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新政権の腕の見せ所となる、日朝交渉再開

  • 2005/11/03(木) 01:17:01

 本日3日から日朝政府間の対話が再開される。日本政府は拉致問題の解決に向けた北朝鮮の対応を求める方針だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20051102-00000108-jij-int


 第3次小泉改造内閣発足後、初の重要な外交交渉となる今回の日朝政府間対話。 さっそく新体制の外交手腕が試されるものとなろう。

そこで日本側として、どういった点に注意して今回の交渉に臨むべきかを考えてみたい。

 その前に、まず北朝鮮が何故日本との交渉に応じるつもりになったかについてだが、北朝鮮の狙いの一つは、近々再開される6カ国協議でアメリカを孤立に追い込み、会議を有利に運ぶための日米分断にあるとクロフネは見ている。

前回の6カ国協議で、北朝鮮から突然愛想よく話し掛けられただけで舞い上がってしまった日本は、中国が提示した「軽水炉による核開発を北朝鮮に認める」という日・米にとって不利な妥結案にうかつにも飛びついてしまい、
結果的にアメリカを孤立させる事になってしまった。

http://gaikoanzenhosyo.blog4.fc2.com/
blog-entry-170.html


これに味をしめた北朝鮮が”2匹目のどじょう”を狙っている可能性は高い。

つまり拉致問題の交渉には応じて日本に協力するフリをみせて、それをエサに日本をおびき寄せてアメリカから引き離してやろうという魂胆である。

「日朝国交正常化(=拉致問題解決)を妨害しているのはアメリカだ。」という、最近突然使い始めた北朝鮮のレトリックがそれを裏付けている。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20051028-00000008-jij-int


 そして二点目は、やはり「拉致問題はウヤムヤにして日本から賠償金だけをせしめてやりたい。」というこれまでの戦略の継続だろう。

 以上のことをふまえて、日本が交渉に臨む上で注意すべき点を考えてみるが、

まず一点目は、日米連携は絶対に崩してはいけないという事である。

日米が密接に連携しなければ拉致問題の解決のために、北朝鮮に有効に圧力をかけることができなくなってしまうし、北朝鮮が核兵器を保有しつづけるなら拉致問題の解決もまた遠のくだろう。

 第二点目は、交渉の決裂を恐れてはいけないという事だ。

北の狙いは「拉致問題はウヤムヤにして日本から賠償金だけをせしめてやりたい。」というところにあり、過去の清算(=日本による賠償金支払い)問題だけをテーブル上に持ち出して、拉致問題の話題を極力避けようとするだろうが、

交渉の決裂を恐れて日本がそれに乗ってしまうのであれば、そもそも北と交渉する意味が無い。

ある韓国マスコミの報道では、北朝鮮が「日本に渡した”めぐみさんの遺骨”を、日本がニセモノと言いがかりをつけた事を謝罪しろ。そうしなければ交渉再開には応じない」と言っていたらしいが、

それが本当なら「『北朝鮮様が日本と交渉してやる』という事自体をカードとして高く売りつけてやりたい」という意図がミエミエだ。

結局北朝鮮は「北朝鮮様が日本と交渉してやる」という事をエサに、日本からのカネを狙っているが、そんなものは対日カードでもなんでも無いし、日本が得られるものは何も無い。 北朝鮮にカネを渡して会談しただけで終わったのでは、日本が得たものは何も無いのである。

日本人拉致は北朝鮮の国家ぐるみの犯罪であって、無条件で拉致被害者を帰国させ、謝罪をし賠償金を支払うのが道理である。

日本が拉致被害者帰国の見返りに北朝鮮に与えなければならないものなど無い。

 しかも、現在EUなどが中心となって国連で北朝鮮の日本人拉致を非難する決議案を提出しようとする動きがあるなど、国際環境は日本の有利なように動き始めている。

今日本が交渉妥結を焦る理由は何一つ無いのである。

交渉のしょっぱなから日本の要求を最大限ぶつけて思いっきりふっかけてやり、新政権の毅然とした姿勢を見せつけてやれば良いだろう。

さらに北朝鮮は「遺骨がニセモノだというなら返せ」とも言っているが(マヌケな事に自分からニセモノだと認めてしまっている)、これもガラクタを渡して拉致問題の幕引きを図ろうとして日本に見破られるという、北朝鮮外交の失敗の証拠隠滅を企図したものであるのは間違い無い。

