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日本とトルコの友情深まる!

  • 2006/01/13(金) 23:55:09

 現在、小泉首相はトルコを訪問しているが、現地では異例とも言える大歓迎を受けているようだ。

引用記事

 トルコの親日は特に有名だ。 それは主に歴史的な要因からくるものであろう。

19世紀、アジアの東の果ての江戸幕府と西の果てのオスマン・トルコ帝国は、欧米帝国主義列強の進出にさらされていたアジアの専制国家という共通点があった。

特に帝政ロシアの南下政策に大きな脅威を感じていた点で、日本とトルコの立場は非常に似ていた。

 日本は、江戸幕府が倒れた後の明治新政府のもとで近代化政策が成功し、欧米の植民地化からは逃れる事ができた。

オスマン・トルコも1839年から始まった”タンジマート”と呼ばれる近代化政策を推し進めたが思うようにいかず、ロシアやイギリスによってオスマン・トルコの領土は切り取られ、トルコは”瀕死の病人”と呼ばれるまでに衰退してしまった。

 そうした苦境にあったオスマン・トルコ帝国の皇帝アブドル・ハミト2世は、当時アジアで唯一近代化に成功していた日本との関係強化のために、オスマン提督を代表とする明治天皇への特派使節団を日本に派遣したが、彼らの乗ったエルトゥールル号はトルコへ帰る途中、暴風に見舞われて和歌山県・串本沖で沈没。 日本側の救援活動により69人が救出され、日本の巡洋艦でトルコに送り届けられた。

この事件がトルコ国民の親日感情をいっそう強めることになったのは有名な話だ。

 そして16世紀以降に10回以上戦争を繰り返し、トルコにとっては”宿敵”であったロシアを1905年日本が日露戦争で破ると、トルコ国民の親日感情は決定的になった。

日露戦争を実際に戦場で観戦し、日本軍の勝利を目の当たりにしたトルコ軍武官ペルテヴ・パシャは、当時の日本人の勇敢さや団結力を観察し「国家の命運は国民の自覚と愛国心で決するものであり、トルコも日本を見習い近代化を進めるならば決して悲観すべきでない。 国家の命運は国民にあり」と主張して”日露戦争の物質的・精神的教訓と日本の勝利の原因”という本を刊行した。

またトルコ皇帝の特使として来日したイブラヒムは「我々の目的は日本にイスラムを広めるとともに東洋の覚醒と統一をはかり、東洋の文化を残忍な西洋の侵略者から防衛するために協力することです。 日本の進歩と発展は全東洋世界の願望であり、今日東洋人は、みな自分の生存を日本人の生存と一体のものと考えております」と述べている。

 日露戦争の勝利はトルコに大きな影響を与え、明治日本と同様に近代的な立憲政治をトルコに導入しようとした青年トルコ党が1908年革命をおこし政権を握ったが、第一次大戦に際してはドイツ・オーストリア側にたって参戦し、敗北。

青年トルコ党政権は崩壊し、隣国ギリシャがトルコに攻めこんできて亡国の危機となったが、ケマル・パシャ率いるトルコ国民党が立ち上がりギリシャ軍を撃退。

国を救ったケマル・パシャはオスマン朝を廃止し自ら初代大統領となってトルコに共和制をしいた。

これ以後ケマルが中心になってトルコの近代化に着手、政教分離と民主化、アラビア文字の廃止と西欧アルファベットの導入、女性の権利向上と参政権付与がなされ、1934年議会からケマルに対し、”アタチュルク”(トルコの父)の尊称が贈られた。

 トルコの近代史をざっと見てきたが、こうしたトルコの親日感情は第二次大戦後も消えることなく、イラン・イラク戦争中の1985年、イラク軍によるイランの首都テヘランへの空爆が激しくなり、外国人が続々とイランから脱出する中、多くの日本人が航空券を入手できず、テヘランに取り残された。

このピンチを救ってくれたのがトルコ政府で、トルコ航空のパイロットが命の危険を顧みずテヘランに飛んで取り残されていた日本人を救出、トルコは日本にとって大恩人でもある。

