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今日のニュースから

  • 2005/10/04(火) 23:35:40

 今日のニュースから、気になる三つの話題をとりあげる。

 大野功統防衛庁長官は三日、イラク南部サマワでの人道復興支援活動のため、陸上自衛隊西部方面隊(総監部・熊本市)に対し第八師団(司令部・同市)を中心に第八次イラク復興支援群を組織するよう編成命令を出した。第八次支援群は月末にもサマワに入る予定で、現在、第四師団(司令部・福岡県春日市)を中心に北部九州から派遣されている第七次群と交代する。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20051004-00000014-nnp-kyu


 イラクの治安が、依然悪いままの状況下での自衛隊第八次支援部隊の派遣となり、現地に向かわれる自衛隊員のみなさんには、本当に頭が下がる思いで、全員元気に帰国なさる事を祈るばかりである。

 これに関連してクロフネが以前から、ず~っと腹立たしく思っていたことがある。

それは、日本とイラクを往復する自衛隊員の皆さんが乗る飛行機のことである。

イラクの戦後復興のために派遣される自衛隊員の皆さんは、日本を出発すると前線基地となっているクウェートへと一旦向かい、そこからイラク入りする。

日本―クウェート間の移動には、日本政府専用機が使用される事もあるが、首相の外遊などのために、いつも使えるというわけではない。

その場合は、民間航空会社の飛行機をチャーターすることになるのだが、陸上自衛隊の移動には、主にタイに本社のあるプーケット航空が使用されていた。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/
nto2004/0804/nto0804_8.asp


 ところが、このプーケット航空がクセモノで、この会社の使用している飛行機には安全性に問題があるという理由で、フランス航空当局からフランス領空への乗り入れを禁止されている会社なのである。

噂によると、入札でプーケット航空が一番安いチャーター料金を提示したから利用したらしいが、政府よ、そこはカネをケチるところではないだろうが?

安全性に問題のあるプーケット航空の飛行機が数百人の自衛官を乗せたまま落ちたら、本人やご家族の方に申しわけが立たないばかりか、国家に与える損害たるや計り知れず、政府は国民にあわせる顔がなくなる。

安全保障の最高のプロフェッショナルである、自衛官ひとりを一人前に養成するのに何千万円、いや、億単位の税金が投入されている場合だってある。

また、お金をかけたからといって、一朝一夕に人材が育つという訳でもない。

それをたかだか数百万とか一千万円安かったからといって、安全性に問題のある航空会社の飛行機をよく調べもせずに何回もチャーターするとは、あきれるばかりだ。

 戦前からの悪しき伝統でもあるが、軍隊にしろ会社にしろ、日本の組織の指導者というのは本当に”兵隊”を大切にしない。

「歩の無い将棋は負け将棋」という言葉があるが、戦争の善悪はぬきにしても、第二次大戦で日本が負けた理由のひとつは、日本の軍指導部が優秀な兵隊を使い捨てにして、日本軍の質がどんどん劣化していったからだ。

撃ち落とされた戦闘機パイロットを潜水艦などで出来うる限り救出していたアメリカとは大違いである。

 ともかく、自衛隊のイラク派遣には極力政府専用機を用意して、どうしても民間機をチャーターしなければならない時は料金をケチらず、多少高くても安全な航空会社を使用するべきである。

もし、国内の航空会社も含めて、危険な任務だから他にひきうけてくれる会社が無いというのなら、クウェート航空にお願いすればいいだろう。

クウェート航空なら自分の国に帰るだけだし、少なくともプーケット航空よりは飛行機が新しいし、安全性も高いはずである。

(航空自衛隊がチャーターしているオリエント・タイ航空も私は感心しない。
言っちゃあ悪いが、あそこのジャンボも古い。 私が航空幕僚長だったら航空会社を代える)

 二つ目の話題はこれ。

北朝鮮の国営朝鮮中央通信は4日、「日本と関係正常化のための政府間接触がある場合、日本の(植民地支配の)過去を清算する問題が論じられなければならないのは明白だ」と主張、10月に行われる見通しの日朝政府間協議では植民地支配の謝罪、補償などを日本に迫ることを示唆する論評を出した。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20051004-00000073-kyodo-pol


 いまさら言うまでも無いが、日本が北朝鮮へ置いてきた、莫大な資産を考えれば、補償などありえない。 逆に日本に官・民の資産を利子をつけて返還してもらいたいぐらいだ。

しかし北朝鮮への補償を拒否すれば、北が「拉致問題の交渉を拒否する」と言ってくる可能性もある。

先の6カ国協議で、「北朝鮮サマが話合いに応じてくれる」とばかりに、軽水炉供与を認めるという大幅譲歩案に、アメリカを孤立させてまで日本政府が飛びついて、それで得たものって、これ?

