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対中円借款の再開決定か

  • 2006/06/06(火) 23:53:29

 

政府は6日午前、首相官邸で海外経済協力会議(議長・小泉純一郎首相)を開き、凍結していた平成17年度分(実施は18年度)の中国への円借款供与を解除することを決めた。近く閣議決定する。

対中円借款は通常、3月末に閣議決定していたが、中国が首相の靖国神社参拝を理由に首脳会談を拒み、日本の抗議を無視して東シナ海で石油ガス田の開発を強行するなど日中関係の冷却化で先送りしていた。しかし、中国が先月、カタールで約1年ぶりに日中外相会談に応じるなど、関係改善に向けた動きが出てきたため、凍結解除に踏み切った。

一方、中川昭一農水相は同日午前の会見で、「何でまた援助を再開するのか、正直言って分からない」と述べ、凍結解除に疑問を表明した。
(産経新聞) - 6月6日15時58分更新



引用記事 


 きょう午前、首相官邸で、政府開発援助(ODA)の”司令塔”ともいうべき海外経済協力会議が開かれ、平成17年度分の中国への円借款供与を決定したという。

外交は、国民の目の届かない裏側で重大な取引がなされていることもあるだろうから、軽々しく結論は出さないが、中国に対する円借款供与凍結を解除するからには、日本が中国との取引で何かしらの実利を得ていなければならない。

 日本と中国の間には、靖国問題や東シナ海のガス田とEEZ境界線の画定問題から、上海領事館員自殺や反日暴動で破壊された在中日本公館の弁償問題に至るまで、さまざまな懸案をかかえている。

これらの問題はいずれも、中国側が問題を起こし日本側に損害を与え、問題行動の停止や日本が受けた損害の償いを中国が拒否し続けていることで、未解決となっている。

中国のこれらの問題に対する態度は、「日本は昔悪い事をしたのだから、中国が日本に対して多少悪い事をしても許される」といった甘えがエスカレートしたものや、「力で日本をねじ伏せてしまえば、ギャーギャー言う日本もいずれ黙るだろう。これまでもそうだったし」という覇権主義的な考えから生まれたものだ。

 こうした傲慢な態度を一向に止めようとしない中国に対する日本の重要な外交カードとして、円借款を含む対中ODAがある。

私自身は、有人ロケットの打ち上げや軍備の大拡張といった”道楽”をやるカネがあり、他国を援助する余裕さえみせる中国に、日本から経済援助なぞ一銭だって必要ないと思っている。

しかし、それでも円借款供与という外交カードを切るのならば、日中間に横たわる問題の解決といった実利と交換でなければならない。

 もし今回の円借款供与決定のウラで日中間に何か密約があって、その密約が「日本が円借款を供与するかわりに、中国が東シナ海の日中中間線をEEZ境界線として認める。ガス田から既に吸い上げた日本の資源も適正価格で買い取る」というものであれば、まあ納得しよう。

あるいは、「中国政府が金輪際、日本の首相の靖国参拝を非難しない。内政干渉は永久にやめる」という確約をとったというのなら、不満ではあるけれどもまだ我慢できる。

しかし、そういった実利が得られないにもかかわらず、対中円借款供与を再開するのは断じて許されない。

産経など各紙は、「中国が久しぶりに日中外相会談に応じ、次回外相会談の日程も決まったから、円借款供与が決定された」と報じているが、本当に外相会談が開催されたことで円借款供与を決めたのなら、全くお話にならない。

麻生外相は二階・北側両大臣と違って、中国の軍部など反日強硬派にとっては一番相手にしたくない日本側要人だろう。

しかしそれでも中国が外相会談に応じたのは、中国が欲しい資本・技術を持つ投資家として、あるいは中国製品の輸出市場として日本が重要だからである。

あるいは、世界で高まる中国脅威論を払拭するためにも、日本との和解をめざしているという中国のソフトな姿勢を強調した方が得であるという判断があったのかもしれない。

どちらにせよ、中国の国益にプラスになるから日中外相会談が久しぶりに開催されたのである。 日中外相会談は日本だけに利益があって、中国が損をするような性格のものではないことは明白だ。

