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最近の気になるニュースから(11/11)

  • 2005/11/11(金) 23:56:10

6カ国協議終わる

再開された6カ国協議は、残念ながら成果無く終わったようだ。クロフネはあまり期待していなかったが。

あいまいな表現を盛り込んだ前回協議の共同声明をもとに始まった今回の6カ国協議だが、軽水炉にあくまでこだわる北朝鮮と、すべての核開発の放棄が先とする日米の対立は最後までとけなかった。

また日本が提案した”テーマ別作業部会”設置も認められなかったが、

前回協議で、”北朝鮮の微笑み作戦”に舞い上がってしまった日本が、北朝鮮に有利な文言を盛り込んだ共同声明にパクっと食いついてしまったためにアメリカを孤立させ、結果的にあのようにあいまいな共同声明が出来てしまった。

今回アメリカが、日本が提案した作業部会設置に良い顔をしなかったのも、その影響があるのではないだろうか。

前回協議の”北朝鮮の微笑み作戦”も、最近再開された”日朝政府間対話”も、北朝鮮の真の意図は、拉致問題を解決するのが目的ではなくて、

日本に対して失っても、痛くもかゆくも無い”アメ”を与える事で日米分断をはかって6カ国協議を有利に進め、「核兵器をそのままにして経済援助だけふんだくってやろう」という魂胆でやっているのは明白だろうと思う。

日米としては対北朝鮮戦略の練り直しが必要ではないだろうか。

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日韓首脳会談開催へ

 靖国問題で、日韓首脳会談中止や日韓FTA交渉中断をカードとして使い、日本の首相の靖国参拝を阻止しようとした韓国。 しかし、そんなカードは屁でもなかった日本。

結局こうなる事はわかっていた。それを、小泉首相の靖国参拝直後に

「中国・韓国を怒らせたぞ、これはえらいことになった。どんな仕返しが来るかわからない。靖国で怒らせたぶん、ほかの分野で日本が中・韓に譲歩して相手をなだめないと大変なことになるぞ!」

と卒倒せんばかりにパニック状態になった、対人恐怖症ならぬ外国恐怖症の日本の一部マスコミや政治家はみっともないったらありゃしない。

冷静にあたりを見回してみれば、「中・韓の日本への仕返し」なんてものは今の今まで無かったし、日本がこうむった実害はほとんどゼロだ。

外国と何回モメたかで、外交の良し悪しを評価するといった幼稚な事から、日本人はいいかげん卒業したい。 今回ケンカを売ってきたのは向こうでこちらではない。

 政界・経済界・マスコミなど各界の外国恐怖症の日本人が、こうした間違いを何度も繰り返し犯すのは「日本人との付き合い方を、外交に適用してしまう」から。

こういった輩が「自分は外国との付き合いのプロだ。外交が下手な小泉首相をなんとかしなきゃ」と変な自信と義務感を持って、うろちょろすることほど、日本にとって害の大きいことは無い。

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ヨーロッパへの接近をはかる中国

 現在、中国の胡錦涛主席がイギリス・ドイツなど欧州を歴訪中で、各種人権団体から”熱烈な歓迎”を受けている。

無意味な日本バッシングで、経済力世界第1位のアメリカと第2位の日本を強固にくっつけてしまい、結果的にアメリカの一極支配に協力するという愚を犯した胡主席。

今回の歴訪でヨーロッパを中国の味方につけ、自らの失敗をリカバーするのも目的の一つだろう。

しかし、イギリスとアメリカの同盟関係はしばらく揺らぐ事はないだろうし、ドイツは親中のシュレーダー首相退陣が大きな痛手で、新連立政権も発足に手間取って先行き不透明、フランスは移民の暴動で外交どころじゃないし、中国としても痛し痒しだろう。

ヨルダンで大規模テロ

 ヨルダンの首都アンマンで、アルカイダの犯行とみられる大規模テロがあった。 読者の皆さんの中にはヨルダンと言われてもピンとこない人もいるかもしれないので、ちょっと解説しておくと、

