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グローバル・インテリジェンス(3/6)

  • 2006/03/06(月) 23:57:57

◆中国がブッシュ政権に対日圧力要求 

 米国政府関係筋は、ブッシュ政権から日本政府へ首相の靖国参拝を中止するよう要請してほしいと、中国政府が非公式ルートを使って盛んに米側に訴えていることを明らかにした。 しかしブッシュ政権は中国側の要請に応じる気配を今のところ全くみせていない。

 この記事の中国専門家の分析のとおり、どうやら中国は独力で日本をねじふせるのは無理と判断したようだ。 

理不尽なことにはNOと言う、日本の毅然とした外交の勝利といえよう。

 中国が日本に対する内政干渉を繰り返し、軍事力で威嚇して覇権主義をあらわにしたのは、外交政策としては完全な失敗だった。

60年前から頭の中が全く進歩していない中国政府は、過去を持ち出せば日本の内政に干渉し、自由な言論を圧殺することさえ許されるし、世界もそれを支持するはずと、とんでもない勘違いをしていたが、中国が日本を力ずくでねじ伏せようとすればするほど、日本のみならず欧米で”中国脅威論”が説得力を持った形で広まってしまった。

 中国の根も葉もないデマに耳を貸さず、日本の主権と言論・思想の自由を強力にバックアップしてくれたブッシュ政権に心から感謝したい。

民主主義の価値観を共有する日米が固い結束を維持するかぎり、独裁国家・中国の覇権主義に効果的に対処することができる。


 ただ、日本としては全く油断できない。

アメリカ国内にはリベラル派の一部を中心に、盲目的に独裁国家・中国を崇拝する困った人達がいるからで、日本政府・外務省から在米日本公館にいたるまで、これからも日本の立場を繰り返し説明して理解を求めていかなければならない。

関連記事・静かすぎる日・中両国政府



◆東シナ海の海底資源開発に関する日中協議はじまる 

 東シナ海の海底資源開発に関する日中政府間協議が、きょうから2日間の日程で北京で始まった。

これに先立って、東シナ海のガス田・白樺(中国名・春暁)において中国は既にガス田施設の試運転を強行したとの報道がある。

 小泉政権の数少ない”親中派閣僚”として2月に訪中した二階経産相は、常々「日本は試掘をしない」と中国が喜びそうな発言をくりかえしており、中国側に対して、中国による日本の経済水域内での資源窃盗を日本が容認したと受け取られかねない、誤ったシグナルを送ったことが、ガス田試運転強行につながったのではないだろうか。

 ”派閥の論理”のせいかは知らないが、日本の外交方針と正反対の政策をかかげる二階氏を経産相にすえたのは全くの失敗であったし、

中国が自分たちの気に食わない日本の閣僚を無視する反面、自分たちの意のままに動かせる人物だけに北京の赤じゅうたんを踏む許可を与えるといった、露骨な”友好人士”外交を展開してきたのに対し、二階経産相の訪中を許可して、まんまとそれに乗せられてしまったのも失敗だったと思う。

卓越した手腕をみせていた中川昭一前大臣をなぜ留任させなかったのか全く不可解だ。

 最近の日中外交摩擦は中国の覇権主義に原因があり、今や中国の覇権主義・領土領海拡張主義は世界中の懸念となりつつあるのであって、日本がこの問題で罪滅ぼしのような譲歩をする必要は全く無い。

中間線の内側は日本の資源であり、中国に手をつけさせてはならないし、中間線にまたがるものにだけ、日本は譲歩して共同開発を受け入れるという、毅然とした方針を貫くべきだ。

関連記事・日中ガス田交渉せまる!


◆日韓が今日から戦略対話 

 日本の谷内外務事務次官と韓国の柳明桓外交通商次官は、今日から都内で日韓戦略対話を行い、両国間の懸案の解決に向けて協議する。

ノ・ムヒョンの日本の憲法改正反対発言という、決して許されない狂気の内政干渉発言があったばかりであるし、今回の戦略対話はノ・ムヒョンが例の発言を撤回しないかぎり、キャンセルすべきだったのではないか。

 日本の主権を無視し、内政に平気で干渉してくるような国は敵対的挑戦者であって、そもそも日本の戦略的パートナーには成り得ない。

理性を失って日韓関係を破壊するような言動をとるのは常に韓国であって、日韓関係を良好なものにするために努力する必要があるのも韓国である。

というより韓国は、大統領の支持率アップといった”お家事情”のために一定周期で、意図的に日韓関係を破壊してくるのであって、日韓関係を良くしようといった気があるのか大いに疑わしい。

 よって記事にあるように日本側から「靖国参拝が原因で首脳間対話が途絶えるなど悪化した両国関係改善のため」の糸口を探る必要もないし、韓国から反省が見られない限り、日本が罪滅ぼしのように甘い蜜を吸わせる必要も全くない。

ノ・ムヒョン政権は全くのレイムダックで、国際社会においても国内においても忘れ去られつつある存在であるのは明らかだ。

 また明日から韓国ハンナラ党の朴槿恵代表が訪日し、日本から北朝鮮への援助の要請があるもようだが、次期大統領候補の一人にしっかりと”踏絵”を踏ませる必要がある。

つまり韓国が日本から北朝鮮への援助を望むなら、韓国自身が内政干渉を含む一切の対日敵対行為をやめること、竹島返還のための交渉のテーブルにつくこと、北朝鮮に拉致被害者の即時帰国と損害賠償をするよう日本と協力して圧力をかけることを、約束し実行してからでなくてはならない。