 このように日本の持っていた外交カードの力によって日中外相会談が実現したのだから、日本が今さら何か新しいカードを切る局面ではない。

もし日中外相会談で、東シナ海ガス田問題や靖国参拝問題で日本が具体的な実利を得る”裏取引”があったのならば良いが、そうでないにもかかわらず、外相会談が開催されたというただそれだけのことで、大はしゃぎして円借款カードを切るというのなら、全く馬鹿げた話だ。

そうであるならば、まだ間に合うから日本が実利を得るまで円借款供与は延期すべきだし、中国側が最後まで取引に応じないのであれば、平成17年度対中円借款はそのまま全額中止にするべきである。

(どういうわけか、日本の指導者や外交官は、自国が相手に与えている利益は過小評価し、相手国から日本が受けている利益は過大評価する傾向がある。

また、ロシアの指導者や外交官は最小限の利益供与で最大の恩を相手に着せる名人だと聞くが、日本は最大の利益供与で最小限の恩しか相手に着せられないド素人である)

 読売新聞は、「05年度分の供与額は『いきなり大幅に減らすと、中国側の反発も大きい。08年度にゼロにするため、徐々に減らすのがいい』(外務省幹部)との判断で決定した。」と報じているが、この外務省幹部の発言が裏取引の存在から国民の注意をそらす”煙幕”であることを信じたいが、もし素でそのような発言をしているのであれば、あきれてものが言えない。

引用記事 

これまでさんざん靖国問題などで中国が激しく反発しているのに、(もっとも日本側に非はないが)「いきなり大幅に円借款を減らすと中国側の反発も大きいだろう」なんて気遣いを今さらするなんて、どこまでぬけているのか。

指名手配中の銀行強盗の犯人が万引きをして、それを現行犯逮捕した警官が「逮捕された犯人が反発しているから、銀行強盗については許さないが、万引きの方は無かった事にしてやるか」と考えるようなもので、そんな気遣い全く無意味。

この一見マヌケな発言が国民の注意をそらすものであることを祈るばかりだ。

 最後に触れておかなければならないのは、円借款というのはこれまで財務省の利権であったことだ。

ODA改革がなされて円借款を含むほとんどのODAが外務省の”ナワバリ”である国際協力機構(JICA)に一元化されたにもかかわらず、円借款についての実質的な権限はこれまで通り財務省が握るという構図が続いているという分析もある。

今回の”対中円借款供与決定”にも、財務省が大きな役割を果たしていることが予想される。

これまで中国の使いとなって自国を辱めている日本人の代表として、外務省のいわゆる”チャイナ・スクール”と、”中国と日本のパイプ”を自認する与野党の”媚中派政治家”が国民の注目を集めていたが、近年もっとも悪質なのは、財務官僚の一派ではないかと思う。

財務省はこれまで多額の円借款を供与して中国の軍拡の事実上の手助けをし、財務省管轄下の国際協力銀行(JBIC)は、マヌケにも中国の東シナ海ガス田開発に融資をしてやり、世界銀行やアジア開発銀行の幹部ポストに出向した財務官僚は、日本国民のカネを国際機関を経由する迂回融資で、たっぷりと中国に注ぎ込んできた。

”チャイナ・スクール”や”媚中派政治家”のカゲに隠れて、中国の覇権主義をアシストし続ける日本の財務官僚には今後要注意である。

これを放置しておくと、財務官僚の暴走によって日本が亡国の坂道を転がり落ちるということに成りかねない。

 ともかく、これからしばらくした後に、「東シナ海ガス田問題決着」とか「靖国問題解決」といったニュースが流れるのかどうか、円借款カードを切ったかわりに日本が手に入れた実利をじっくりと検分させてもらうが、まさか「外相会談が開催されて、日中は物別れに終わった」ということが円借款カードを切って得たものの全て、なんてことは無いんだろうね、日本政府よ。


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引用記事・中国への円借款決定へ

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対中円借款

今日のホームズ、「とっておき話」のホームセンターからは・・・対中円借款。まず、言葉のおさらいです。時事用語辞典から。◇ 円借款(えんしゃっかん)【 外国 / 国際一般 】日本政府による発展途上国への円資金の貸与発展途上国に対する経済協力の一環として...