ヨルダンは、イラク・サウジ・イスラエル・シリアといった中東の地域大国にぐるりと囲まれた王国で、石油が出ないので残念ながら国力は大きくない。

 ヨルダンを治めているのは、イスラム教の預言者ムハンマド(マホメット)の直系の子孫といわれる由緒あるハシム家で、現国王はアブドラ陛下。

アブドラ国王の父君である、フセイン前国王は「暗殺とクーデタのデパート」と言われる中東で強国に囲まれながら、ヨルダンを巧みな綱さばきでひっぱってきた。



↑フセイン前国王

 もともとイギリスの委任統治領だったこともあって、独立後のヨルダンは親欧米路線をとった。 しかし度重なる中東戦争で、反イスラエル・反米のパレスチナ難民が大量にヨルダンに避難してくると、ヨルダンの苦悩がはじまる。

イラン・イラク戦争中の1981年、イラクのフセイン大統領が核兵器開発を始めたのをイスラエルがかぎつけ、イスラエル軍戦闘機がヨルダン上空を堂々と飛びぬけて、イラクの核施設を爆撃した”バビロン作戦”発動時も、

ヨルダンのフセイン国王は、イスラエル戦闘機の領空侵犯を事実上黙認するしかなかった。

 90年にイラクがクウェートを侵略して始まった湾岸戦争では、イラク・フセイン大統領が「この戦争は、アメリカやイスラエルの十字軍を叩きのめすための戦いだ」と宣言。

これにヨルダン国内のパレスチナ難民は熱狂的な支持を訴え、ヨルダンのフセイン国王は、親米から親イラクに外交の舵をきるという苦渋の選択を迫られた。

当然、クウェート亡命政権やサウジなどがヨルダンに激怒し、湾岸産油国から来ていた経済援助はバッサリ切られ、ヨルダンは経済的苦境に立たされた。

湾岸戦争がアメリカの勝利に終わった後、ほとぼりが冷めるのを待ってからイスラエルと国交を樹立するなど、フセイン国王は再び親米路線に舵をきり、サウジなどの湾岸産油国との和解もすすめた。

このように、強国に囲まれたヨルダンの外交の舵を、時に巧妙に時に危うい綱渡りのように操る、したたかな政治家であったフセイン国王は、飛行機パイロットとしてのライセンスも持ち、ヨルダン国王専用機の”ロッキード・トライスター”を自分で操縦して外遊に出かけてしまうといった、”異色の国王陛下”でもあった。

フセイン国王は99年に薨去されて、後を引き継いだのがアブドラ現国王である。

 アブドラ国王は親欧米路線を引き継ぐとともに、ヨルダンの軍需産業育成に力を入れ、戦車や各種装甲車の開発などをすすめている。

これには日本も少し関係していてクロフネが聞いた話では、ヨルダン王立の兵器開発公社がヨルダン陸軍などのために開発する軍用車両のベース車として、韓国の某自動車会社に四駆を発注したのだが、

その韓国企業が「納期は守らないわ、送ってきた四駆は不良品だわ」で、怒ったヨルダン側は韓国企業と契約解除、発注先をトヨタに切り替えて送られてきたランドクルーザーをベースとして改造を施し、各種軍用車両を開発したとのことである。

 そのアブドラ国王だが、無類のサッカー好きとしても有名で、サッカー・ヨルダン代表チームに投資をして、その強化策が実り2004年サッカー・アジアカップ中国大会に出場を決め、決勝トーナメント1回戦では日本代表とPK戦にもつれこむ死闘を繰り広げたのは記憶に新しい。

はるばる中国まで国王専用機を飛ばして応援に駆けつけたアブドラ国王を、中国・重慶スタジアムのVIPルームに見た人もいるのではないだろうか。

 このブログの読者さんのなかに王室ファンの方もおられるようなので、ちょっとサービスしてヨルダンという国家とその王室について詳しくみてみた。

話を本筋に戻すが、イラクで日本人を誘拐して殺害したイスラム原理主義組織、イラク・アルカイダ聖戦機構が今回のヨルダン大規模テロの犯行声明を出している。

その組織のリーダー、アブ・ムサブ・ザルカウィが実はヨルダン出身で、親欧米路線をとるヨルダンに対する報復として、今回の大規模テロが計画されたのだろう。

「たとえ同じアラブでも親欧米は許さない」というアルカイダの姿勢は、アラブ社会に深刻な亀裂を生んでしまうのではないだろうか。

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