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W杯がいよいよ開幕

  • 2006/06/09(金) 23:48:35

 4年に1度のサッカー・ワールドカップが、いよいよ今日開幕する。

サッカー好きの私としては、非常に楽しみである。

以前ある人から「サッカーが好きなんですか?意外ですね」と言われたことがある。

なぜ私がサッカーに魅了されたかと言えば、サッカーは、手を使わずにボールを相手ゴールに一回でも多くいれた方が勝ちという単純なスポーツであるだけにプレーする人の自由度が高く、

各民族ごとにプレースタイルの違い、「勝利の美学」に対する世界の人達の考え方の違いが、はっきりとあらわれるからである。

 サッカーは世界でもっとも普及しているスポーツのひとつで、国際サッカー連盟(FIFA)加盟国(207ヶ国)は、国連加盟国(191ヶ国)よりも多い。

(厳密に言うと、FIFA加盟国には独立国家ではない地域も含まれてはいるが。)

だからおおげさに言えば、207通りのプレースタイル、207通りの「勝利の美学」があるわけである。

 だが、サッカーの世界でも”グローバリゼーション”のような現象がおきて、90年代なかばから各国のプレースタイルに大きな違いが無くなってきた。

それがちょっとさびしい。

 では各国ごとにどんなプレースタイルの違い、「勝利の美学」に対する考え方の違いがあるか私なりに分析すると、

まず開催国ドイツを含む、ゲルマン人のサッカーは、「人生は快楽ではない」といった感じの、地味だけれども基本に忠実で組織的な、そつのないサッカーをする。

オランダは同じゲルマンでも、基本に忠実ながらも常に先進的なサッカーをするし、イングランドやスウェーデンなど北欧のサッカーは肉体のぶつかりあいをいとわない、フェアーだけれども激しいサッカーだった。

同じヨーロッパでもラテン民族は「人生は快楽である」といわんばかりの華麗なサッカーが好まれる。

勝負に勝つとともに、美しい個人技・美しいチーム戦術などファンタジー(創造性)が求められる。

スペインやポルトガルなどはその典型だが、イタリアはファンタジーを求めながらも、守備に重きをおいて1-0で勝つような試合が好まれていた。

東欧のスラブ諸国は、高い技術とともに素早いパス回し・高速カウンターが特徴としてあげられるのではないだろうか。

 ヨーロッパと並ぶサッカーどころ、南米はヨーロッパ・ラテンよりも、さらに個々のプレーヤーの美しい技術・自由な発想にもとづくアイデアが重視されるサッカー。

もちろん同じ南米でも、ブラジル・コロンビアよりもアルゼンチンの方がなんとなく欧州の”残り香”があるような気がするし、ウルグアイは激しくガチガチくる。

 アフリカは、エジプトからモロッコまでのアラブ世界(ホワイト・アフリカ)は、欧州の香りがするサッカーで、それより南のブラック・アフリカは、黒人アスリート特有の高い身体能力を全面に押し出したサッカーをする。

 アジアでは、暑いアラビア半島のサッカーは、まず守って守って、相手が前へ出てきたところで、相手の薄くなった守備の背後をつくカウンターが得意。
そして点を取ったらひたすら守る。

中国は国が広すぎて、スピード&パワーの北部出身の選手とテクニック系の南部の選手をひとつのチームにまとめるのが難しいとよく言われる。

ただ、大連や遼寧に代表されるように国内リーグの強豪が北部に多かったので、中国代表のサッカースタイルもどっちかというと北部中国スタイルの影響が強い気がする。

韓国は「過程なんかどうでも良いから、どんな手を使ってでも、とにかく”勝てばよい”」といった、良くも悪くも単純で素朴なサッカー。

DFから中盤を省略してロングボールをFWに向かってど~んと蹴りこんで、「そら走れ!」というのが伝統の韓国スタイルだった。 だからいわゆる”ファンタジスタ”と呼ばれる司令塔タイプの選手が育ってくる土壌があまり無かった。

 そう言えば、日本代表経験を持つ、あるサイドバックの選手が言っていたが、韓国代表と試合をしていて、日本がコーナーキックのチャンスを得て、その選手が韓国のゴール前のたくさんの選手が密集している場所にいたとき、突然ふとももに激痛が走ったそうである。

パッと振り向くと、韓国の選手がニヤニヤ笑って立っており、手には”つまようじ”を持っていた。 つまり韓国の選手がつまようじで日本の選手のふとももを突き刺したのである。

そして韓国の選手はつまようじをポキポキ折ると、芝生に捨てて証拠隠滅をはかり、日本の選手がいくら審判に抗議しても、韓国の反則は認められなかったそうである。

そう言えば、最近あっちのニュースで、かつて韓国代表選手がイラン代表の選手にこっそりクギを刺して勝ったというのがあったが、皆さんもご存知なのではないだろうか。

審判にわからないように相手の足にとがったものを突き刺して、痛みで走れなくするというのは韓国代表のお家芸なんだろうか。

ラテン系の国の選手も審判にわからないようにこっそり相手にヒジ撃ちとかはするが、クギやつまようじを刺すというのはちょっと聞いたことがない。

韓国のお国柄がよくわかるエピソードである。

そんな韓国サッカーだが90年代末期からパッとせず、それまでの「監督は韓国人」という純血主義を破って、オランダから呼んで来たフース・ヒディンクがオランダスタイルのサッカーを韓国に導入したため、良くも悪くもバカっぽくて好きだった韓国オリジナルのサッカースタイルが消えてしまったのは残念である。

