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”嫌韓派”を解剖する(その1)

  • 2006/02/16(木) 00:49:58

 近年、日本のネット界では嫌韓(あるいは嫌中)の流れが強くなってきている。 政治系のブログや掲示板をちょっとのぞいてみても、それを強く実感する。

そうした流れが現実世界にも影響を与え、嫌韓・嫌中関連本が続々と出版されて本屋で当たり前のように平積みになっており、中にはベストセラーとなるものもある。

 これまでそうした流れを無視しつづけてきたTVや新聞といった既存のメディアも、それにようやく目を向け、嫌韓・嫌中現象を分析しようと試みる動きもでてきた。

しかし既存メディアや学者・元官僚をふくむ、アンシャン・レジーム(旧体制)側の嫌韓現象に対する分析で、しっくりくるものをあまり見かけない。

そこで、嫌韓・嫌中という現象をクロフネなりに解剖し、分析したいと思う。

 ところで、嫌韓(嫌中)という現象が大きな流れとなりつつある現在でも、その実像はまだまだ正確には理解されていないようだ。

嫌韓現象とは、日本に流入した韓国製のTVドラマや映画を愛好する動き、つまり”韓流”にジェラシーを感じ、それらを排除しようとする動きだと勘違いしている人も多いようだが、決してそうではない。

 まず嫌韓(嫌中)という現象を定義しておくが、

戦後の左翼系”知識人”の強い影響のもとに

「韓国(人)や中国(人)、北朝鮮(人)は、むかし日本に侵略されてしまった、弱くてかわいそうな国(人たち)だから、韓国・中国・北朝鮮(この三国を”特定アジア”と呼ぶ動きが広まっている)の人々が言うことは絶対に正しいし、彼らが間違うこともウソをつくことも100%ない。 だから日本と韓・中・朝で意見が対立したり問題が起こったりしたら、間違っているのも悪いのもすべて日本の方だ。 そんな事はいちいち考えなくてもわかる、決まりきった事だ。」

とする”神話”が日本社会全体に広まった。


この「特定アジアの人たちは絶対に間違いを起こさない”神”」とする神話に対して、「いや、韓・中・朝の人たちだって間違ったりウソをついたりすることはある。」と疑問を提起する人たちが当然、日本に出現してくる。

 彼らは、もし間違いやウソがわかれば、しっかりとした根拠をあげて反論し、そうしたウソ・間違いが原因となって日本人が国際社会で受けてきた汚名、無実の罪や差別的待遇などを解消していこうとする運動を起こしていった。

このブログではこうした運動を嫌韓(嫌中)現象、そうした運動を起こしている人たちを嫌韓派(嫌中派)と呼ぶことにする。

クロフネはどうかと言えば、この定義に従うかぎり嫌韓派(嫌中派)に含まれると思う。

ただ、私は日中・日韓関係など外交問題を好きか嫌いかといった感情ではなく、日本の国益に合致するかどうかで論じているつもりなので、
”嫌”韓という字句は私のスタンスを正確に表してはいない。

 それでは、何故このような現象が発生したのだろうか?

それはやはり、これまでの韓・中・朝の特定アジア三国の反日政策と、それに対する日本政府・外務省の外交姿勢が原因だろう。

少なくとも日本政府・外務省が特定アジア三国の反日政策に対し、日本国民の主張を代弁し、日本国民の利益を第一に考え、国民の意志を反映した外交をしっかりと展開していれば、ここまで嫌韓(嫌中)現象のうねりが大きくなることもなかったと思う。

しかし、現実はそうではなかった。

 日本の学校教育は、日教組に代表される左翼の影響が非常に強く、そこで育った”お受験秀才”が外交官・政治家の主要人材供給源であったから、日本の戦後外交も左翼思想のバイアス(偏向)を強く受けてしまった。

