初めていらっしゃった方へ

スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大切な時期を迎えた日本外交

  • 2005/11/17(木) 01:21:57

ブッシュ大統領来日

胡錦涛主席訪韓・中韓共闘へ

 アメリカのブッシュ大統領がアジア歴訪のトップに日本を持ってきて、日米同盟関係の強化をはかれば、中国の胡錦涛主席はソウルで中韓首脳会談を開催し、自陣営への韓国の取り込みを図る。

西太平洋地域において、自由・民主主義の価値観を共有する日本・アメリカ・台湾の同盟と、独裁主義・自民族優越主義をかかげる中国・北朝鮮のネオ・ファシズム枢軸の対立構造が、いよいよはっきりしてきたようだ。

そしてネオ・ファシズム枢軸に引かれつつも、両陣営の間で行ったりきたりを繰り返し、絶えず裏切りのチャンスをうかがって”二重スパイ”として最大の利益を得ようとする、韓国がいる。

 中国・北朝鮮のネオ・ファシズム枢軸と韓国は、「日本こそファシズム国家。日本の首相はヒトラー。」というネガティブ・キャンペーンを世界中で強化してきた。

その主な理由は、60年以上前の日本の犯罪をクローズアップして世界の目をくぎづけにすることで、共産党独裁体制や軍の国民抑圧、人権侵害、領土拡張主義、覇権主義といった、中国を盟主とするネオ・ファシズム枢軸が現在進行形でおかしている犯罪から、世界の目をそらしてカモフラージュすることだ。

中国のそうした一連の対日外交の長期的かつ最終戦略目標は、日本を世界から孤立させて政治力・外交力を減退させ、その後に中国が力づくで日本をねじ伏せて中国の”属国”とし、名実ともに中国がアジア内における盟主の座を不動のものにするとともに、アジアの権益からアメリカの影響力を一切排除する事にある。

だから、まずその第1歩として「中国主席が決断しさえすれば、日本首相の行動をいつでもコントロールすることができる」という実績・前例が是が非でも欲しいのだ。

 これまでの人類の歴史の大きな流れは「自由・民主主義の拡大による人類社会全体の幸福の前進」であるのは明白だ。

しかし、ここで中国を盟主とするネオ・ファシズム枢軸の勝利を許す事になれば、人類の歴史の発展・進歩は減退するどころか、歴史の時計の針が大きく逆転することになる。
 
日・米・台をはじめとする世界の民主主義国家陣営は、ネオ・ファシズム枢軸の挑戦に敗北するような事は絶対に許されないのである。

 日本政府は、中国側の”アンチ日本・ネガティブキャンペーン”に対抗するのに及び腰だが、「60年前ではなく現在ファシズムなのはどちらなのか?それは中国自身ではないか。」といった主張を展開して、首相・外相・財務相といった閣僚レベルから大使・一外交官レベルにいたるまで一貫した、世界規模での反論キャンペーンで応じるべきだ。

日本のみならず世界の自由と民主主義を守るためにも、腹を決めてケンカせよ日本。

関連記事・”西部戦線”異状無し

関連記事・小泉首相の靖国参拝


日本が準常任理事国なら中国は認めると発表

 中国の王光亜国連大使は、日本が常任理事国入りをあきらめて、拒否権無しの”準常任理事国”になるなら中国として容認する事を示唆した。

中国国民の侮日感情をあおり反日暴動を意図的に放置する事で、日本の常任理事国入りをなんとしてでも阻止し、日本を屈服させようとした中国だったが、

”将来有望で安全な投資先としての中国”という神話の崩壊と投資や観光収入の減退という傷を負ったにもかかわらず、結局小泉首相は靖国神社参拝を実行し日本を屈服させる事には失敗した。

 安保理改革においても、町村前外相が「常任理事国入りができないのであれば、日本は現在の地位にふさわしい額まで国連分担金を減らす」という「代表無くして課税無し」の普遍的な原則をかかげたために、国連を自分の都合の良いようにかき回しておいて分担金をろくに支払わない、「国連をタダ乗りする中国」という事実がクローズアップされてしまった。

