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停滞する日米安保協力

  • 2005/10/21(金) 23:47:12

 沖縄にある米軍海兵隊の普天間基地の移転問題が、日米の意見の食い違いで未だ決着をみず、日米の安全保障協力体制に微妙な影を投げかけている。

沖縄県民の負担軽減、環境保全といった問題もからみ、解決は容易ではないようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20051021-00000106-yom-pol


 中国や韓国・北朝鮮が、時代錯誤的で今さらバカバカしい軍拡競争に血道をあげている現状から、嫌でも日本はそれについて行かなければならない状況にある。

しかし日本の安保政策は従来と大した変化はなく、中国の核弾道ミサイルや巡航ミサイルなどに対して、日本独力で対処できるような態勢もとっていないし、必要な装備も保有していない。

であるならばアメリカとの安保協力は必要不可欠であり、それが停滞することなど現在の東アジア情勢が許しはしない。 一刻も早く問題を解決し、日米安保協力が円滑に進むよう日本側も真剣かつ積極的に取り組むべきである。

それがうまくいかないのであれば、ある程度日本独力で防衛力を整備しなくてはならない。

日本として、独力で中国に対抗できる防衛体制も取らなければ、アメリカとの共同防衛体制の構築もほったらかしといった、どっちつかずの中途半端では、国民の命や財産の安全は守れない。

政府・外務省・防衛庁は日本の進路をはっきり決めよ。

そして進路を決めたなら、政府はアメリカや国民を説得して痛みを受け入れるところは受け入れてもらい、協力を仰がなければならない。

国民も広い視野にたって現在の日本のおかれている状況を考えて、国に協力して欲しい。

 特に沖縄県民の皆さんは「米軍機の事故や騒音、米兵の暴行事件など、どうして自分たちばかりひどい目にあわなければならないのか?」という強い思いをもたれていると思う。

それにあえて答えるならば「沖縄県が国境に位置する宿命」というしかない。もし沖縄が長野県の位置にあれば、そんなことも無かっただろう。

 沖縄は東シナ海に浮かび、中国・台湾に接する国境のクニであり、朝鮮半島にも近い。 

近年中国は偵察機や潜水艦などをたびたび沖縄近海に派遣しており、海底資源も一方的に吸い上げていて、日本人の生命や財産に脅威を与えている。

だから国境の最前線にある沖縄にどうしても基地が必要になってしまうのである。 長野県に基地を置いても、東シナ海の中国軍に対処するには遠すぎる。

 日本のある、おバカな政党が訴えたように「それでも米軍にはこりごり。だったらいっそのこと沖縄は中国の一部になればいい。そうすれば米軍はいなくなる」と考える人もいるかもしれない。 

しかし残念ながらそうはいかない。

もし沖縄が中国の領土になれば、逆に沖縄が中国の国境の最前線となり、沖縄に陸・海・空、三軍の大規模な軍事基地を建設して、太平洋への出口に位置する中国の”一大軍事要塞”を築くだろう。

そしてチベットなどの前例を見ればわかるように、中国兵による沖縄県民への暴行事件は、米兵よりもっとひどく悪質になるだろうし、

沖縄県民がそれに抗議したり反基地のデモをするといった現在許されている行為も、中国共産党政府によって一切禁止される。

もしそれでもデモをするのであれば、沖縄県民が中国軍の戦車に押しつぶされるだけである。天安門事件のように。

そういったあらゆる事を考慮にいれて大局的見地から、何が自分たちにとってベターなのか沖縄の人々には考えていただきたいし、日本国民全体のためにどうか一肌ぬいではくれないだろうか。

 加えて政府も沖縄県民の負担を極力軽くできるよう、最善をつくさなければならない。

米兵の暴行事件に対しては、日本側もしっかり関与して裁判によって厳正な処罰をするとともに、極力米兵が家族や恋人と一緒に住めるような環境を提供するなど、予防策の実施が欠かせないだろう。

 現在この問題で日米間の最大の懸案になっているのは、先に述べた普天間基地の移転問題であるが、名護市の海岸付近に建設できないのであれば、那覇空港を拡張してそこにもってこられないものだろうか?

那覇空港は自衛隊と民間の共用空港となっているが、現在滑走路をはさんで自衛隊エプロンの反対の西側には、若干の土地と海が広がっている。

そこを埋め立てなどして多少拡張すれば、米軍海兵隊の基地として使えそうな感じがするのだがどうだろう。

あるいは下地島空港を活用することはできないのだろうか?

