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最近の気になるニュースから(11/24)

  • 2005/11/24(木) 00:24:52

北方領土で展開無くプーチン大統領帰国

 プーチン大統領の久しぶりの来日にもかかわらず、領土問題で何の進展も無いまま日露首脳会談が終わったようだ。

一部のマスコミは、領土問題で成果が無かった事に今さら驚いたような記事を書いているところもあるが、どうも日本人は気が短くていけない。

領土問題は解決まで時間がかかることが多く、「50年後・100年後に日本にとって有利になっていればそれでよい」ぐらいの姿勢で交渉に臨むものである。

 北方領土問題は、ソビエト崩壊の影響でロシアの経済が大混乱だった90年代が、ここ60年で最大の問題解決のチャンスだったのだが、それを棒に振った以上、これからしばらくは辛抱する必要があるのかもしれない。

今は日本に風が吹いていない。そこで焦って動いてもろくな結果にはならないだろう。

特にロシア側に「日本は問題の解決をあきらめました。石油などロシア経済だけに関心があります」といった、誤ったメッセージを発するのだけは避けなければならない。

 経済カードを日本がみせつけるならロシアにおいてではなく、ウクライナやポーランド、バルト三国などロシアの周辺国において、カードを切るべきである。

関連記事・ウクライナからのシグナル

関連記事・プーチン・ロシア大統領訪日せまるも日露間の対立とけず



中国、日本に”マイッタ”

 反日暴動によって破壊された北京の日本大使館に対して、中国側が賠償をし現状回復する事がどうやら決定したようである。

謝罪は相変わらず拒否しているものの、反日暴動を原因とした日中紛争の事実上の降伏宣言、つまり、中国の日本に対する「参りました、これで反日暴動に関しては勘弁してください」という本心の表明だろう。

 反日暴動は無意味な日中関係の悪化をまねくなど、中国の国益に重大な損失を与えただけに終わったが、現在も続いている中国の日本バッシングにもかかわらず、本心としては「日中関係の改善の道をさぐっている」というシグナルとみてよいだろう。

それは、サッカー・アジアカップ中国大会のときに破壊された日本外務省の公用車賠償や、国連における日本の”準常任理事国”容認発言など、一連の関係改善へのシグナルの延長線上にあるものである。

「日本人には絶対頭を下げたくないので謝罪できない」あるいは「国内の反日強硬派や軍部を納得させるために、日本バッシングはやめられない」といった具合に、つまらない”メンツ”にこだわるところが、中国らしいと言えるが。

 結局小泉首相があれほど中国が反対していた靖国参拝を実行しても、「反日暴動の原因は靖国参拝を止めない日本にあるのだから、絶対賠償しない」と言っていた、あの中国が譲歩して”マイッタ”を表明してきたわけで、

中国の日本バッシングにうろたえて、「中国に逆らったら、どんな仕返しが来るかわからない。だから靖国参拝は止めるべきだ」と主張し、

”ハーメルンの笛吹き”のように国民を誤った道に導いてきた与野党の親中派や左翼マスコミの主張とは、またもや逆のことが起こったわけだ。

 なぜ中国が最終的に譲歩したのかと言えば、日本が中国の反発を恐れず、自らの信念を強い姿勢で貫き通したからである。

中国が”邪悪で強大なパワー”を振り回す時、それを押さえつけられるのは”正義の弱々しいパワー”ではなく、”正義かつ強大なパワー”なのである。


 まだ上海領事館の賠償問題が片付いていないようだが、「少し反省しているようだから、ここで手加減してやろう」などと考えてはいけない。

そんなことをすれば、中国のふんぞり返ったようないつもの外交姿勢を復活させるだけである。

中国側がぐずぐず言うようなら破壊された上海領事館を世界のプレスに幅広く公表して、中国が大事で仕方の無い”メンツ”とやらを徹底的にぶっ壊してやればよい。

それでも「中国は謝罪は絶対にしない」というなら、日本は相互主義に基づいて、もはや日中戦争について謝罪すべきではないし、ODAや毒ガス兵器処理費用を含めて一切のカネの支払いをストップすべきである。

 いいかげん日本政府・外務省も「泥棒に追い銭をやる」悪いクセから卒業したいものだ。


ドイツ新政権発足

 最近行われた総選挙が大接戦に終わり、各党が単独で組閣できない状態が続いていたドイツだが、

僅差で最大議席を獲得した、右派のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)のメルケル党首を首相とし、これまでの与党で、第2党となった左派の社会民主党(SPD)と連立を組んで、メルケル大連立政権がようやく発足した。

