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クロフネの防衛力整備計画

  • 2005/11/01(火) 22:35:50

 冷戦の終結によって、欧州では軍縮と地域統合が進行しているがそれとは裏腹に、現在の東アジアは軍拡競争の時代に突入している。

北朝鮮の、日本列島を飛び越え太平洋へ着弾した弾道ミサイル試射や核武装宣言、そして今や”世界最強の独裁国家”となった中国の軍拡。 それらにつられる形での韓国の自主防衛力の強化。

 そうした東アジア諸国から日本への”刺激”に対して、わが日本のこれまでの姿勢はひたすら「日本は中国や北朝鮮、韓国などの隣国を刺激しない」という”呪文”を繰り返すばかりだった。

政府の親アジア派政治家や対アジア外交を担ってきた外務省の関係課局が、これまで唱えてきた”呪文”で魔法でも使えて、日本の安全が守られればよかったのだが、残念ながら現実というものは甘くない。

日本がその間、呪文を唱えた以外何ら有効な手段を講じなかったツケがたたって、軍拡競争時代に突入した東アジア情勢に対して日本は後手後手を踏むばかりとなってしまっている。

そうした日本政府・外務省の失策の総決算というべきものが「北朝鮮の武装工作船侵入と日本人拉致事件」であり「中国の東シナ海の日本の海底資源吸い上げ」である。

そこで決して良好とは言えない日本の財政事情を踏まえながら、軍拡という新たな局面に突入した東アジア情勢のなか、どうしたら日本は効率的かつ有効に自国の安全を保障していけるのかを考えてみたい。

 さて、冷戦期における日本の防衛力は、ソビエト軍が日本に侵攻・占領するのをいかに防ぐかという、ほぼ一点にしぼって整備されてきた。

しかし冷戦の終了後、一国が他国を完全に征服してしまうような大戦争の危険はかなり減少したが、弾道ミサイルや核・毒ガスといった大量破壊兵器の拡散問題、大規模な無差別テロが新たな脅威として浮上した。

さらに、海洋資源の利用をめぐって、離島やそれに付属する海域を奪い合う、局地的な限定戦争の可能性はむしろ以前より高まっている。

 そうした事を念頭において日本がこれから整備しなければならない防衛力を整理すると、

1.A(核)B(細菌などの生物兵器)C(毒ガスなどの化学兵器)兵器とそれを搭載した弾道ミサイル・巡航ミサイルを防ぐ能力

2.北朝鮮特殊部隊を含めたテロ組織による破壊活動防止能力

3.日本の離島とその周辺の領海、さらに排他的経済水域を守る島嶼防衛力


三本柱であり、どれ一つとっても国民の生命・財産を守るためにはあだやおろそかに出来ないものである。

1に関しては巨額の予算を投入してアメリカと共同でMD(ミサイル防衛)計画を推進・実戦配備をする予定であるのでそれを見守る事とする。

(今はこれしか、有効な対抗手段が見当たらないというのもある。 本来なら日本も大量破壊兵器を保有する国への報復能力を保持すれば安上がりで手っ取り早いのであるが、大多数の国民および国際社会の理解が得られないだろうから今は除外する)

2に関しても対テロをみすえた自衛隊と警察との協力なども始まっているので、それに期待することにしたいが、クロフネが大いに不満なのが3番目である。

不満の理由は、現実にそうした脅威が発生して使用にせまられる確率が一番高い防衛力は実は3番目であるにもかかわらず、現日本政府は1・2番目に力点を置きすぎていて、3番目の防衛力整備がおろそかになっているということである。

具体的なケースで考えれば、1・2の防衛力が必要となる事態というのは、北朝鮮が滅亡するかどうかのせっぱつまった状況以外ほぼ有り得ない。

しかし3は、中国が滅亡するかどうか以前に、東シナ海における日中間の偶発的な武力衝突でも必要とされる防衛力である。

どちらが現実のものとなる確率が高いか一目瞭然であろう。

そういった点を踏まえて、防衛力の三本柱の1・2番目はこのまま整備を継続してもらう事にして、3番目つまり日本の離島とその周辺の領海、さらに排他的経済水域を守る島嶼防衛力の整備に的をしぼって、論を進めていきたい。

つづく


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中国崩壊 4

(以下はあくまで榊の個人的崇拝にも似た思い込みです。まぁ妄想と思ってください)★素人(だれでも)不動産屋 日本に住むある中国人ですが、彼女は当初、芸人(演奏家)として来日しました。それが、今は中国の不動産オーナーとして成功していま

  • From: 20年安泰!日本は復活する。榊雲水雑記帖 |
  • 2005/11/02(水) 14:30:25

この記事に対するコメント

おはようございます。
相互リンクの件ですが大変光栄に思います。よろしくお願いします。
実のところ、こちらは、かなり前から勝手にリンクさせていただいてました。すみません。
軍事問題は難しいですよね。日本が軍拡すれば朝鮮半島も競争を始める。できれば単なる消費でしかない軍に金をかけるより経済=民間の特に研究開発に金を廻したいものです。
 でも安全もタダでは入りません。中国は、その崩壊過程で一党独裁を堅持するため、台湾や日本を強姦するかもしれません。それがアメリカとの衝突まで招くとなれば、世界最大の悲劇です。
 ちなみに中国がニューヨークに核ミサイルを打ち込む場合、日本の上空を通らないんですね。日本はアメリカの盾ではないのだそうです。MDはマジに実現すれば日米の「技術結晶」の賜物になるのだそうです。
 クロフネさんの考察を期待しますのでよろしくお願いします。

  • 投稿者: SAKAKI
  • 2005/11/02(水) 09:23:07
  • [編集]

SAKAKIさん

>実のところ、こちらは、かなり前から勝手にリンクさせていただいてました。すみません。

いえ、それは問題なしです。
当方は基本的にリンクフリーです。

榊さんから許可を頂いたので、相互リンクいたしますね。

>軍事問題は難しいですよね。日本が軍拡すれば朝鮮半島も競争を始める。できれば単なる消費でしかない軍に金をかけるより経済=民間の特に研究開発に金を廻したいものです。

日本もアメリカと協力しながら中国の戦力向上をみすえて、バランスのとれた防衛力整備が必要でしょう。

しかし、朝鮮半島が中国の軍拡にまともについていったら財政破綻してしまうかもしれません。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/11/03(木) 14:46:53
  • [編集]

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