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”西部戦線”異状無し

  • 2005/10/24(月) 23:57:18

 小泉首相の靖国参拝から一週間たったが、日本の一部マスコミの”期待”とは裏腹に、中国・韓国の日本に対する報復・制裁どころか、大規模な反日デモさえ起こっていない。

(19日に、たった1日でこのブログのカウンターが1200も回っていたのでびっくりしたが、ヤフー・ニュースにみせかけて「沖縄に中国軍が侵攻」というニセ記事が出た影響だった。

「クロフネが『首相が靖国参拝しても、たいした報復はあるまい』と言ったのに、中国からの激烈な報復があったじゃないか。どう釈明してくれる?」という意味でのアクセスだったのだろうか?)

むしろ中国などは「日本の民意を代表するメディアは、靖国参拝に反対する中国を支持した」と”脳内勝利宣言”を発するだけで、事態の沈静化を図っているようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20051024-00000000-san-pol


 常識的に考えればこうなることは、容易に予測できたことだ。

アラブの産油国に向かって「イスラム教の礼拝が気に食わないから止めろ」と言う愚か者はいない。 せいぜいアラブの産油国から「おまえらのような無礼者の国には石油は売らん!」ですべてが終わる。

しかし、今まで中国が靖国問題でやってきたことはそれと同じくらい愚かなことだった。

 記事本文にもあるとおり、在中の日系企業だけで一千万人の雇用をつくりだしている。 それに加えて中国が対日貿易であげている10兆円の輸出が、さらに莫大な中国人の雇用をつくりだしているのだ。

このような状況で、靖国参拝の報復として経済制裁をするなど中国にとって正に自殺行為。

もしそんなことをすれば中国から撤退する日系企業から解雇された失業者が街にあふれ、暴徒による反共産党の大規模デモへと発展するだろう。

現在でも中国へ行く日本人旅行客が激減し、日本へ旅客機を飛ばしている中国系航空会社は四苦八苦していると聞くし、中国リスクの存在に気づいた日本企業が対外投資をベトナムなど非特定アジア諸国へとシフトしつつある。

 このように、中国外交の近年にない大失策となった今年の反日暴動の余波がいまだ収まっておらず、

中国の中央・地方政府が「日本人の安全は保証する」と必死に叫んでいるにもかかわらず、依然それが中国経済にマイナスの影響を与えており、

「有望な投資先としての中国」というブランドを失墜させられた中国商務省が中国外務省に激怒するのも無理はないだろう。

ニセ・ニュースで流れたような「人民解放軍の日本侵攻」などもってのほかで、中国軍が最初の一発を撃った瞬間、中国の株・土地・通貨は売られ、中国は国際社会から今後何十年にも渡って、「世界のヒール(悪)役」として非難されつづけることになる。

だから中国政府としては、国益をふまえて現実的な対応をせざるを得なかった。

 「日本の民意を代表するメディアは、靖国参拝に反対する中国を支持した」と”脳内勝利宣言”を発したのは中国らしいと言えるが、

そもそも、中国共産党の失政への国民の不満をそらすため、中国国民の日本への憎悪と敵愾心をあおるなんてバカなことをするから、共産党の歪んだ歴史教育がつくりだした反日強硬派の国民や軍を、”脳内勝利宣言”で満足させて、事態の沈静化をはかるといった愚かな事をしなければならなくなるのである。

まさにチャーチルが「あおられた敵愾心は、破滅への近道」と言ったとおりだ。

 トラが尻尾を巻けば、威を借るキツネもそうせざるを得なくなる。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20051024-00000107-yom-int


 前回の日韓首脳会談のときもそうだったし、次回の日韓首脳会談についても同様だが、韓国は何かとインネンをつけては「日本が韓国の言う通りにしなければ制裁として、次回の首脳・外相会談をキャンセルする」と日本側に言ってくるが、結局キャンセルにならないことが多い。

「ダメもとで言うだけならタダ。 日本が韓国の言う通りに行動すればしめたもの。 結局日本が言うことを聞かなくても会談のキャンセルは直前で撤回すればOK!」という韓国のいつもの手であるのは、もうミエミエだ。

日本政府・外務省もこんな陳腐な手にいつまでもひっかかっている場合ではない。

本当にキャンセルとなっても日本の国益上、たいした影響は無いだろう。 韓国との首脳会談は1年に1回やれば十分だ。 日本の首相があわなければならない外国の首脳は、ほかにいくらでもいる。