である以上、ニセの遺骨は絶対に返還してはならない。

むしろニセの遺骨を出してきて見破られるという北朝鮮の失策を徹底的につくべきであり、北朝鮮の道義のかけらもないようなやり方を国際社会に宣伝して国際世論を日本の味方につけるためにも、ニセの遺骨は日本が保持し、外交カードとして利用すべきである。

「交渉決裂も辞さず」という毅然とした態度をみせてこそ、「北朝鮮様が日本と交渉してやる」という相手方のカードを無力化できるし、もし相手が誠意ある態度をみせず、テーブルを叩いて部屋から出て行くのであれば、以前から言っているように制裁措置発動を躊躇すべきではない。

 そしてジェンキンス氏の証言に出てきたタイ・レバノン・ルーマニアといった、北朝鮮に自国民を拉致された国々などと連携しながら(韓国には期待すべきではない)国際的な北朝鮮包囲網を構築して、出来る限り早く拉致被害者を取り戻さなければならない。

間違っても「北朝鮮様の機嫌を損ねるような事を言ったり、行動したりしたら交渉が決裂してしまう」などと考えて、交渉のしょっぱなで「北朝鮮が渡してくれた遺骨をニセモノと言って悪かった」と言ってみたり、ニセの遺骨を返還してしまったりして、交渉が北朝鮮ペースになるようなことはすべきではない。

そういった日本側の態度こそが、拉致問題の解決を妨害してきたのである。

昨年十一月に平壌で開催された日朝実務者協議でのやりとり、

北朝鮮の鄭泰和・日朝国交正常化担当大使に「我々は日本人拉致を白状しないという選択肢もあった。正直に白状したから国際的に北朝鮮のイメージが傷ついた。(正直に白状したことを)日本は評価しろ。」といった、日本をナメくさった発言をヌケヌケとされて、

こともあろうに「ご発言に感謝する」などと日本側代表が返答してしまうといったマヌケな醜態をさらすのは、もう二度と繰りかえしてはいけない。

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  • 2005/11/05(土) 23:14:14

この記事に対するコメント

おっしゃるとおりです。

 拝啓、クロフネさん。

 今回の御主張、読ませていただきました。
 全面的に賛成です。

 ここで、へたに譲歩、または、妥協することは、我が国が、これまでと同じく、圧力、または脅しに、膝を屈するという誤ったイメージを、北朝鮮、そして、それ以外の特殊アジア二国に、与え、せっかくこれまで小泉政権下で、固まり始めた自虐外交からの脱却から大きく後退してしまうように思います。

 今回の日朝交渉を自虐外交からの脱却の契機としたいものです。

 中国は、どうか知りませんが、韓国の一部マスコミは、どうやら、日本国内の、この動きに気づき始めている節があります。

  第三次小泉改造内閣発足を、受けて、韓国最大手の新聞である朝鮮日報が、麻生新外相、そして、安部新官房長官起用を非難する社説を書いております。(独善主義に陥った日本の内閣改造 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/02/20051102000000.html

 こういう他国の内閣人事にまで、口を突っ込んでくる無神経さ、非常識さが、日韓関係の悪化の最大の理由なのですが、しかし、理解不能でしょうね、彼らには。

 ただ、この社説を、よく読んでいただければ、行間の端々に、韓国の、これまでとは違う状況が、進んでいくことへの焦り、苛立ちが、感じられると思います。

 これは、北朝鮮にも、当てはまることだと思います。

 特殊アジア諸国との外交戦争は、これからが、本番になってきたようです。

 駄文、長文、失礼しました。

  • 投稿者: アメリカ在住
  • 2005/11/03(木) 10:07:09
  • [編集]

アメリカ在住さん

これまでの日本の対中国・韓国外交の最大の失敗は、中・韓の理不尽な内政干渉を日本側が既得権として認めてしまったことでしょうね。

いわば成文法ではない”不平等条約”を彼らと結んでしまったようなものです。

ですから今おこっている日本と中・韓の対立の原因は、不平等条約を撤廃しようとしている日本と、”不平等条約という既得権益”を、是が非でも守りたい中・韓の戦いと言えるでしょう。

ここで日本が毅然と外交パワーを行使して「これ以後、不平等条約は認めない。中・韓の既得権益は回収する」という姿勢をみせつければ、

一時的に摩擦は大きくなるでしょうが、日本との対立で損失をこうむって、中・韓の戦意が喪失してくれば、この問題は自然と片付くと思います。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/11/03(木) 14:59:55
  • [編集]

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