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中国船が尖閣水域を侵犯

  • 2006/07/03(月) 23:52:51

 

7月2日午前5時50分ごろ、沖縄県石垣市の尖閣諸島・魚釣島から南西約24キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国の海洋調査船「東方紅2号」(3235トン、全長96メートル)が航行しているのを、第11管区海上保安本部(那覇)の巡視船「もとぶ」が確認した。

 調査の事前通告はなく、同日午後8時現在もEEZ内を航行している。もとぶは無線で調査中止を要求しているが、東方紅2号の応答はない。

 同保安本部によると、東方紅2号は午前10時前から4回、航行を停止し海底の泥を機械で採取するなどの調査活動を行った。海保は外務省に通報し、同省は外交ルートで中止を申し入れた。

(読売新聞) - 7月2日22時16分更新



引用記事 

続報では、3日午前0時半ごろ東方紅2号は日本のEEZ外に出て中国本国へ向かったようだ。

 最近になって、日中関係の改善をはかるため中国側から盛んにシグナルを日本へ送ってきていた矢先に発生した、中国船による日本のEEZ侵犯事件。

だが、今回の中国船による尖閣諸島近海での海洋調査活動は、胡錦涛政権指導部の考える対日外交の方向性とは食い違っているように思われる。

中国政府は対日外交を現実的な実利外交に転換させ、靖国問題を日中外交摩擦の正面におくのは止め、尖閣諸島がらみで中国国内での反日運動を盛り上げようとしていた団体の活動も封じ込めた。

そうした努力によって対中円借款と日中外相会談の再開が決まり、日中関係が好転の兆しを見せ始めているのに、中国政府自らが尖閣諸島近海で海洋調査をはじめたのでは、それまでの努力がご破算になってしまう。

だから今回の事件は胡主席が意図したものとは思えず、反日強硬派の軍部それも海軍あたりが、胡指導部に反旗をひるがえして暴走した結果ではないだろうか?

 ちょうど数日前に、中国海軍の王守業・中将が収賄などを犯したとして解任され、全国人民代表大会代表の資格も剥奪されていたことが明らかになった。

中国軍部の高官が汚職で解任され、それが新華社のような官営マスコミなどによって公表されるのは非常に珍しいとのことだ。

引用記事 

最近、中央軍事委員会主席でもある胡錦涛国家主席が命令状を手渡し、劉永治・孫忠同の両人民解放軍総政治部副主任(中将)ら10人を上将(大将に相当)に昇格させるなど、胡主席による軍部の掌握がすすんでいるという分析がなされているが、

中国海軍の高官が汚職で解任され新華社が報道するというのも、胡主席と海軍の権力闘争の第一ラウンドが胡主席の勝利に終わったということではないだろうか。

これに今回の中国海洋調査船による尖閣諸島接近がどう絡んでくるのかといえば、中国海軍が手を回し海洋調査船を尖閣諸島に接近させて日本を挑発し、わざと日本の海上保安庁と”衝突”させるのが目的だったのではないか。

もし日中が海上で激突という事態となれば、中国国民がいきりたって反日感情が再び高まり、尖閣諸島を”取り戻そう”とした中国海軍は”愛国的英雄”と評価されるだろう。

そうなれば、愛国的英雄という”錦の御旗”を得た中国海軍は、例え胡主席といえども介入するのが難しい聖域となる。

当然、中国海軍の王守業・中将のように汚職で胡指導部に摘発されるようなこともなくなるし、胡主席との権力闘争においても互角の戦いを演じられる。

こう考えるとつじつまが合うと思うのだがどうだろうか?

ただ単に、尖閣諸島の強奪は胡政権の規定路線で、その第一歩が今回のEEZ侵犯だったという可能性もなくはないが。

 それでは日本はどうすれば良いか?

「胡主席を助け中国の軍部を利することのないように、日本は問題を穏便に(それを普通、泣き寝入りという)済ますべきだし、それが真の外交巧者だ」という勘違いをする日本人が必ずいると思うが、それは間違っている。

「中国の軍部から胡主席を助けるために尖閣諸島をくれてやれ」というのは、本末転倒も良いところだ。

例え胡主席の知らないところで決定されたことであっても、今回の中国海洋調査船による日本のEEZ侵犯は、中国の日本に対する明確な敵対行為である。
どんな理由があってもそれを許してはならないし、それを笑って見過ごせば、尖閣諸島は本当に中国のものになってしまうだろう。

最近、再開が決定された円借款供与の中止、もしくは遺棄化学兵器処理の中断といった対中報復措置を実行して日本として「尖閣侵略は許さない」という明確なシグナルを中国に送るべきである。

今後は、尖閣諸島に常駐の守備隊を置く必要もある。


その結果、中国でクーデタが起こって胡主席が失脚し、軍部が中国全土を支配し軍事独裁政権を確立するのであれば、それもやむを得まい。 だからといって日本の領土・領海とは引き換えにできない。

だが、もしそうなれば、全世界が中国の実態とその脅威を明確に認識することになるだろう。

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報復せよ

ODA円借款凍結解除の取り消しをして欲しい。ただ警告を発するだけでは効果がない。ここで毅然と抗議しなければ、ますますなめられる。中国は日本からお金を引き出したいのだから、欲しがっているものを与えないことが即懲罰になる。そしてお金が欲しかったら、二度と同じ無礼を働かないことを約束させる。

勧善懲悪でいくべきだ。

  • 投稿者: 憂国
  • 2006/07/04(火) 01:06:35
  • [編集]

主権の主張に大賛成、今まで日本の弱腰が事態を悪化させており、中共のごたごたは表面化させたほうが良い。

それで中共が苦境に陥るほど日本マネーが必要となり隙が出来、日本政府も日本企業も動きやすくなる。
腹さえ括れば、決して日本の不利益にはならないでしょう。

  • 投稿者: MultiSync
  • 2006/07/04(火) 02:15:53
  • [編集]

連名で失礼します

憂国さん

>ただ警告を発するだけでは効果がない。

>欲しがっているものを与えないことが即懲罰になる。

ココ、重要ですよね。 これまで日本は中国がどんなに無礼をはたらいても、ひたすら抗議するだけで、実害のあるペナルティを課しませんでした。それで中国がますます無礼を日本にはたらくという構図になっていましたから。

MultiSync さん

>腹さえ括れば、決して日本の不利益にはならないでしょう。

腹がなかなか括れないのが、政府・外務省なんですよね。 「雨降って地固まる」という良い言葉が日本にはあるのですが。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/07/04(火) 21:56:38
  • [編集]

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