 以前にも指摘したとおり、「中国という国(あるいは人)は、弱腰の相手には鬼のように強く、強く出てくる相手にはとたんに弱くなる」という特徴がある。

これまで「歴史ネタを持ち出せば、日本はすぐに弱くなって中国の言いなりになる」という事を経験してきた中国は「今回もその手で行ける!」と踏んだのだろうが、

この計算が狂って、中国製品の輸出市場としてあるいは省エネや低公害技術をもつ国として中国が必要とする日本との関係をこじらせてしまい、対中円借款打ち切りが決定され、国連における中国の分担金増も考えなければならなくなっている。

結果的に中国は、1人民元の得にもならない”宗教戦争”を日本に仕掛けて手痛い損害を負った形になっているが、そうした状況を打開するための譲歩策が、「実質的にはたいしたパワーを持たない”準常任理事国というアメ”をしゃぶらせて日本をなだめ、国連で日本が中国の風下にいるかぎりは容認する」という今回の発表だったのだろう。

 しかし、「だから日本も譲歩して準常任理事国でガマンしておこう」というのは、今、最もやってはいけないことだ。

小泉首相が靖国参拝を実行したにもかかわらず、逆に中国がこうした譲歩案を示してきたのは、これまで日本が強い姿勢を見せ続けたことによって、中国のさまざまな弱点があらわになったからであり、それによって「強く出てくる相手にはとたんに弱くなる」という中国本来の習性をあらわしたからである。

クロフネが以前指摘したとおり、(リンク1リンク2日本はG4から離れてアメリカと連携してあくまでもフル資格の常任理事国入りをめざすべきであり、今、中国に対して譲歩して弱腰になる必要性はみじんもない。

ここで弱腰になるのは相手に誤ったメッセージを与える事になり「中国は弱腰の相手には鬼のように強くなる」という習性を再び呼び覚ましてしまうだろう。

ボルトン・アメリカ国連大使をはじめアメリカ政府関係者も「日本(だけ)の常任理事国入りを支持する」「(アメリカが常任理事国にしたくないドイツのいる)G4はもう終わった話で、日本は手を切るべき。(でないとアメリカは日本を支持できない)」とさかんに言っている。

ここはあくまでも強気に粛々と、常任理事国入りのためのあらゆる手を打つべきである。

関連記事・チグハグな日本の援助戦略 


プーチン・ロシア大統領訪日せまるも日露間の対立とけず

 20日にせまったロシア・プーチン大統領の訪日だが、そのときに発表される共同声明の草案に日露両国が合意できず、ご破算となった。

ロシア側が、ロシア国営のエネルギー企業・ガスプロムの幹部など経済界の大物を大挙来日させることからもわかるように、今回のプーチン大統領の訪日の目的は「北方領土問題は棚上げにして日本からの経済協力だけをつまみ食いしたい」というところにある。

ロシアが成立させたい取引は「ロシア産の石油」と「日本からの投資」プラス「北方領土はあきらめる」という1対2の交換であり、日本の国益上決して受け入れられないものである。

しかし、相手が”産油国印のインロウ”を出すと、たちまち日本人は「ははーっ」と恐れ入ってしまいがちで、それではいけない。

 ロシアが日本からの投資を必要としているのは、いつまで続くかわからない現在の原油高とそれがもたらしたロシアの好景気が続いているうちに、ロシアを世界に通用する先進工業国に飛躍させるため、その”きっかけ”が欲しいからだ。

これに失敗すれば、ロシアは中国にエネルギーをしぼりとられるだけの中進国に押し込められてしまうし、極東ロシアがどんどん中国経済の支配下におかれてしまう。 だから日本の高度な産業技術と資本のロシアへの投資が欲しいのである。

 日本としては、あくまでも「北方領土四島の返還」と「60万人に及ぶ日本人シベリア抑留に対する謝罪と賠償」を求めるべきであり、ロシア側がそれに同意しない限り、ロシアへの投資は一切許すべきではない。 トヨタの対ロシア投資も中止するよう政府から要請すべきだろう。

「そんなことをしたらロシアが怒って、石油と天然ガスパイプラインの太平洋ルートが中止され、日本はロシア産の石油が手に入らなくなる」と心配する人もいるかと思うが、クロフネはそうは思わない。

