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イチロー発言と韓国人の民族性

  • 2006/03/18(土) 00:51:02

 今日はちょっと話題を変えて、スポーツの話をしたいと思う。

いま、野球のワールドカップともいうべき、ワールドベースボールクラシック(WBC)がアメリカで行われている。

アメリカ国民の関心が薄いとか、アメリカ代表戦をアメリカ人審判が裁いているとか、その審判が”誤審”だらけだとか、いろいろと物議をかもしている。

そのWBCの話題のうち、今回とりあげたいのは、WBCのアジアラウンドにおけるイチロー選手の発言である。

 アメリカ・メジャーリーグのシアトル・マリナーズで活躍するイチロー選手が、WBCアジアラウンドに日本代表の一員として参加する前に、「ただ勝つだけじゃなく、すごいと思わせたい。戦った相手が“向こう30年は日本に手は出せないな”という感じで勝ちたいと思う」といった内容の抱負を述べた。

 ちょっと軽率な発言とも思えるが、イチロー選手にしてみれば、誰かを狙い撃ちにしてバカにしてやろうと思ったわけでもなく、特に深い意味は無かったのだと思う。

だがイチロー選手にとって不運だったのは、”戦う相手”の中に韓国がおり、これは無理もないことだが、イチロー選手自身が韓国や韓国人の民族性について、ほとんど情報を持っていなかったであろう事である。

 イチロー選手の発言を、韓国だけは「自分たちを狙い撃ちにしたもの」と被害妄想的に受け取った。

そしてイチロー発言を曲解してハチの巣をつついたような大騒ぎとなった韓国社会は、イチローや日本への敵意と憎悪をつのらせ、その影響は海を渡って、在米韓国人社会にまで大きく波及したのである。

後にイチロー選手は、発言が特定の国を指したものではないと、説明したが韓国側に無視された。

そして日本はWBCで韓国に二連敗という状況になっている。

 日本人にとってスポーツとは武道の延長であり、人間教育の要素が強い。
当然、正々堂々と清く正しく美しくやることが大切にされ、対戦相手への尊敬も求められる。

しかし、韓国は事情が違うようだ。

 なぜ違うか、その理由はいくつかあるが、その一つに、社会のしくみの違いがあげられると思う。

日本は国民国家であるが、韓国は部族国家である。 「高信頼社会と低信頼社会の差」と言い換えても良い。

韓国のような儒教社会では、国家や社会といった公(おおやけ)よりも同郷の血のつながったコネグループである”宗族”の方が重要である。

その証拠に、いまだに彼らは本貫とか族譜といった血のつながりを示すものに異様にこだわる。

そして最後に行きつくところは「みんなのため」よりも「自分たちさえよければ」である。

 韓国の財閥企業はどこも特定の一族が長いこと支配してきたし、慶尚道出身のパク・チョンヒが大統領になれば、慶尚道の浦項製鉄や三星財閥・現代財閥・LGなどが繁栄し、

全羅道からキム・デジュンが大統領になれば、大韓航空の寡占状態だった韓国の航空業界に、全羅道に地盤をもつ錦湖(クムホ)財閥が”アシアナ航空”として参入するといった具合だ。

そして北朝鮮をみれば一目瞭然。 北朝鮮は国家も国民も、キム一族の完全な私物となっている。

こうしたことは、何も最近始まったことではない。

朝鮮半島では李朝時代から、官職を独占するために複数の貴族グループ同士によるワイロ攻勢や粛清合戦が当たり前の社会だった。

年中「自分たちさえよければ」で利権の奪い合いをやっているから、同じ民族・国民同士が常に、いがみ合っている。

敵意や憎悪・不幸の連鎖が渦巻く社会だったと言えよう。

そうした意味で、儒教社会は砂のようにバラバラで、まとまりの無い社会だと言える。 そうした社会で暮らしていくにはストレスも大きい。

韓国のGDPがどんどん増えて豊かになっているのに、アメリカやカナダ・オーストラリアといった、高信頼社会へ移民する人がいっこうに減らない理由は、正にこれではないだろうか?

