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投票直前・マニフェスト比較!

  • 2005/09/11(日) 01:06:23

 いよいよ、衆議院選挙の投票日をむかえた。
是非、有権者のみなさんには投票に行って、自らの未来を決める選択をして欲しいと思う。

 さて、今回の選挙ほど、国民の良識が問われる選挙もないと思う。
つまり、90年代のはじめから日本がハマってしまった”失われた十年”から脱出できるかどうかが、国民の選択にかかっているのである。

 戦後日本の高度経済成長期を支えたシステムは、族議員・官僚・財界人のもたれあいの構図、いわゆる政官財のトライアングルだった。

しかし91年のバブル経済崩壊と、リクルート事件の記憶も新しい宮沢政権下でおこった、92年の佐川事件などの汚職疑惑連発で、高度経済成長期の遺物である、政官財のトライアングル・システムも限界を迎えていた。

そして93年の総選挙で、国民は自民党にお灸をすえ、永遠の与党と思われていた自民党は下野し、日本新党・新生党・社会党・さきがけなどの連立政権・細川政権が誕生した。 

これで日本は新しい時代を迎えたかに見えた。

 しかし、新生党の小沢氏と社会党(現・社民党)・さきがけの対立が表面化。 社会党は首相のイスに目がくらんで連立政権を離脱し、自民党と組んで、社会党の村山富一氏を首相とする新政権を発足させた。

これによって自民党は何の反省も無く政権与党に返り咲き、政官財の癒着は温存された。日本の改革を捨てて、自党の利益を最優先させた社会党(現・社民党)は万死に値しよう。

この村山政権は不況からの脱出にも失敗し、国債発行額はどんどん増えて日本の財政は悪化、こうして日本は”失われた十年”から脱出するチャンスを失ったのであった。

 ところが、ひとりの”変人”が、政官財のトライアングル・システムをぶっ壊そうと動き出した。 小泉純一郎氏である。

彼は郵政民営化をすすめて、日本の財政を立て直そうと主張している。

それは自民党内の族議員・郵政族と、郵政族に票を投じる支持母体・郵政省関係者の利益とは真っ向からぶつかるものだった。

むかしの自民党なら、族議員とその支持母体を守るのに必死で、自民党の痛みを伴う改革など、できなかっただろう。 

しかし小泉氏は、痛みを伴う郵政改革案を実行に移した。

だが、郵政族は「国破産しても郵政あり」とばかりに激しく抵抗し、民主党も郵政族と共に反対票を投じ、参議院で郵政民営化法案は否決された。

小泉氏は衆議院を解散して、改革のイエスかノーかを国民に問うたのが今回の選挙である。

 ところで今回の選挙で、争点が郵政民営化だけなのはおかしいという意見がある。

しかし、郵政民営化の問題は、時代遅れになった政官財の癒着トライアングルの、いわばシンボルであって、今回の選挙では、政官財のトライアングルをぶっこわすのにイエスかノーかというのが、本当の争点だといえるのではないだろうか。

 戦後20世紀の高度経済成長期は、官の影響が大きかった。その象徴と言えるものが日本国有鉄道(国鉄)である。

国鉄はどんな田舎にも鉄道サービスを提供するためにどんどん路線を伸ばしていくという、ユニバーサル・サービスの象徴だった。

しかし北海道の、人よりクマの方が多く住んでいるような地域にも列車を走らせ、100円の利益を出すために数千円のコストがかかるような赤字路線を続々と誕生させた。

赤字国鉄はいきづまり、分割民営化されJRとなった。

 21世紀の現在、政官財のトライアングルが支える、中央集権の大きな政府が、全国一律のユニバーサル・サービスを提供するようなシステムは、とうの昔に限界に来ていると思う。

外交や安全保障、通貨政策といった中央政府がやらなければならない仕事をのぞき、できるだけ地方自治体や、民間企業にまかせて、地方自治体同士あるいは民間企業同士を競争させる”分権社会”が、これからの日本に求められるシステムではないだろうか。

日本の戦国時代は、分権制度による競争社会の代表例だが、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康をはじめ、武田信玄、上杉謙信、伊達正宗、毛利元就と、キラ星のごとく優秀な人材を輩出した。 社会も経済も進歩の速かった時代である。

また徳川幕府という中央政府が行き詰まった時、日本を変えて明治維新を成し遂げたのも、坂本竜馬や大久保利通、伊藤博文といった地方が生み出した、優秀な人材だった。

これまでの全国一律の時代は、地方がみんな東京並みになる事をめざしていたが、これからは地方が、独自の魅力を活かしながら、住民によりよいサービスを提供できるよう競争するような分権社会が必要だと思う。

 以上の点を踏まえると、私には自民党のマニフェストの方がわかりやすかった。
 
民主党は自民党のマニフェストと似ているが、皆さん御存知のように、年金制度に力点を置いている。

年金の一元化のために年金目的消費税の導入を明記しており、また公務員の定員を減らすという自民党に比べ、民主党は人件費引き下げと、分権化と小さな政府への掛け声のトーンは落ちている。

民主党は、郵政民営化法案に反対票を投じ、後になって郵政改革を訴え始めたが、分権化による小さな政府への努力が足りないように感じた。

皆さんはどう感じただろうか?

自民党のマニフェスト

民主党のマニフェスト

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小泉公開処刑計画文書

ついに日本の運命を決める衆議院総選挙です。今日は投票についてハッキリ言ってしまおう!報道(世路運調査)では郵政民営化のみを訴えてる自民党が優勢らしい。決めてない人も

  • From: 無重力デモクラシー |
  • 2005/09/11(日) 03:40:43

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