 左翼リベラル政党・SPD出身のシュレーダー前首相は、内政においては伝統的な労働者保護・高福祉政策がドイツの国際競争力低下と不況や失業者増を招いているとして、左翼リベラルにもかかわらず高福祉政策にメスを入れて、労働者にも痛みを負担させ、

外交においては、イラク戦争などをきっかけとして盟友のシラク・フランス大統領と二人三脚で反米政策を実行し、人権団体など内外の批判を押し切って、EU製の高性能兵器を売却しようとするなど親中国政策を推し進め、ロシアのプーチン大統領とも良好な関係を維持するなど独自外交を展開した。

 そして今回の総選挙では、CDU・CSUがSPDの議席数をほんのわずかの差で上回ったのだが、選挙結果を見る限りドイツ国民は、「これまでどおり、左翼リベラル・SPDの高福祉政策の維持」か「労働者も痛みを負担して改革のスピードアップをはかり、ドイツ経済の低迷からの脱出をはかるという右派CDUの政策にかける」か、意見は真っ二つにわかれてしまったようだ。

 外交においてもアメリカとの関係改善を求めるCDUのメルケル首相が力を発揮してドイツを引っ張っていくのか、反米・親中のシュレーダー前首相の同僚で、連立相手のSPDの外相がそれに抵抗するのか、まだはっきりしない。

しかし「アメリカを牽制するために独裁国家・中国と共闘しよう」という、いきすぎた外交をしてきた親中派のシュレーダー前首相の退陣は、中国にとって痛手なのは間違い無く、日本としてもメルケル新首相の指導力の発揮に期待したいところだ。
 
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  • 2005/11/28(月) 21:21:08

この記事に対するコメント

私の最近の経験から。

 拝啓、クロフネさん。

 クロフネさんは、Oleg Popovという人物を、ご存知でしょうか?

 かつて、冷戦末期に、ゴルバチョフソ連大統領の側近として、ペレストロイカに尽力した人物です。

 最近、この人物が、私の留学先の大学に、講演に、やってきました。

 講演の内容は、

 1)現在のロシアは、自由民主主義と自由主義市場経済を、取り入れた民主主義国家である。とその成果を、強調。

 2)自分とゴルバチョフの功績と自身の親米ぶりを強調。

 3)ロシア人の多くは、現在のプーチン政権の路線を、支持しており、それは、ゴルバチョフと私も同じだと、ゴルバチョフ時代の改革が、プーチンに、受け継がれており、ロシアの民主化ぶりと、親米国家ぶりを強調。

 というのが、主な骨子です。

 ただ、アメリカ人の聴衆から、報道の自由化の進展等について、質問を受けると、歯切れが悪くなり、「それは、難しい問題だ」と言うと同時に、曖昧な返答を、しておりました。

 全体的に、アメリカ人の聴衆の反応は、悪くなく、民主化と自由化に、努力している新生ロシアという印象を、強く与えたようです。

 講演後の、質疑応答での、私の質問。

 Q: ロシアでは、現在、民族主義が、台頭し、1部では、外国人が、襲撃されている。この民族主義が、今後、ロシアの政治、特に、対外政策に、どのような影響を、与えると思うか?

 A: ロシアで、起こっていることは、ごく一部でのことであり、民族主義が、ロシアの政治的主流に成る事は、ない。

 Q: 中国系移民が、大量に、シベリアに、流入し、大きな社会問題になっていると聞く、今後、中国が、軍国主義化した場合、中露対立の原因になると思うか?

 A: シベリアに、中国人が、流入しているのは、一部の地域に限られており、例えば、私が、市長を勤めている地域では、あまり、いない。
 シベリアでは、彼らは、少数派だ。
 このことで、中国との間に、対立が、起こるとは、思わない。

 Q: 日ロ関係について、伺いたい。

 A: (ぎょっとし、うろたえた態度で、早口で、まくし立てるように)日本との友好は、大事だ、中国との事もある。
 我が国は、日本とも、中国とも、パイプラインでの石油供給の話がある。クリル(北方領土)問題は、両国にとって、小さな問題に過ぎない。もっと、経済面での交流等に、力を入れるべきだ。

 その後、別の人の質問が、始まり、残念ながら、質疑継続できませんでした。

 上記の考えが、ロシアの政治家の間での、一般的な考えであるならば、ロシアの最大の目的は、エリツイン時代と、同様、北方領土問題を、事実上、凍結して、日本との、経済交流に力を入れることだけのようですので、「特にロシア側に「日本は問題の解決をあきらめました。石油などロシア経済だけに関心があります」といった、誤ったメッセージを発するのだけは避けなければならない。」というクロフネさんのご主張は、正しいと思います。