彼らは、左翼が作り出した「韓国人・朝鮮人・中国人は絶対に間違いを起こさない”神”」とする神話の強い影響で、日本と特定アジアとの間に外交摩擦が起こるたびに「相手側の感情に配慮しなければ日韓・日中・日朝関係は絶対にうまくいかない」と主張して、たとえ理不尽な要求でも大方受け入れてしまった。

たとえば、韓国が日本の内政に干渉して来たり、韓国漁船が日本の領海で密漁するといった日本国民に直接損害を与えるような問題行動を起こしたとする。

当然それを知った日本国民は怒ったり不満を募らせたりするが、韓国民がエキサイトするのを極度に恐れる日本政府・外務省は「韓国民の感情に配慮する」と称して、ただただ韓国側の良心や自制心に期待するだけで、事実上そうした問題行動を見てみぬふりをしてきた。

そうした政府・外務省の”ことなかれ外交”の最大の犠牲者が、北朝鮮による日本人拉致事件の被害者の方々である。

 また、左翼思想の影響を強く受けたマスコミも政府のそうした姿勢をバックアップした。 韓国や中国の問題行動をスルーして報道しなかったり、あたかも日本も悪かったように報道し、底無し沼のように譲歩を繰り返す政府・外務省を支持するか、「まだ譲歩が足りない」と催促したのだった。

左翼マスコミが”第四の権力”としての責任を果たし、日本国民の怒りを代弁して、韓・中・朝や政府の誤った外交をきびしく批判していれば、いくぶん状況は違ったと思われるが、結果的に日本政府・外務省と左翼マスコミがタッグを組んで”ことなかれ外交”を推し進めたことによって、日本国民の怒りの炎にいっそう油をそそぐ結果となった。

(「権力は必ず腐敗する」という言葉があるが、第四の権力たる左翼マスコミの腐敗はひどいものだ。 それは現在でも一向に改善されていない。)

しかも、往々にして日本の配慮とやらは裏切られ、韓国や中国などの問題行動はすぐさま繰り返されたから、国民の怒りと不満は重く静かにつもっていった。

 80年代の後半から90年代初めにかけて、韓国や中国の日本への理不尽な内政干渉や、”反日のための反日運動”が激化し、韓・中に反発と不満を募らせる日本国民が徐々に増えていった。

しかし、こうした人たちは日本国民の中ではまだ少数派で、自らの主張を訴える場は無いに等しく、せいぜい読売か産経新聞の読者らんに投書するのが関の山で、社会的にはほとんど影響力は無かったから、嫌韓現象が表面化するようなことも皆無だった。

当時、大多数の国民は自分で情報を入手することができない”情報弱者”であり、TVや新聞といった既存マスコミに頼っていたため、左翼”知識人”のバイアスの影響をモロに受けていた。

前述のように左翼系マスコミが、国民に知らせたくない事実をかくしたり、歪曲したりするのは、現在よりはるかに容易だったのである。

このため、韓・中・朝の日本に対する際限の無い問題行動・犯罪行為を、政府・外務省が無節操に見逃し続けても、表面上、日本の国民世論は静かに見えた。

こうして「日本と韓国・中国・北朝鮮との間で問題が起こったら、たとえ悪いのは相手であっても、矛盾はひたすら日本国民の腹の中に飲み込ませれば良い。 それで韓・中・朝も納得するし、これで対アジア外交は万事うまくいく。」という、間違った成功体験が自民党の親アジア政治家や外務官僚の頭の中に刷り込まれていった。

しかし彼らは大きな間違いを犯していた。 韓・中・朝との外交摩擦で生じた矛盾を飲み込ませる日本国民の腹は永久にふくらみ続けるのだという愚かな錯覚に、いつのまにか捕われていたのだ。

 90年代前半にソビエトをはじめとする社会主義諸国が続々と崩壊すると、「ソビエトや中国、北朝鮮といった社会主義諸国は正義の国。地上の楽園だ。」などといった、日本国内の左翼”知識人”の妄想も崩壊することとなった。

