して、周辺国を刺激しないように、そして周辺国から尊敬してもらえるように”攻撃的兵器”とよばれるようなものは決して保有しなかった。

しかし中国・北朝鮮・韓国など日本の周辺国は、日本が刺激しようがしまいが自国の戦略に基づいて”攻撃的兵器”を開発したり保有してしまっている。

日本からの抗議を振り切って弾道ミサイルを発射し、日本への恫喝を続ける北朝鮮にたいして、我々は独自の対抗手段を持たないのである。そのことを北朝鮮はあざ笑っているのだ。

”周辺国を刺激しない日本”は尊敬されるどころか、”弱い国日本”としてバカにされ日本国民の安全が脅かされる大きな原因となってしまった。

日本を除く、過激な自民族優越主義や領土領海拡張主義が吹き荒れる北東アジア各国では、強大な軍事力こそ正義という価値観が支配している。

日本がこれまで堅持してきた”周辺国を刺激しない外交・安保政策”が既に破綻しているのは明らかだ。

残念ながら北東アジア全体の軍事情勢など現実をふまえると、日本も水上艦艇・潜水艦などから発射できる巡航ミサイルや、戦闘機から発射できる長距離の空対地スタンドオフミサイルを保有するべき時に来ている。


そうした兵器があれば、日本に向けて弾道ミサイルが撃たれる前に敵のミサイル基地や司令部を破壊することもできる。

アメリカやEUから巡航ミサイルや空対地ミサイルを買うのもよいし、売ってくれないのなら自主開発する手もあろう。

幸い日本はASM-2などでミサイル用の実用ターボジェットエンジンのノウハウはあるだろうから、 GPS誘導やTERCOM(地形等高線照合)、データリンクによる目標修正、赤外線画像処理などの技術さえものになれば、国産巡航ミサイルや長距離スタンドオフ空対地ミサイルを開発するのは決して不可能ではないと思う。


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関連記事・深刻化する東アジアのミサイル軍拡

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日本は変われるか?

依存症の独り言: 国民の生命と安全を守るために欠けているもの敵地といえども、自国の安全のために目標を破壊する必要がある場合、最も有効な手段は巡航ミサイルによる攻撃である。ただ、我が国には、現行憲法下では「巡航ミサイルを持つことは防御兵器ではないので不可能」

  • From: coool! |
  • 2006/07/07(金) 17:21:31

この記事に対するコメント

アメリカのリヴェラル派の現状。

 拝啓、クロフネさん。

 お久しぶりです。

 今回は、アメリカ民主党等のリヴェラル派のテポドン試射事件に対する見方を、書かせていただきます。

 1:北朝鮮が、今回、発射実験したテポドンなどのミサイルの技術は、基本的に、骨董品のようなものであり、それほど、騒ぐものではない。(注:アメリカ国内の反応に対して、否定的な見方すら感じられる。)しかし、もし、ミサイルが、アメリカの領海、例えば、ハワイなどに、着弾すれば、アメリカ国民の多くは、911の再来と受け止め、先制攻撃論が、力を得ることになる。

 2:日本は、北朝鮮の近隣諸国の一つであり、恐怖心や懸念を抱くのほ、理解できるが、あまり感情的に、なるべきではない。

 3:(1に関連して)アメリカ国内では、限定的な先制攻撃を認める議論が、ワシントンポストなどの有力紙でも、出始めているが、これは、国際法に基づく国際秩序を破壊するものであり、認めるべきではない。(自国の国防や同盟国の安全保障よりも、上記の「国際法に基づく国際秩序」優先。)

 4:北朝鮮は、現在のブッシュ政権に対して、不信感を持っているし、また、ブッシュの方も、話し合いには、応じないだろう。しかし、先制攻撃よりは、話し合いを続けていく方が良い。現に、今回の北朝鮮のミサイル試射は、「話し合いがしたい」というメッセージだ。

 5:(4に関連して)北朝鮮も、ブッシュも互いに、相手に対する信頼が無い。 やはり、信頼の置ける人物が、交渉をするべきだ。(リヴェラル派が考える)最も適した人物は、リチャードソン(元クリントン政権、エネルギー長官、現ニューメキシコ州知事)だ。彼は、北朝鮮との交渉経験もあり、北朝鮮からも信用されている人物だ。 少なくとも、ライス(現国務長官)よりは、北朝鮮との交渉においては、適任だ。 日本との距離を置こうとするわけではないが、やはり、話し合いで、解決すべきだ。

 というのが、アメリカにおける民主党リヴェラル派の見解であるようです。

 どうも、この連中は、1962年のキューバ危機の成功体験が、頭の中に、神話化して、存在しており、相手に譲歩しても、話し合いの場さえ、確保できれば、後は、交渉で、不利な点は補えばよいと本気で考えているようです。

 また、上記で触れましたように、自国や他の同盟国の安全保障よりも、自分達が考える「国際法に基づく国際秩序」(実際、そんなものは、とっくに、崩れ落ちていると思うのですが)のほうを優先させる傾向が非常に、強いようです。

 アメリカ国内でも、今回の北朝鮮の暴挙に対しては、ニュース番組などでは、専門家による激論が交わされているのですが、日本に比べれば、やはり、遠く離れているせいか、(舐めきっているようにも感じられ)いまいち、危機感に、温度差が感じられます。

 やはり、(同盟国とはいえ)他国の支援をあてにするよりは、日本独自での対策(報復手段も含めて)を行なうべきであると痛感いたします。

 駄文、長文、失礼しました。

  • 投稿者: アメリカ在住
  • 2006/07/07(金) 10:16:44
  • [編集]

>日本がこれまで堅持してきた”周辺国を刺激しない外交・安保政策”が既に破綻しているのは明らかだ。

このご意見150%同意です。戦後の勘違い外交のつけが今まわってきてるのでしょう。

それを読めず、今回のミサイル発射は小泉総理の責任だなどと嘯く人がテレビのレギュラーコメンテーターとして大きな顔をしてるのにはがっかり。

  • 投稿者: 桃太郎
  • 2006/07/07(金) 13:21:27
  • [編集]

連名で失礼します

アメリカ在住さん

いつもいつも、現地から貴重なレポートありがとうございます。

>相手に譲歩しても、話し合いの場さえ、確保できれば、後は、交渉で、不利な点は補えばよいと本気で考えているようです。

結局、民主党のクリントン政権のときに、テポドン1号が発射され、クリントン政権は、恫喝に応じるように交渉のテーブルについてしまったことが、今回のテポドン2号発射につながりました。

アメリカのリベラル勢力はあの失敗に懲りていないのでしょうか。失望させられます。


桃太郎さん

>それを読めず、今回のミサイル発射は小泉総理の責任だなどと嘯く人がテレビのレギュラーコメンテーターとして大きな顔をしてるのにはがっかり。

今回の事件に関しては、日本は100%”被害者”の立場ですよね。

そのコメンテーターはミサイルを撃ち込まれたら、撃ち込まれるほうが悪いとでも言うのでしょうか。

だったら、北朝鮮とそのコメンテーターの自宅にミサイルを撃ち込んで、もう一度感想を伺いたいものです(笑)

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/07/07(金) 21:39:47
  • [編集]

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