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第4回 北朝鮮の将来(その4)

  • 2005/02/24(木) 07:02:47

 日米などに核開発放棄を要求された北が「アメリカが北朝鮮への敵視政策をやめ不可侵を確約しなければ、核開発放棄はできない」としきりに声明を発表するのは、「金正日独裁体制存続をアメリカが認めなければ、核兵器は手放せない」という意味である。

 最近になって、北朝鮮はあらためて核兵器の保有を宣言した。
専門家のみかたは、本当に持っているという意見から、単なる言葉によるブラフ(脅し)とみる意見までいろいろあるようだ。

しかし私は、もう北朝鮮は何があっても、実戦で使えるレベルの核兵器保有にまで突き進むだろうと考えている。
現在の北朝鮮にとって金正日独裁維持と核保有は完全にイコールであり、核開発の失敗は独裁体制維持の失敗とイコールである。

であるならば、北の”後見人”・中国でさえも核開発をやめさせることはできまい。
たとえアメリカが不可侵を条約などで確約したところで、猜疑心の強い金正日はそのような紙切れを信用もしていないだろう。

 クリントン政権時代の94年にカーター元大統領が特使として訪朝し、「北が核開発(プルトニウム生産)を凍結する代わりに、日米韓が北にエネルギー支援をする」という話をまとめたが、なんのことはない、北は石油などをちゃっかりとせしめながら時間をかせいで裏で核開発を進め、現在の”核保有宣言”へと至ったという事実がそれを証明している。

 日本の外交筋が、六ヶ国協議で北と交渉すれば「いつかわかりあって」核開発をやめてもらえる、あるいはアメリカが「中国が北に影響力を行使すれば」核開発をやめさせられると考えているとすれば、甘いといわざるを得ない。
この六ヶ国協議とて時間がかかればかかるほど、北の核兵器と弾道ミサイルの信頼性を強固にする時間を与えるだけであろう。

 もちろん今後も世界が「核保有は絶対に認められない」と主張し北に圧力をかけていくことは必要だ。

しかし核を保有した北朝鮮とどう向き合っていくか、東アジアにおける日米対北朝鮮の、新たな”ミニ冷戦”の開始にどう対処するかを真剣に考える時期に来ていると思う。

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