こうして左翼思想の洗脳から日本国民の目が覚めつつあった時に、北朝鮮による日本人拉致問題(”李恩恵”問題)や日本海への弾道ミサイル発射事件、核兵器開発問題などが続々と明るみにでて、「日本人は悪で、韓国人・朝鮮人・中国人は平和を愛し、絶対に間違いを起こさない
”神”」とする神話もゆらぎはじめた。

 その左翼の神話に致命傷を与えたのはインターネットだったといっても過言ではないだろう。

90年代半ばぐらいから日本でインターネットが本格的に普及しはじめると、左翼の洗脳から目覚め、理不尽な言動を繰り返す韓・中・朝に怒りを感じていた人たちに、はじめて発言の場が与えられることとなる。

彼らは”2ちゃんねる”や”ヤフー”といったネット掲示板で、自らの主張を盛んに書きこむようになった。

(同時にそれに反論しようとする韓国・朝鮮・中国(在日をふくむ)の人たちとファーストコンタクトをすることになる。)

インターネットの普及は、国民ひとりひとりが情報発信の場を与えられたのと同時に、自分の手で情報を自由に入手できるようになったことを意味した。

それは、これまで左翼マスコミが情報を独占し、情報の流れを恣意的にコントロールするという腐敗の構造に、風穴が開いた瞬間だったと言える。

(「日韓併合を100%正当化しない」とする石原都知事の発言を、左翼マスコミの代表・TBSが2003年11月2日に放送した番組”サンデーモーニング”の中で「日韓併合を100%正当化する」と歪曲報道し、この放送とネットを使って都が配信していた石原都知事の会見を見比べた人達がTBSによる歪曲報道を見破ってTBSに謝罪をさせたのは、画期的な事件であった。 情報の絶対王政をしいていたTBS王朝の”バスチーユ牢獄”を無数の民衆が陥落させた瞬間だった。 まさに情報革命といって良いだろう。 まとめサイト )

こうしてネットにアクセスできた者から”情報弱者”を卒業していき、左翼系マスコミが提供する情報と、内外のその他の送り手が発信する情報を比較することで、事実に即したより正確な情報を手に入れることが出来るようになった。

これによって左翼がつくりだした神話が、まったくの誤りであることに気づく日本国民が増加するとともに、ウソをついてまでそうした神話を垂れ流し、国民をだましてきた左翼系マスコミに対する批判も急増した。

同時に左翼の神話に基づいて「相手の感情に配慮しなければ日韓・日中関係はうまくいかない」と主張して、理不尽な要求を受け入れて日本国民の利益を損なってきた、日本政府・外務省に対する不満も一層つのることになった。

さらにIT技術の進歩は、日本人と外国人とのコミュニケーションを容易にし、交流を画期的に増加させたが、日本人が韓国・朝鮮・中国系の人との議論を繰り返していく過程で、彼らがもっている矛盾にあふれた全く根拠の無い歴史認識などへの理解をさらに深め、実際に彼らの主張を論破することによって、嫌韓派の人々の主張はより説得力を持っていった。

そして、ブロードバンドなどの高速回線の普及や、誰でも気軽かつ自由に情報発信できるブログの登場といったIT技術のさらなる進歩により嫌韓派は激増し、韓・中・朝の特定アジア三国のみならず、国内の左翼系マスコミや”知識人”、政府・外務省に対する厳しい批判を展開している。

IT技術の進歩が引きがねとなり、韓・中・朝との外交摩擦で生じた矛盾を、政府・外務省にムリヤリ飲み込まされてパンパンにふくれあがった日本国民の腹は、とうとう爆発したのである。