むしろ「韓国側が短期間に何度も国賓待遇で日韓首脳会談をやらせろとウルサイ」という噂を聞くぐらいだ。(国賓待遇という事は大部分の費用を日本持ちにするということ)

 ある日本の外交官は「戦後の日本外交には、対米・対中・対韓外交の三つしかなかった」と言ったらしいが、対米・対中はともかくとしても、韓国があまりにも激しく日本に向かってキャンキャン吠えるものだから、今まで日本はそれに目を奪われすぎたのではないだろうか。

確かに冷戦期、韓国が日本の国益上ある程度意味を持った時もあったが、もう時代は変わっている。 韓国が日本の国益上どれぐらい重みを持っているのか冷静に判断するべきだろう。

韓国から石油が出るわけでも無し、いまさら投資するにはコストが高いし、市場としてすごい魅力があるわけでもない。

キャンキャンよく吠える犬は、得てして体は小さいものだ。 いちいち道で出会った子犬が鳴き止むまで応対していては、目的地につく前に日が暮れてしまう。 ”丁重に放置しておく”事も時には必要である。

 ともかく、日本の首相がこれ以降かかさず靖国参拝を続けることが重要である。 十年も経てば「昔、なんであれだけ靖国参拝でもめたんだろう?」と世界が言うようになるのではないだろうか。

逆に、中・韓の抗議で1回でも中断すれば、それだけこの問題がこじれていくだろう。

 これから韓国だけでなく中国からも、まもなく対話再開のシグナルがやってくるだろうから、そのときには日本の神道の慰霊の考え方を良く説明して、他国の宗教に介入する愚かさを諭すといった努力を政府・外務省は引き続きしなければならない。

また、韓国の与党ウリ党が他のアジア諸国を”特定アジア”に引き込もうと姑息な事をやっているが、

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20051022-00000086-mai-int


日本としてはこうした日本に対する敵対行為に厳しく対応するとともに、世界各国にも日本の神道の慰霊の考え方を良く説明して理解を得られるよう、最善をつくさなければならない。

 「靖国でもめたから別の分野では日本が譲歩しなければ」という日本外交のこれまでのやり方は、おさまりかけた反日の火に再び油をそそぎ、不毛な日中・日韓関係の無限ループを継続させるだけであることを念押ししておく。


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この記事に対するコメント

油断大敵です。

拝啓、クロフネさん。

 クロフネさんの言うとおり、日本国総理大臣の靖国神社参拝問題は、本来、日本国内の売国派左翼政治勢力と、その同志の御用マスコミ、または、御用知識人達が、始めた日本国内の政治問題であり、中韓両国は、介入する権利は、ありませんでした。

 しかし、朝日新聞に代表される上記の連中が、外交問題へと、飛び火させたのです。

 中韓両国は、これまでは、日本の政権与党である自民党内の自派の御用聞き、野党内の御用聞き、左翼マスコミ、左翼知識人連中だけに、圧力をかけ続けていれば、日本の総理大臣を、この問題で屈服させることが、できました。

 しかし、現在の小泉首相は、このやり方では、上手く制御できなくなり、また、それをやり続けると、かえって、自分達の傷が深くなってきているため、このやり方を、変え始めていると、小生は思います。

 中韓両国は、この問題で、我が国に対して妥協してくることは、絶対にありません。

 可能性として、次に、彼らが、打ってくる手は、アメリカ国内の左翼、リベラル勢力(主に、アメリカ民主党)を、利用して、日本に対し、靖国参拝中止を、要求してくることです。

 現在のアメリカ国内における、保守勢力の後退は、左翼、リベラルといった親中派の台頭に繋がってくると思います。

 現に、ブッシュ政権の対中政策は、このところ、後退が見られ、また、保守層の離反も、著しいものがあります。

 おそらく、このままいけば、与党共和党は、来年の中間選挙と、次期大統領選挙で、相当な敗北をする可能性があり、そうなれば、中国にとっては、操りやすい民主党政権(おそらく、新大統領は、ヒラリー クリントン)が、でき、中国は、民主党内の親中左派に、日本への反靖国参拝要求を、外交政策として、やらせるようになると思います。