 今回の小泉首相のトルコ訪問では、首相自らが日本人救出にあたった当時のトルコ航空機長・オズデミル氏と会い、日本人を代表して感謝の言葉を述べた。

今朝の産経の朝刊には小泉首相とオズデミル機長が、がっちりと握手する写真が載っていたが、まったく”心憎い”外交だ。

この会談の実現は首相みずからのアイデアであったのかはわからないが、いつもは辛口のクロフネも、これには100点満点で120点をあげなければならない。

 しかし、日本の首相が世界一といっていい親日国トルコを訪問するのは15年ぶりだそうで、それまでの歴代政権の外交の手抜きぶりにはあきれた。

日本を目のかたきにする某国との”シャトル外交”なんてさっさと止めて、トルコとのパートナーシップを深めた方がどれだけ日本の国益になるか知れない。

トルコも国土の大部分はアジアに属している。(トルコ自身は自国をヨーロッパ国家と考えているようだが)
「世界中でアジアで、悪いことばかりしてきた日本人は嫌われている。だからアジアで日本は一人ぼっちだ。」という特定アジア三国や左翼マスコミのデッチ上げたウソがここでも崩壊している。

 ただ一つだけ注文をつけさせてもらえば、トルコを”中東の大国”としてパレスチナ問題など中東和平問題とだけ関連付けて、対トルコ外交を考えるのはちょっとだけ疑問がある。

確かにトルコは中東の大国で、地域における重要なプレーヤーの一人ではあるが、イスラム国家でありながら飲酒もOKという政教分離政策や非アラブであるトルコの民族性、そして軍事面を含むイスラエルとの友好関係維持といった特徴を持つユニークな存在であり、ややアラブ国家への影響力が薄い。

それにEU加盟を目指しているようにトルコ自身、外交の軸足をどちらかというとボスポラス海峡の西側、つまりヨーロッパに置いている。

そこらへんを頭において、対トルコ外交を考えなければならないだろう。

 これはクロフネが以前から暖めていた案なのだが、世界各地には中東のトルコや東欧のポーランド、南アジアのインド・パキスタン、東アジアの台湾、オセアニアのパラオ・トンガ・サモアのように親日国家が点在している。

アラブ各国の対日感情は悪くないし、日系移民の勤勉で正直なイメージから南米各国の対日感情も良好だと聞く。

そうした世界に散らばる親日国家を拠点にして、その親日国に彼らの友好国と日本との関係強化をあっせんしてもらえば、日本の友人を世界につくる上で多いに助けになるのではないだろうか。

 トルコに関して言えば、世界でトルコ民族の国家はトルコだけではない。

コーカサスから中央アジアにかけての国々、アゼルバイジャンやトルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスもトルコ系民族の国家であるし、ロシアや東トルキスタン(中国・ウイグル自治区)にも多数のトルコ系の人々が居住している。

日本としても中央アジア各国との友好関係拡大が必要なのだが、独裁国家のロシアや中国ががっちりと彼らをガードしていて、日本が多額の援助をしている割には、中央アジア諸国における日本の存在感は薄い。

 そこで中央アジア諸国にとっては”親戚”にあたるトルコに協力してもらって、日本・トルコ両国が助け合いながら中央アジア諸国との政治・経済の関係拡大に努め、長期的な目標として民主主義の価値観を共有する日本とトルコが、中央アジア諸国のゆっくりでも着実な民主化を促していければ、日本・トルコだけでなく中央アジアや世界全体にとっても利益になる。

学者によって異論も多いのだが、日本人とトルコ系民族は同じアルタイ系語族に属するという説がある。 クロフネは、このことも日本人とトルコ人の相性が良い理由の一つなのかもしれないと思っているのだが、

このアルタイ系という文化的つながりと親日感情を生かして、日本とトルコが協力して同じアルタイ系のモンゴルもひきこみつつ、中央アジアのトルコ系国家との関係強化をはかれば、中央アジアにおける日本のプレゼンス増大もあながち不可能ではないと思うのだが、どうだろうか。


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『今回の小泉首相のトルコ訪問では、首相自らが日本人救出にあたった当時のトルコ航空機長・オズデミル氏と会い、日本人を代表して感謝の言葉を述べた』←これ、よかったですね。日本がトルコを介して中央アジアに親日国を増やす政策は、ぜひ、実行すべきだと思います。しかし、中共は日本に自国の裏庭に入り込まれるのを嫌がるでしょうね。ミケ

  • 投稿者: 屋根の上のミケ
  • 2006/01/14(土) 06:53:44
  • [編集]

>日本人とトルコ系民族は同じアルタイ系語族に属するという説がある。

ウラル・アルタイ語族に属している朝鮮人と日本人は相性が悪いんですけどね~哀 号!!!w

  • 投稿者: pb
  • 2006/01/14(土) 22:46:17
  • [編集]

ミケさん

>しかし、中共は日本に自国の裏庭に入り込まれるのを嫌がるでしょうね。

おそらく必死になるでしょう。 それだけにやりがいがあります。(笑)