  • From: ホームズ☆「とっておき話」のホームセンター |
  • 2006/06/09(金) 02:12:47

この記事に対するコメント

情けない。これ以上コメントする気力もありません。官邸、外務省にメールしたのですが。。。おまけに中国側の居丈高な反論。2chで世界一頭の高い乞食国家といってたけど、全く同感。それで兵器買う資金にして日本を侵略。誰が責任とってくれるのだ!!

本当に中国早く崩壊しろといいたくなる。

売国奴、外務省それに財務省もですか? あ~ぁ

  • 投稿者: 嫌中
  • 2006/06/07(水) 01:08:23
  • [編集]

冗談!(怒)

拝啓、冗談でしょう日本政府さん。 あれだけ好き勝手言いたい放題、好き勝手の説教強盗国家に 少しでも譲歩したら亡国の道を辿る事になります。武力行使が出来なからこそ 援助カードは大切だし、友好です。もっと国益を守られよ!(怒) 激怒かつ困惑しております。乱筆乱文御容赦あれ。草々

  • 投稿者: (^-^)風顛老人爺
  • 2006/06/07(水) 04:25:48
  • [編集]

「円借款は本来、中日関係の積極的な要素だが、日本の一部の人物が騒いで、敏感な問題にしたのは残念だ」

「日本が中日関係を重視するのは歓迎するが、重視するだけでは不十分だ。関係改善のため、具体的に誠意ある行動を取るべきだ」

中国側のこのような強気な発言を見る限り、悲観せざるを得ません。

あ、遅れましたが初めて書込みさせてもらいました。よろしくお願いしますm(__)m

  • 投稿者: ろーにんあじ
  • 2006/06/07(水) 18:06:08
  • [編集]

連名で失礼します

嫌中さん

>おまけに中国側の居丈高な反論。2chで世界一頭の高い乞食国家といってたけど、全く同感。

中国のスポークスマンの発言を見ましたけど、「資金援助をしてくれてありがとう」という姿勢がまったくありませんでしたね。

(^-^)風顛老人爺さん

>武力行使が出来なからこそ 援助カードは大切だし、友好です。もっと国益を守られよ!(怒)

そのとおりです。日本政府が”軍事力カード”を使いたくないのであれば、せめて”援助カード”を有効に使わなければならないのに、その両方を使わずにむざむざドブに捨てるのであれば、対中外交がうまくいくはずありません。

ろーにんあじ さん

こちらこそはじめまして。よろしくお願いします。

>中国側のこのような強気な発言を見る限り、悲観せざるを得ません。

本当に何の実利もなく、円借款を再開するのであれば、あきれてものが言えません。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/06/07(水) 21:44:58
  • [編集]

残念であります

拝啓、残念なれど対シナ援助再開残念であります。

減らすなら、思い切って百分の一にして 理由は軍事力強化と選挙を実施していない事を上げるべし。

唯一 の今回の収穫は、シナは援助に依存していると白日のもとに明らかになった事ですわ。 再開中止せよ、来年 はゼロにして外交カードに大いに活用すべし。
情報・宣伝戦 対シナプロパガンダをどしどしと展開しましょう。 そして勝利すべし。乱筆乱文御容赦あれ。草々

  • 投稿者: (^-^)風顛老人爺
  • 2006/06/08(木) 21:40:42
  • [編集]

>残念であります

対中ODAで甘い汁をすえる日本人が多いという事でしょうか。

情けないかぎりです。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/06/08(木) 22:21:36
  • [編集]

クロフネさん、
こんばんわ。

中共、北朝鮮は、人間社会で言えば、まともな人ではありません。
強いて言えば、ヤクザかマフィア国家でしょうね。
反対閣僚は中川さんか、
経産省大臣続けて欲しかったです。
TBお願いします。

  • 投稿者: ホームズ
  • 2006/06/09(金) 02:12:07
  • [編集]

ホームズさん

>反対閣僚は中川さんか、
経産省大臣続けて欲しかったです。

中川さんがおやめになってから、ガス田交渉もおかしくなりましたよね。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/06/10(土) 22:04:17
  • [編集]

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