 韓国も、確実に、この顰に倣うと思います。

 アメリカ民主党は、基本的に、アジアに対しては、親中派であり、また、アジアに関する思考、見識は、非常に、観念的です。

 例えば、最近、民主党の対日専門家であるエドワード リンカーン(在日経験者)が、靖国問題で、この偏った思考、見識を、見事に、発言してくれましたが、この程度の認識力しかない連中は、ゴロゴロ、アメリカ民主党内に、存在しています。

 民主党政権が、できれば、我々は、これと同程度、または、それ以下の認識力、思考力、見識を持った連中を、新しい中韓の代理人として、相手に、戦っていかなければ、ならなくなります。

 現在の状況は、日本にとっても、中韓両国にとっても、次の外交戦争までの準備期間であると考えるべきです。

 駄文、長文、失礼しました。

  • 投稿者: アメリカ在住
  • 2005/10/25(火) 11:35:58
  • [編集]

大使100人に匹敵する・・・それを超えるであろう外交力を有する「天つ日嗣」が女系にされてしまいそうです。残念でなりません。

  • 投稿者: 古き佳き日本
  • 2005/10/25(火) 22:36:41
  • [編集]

アメリカ在住 さん

もちろん油断しているわけではありませんし、靖国問題がこれで終わるとも思っていません。(笑)

>日本の首相がこれ以降かかさず靖国参拝を続けることが重要である。

>韓国だけでなく中国からも、まもなく対話再開のシグナルがやってくるだろうから、そのときには日本の神道の慰霊の考え方を良く説明して、他国の宗教に介入する愚かさを諭すといった努力を政府・外務省は引き続きしなければならない。

>日本としてはこうした日本に対する敵対行為に厳しく対応するとともに、世界各国にも日本の神道の慰霊の考え方を良く説明して理解を得られるよう、最善をつくさなければならない。

と、日本が今後すべき課題をあげておきました。

アメリカ在住さんご指摘の、アメリカ民主党のしょうもない連中の存在も、おっしゃるとおり油断ならない存在です。

ただ、

>中韓両国は、この問題で、我が国に対して妥協してくることは、絶対にありません。

私は外交問題を考える際に、なるべく絶対こうなるという考え方はしないようにしています。

韓国は幼稚外交の国ですので、いつまでもネチネチやってそうですが、中国はもう少し大人の外交をやる国です。

それでもこれから十年間、中国が靖国でネチネチやるのであれば、それに応じた外交を日本がすればよいだけのことでしょう。(笑)

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/10/26(水) 01:01:53
  • [編集]

古き佳き日本 さん

 これは皇室典範で女帝を認めるように改正する事をおっしゃっているのでしょうか。

詳しくはわからないので、深入りは避けますが、

個人的には、男子の後継ぎがいない場合に限って、女帝の即位を認めてもいいのではないかと考えています。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/10/26(水) 01:08:27
  • [編集]

御返事ありがとうございます。一度、皇室・王室などの外交能力なども取り上げてください。

  • 投稿者: 古き佳き日本
  • 2005/10/26(水) 19:38:12
  • [編集]

古き佳き日本 さん

>一度、皇室・王室などの外交能力なども取り上げてください。

なにかの機会があれば、取り上げてみたいと思います。

私は「君臨すれども統治せず」の日本の立憲君主制システムは好きですよ。

有形無形の恩恵を日本と日本国民に与えてくれましたし。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/10/27(木) 00:40:43
  • [編集]

共和党のハイド外交委員長という方が、靖国参拝に苦言を呈したとのニュースを見ましたが、共和党内でも靖国参拝を理解できない人がいたんですね。

  • 投稿者: 東京
  • 2005/10/27(木) 13:19:00
  • [編集]

東京さん

>共和党のハイド外交委員長という方が、靖国参拝に苦言を呈した

わたしもその記事をみて、意外な感じを受けました。

チャイナ・ロビーの働きかけでもあったんでしょうか?

ともかく日本としては、神道の慰霊の考え方をよく説明して理解を求める必要があります。

在米日本大使館のフォローをお願いしたいところですね。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/10/27(木) 23:00:23
  • [編集]

ラムズフェルド氏の訪日キャンセルにしろ、ハイド氏の件にしろ、
沖縄基地問題が長引いている事に関しての間接的な当てつけですかね。

アメリカはへそを曲げると、そういうことをやりそうな気が。

  • 投稿者: 東京
  • 2005/10/28(金) 03:48:38
  • [編集]

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