 駄文、長文、失礼しました。

  • 投稿者: アメリカ在住
  • 2005/11/24(木) 08:19:17
  • [編集]

こんにちは

クロフネさん
領土問題、まして島ですからね。のんびりやりましょう(笑)CISの日本びいきはやはり本当のようですね。中国や韓国が騒いでも、アメリカと戦かったこと、その後60年はガラっと変って戦争してないこと、強力な製造業、そして金融の復権は、あちらの人にとって驚異の世界ですよね。英国なんかあれだけ存在感があっても、自らを「中流国」と揶揄してます。中国人も冷静になってもらいたいですね。いままで、カネだけポンと出して済ませてきたツケですよ。それを払うのはわれらの世代です。とほほ・・

アメリカ在住さん
いつも貴重な情報ありがとうございます。
>ぎょっとし、うろたえた態度で、早口で・・
ロシアは北方領土の正解をわかっているんですね(笑)
中国は、海に向かうと見せて、シベリアの資源簒奪に動いたとしても、今のままでは誰もロシアを助けないかも知れません。シベリア鉄道の荷物が盗まれるのも、中国系のマフィア??なんて話もあります。ロシアは魅力の市場ですが、投資家にとっては司法が問題ですね。
仏教に「殺すものは殺される」という言葉があります。「因果応報」ともいいますが、それなりのツケがロシアと中国にはありそうな予感がします。

  • 投稿者: SAKAKI
  • 2005/11/24(木) 13:44:36
  • [編集]

>私の最近の経験から。

>クロフネさんは、Oleg Popovという人物を、ご存知でしょうか?

いえ、存じません。 どこかの市長にPopovという人はいましたが、ロシアで割合ポピュラーな姓なので同一人物までかはわかりません。

 しかしアメリカ在住さん、すばらしいご活躍です。GOOD JOB!です。

鋭い質問にタジタジとなっているポポフ氏の姿が目に浮かびます。

 しかしロシアの草の根の宣伝工作活動も抜け目ないですね。 さすがです。

>上記の考えが、ロシアの政治家の間での、一般的な考えであるならば

プーチン大統領は地方の首長の任命に強い影響力を持っていますから、ポポフ氏の主張はロシア中央政府の意向とみて間違い無いのではないでしょうか。

中央議会も地方の首長もプーチンにはまったく逆らえなくなっているので、「ロシアに根付いた民主主義」は対アメリカ向けのプロパガンダです。

 日露関係のことを質問されてポポフ氏がうろたえたのは、まさかアメリカでそういった質問を受けるとは全く想定していなかったからでしょう。

もしプーチン大統領の意向と違った事をうっかりしゃべってしまって、それがモスクワに知れたら、彼は左遷されかねません。

ですからアドリブで慎重に言葉を選びながら、おそるおそる差し障りの無いようなことをしゃべらざるを得なかったのでしょう。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/11/24(木) 22:24:51
  • [編集]

SAKAKI さん

>CISの日本びいきはやはり本当のようですね。

どうなんでしょう。 ウクライナやカフカス、中央アジアはどうかわかりませんが、少なくともロシア人で日本びいきという人は、そんなにいないんじゃないでしょうか。

ロシアが日本に接近をはかっているのも、日本人が好きだからというより、中国に好き勝手やらせたくないという実利面が最大の理由なのでは?

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/11/24(木) 22:30:55
  • [編集]

>中国に好き勝手やらせたくないという実利面が最大の理由なのでは?

結局は外交ですからね。英国流なら文化で魅了って考え方もあるでしょうけど、私は信じたいですね。もっとも奴らは日本の事なんかよく知らないでしょうね・・

>「ロシアに根付いた民主主義」は対アメリカ向けのプロパガンダ

共産主義からIMFまでいっちゃったんです。ロシア人のアメリカ不信は凄いですよ。民主主義への移行までまだまだいろいろあると思います。IMF時代にルーブル買っておけばほくほくだったのですがね・・

本当は私、外交でなくて株ログ、為替ログしたかったのですが、郵政で人生が狂いました。もっと情報を集めなければと反省中です。結論・・やっぱりルーブルは買えません(笑)ユーロもやばいなぁ・・

  • 投稿者: SAKAKI
  • 2005/11/24(木) 23:05:17
  • [編集]

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