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/01/15(日) 01:27:26
  • [編集]

pbさん

>ウラル・アルタイ語族に属している朝鮮人と日本人は相性が悪いんですけどね~

近親憎悪なんでしょうか(笑)

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/01/15(日) 01:28:25
  • [編集]

日本にとってのトルコの重要性。

 拝啓、クロフネさん。

 お久しぶりです。

 今回の記事も興味深く拝読させていただきました。

 地政学的に見ても、かの国は、中東への入り口であると同時に、ロシアを牽制する意味においては、重要な国であると思います。

 そして、現在、その存在感を中東においても、石油開発への投資、出稼ぎ労働者の急速な増加や安価な製品の売り込みによって、急速に拡大している中国の勢力を牽制する砦として、政府間による外交関係の強化だけでなく、民間の文化、学術交流も、大いにしてもらいたいものだと思います。

 以前(今から、およそ、6年前)トルコ人の友人(アンカラ出身)から聞いた話によると、トルコ国民は、割と、新聞などを、通じて、中国政府による東トルキスタンの人々への虐殺や圧制を、知っている人が、多いそうです。(彼自身も、「あそこでは、我々の同胞が、中国人に殺されているんだ。」と、私に無念そうな表情で語ってくれたことがありました。)

 ですから、中国に対しては、あまり良い感情を持っていない人も多いかもしれません。(最近では、中国からの投資を通じて、親中派も増えてきているようですが。)

 パキスタン出身の友人の話によれば、トルコだけでなく、実際、パキスタン等の中国との関係が深いイスラム教国などでも、中央政府による情報統制が、行なわれているにも関わらず、中国政府の国内でのイスラム教徒に対する弾圧には、批判的な考えを持っている人も、割と在るそうです。(ただ、欧米、そして、イスラエルなどの影に隠れて、批判の声は小さいようですが。)

 トルコ国内における親中派と親中路線の台頭を防ぐためにも、日本は、もっと積極的に、この地域における存在感を高めるために、これまで蓄えてきた人脈やノウハウを生かして、今以上に、経済交流、文化交流も含めた多角的な官民合同による取り込み戦略の作成と、その実行が、必要であると思います。

 まずは、中国のやり方を研究しながら、経済難からの脱却が上手くいっていないトルコとの間での、経済交流の強化推進(例えば、政府による肝煎りでの投資や企業進出の調査、その後、促進)を、行なうことから、始めたら良いと思います。(中国の、この地域における勢力の拡大は、長年、日本から巻き上げたODAのばら撒きによる投資活動が、最大の要因ですから。)

 その手始めとしては、官民合同(例えば、外務省、経産省と、民間企業のシンクタンクによる合同研究チーム)で、多角的、長期的な対トルコ投資、企業進出のシミュレーションを、組んで、そのデータを元にして、計画を立てるぐらいのことは、手をつけるべきと思います。

 そうしてこそ、今回、クロフネさんが、おっしゃっておられるように、「そこで中央アジア諸国にとっては”親戚”にあたるトルコに協力してもらって、日本・トルコ両国が助け合いながら中央アジア諸国との政治・経済の関係拡大に努め、長期的な目標として民主主義の価値観を共有する日本とトルコが、中央アジア諸国のゆっくりでも着実な民主化を促していければ、日本・トルコだけでなく中央アジアや世界全体にとっても利益になる」と思います。

 駄文、長文、失礼しました。

  • 投稿者: アメリカ在住
  • 2006/01/16(月) 14:37:34
  • [編集]

アメリカ在住さん

お久しぶりです。 アメリカ在住さんはトルコにパキスタンと世界中に友人がいてすばらしいですね。

日本とトルコの多角的な交流強化は大賛成です。

トルコ経済というとどうしてもインフレを連想してしまいますが、日本とトルコの経済関係強化は望むところです。

そういえば、ボスポラス海峡にかかる大橋は日本企業が建設したような...

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/01/17(火) 01:33:23
  • [編集]

そう言えば昔、トルコの青年が来日して、トルコから来ました。
と言えば、日本人が「ニヤニヤ」したと・・。ソープランドを昔は「トルコ」と言ってた時代がありましたね。
これには業界も素早く反応しましたね。(ヘンな納得ですが)(笑)

  • 投稿者: gaera
  • 2006/09/17(日) 12:45:41
  • [編集]

gaera さん

>ソープランドを昔は「トルコ」と言ってた時代がありましたね。
これには業界も素早く反応しましたね。(ヘンな納得ですが)(笑)

そんなこともありましたね。
本場トルコの風呂は、むさいオジサンが体をゴシゴシしてくれるはずですが...(笑)

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2006/09/18(月) 03:27:05
  • [編集]

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