さまざまなアイデアを出し合って、国民に耳の痛い話も躊躇せずして説得し、小泉首相以下政府が積極的に取り組み、日本の安保政策を磐石のものにしてもらいたい。

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確かに沖縄を狙っていますよね

クロフネさま
いつも勉強と思い読ませて頂いております。確かに中国は海上権益を狙うべく中長期的に沖縄を狙っていますよね。確かにそう思います。私もある国会議員に対して日本の国防意識を高めるために首相官邸や衆議院を最前線の沖縄にしたら、政治家の国防意識も大きく変わるのではないかと提案した事があります。笑われて終わりましたが、本当に対中国に対する戦略がなさ過ぎるのだと思います。最強の海洋国家同盟としての日米同盟が順調に進んでいないと言うのは懸念事項ですが、米国も大陸覇権国家に対する二国間同盟の必要性は理解していると思うので、長期的には心配しておりません。だけど独自防衛に対する意識は必要ですね。日本の国家戦略として重要なのは、中国共産党の破壊とポスト共産党独裁時代へのソフトランディングであると思います。そのために何が必要なのかを考える事が大事ですよね。日夜そんなことを考えながら、勉強させて頂いております。これからも示唆に飛んだコンテンツをよろしくお願い致します。

  • 投稿者: NEMOTO MASAHIKO
  • 2005/10/23(日) 05:02:12
  • [編集]

 拝啓、クロフネさん。

 今回の主張に、賛成です。

 我々本土の人間が、国境の第一線である沖縄県に、防衛力を、集中し、そして、その負担が、沖縄にかかるのは、やむをえない事とおもいます。
 もちろん、我々、本土の人間が、程度の低い無教育な米兵の乱暴狼藉から、沖縄県民の権利、安全を、守るための、努力も、今以上に必要ですし、政府にも、口先だけでなく、このことを、有言実行してもらいたいものです。

 ただ、沖縄も、本土から来た得体の知れない偽善左翼団体や、筑紫哲也や朝日新聞のような偽善平和主義マスコミの甘言に、踊らされないように、しっかりしてもらいたいものです。

それと、今回、クロフネさん、そして、Nemotoさんが、ふれておられた中国の沖縄に対する考えですが、最後に、私の中国人の友人が、以前、言っていた言葉を、書かせていただきます。おそらく、米軍が、撤退した場合、我が国の安全保障政策が、空洞化した場合の絶対に、やってはいけないことは何か?の良い参考になると思います。

 「日本から、米軍が撤退したら、中国軍が、日本と台湾に基地置いて守ってやるから心配するな。アメリカが、日本国内に軍隊駐留していいんだったら、(米軍が撤退したら)中国も、軍隊駐留していいだろ?」

 駄文、長文、失礼しました。

 追伸-以前、教えていただきました、「シリーズ・日本外交と中国の”中国の外交テクニック”」、大変、興味深く、読ませていただきました。
 これからも、ご健筆を、お祈りしています。

  • 投稿者: アメリカ在住
  • 2005/10/23(日) 14:43:31
  • [編集]

NEMOTO MASAHIKOさん

どうもはじめまして。

おっしゃる通り、日本の対中戦略は今まで皆無といっても良いくらいでした。

中国の軍拡にしても「あれはアメリカ用」で済ませていた政府関係者もいたと聞きます。

兵器にアメリカ用も日本用も無いのに、外交・安保オンチにはあきれてしまいます。

それで今になって慌てているわけですが。

私も長期的な日米同盟についてはさして心配はしていませんが、日本側が沖縄でもたついているのにたいしてアメリカ側が少しいらついているのは感じています。

今後ともよろしくお願いします。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/10/25(火) 00:57:15
  • [編集]

アメリカ在住さん

アメリカ在住さんのお話からフィリピンを思い出しました。

冷戦期には、ベトナムのカムラン湾にソビエトの軍港があり、南シナ海をはさんで対面に位置するフィリピンは、アメリカにとって重要な同盟国でした。

しかし冷戦が終わり、ソビエト海軍が撤退すると、フィリピンでスービック米軍基地反対運動が巻き起こります。

それで米軍はフィリピンから撤退するわけですが、米ソ両軍撤退によって南シナ海に軍事的な真空地帯が形成されます。

それにつけこんだのが中国です。

中国は南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島全域の領有権を主張して、フィリピン領だった島を軍事占領してしまいます。

何故フィリピン領の島が狙われたかといえば、別にフィリピンが中国に敵対政策をとっていたからではありません。

スプラトリー諸島を分割していたベトナム・マレーシア・台湾・フィリピンの中で一番軍事力が弱かったからです。

フィリピンが国際社会にSOSを発しましたが誰も助けることができませんでした。

煮え湯を中国に飲まされたフィリピンは再び米軍と合同軍事演習をするようになり現在に至ります。

アメリカ在住さんの中国人の友人の言っていたことそのままの事がすでに現実となっています。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/10/25(火) 01:09:16
  • [編集]

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