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靖国神社で第二次大戦の和解式典を!

  • 2005/08/17(水) 01:00:19

 戦後60年の節目の年の8月15日が過ぎた。
今年の8月15日に靖国神社に参拝した人は、過去最高の20万5千人にも達したという。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20050816-00000001-san-soci


そこで、ふと思ったことがある。

 そっと静かに眠らせて欲しいと願う英霊の皆さんからお叱りを受けるかもしれないが、靖国神社で、日本やドイツといった旧枢軸国側とアメリカ・イギリス・オランダ・中国といった旧連合国側の現職首脳、元兵士らが一堂に会して、戦後の和解を記念するための式典が、開けないだろうかということである。

 靖国神社は、海外ではとかく歪んだイメージで報道され、世界中の多くの人に誤解を与えているように思う。

日本人であるか外国人であるかを問わず、靖国神社を批判する人は、”新しい歴史教科書”を批判する人がたいていそうであるように、実物を1回も見たことが無いのにもかかわらず、はじめから批判ありきで、感情的な決めつけ(それを差別という)による批判のための批判をしがちである。

しかし、現地に行ったことがある人なら、普通の神社とさほど変わりがないと感じるはずである。

 それは至極当然で、日本固有の宗教である神道は、軍国主義を崇拝する儀式もなければ、侵略を奨励する教典を持つわけでもないからである。

日本の神道における八百万の神々は、太陽や山、川、滝といった自然も神なら、亡くなった人や動物も神である。

多神教である神道の神々は、キリスト教やイスラム教の唯一神とは全く違い、全知全能・絶対的善の存在でもない。

 神道の神々には天津神・国津神があり、遠い昔(おそらく3~4世紀ごろの話だろうが)天皇家が日本を統一する過程でとりこまれた、統一される側の人々が崇めていた神々が国津神、それに対して天皇家やその家臣たちが崇めていた神々が天津神となったらしい。

つまり、神道は統一される側の人々の神々を、邪神として一柱残らず消去してしまい、天津神による一神教を目指すのではなく、国津神の存在を認めて取りこんでいったのである。

もちろん国津神の神々には消去されてしまったものや、その由来が改変されてしまったものもいたらしい。 しかし、すべての国津神信仰が禁止されたわけではない。

神道には邪神だから必ず抹殺すべしという思想は存在せず、よって国津神は邪神であり、それらを祭る神社はけしからんから参拝するなとか、完全に取り潰すべきだといった考え方は出てこない。

(「靖国神社に祭られている、神になったいわゆるA級戦犯は邪神だから、崇拝することは絶対許されない」とかたくなに信じる中国や韓国の人々には、理解できないようだが)

このように神道は寛大な宗教であり、複数の神の共存を許すし、この神は善か悪かといった善悪二元論からも超越しているのである。

(初詣客数・日本一の明治神宮にお正月行く人たちは、いちいち「明治天皇は正しい人か悪い人か?」と考えて参拝しているだろうか?)

 神道の専門家ではないので、こみいった神道論はボロが出ないうちにやめておく(もう出てるって?)が、ともかく靖国神社そのものを外国に公開して、なんらやましいところは無い。

ならば前述のように、靖国神社で、日本と旧連合国の現職首脳、元兵士らが一堂に会して、戦後の和解を記念するための式典を開き、それを海外のメディアに世界中に中継してもらったらどうだろうか。

 その狙いは、靖国神社のありのままの姿を見てもらって、比較的おおらかな神道という日本固有の宗教への誤解と偏見をとき、世界中の人々によく理解してもらうということがまず一点、(それには遊就館の展示も工夫が必要)

そして太平洋に浮かぶ小島ひとつを奪いあって、双方が万単位の犠牲者を出すような、悲惨な戦争を行った日本とアメリカをはじめとして、旧枢軸国側と旧連合国側が、60年前の恨みを今日思い出して、怒りと憎しみの火に油を注ぐのではなく、

恩讐を乗り越えての和解と寛容の大切さを世界にアピールすることは、紛争やテロの絶えない現代世界の全ての人々にとって、重要ではないかと考えるのが二点目である。

 各国の元首の中には、靖国神社に足を踏み入れるのは政治的リスクがあり、避けたいと考えるものもいるだろう。

しかし、あきらめずに水面下で調整を行えば、アメリカや欧州勢のいくつかの国からは参加が見こめるのではないかと思う。

イギリスの首相だったチャーチルは「戦争が終わった瞬間に、ドイツ人への憎しみは消えた」といい、独仏の和解とヨーロッパ合衆国の建設を提唱した。

欧米諸国ならば式典参加への理解を得ることが比較的たやすいのではないだろうか。

(以前、ブッシュ米大統領も靖国参拝を希望したことがあったそうだが、外務省が断ったという。世界に日米の和解と友愛をアピールする、千載一遇のチャンスをみすみすフイにするとは、外務省は愚かなことをしたものである)

 本来なら戦後60年の節目の年である今年が、式典を開く絶好のチャンスであったのだが、衆議院解散でそれどころではなくなってしまったのが、残念である。

しかし今からでも遅くは無いし、はじめは参加国が少なくても、回を重ねるごとに増えればそれでいい。まずは継続するということが大切である。

来年以降、第二次大戦の和解式典が靖国神社境内で開催できれば、日本にとっても世界にとっても利益は計り知れないと思われる。

それならば靖国神社に眠る英霊も大目にみてくれはしないだろうか。

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第12回 靖国問題にどう対処すべきか?(その1)

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  • 2005/08/19(金) 11:31:12

この記事に対するコメント

実物を直視せず、良し悪しのみを述べ合っているよりも、実際にみんなでそこに介してみれば理解してもらえるのではないか、そういう感覚ですよね。もしこれが実現できるのであれば、平和外交の礎になるかもしれません。すごくわかりやすかったです。

  • 投稿者: vollleben
  • 2005/08/17(水) 07:16:33
  • [編集]

volllebenさん

>実際にみんなでそこに介してみれば理解してもらえるのではないか、そういう感覚ですよね。

へたにかくすような事をして、世界から痛くも無い腹をさぐられるような事態を招くのは、日本にとって不幸だと思います。

でも残念ながら、これまでの外務省や政府のやり方はそんな感じでした。

このままじゃいけないですよね。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/08/17(水) 14:24:37
  • [編集]

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