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第6回 金正日とどう交渉するか?

  • 2005/02/24(木) 08:05:24

 それでは、しばらく北朝鮮の現体制がつづくとして、拉致問題や核開発問題で、どう日本は北朝鮮と交渉すべきだろうか。

しかし、本題に入る前にさけては通れない問題がある。それは日韓併合の後始末の問題である。

 北朝鮮は、しきりと過去の清算(つまり金銭)を日本側に要求し、かつ横田めぐみさん等を拉致したことについて日本側の過去の未清算が原因であるかのような主張もしている。
しかし北の主張には何ら正当性はない。

仮に日本が過去に朝鮮半島に何らかの損害を与えていたとしても、当時はまだ生まれてもいない13歳の少女・めぐみさんが負わなければならない責任などあるはずがない。

もし北朝鮮の言う論理で誘拐や監禁・殺人などが正当化できるのならば元と高麗の日本侵略(いわゆる1274・1281年の元寇)があったのだから、たとえ日本が朝鮮半島を侵略しても、何の問題も無いはずである。

 さらに日本は日韓併合にあたって、朝鮮半島に莫大な資産をもちこんでいる。(資料参照)

そのなかにはダムや発電所、駅や機関車・客車をふくむ鉄道、製鉄所、工場、空港、港湾、学校、鉱山、道路などの社会資本から、半島にわたった日本人の預貯金や株券などの個人資産まで幅広く含まれる。

GHQの試算では1945年8月15日の時点で、1ドル=15円とすると、日本の半島における総資産は891億2千万円、総合卸売物価指数(190)で現在の価値に換算すると、約17兆円にのぼる。

このうち朝鮮北部に残してきた資産は8兆7千億円ほどである。
これらは正当な日本国民の資産であったが日本統治終了とともに半島に置いて行かざるを得なくなったものである。
である以上、日本にそれらの財産を南北朝鮮に請求する正当な権利がある。

 一方、朝鮮半島の代表にも、日韓併合時代に日本から受けた損害の賠償を請求する権利がある。1949年にアメリカ国務省に韓国政府が提出した”対日賠償要求調書”によると要求総額は、314億円で現在の価値に換算して約6兆円ほどである。

 これらのことをふまえ1965年に結ばれた、いわば日韓の仲直りのための条約である日韓基本条約では、まず日本が韓国を朝鮮半島全体の唯一の代表者であることを認め、韓国に有利な条件にするために日本と韓国双方が財産請求の権利を放棄した。

もし相互に請求権を行使すれば日本ではなく、韓国が11兆円もの巨額の金を、日本へ支払わなくてはならなかったが、韓国のために日本はそれを”ちゃら”にしたのだ。

そのうえで日本は寛大にも韓国に対して有償・無償あわせて5億ドルの経済援助を与えた。

韓国政府は日本政府の韓国国民個人を補償する提案を拒否した上に、この五億ドルの使い道についても韓国政府が責任をもって決定するとした。(主に浦項製鉄所<現POSCO>や京釜高速道路、ソウル地下鉄建設など社会資本整備に投入された)

 以上見てきた通り、朝鮮半島の代表者たる韓国政府の同意を得て、南北含めた朝鮮半島の戦後処理を、日本は完全にかつ最終的に済ませており罪悪感を感じる必要も非難を受けるいわれも一切ない。
北朝鮮政府がどう考えようと北朝鮮の国民世論がどうだろうと関係ないのである。

もし北朝鮮政府(あるいは韓国国民個人)が補償は不充分であるというのであれば、それは韓国政府と彼らとのいわば内政問題であって、日本が関知するところでもなければ介入すべき問題でもない。

結論として北朝鮮と交渉する政府・外務省の人間(もちろん日本国民も)は、過去を理由に拉致問題や核開発問題で北朝鮮に遠慮や譲歩する必要はまったく無い。

日朝国交正常化問題もふくめて、このことを肝に銘じて交渉に臨むべきである。それでも罪悪感から賠償したいというのなら政治家・外交官が自腹を切ってすべきである。

賠償と称して国民の財産や権利を勝手に処分するようなことは完全な越権行為であり許されない。

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★関連図書
mousigo.jpg
日本帝国の申し子

◆日本統治下の朝鮮における”近代化”を、京城紡織の発展と拡大をとおして検証。




chosenkiko.jpg

朝鮮紀行

◆イギリス人女性旅行家がみた、日本ではまったくと言って良いほど知られていない、日韓併合以前の李朝朝鮮の真の姿をうつした旅行記。上記の本と併読すれば、日韓併合前後の真の朝鮮の姿が理解できるだろう。

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