 このように、90年代の半ばまでは”お国柄”が各国代表のサッカースタイルに見られて非常に面白かったのだが、90年代なかば以降はじまった、サッカー界の”グローバリゼーション”で、戦術やプレースタイルのはっきりとした違いが無くなりつつあり、ちょっとさびしい思いをしている。

 さてわれらが日本のスタイルはどうかと言えば、何と言っても匠の国・日本。 中村俊輔選手に代表されるように、個人の技術が非常に重視される。

どちらかというと南米に近いと思うが、技術が高いのは非常に良いことだが、ブラジル人からよく言われるのがマリーシア(ずるがしこさ)が足りないということ。
 
たとえば、93年のW杯アジア予選・最終戦のイラク戦、試合終了1分前で2-1。
このまま勝てば日本は本大会進出、引き分けか負けだと予選敗退という状況だった。

こういう場合、ずるがしこいラテンのチーム、例えばブラジルやスペインだったらボールを相手陣地深くまでつないでいって、相手のコーナーポストのところでキープしてボールを相手に取られないようにする。

ボールを失わない限り、相手に攻められないからで、攻められなければ失点しないからである。 だから自分のゴールから一番遠いところで、ボールをキープするのである。

ところがずるがしこさの足りない日本は、バカ正直にイラクゴールへ向かって攻めてしまった。 2-1で勝っても3-1で勝っても予選突破は変わらなかったのに。

そしてボールを奪われてイラクの反撃を食い、コーナーキックから同点ゴールを浴びることになる。

日本には、勝ち越し点を取るために再び攻める時間は全く残っておらず、予選敗退。 

これが有名な”ドーハの悲劇”だ。

こういう日本人のバカ正直さ・ずるがしこさの無さというのは、いつまでたっても日本の外交がお粗末である理由のひとつなのではないかと思うのだがどうだろうか。

「正々堂々」が大好きで、自分達が正々堂々とやるのだから相手だってそうだろうとナイーブに考えてしまうような。

もっとも、サッカーの方はだいぶずるがしこさを覚えてきたから、かつてのような事はないだろうが。

 こういう民族性の違い・価値観の違いがあらわれて、サッカーというのは興味がつきない。

私は、日本人や外国人の「勝利の美学」についての考え方の違いは、外交や経済など他の分野の問題を考える時のヒントにしている。

 日本代表は、オーストラリア・クロアチア・ブラジルと強豪ぞろいの組に入ってしまったが、前回より上のベスト8以上の成績を期待したい。 自分達を信じれば自ずから結果は出るはずである。

2番目に願うのは、審判買収など不正がないこと。

本来勝ってはならないチームが勝ちあがり、大会をめちゃくちゃにして、世界の子供達をがっかりさせるような事が無いことをFIFAに望む。


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サッカーワールドカップ開催

 ブログ再構築しました。トラックバック発信しましたので、よろしくいねがいします。4月から忙しく、米国は不況モード?のようでヤバイです。加えてファンドマネージャーは世界的に

  • From: 浦安タウンの経済学 |
  • 2006/06/12(月) 11:16:32

この記事に対するコメント

ブログ復活しました

お騒がせします
なんとかブログ復活しました。またよろしくお願いします
>審判買収など不正がないこと。
クロフネさん 
 まさにココですよね!!
サッカーはゲームに釘付けになっちゃうから、嫁が怒るんですよ・

  • 投稿者: ゼーゼマン榊
  • 2006/06/12(月) 12:02:41
  • [編集]

>ブログ復活しました

>なんとかブログ復活しました。またよろしくお願いします

そういうこともあるかと思いまして、リンクを削除してませんでした。
(でもアドレス変わったようですね)

おめでとうございます。

>サッカーはゲームに釘付けになっちゃうから、嫁が怒るんですよ・

おそらく世界中の奥さん・彼女からヒンシュクを買っているのがW杯かと(汗)

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/06/12(月) 17:48:05
  • [編集]

あーー負けちゃいました。あのラストは無いですよぉ・・足が動かなくなってましたねぇ・・ヨーロッパでやるときは白人国家が強いです。ランキンキングなんかわかりませんね。
ブログのアドレスが新規エントリー扱いなんで変わってしまいました。すみません。

  • 投稿者: ゼーゼマン榊
  • 2006/06/13(火) 09:25:56
  • [編集]

ゼーゼマン榊さん

たいへん残念な結果となってしまいました。

ですがまだ二試合ありますので、強い精神力で最後まであきらめずプレーして欲しいものです。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/06/13(火) 22:58:27
  • [編集]

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