 最後に、

町村信孝外相は4日の参院予算委員会で、北朝鮮の核問題解決を目指す6カ国協議の軽水炉提供と、拉致問題解決との関係について、「6カ国協議は同時並行して進んでいく協議プロセスになると思うので、簡単にどちらが先と言うのは、現状では難しい」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20051004-00000089-mai-pol


北朝鮮の経済事情がよくなれば、日本と話をしなければならないような用事は無くなるし、軽水炉原発を利用して、北が核兵器開発を続けたら、日本が圧力をかけづらくなる。

何つまらないジョークを飛ばしているんですか? 町村外相。

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「一発の弾丸も発射していない武装集団」(3)

「ヒゲの隊長」でおなじみの佐藤一等陸佐(以下佐藤氏)の特別講演を聞いて、佐藤氏が「第1次イラク復興業務支援隊長」として感じた目線を私なりに理解できた事を書いてみようと思います。------------------------------>>前回の

  • From: 田中良平のブログ |
  • 2005/10/12(水) 02:31:31

この記事に対するコメント

 拝啓、クロフネさん。

 今回の、クロフネさんの主張に、全面的に、賛成です。
 戦前の帝国軍人とまでは、いかなくても、もう少し、自衛隊員の待遇改善も、そうですが、少しでも、国を、守ってくれている人々に、感謝の気持ちを持つ心が、必要だと痛感します。
 アメリカに来て、6年以上になりますが、他の国から来ている留学生と話したり、アメリカ社会で、暮らしていると、常に、感じることですが、ここまで、軍人や、国防というものを、軽蔑、または、軽視するのは、日本人ぐらいなものです。
 日本の観念的平和主義者や観念的自由主義者は、どうしても、この、国防政策や、軍人を、「自分達に銃を向ける敵」という、認識から、抜けきれないようですが、その理由は、知識不足なのか?または、どこぞの国、または、特定の団体から、金を貰っているためなのか?
 どっちみち、相当な、低脳、または、無責任集団であることは、確かでは、あると思います。
 話は、変わって、先日、後藤田正晴が、とうとう、死に、一部の報道機関(朝日の報道、毎日新聞記者岩見隆夫のコラム)で、礼賛が、ありましたが、私は、あの男は、功より、罪の方が、大きかったように、思います。
 あの男のおかげで、我が国の国防意識の回復、または、安全保障の進展が、どれだけ、遅れたかを、顧みていただければ、お分かりいただけるとおもいます。
 この男も、世間的には、リベラルに、属する政治家でしたが、この男の政治経歴(ペルシャ湾への、掃海艇派遣阻止、破防法適用反対、日中友好協会副会長)を、見ていても、どうも、日本における、リベラルというのは、「程度が低いなあ」という思いが、いたします。
 もうすこし、せめて、国防政策、または、国際的な「常識」に、理解のあるリベラルが、でてきてほしいものです。

 駄文、長文、失礼しました。

  • 投稿者: アメリカ在住
  • 2005/10/06(木) 15:18:16
  • [編集]

アメリカ在住さん

 日本人の軍事・安保オンチは問題が山積みですよね。

それをなんとかしたいというのが、このブログを立ち上げた理由のひとつでして。

>話は、変わって、先日、後藤田正晴が、とうとう、死に、一部の報道機関(朝日の報道、毎日新聞記者岩見隆夫のコラム)で、礼賛が、ありましたが、私は、あの男は、功より、罪の方が、大きかったように、思います。

後藤田正晴氏は、中曽根元首相に靖国参拝を中止させた張本人だったと記憶しております。

これがきっかけで中国につけこまれるスキを与えたわけで、宮沢喜一氏とともに、日本外交に与えた損害は計り知れないと思います。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/10/07(金) 00:23:44
  • [編集]

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