なぜならパイプラインを太平洋岸へ通し、日本やアメリカへロシア産の石油を輸出できる態勢を整えた方がロシアの国益になるからである。 

もし石油パイプラインを中国ルートだけにすると、石油を中国に有利な価格で安く買いたたかれてしまう。 しかし、太平洋岸まで通しておけば、信用力がありハードカレンシーで気前良く石油を買ってくれる日本やアメリカに輸出する事ができる。 オークションを競る人がたった一人か、三人以上かの差と考えればよい。

だからロシア側は「石油パイプラインで日本は心配するな」と言っているのである。

である以上、「日本がロシア産の石油を心配して北方領土返還をあきらめる」といったことがいかに愚かな事であるか、おわかりいただけよう。

 たとえロシアが、サハリンや極東シベリアの石油パイプライン計画で、日本に脅しをかけても、しばらく様子を見ておけばよいだろう。

そのうち、軍事技術も天然資源も極東ロシア経済も中国にしぼりとられたロシアが日本に助けを求めてくる、といった事態もありうるし、そうなれば「助けて欲しくば、北方領土返還を決断せよ」と日本が要求する事が出来る。

うまくいけば、日本は”果実”が熟して落ちるのを木の下で口を開けて待っているだけでよくなる。 今のところ何ら焦る必要は無いだろう。


banner_04.gif

管理人が元気になりますので、もっと記事が読みたいという方はポチッとしてください。

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

攘夷派の軌跡

  吉田松陰 攘夷を目指した志士といえばまず、長州藩士、吉田松陰があげられるだろう。松下村塾の創始者であり、幕末において思想的に秀でた藩士であった。彼が、攘夷を目指す決意の背景には、このままでは国が滅びるという危機感があった。幼少から叔父から受けてき

  • From: 売国反対!攘夷への道 |
  • 2005/11/17(木) 19:35:42

■来たな露西亜。

 "アメリカだけが「世界」でしょうか?"  このキャッチで出版される情報誌、「クーリエ・ジャポン」。昨日発売。出版社は講談社。  そう。何でも私が「余程恨みでもある」らしい、あの出版社ですよ!そりゃ取り扱わないと!(笑  (念のため事実無根。威力業務

  • From:  ◆ ケシクズ ◆ |
  • 2005/11/18(金) 19:07:39

ミナミの帝王

嫁でもナイゾーでも売っぱらって、借金返せぇーー!!

  • From: 神のいどころ |
  • 2005/11/20(日) 02:31:56

英米同盟と日米同盟:ウィルソン・センターでの会合を振り返る

去る11月16日にジョージ・W・ブッシュ米国大統領と小泉純一郎首相は京都で会談し

  • From: グローバル・アメリカン政論 |
  • 2005/11/22(火) 18:38:42

北方領土問題にもっとご理解をいただけないですか

[日露首脳会談]北方領土問題で具体的な進展得られず日露首脳会談が行われ、小泉首相とロシアのプーチン大統領が北方領土について意見を交わした。しかし、ロシアは相変わらず日本が主張している四島一括返還に対して首を縦に振らない。いろいろと争点をぼやかしてあいまい..

  • From: 「感動創造カンパニー」ダスキン城北の部屋!仕事も人生も感動だっ! |
  • 2005/11/23(水) 10:00:27

この記事に対するコメント

中国は”ヒトラー”を引き合いに出してまで靖国参拝を批判したそうですが、自分を棚に上げてものを言い過ぎですね。
今の中国の方がよっぽど”ナチス”のように見えます。

ロシアも相変わらず無礼で厚顔無恥ですね。
その昔、シベリアでソ連の捕虜として過酷な労働を強いられた経験を持つ老人の話では、毎日ソ連の看守に尻の肉をつままれ、肉がつまめるうちは極寒の中で食事もろくに与えられず重労働をさせられ、肉がつまめなくなると餓死させられたそうです。
 日露戦争時、日本はハーグ条約を守り、ロシア兵捕虜に対し手厚く扱ったことが記録として残っているそうです。食事はもちろんビリヤードやトランプまで楽しめたとのことです。
ロシア人は冷酷で悪質。