だからこそ、儒教社会をひとつの国家としてまとめ、みなが協力してやっていくには、外に敵が必要なのである。

「韓国人に悪さをしようとしている敵がいるぞ、みんなで協力してやっつけろ!」というわけだ。

 独立後の韓国の敵に選ばれたのは日本だった。
2002年のサッカーワールドカップでも、韓国は外国人に敵意むき出しだった。

アメリカ代表との試合は五輪スケートの恨みをはらすチャンス、イタリアは日本の旧同盟国だから憎い敵だし、ドイツ代表はヒトラーの子孫だから帰れ!といった具合に。

そうやって外国人に敵意をむき出しにして、自らの憎しみの感情を高ぶらせ、わざわざ外国人の”敵”にケンカを売ることで韓国人同士の団結を生みだし、経済・スポーツなどあらゆる分野で好成績をあげようとする。

 スポーツに正々堂々とか対戦相手への敬意を求める日本人には理解しがたいが、悲しいかな、それが韓国社会の現実だろうと思う。

今回のWBCでも、韓国側は対戦相手へ敵意と憎悪の炎を燃え上がらせるための”燃料”を探していたのだろう。

そして、そこにちょうどイチロー発言が飛び込んできて、燃料を投下された韓国社会は大騒ぎして、イチロー選手と日本への敵意と憎悪の炎を燃え上がらせた。

こうした韓国人の民族性の標的となったイチロー選手にとっては、まったくの不運だったと思う。

よく言われることだが、幸福はなかなか伝染しないが、不幸は簡単に伝染する。

 わざわざ他者への敵意と憎悪の感情を高ぶらせ、外国人にケンカを売って歩くなんて、愚かなことだ。

しかし彼らにその自覚があるとも思えないし、韓国全土が焼け野原にでもならない限り、外国にケンカを売って歩くようなことを反省できないのかもしれない。

 日本人はしばしば、こうした韓国の問題行動を黙って見逃そうとする。
ケンカを売られても、まともに相手にしないようにする。

「日本人がそうやって大人の態度を見せれば、いつかは韓国もそれをみて冷静になり反省して問題行動をやめるだろう」という論理である。

このブログでも何度も言っているが、問題行動を黙って見逃すことを大人のとる立派な態度と考えるのは日本人の論理であって、少なくとも、多くの韓国人はそうは考えない。

もし多くの韓国人がそう考えるのであれば、そもそも外国人にケンカを売って歩くような子供じみた行動はしないだろう。

このことがわからないために、日本人はいつも韓国への対応に失敗するのである。

 愚か者がいるだけなら相手にしなければいい。しかし直接ケンカを売られた場合は、話は別だ。

韓国のようにケンカを売って歩くような輩は最低だが、売られたケンカを買えないヤツはもっと最低である。 国際社会で相手になめられて、良いことなど一つも無い。

相手からケンカを売られたら、出来る限りそれを買って、相手を全力で”叩きつぶさなければ”ならない。

長い目でみれば、そうすることの方が、ケンカに巻き込まれないで済むことにつながるのである。


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関連記事・第9回 低信頼社会と高信頼社会

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遅すぎます

今から30年程前に維新体制を主張した韓国の政治家がいました。
その当時、日本人と日本のマスコミはこぞって韓国を軍事独裁国家として誹謗中傷したはずです。
多くの韓国人がその当時は在日を含めて新しい韓国それは地縁・血縁・学歴等の韓国の旧来の因習とは無縁の人材を作り上げようとする理想に燃えていました。
今韓国をどうのこうのいうのであればその当時日本人と日本のマスコミがどうであったのか問うべきでしょう。
多くの有為の人材がそれによって日本から消えていったのを知るべきでしょう。

  • 投稿者: 金 国鎮
  • 2006/03/19(日) 00:08:35
  • [編集]

はじめまして

いつも楽しく読ませてもらっています。今日の決勝戦、楽しみですね。優勝はもちろんですが、日本人として恥ずかしくない試合を期待してます。

私のブログでこちらの記事を引用させてもらいました。もし不都合であればメールでお知らせください。削除いたしますので。またお邪魔させてもらいますね。ではでは!

  • 投稿者: じゅんたろう
  • 2006/03/21(火) 12:01:44
  • [編集]

>はじめまして

こちらこそ、はじめまして。じゅんたろうさん。

サイトポリシーを遵守していただければ、記事の引用自体、問題ありません。

野球の日本代表、やってくれましたね。

日本・キューバ両者とも堂々たる戦いぶりでした。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/03/22(水) 23:30:55
  • [編集]

こんな文があったなんて知りませんでした。平易で淡々として、しかも明晰な分析です。この文は記憶しておきます。ありがとうございました。

  • 投稿者: K.たま
  • 2006/10/08(日) 08:58:17
  • [編集]

K.たま さん

>平易で淡々として、しかも明晰な分析です。この文は記憶しておきます。ありがとうございました。

お役に立てて光栄です。今後ともよろしくどうぞ。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/10/08(日) 23:06:30
  • [編集]

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