 日本がビザ免除問題や竹島の日式典などで韓国にいくら配慮しても、韓国から返ってくるのはノ・ムヒョンの日本国憲法改正反対演説のような手ひどい裏切りであった。

良好な関係を築きたいという誠実な態度をみせない限り、日本は韓国を一度突き放すべき。
そして韓国が良好な日韓関係を望んでいないのであれば、日本はそれを淡々と受け入れるべき。

韓国が日韓関係の破壊を望み、日本がそれを必死になって取り繕うという、これまでのマヌケな日本の対韓外交が、韓国側に日本への甘えを生み、そうした甘えが国際社会では決して許されないような、韓国の無責任かつ非常識な言動を誘発するのである。

関連記事・韓国を甘やかす懲りない人たち

関連記事・韓国と、どうつきあっていくべきか?(その2)

関連記事・日本の対韓国外交のガイドライン(その2)


◆ブッシュ大統領の南アジア歴訪とアメリカの戦略シフト 

 ブッシュ大統領は、アフガニスタン・インド・パキスタン三カ国歴訪を終えて、5日帰国した。

 1月末の一般教書演説で中国・インドを”新しい競争者”と呼んだブッシュ大統領だが、インドを競争者と呼んだのはタテマエで、真のターゲットは中国ではないか、と以前の記事で指摘したが、どうやら当たっていたようである。

当ブログ記事 

 インドはこれまで南アジアにおける反米・親ソビエト(ロシア)の大国であったし、アメリカもインドの仮想敵である中国やパキスタンに同情的であった。

しかし、覇権主義と軍拡主義をあらわにして急速に台頭してきた中国が、国際環境を一変させてしまった。

 ブッシュ大統領はインドにおける演説で「(米・印の)偉大な2つの民主主義国家によるパートナーシップは世界を変革する力を有する」と述べていることからもわかるように、覇権主義をふりかざして日・台など周辺国を威嚇する中国を見据えて、新たにインドを”アジアにおける戦略的パートナー”と位置付けており、アメリカが南アジア戦略を転換させたのは明白だ。

ブッシュ大統領はインドに対して、民生用の核技術を供与する意向を表明したが、エネルギー資源の確保で中国に大きく出遅れてしまったインドは自国の経済発展の維持のために、油田・ガス田権益を持つ中国やイランに接近しつつあり、

印中接近を防ぐためとはいえ、インドの核武装に目をつぶった形でのアメリカのインドへの核技術供与は苦渋の選択だったといえる。

米国防総省も”インドとのパートナーシップ”と題する声明を発表して、アメリカ製戦闘機・F-16やF/A-18のインドへの売却の用意があることを表明するなど、破格の待遇をみせている。

インド空軍は、これまでスホーイ30やミグ29などロシア製兵器と、ミラージュ2000やジャギュア攻撃機のようなフランス製兵器をミックスした、ユニークな兵器体系をとってきたが、これにアメリカ製兵器が加わることになるかもしれない。

 ただ、インドとアメリカの関係強化には、障害もある。

 それは先ほど述べたとおり、インドは歴史的な経緯から、まだアメリカに全幅の信頼を置いているわけではないし、

インドの政権与党・国民会議派が伝統的なリベラル政党であるのに加え、国民会議派と連立を組むインド共産党が一定の影響力を持っていて、世界のリベラル政党は多くの場合、独裁国家・中国に対して同情的だが、ご多分に漏れず現インド政権も中国に対して同情的な一面を持っているからだ。

 こうしたことを踏まえると、アメリカとインドの関係強化のために、伝統的にインドと良好な関係を持つ日本が出来ることは決して小さくないのではないだろうか。

つまり、日本がインドの対米警戒感を解きほぐし、積極的に米印関係強化を双方に働きかければ、日・米・印の民主主義三大国による政治・経済・安全保障の各分野での協力がスムースになるだろうし、そのことがアジアのみならず世界全体の安定に大きく寄与すると思われるからである。

関連記事・日本が取るべき対中戦略(その3)

関連記事・日本が取るべき対中戦略(その4)

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もしあの戦争がなかったら・・反日の種

★ 満州・・ 戦勝国アメリカが日本に強制したことは、アジアへの関与の否定であった。そしてアジアにも、反日を植えつけた。なぜなら、アメリカは巨大化する満州にアメリカ自身

  • From: 屁っぽこ投資家 榊のボヤキ録 |
  • 2006/03/07(火) 09:40:57

この記事に対するコメント

おはようです

中国は靖国をアメリカに持ち込むなんぞ本当にばかげたことをしてくれたと思います。反日デモからガス田まで、国際ルールを一切無視し、ミヤンマーから北朝鮮を支持する迷走ぶりですからね。なんでこんなことをするのか。なんとなく思うのは中国が今まで無い苦しい局面にあるということでしょうか・・
日韓戦略対話もおっしゃるとおりばかげてますね。内政干渉するアホ大統領がいる限り対話になりません(笑)こちらから対話拒否しても一切問題ないですよね。
インドはああ見えて老獪ですよね。おっしゃるとおり日本がいい意味で両者を取り持つことも出来そうです。次はインドの時代??とまでは思いませんが・・

  • 投稿者: SAKAKI
  • 2006/03/07(火) 09:33:47
  • [編集]

>おはようです

>中国は靖国をアメリカに持ち込むなんぞ本当にばかげたことをしてくれたと思います。

 SAKAKIさん、コメントありがとうございました。

中国は相当焦っているようですね。しかも、もがけばもがくほど泥沼にはまっていってます。

>インドはああ見えて老獪ですよね。

同感ですね。 クレバーですし、タフネゴシエーターでもあります。

どこぞのバーチャル外交国家には、とてもマネできません。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/03/07(火) 21:39:54
  • [編集]

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