こうして、ネット界において嫌韓(嫌中)現象の大激流が発生し、それは実社会にも影響を与え始めている。

 また、2002年には日韓共催でサッカー・ワールドカップが開催され、サッカーという世界的人気スポーツゆえに多くの国民の関心も集まったが、皮肉なことにTVのライブ中継の映像で韓国民の問題行動がありのままに映し出されたことによって、あまりネットにアクセスしない日本国民にも嫌韓派が急増する大きなきっかけとなった。

その後、2004年のサッカーアジアカップ中国大会や、2005年中国各地で吹き荒れた反日暴動などが原因で、嫌韓・嫌朝現象に嫌中も加わった形となり、今に至っている。

 それでは嫌韓現象をどう評価したらよいのか、次回で考えてみたい。


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トリノから思う・韓国制裁論

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  • From: 「屁っぽこ投資家」の「忘備録」 |
  • 2006/02/16(木) 21:57:46

この記事に対するコメント

とても読み応えがありました。ネットブログにおける右肩上がり現象に漸く既存マスコミも気付き始めたわけですね。しかし、この流れはもう止まらないでしょう。

  • 投稿者: 瀬戸弘幸
  • 2006/02/16(木) 08:17:57
  • [編集]

瀬戸弘幸さん

>ネットブログにおける右肩上がり現象に漸く既存マスコミも気付き始めたわけですね。しかし、この流れはもう止まらないでしょう。

私も止まらないと思います。 

もし政府や既存マスコミがブログやネットを規制しようとすれば、国民から激しい怒りを買うでしょう。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/02/16(木) 22:56:06
  • [編集]

  • 投稿者: ken
  • 2006/02/17(金) 16:45:41
  • [編集]

私は日本人が親韓であろうと嫌韓であろうと全く関心がありません。
ただこういう類の話しをしようとするならば戦前の日本と戦後の日本を切り離してアメリカの安全保障の中で話しをするべきではないといっています。
例えば、戦後のどさくさに紛れて一部の朝鮮人が日本で乱暴狼藉を働いたことは事実ですが、それならば同時に何故日本人と日本のメディアは太平洋戦争中多くの朝鮮人が日本人として対米戦に協力したこと又多くの日本人と同様に米軍の本土空襲によって多くの朝鮮人が亡くなったことに眼を閉ざすのかということです。
対米戦を無視していきなりアメリカ製の自由と民主主義にいくことを良しとする日本の大手メディアの話しを真面目に考える気は露ほどもありませんが、右翼とか左翼とかをいおうとするのであれば少なくとも戦前・戦後に渡って一貫した思想が必要であることを自覚すべきでしょう。
現実はそれがないから彼等は日本の大手メディアに成長したのでしょう。

  • 投稿者: 金 国鎮
  • 2006/02/17(金) 21:43:48
  • [編集]

kenさん

「日本は全アジアで、世界中で嫌われていて一人ぼっち」というのは、特亜と左翼のお得意のデマですが、こうしてネットの力で真実が伝わっていくのですね。

良い傾向です。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/02/19(日) 01:06:19
  • [編集]

昨今の日米関係はあまり良い状態と思えません。
最近何かが違うと一部の日本人は感じ始めています。
ネットはそんな中で学校でも教えて貰わなかったことをリアルタイムで学べます。
多面的な知識を吸収する事でしか自らの思想の構築は不可能です。
願わくばネットの世界にまで何らかの圧力が及ばないことを祈るばかりです。

  • 投稿者: cocoa
  • 2009/04/07(火) 18:00:24
  • [編集]

cocoaさん

>願わくばネットの世界にまで何らかの圧力が及ばないことを祈るばかりです。

例の朝日社員が同和差別をした問題で、「民主党政権が誕生すれば、ネット言論を弾圧する法律ができるからザマミロ!」みたいな書き込みがあったらしいですね。

事実だとすれば、本当に恐ろしいことです。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2009/04/08(水) 00:16:59
  • [編集]

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  • 投稿者: -
  • 2010/02/24(水) 05:47:14
  • [編集]

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