『日露戦争捕虜収容所の写真集発見 「習志野」も人道的扱い』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051113-00000000-san-soci

  • 投稿者: 東京
  • 2005/11/17(木) 02:15:40
  • [編集]

日米が絶対的に民主的台湾の支援をすると約束した上でも、台湾自身が中共の恫喝と甘言だけで実質的に併合される選択肢を採るという恐れはないのでしょうか?
経済的な結び付きと党略及びキーパーソンへのポストで、既に退役将校や議員に大陸寄りな動きがあるようですが、これは一部のスパイやキチガイだけの行為なんでしょうか?
考えをお聞かせくださいませんか。

  • 投稿者: トリル
  • 2005/11/17(木) 23:01:01
  • [編集]

東京さん

>今の中国の方がよっぽど”ナチス”のように見えます。

実際アメリカ政府関係者からも「中国はナチスドイツに酷似している」といった声があがっているようですね。

産経新聞でしたか、記事が出ていました。

>ロシアも相変わらず無礼で厚顔無恥ですね。

あそこも中国や韓国と同じ”低信頼社会”ですから。

このテーマについては、防衛力整備計画シリーズが終わったら、連載記事にしようと思っています。

しかし、日本政府がなぜシベリア抑留をスルーするのか不可解です。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/11/17(木) 23:41:30
  • [編集]

トリルさん

 私なりの意見ですが、台湾は今、難しい状況にあると思います。

おそらくご存知だと思いますが、台湾には大きく分けて、台湾にルーツを持つ本省人と、大陸にルーツを持つ外省人という、二つのグループが存在しています。(その他高砂族など)

そして内省人は与党・民進党を多く支持し、外省人は野党・国民党を支持しています。

中国はこれに目をつけ、大陸にルーツを持つ外省人と国民党への懐柔策で、台湾社会に浸透し、

外省人(国民党)と内省人(民進党)を戦わせる事で、台湾社会の分裂と国力の衰退、そして最終的には中国への完全併合を狙っていると思われます。

民進党の陳水扁総統が、アメリカ製兵器を輸入して台湾の防衛力をアップさせて中国の軍拡に対抗しようとしても、議会で国民党が反対するために、なかなかうまくいきません。

もし中国の台湾社会分裂作戦がうまくいけば、台湾を呑み込むことは不可能ではありません。

ですから、日・米がそのへんの事情を良く理解して、台湾を常にバックアップすることが必要不可欠です。

内省人と民進党を日・米が勇気づけるとともに、外省人と国民党に「悪魔に魂を売ってはいけない」と、よく説得しなければいけません。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/11/17(木) 23:55:10
  • [編集]

日露同盟論

日露同盟論 
 ひとあし先に終らせました。外務省からロシアに赴任した昔の仲間に私のブログを見せたら「甘いよ」と笑われました。
 所詮、制度ができていないと・・・もしかして大間違いな見方かなと恥じています。
 プーチンさんも厳しいですよね。シベリア抑留問題や領土問題では論理的に負けなんですから。それでも来るんだから、お土産期待してます。2島かな、3島かな??サハリン2かな?何にも無いかもですね・・

  • 投稿者: SAKAKI
  • 2005/11/18(金) 13:20:06
  • [編集]

>日露同盟論

今のところ日露同盟はちょっと無理ですね。

同盟が成立すればお互いの利益になるのは分かりきった事ですが、ロシア側の価値観が違いすぎます。

今回のプーチン大統領訪日でも北方領土返還はありそうにないです。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/11/19(土) 00:08:13
  • [編集]

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する


・いつもコメント&TBありがとうございます。

アダルト系ブログからの、サイトポリシーに違反したコメント・TBが後を断たないため、受信したコメント・TBを管理人が審査することにしました。

サイトポリシーに違反したものについては予告無く破棄します。

また問題の無いコメント・TBを頂いても表示されるまで少し時間がかかります。 悪しからず御諒承ください。

「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れると、管理人だけが読める非公開コメントになります。 非公開コメントを下さる方のプライバシーを尊重し、あえてお返事をしておりませんが、「公開コメントでも良いのでレスが欲しい」という方は、非公開コメントにその旨をお書き添えください。
                

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。